10冊目の本、「人間力10倍アップの極意」本日電子書籍で出版しました!

10冊目の本、「人間力10倍アップの極意」本日電子書籍で出版しました!
昨年12月に「現代の3本の矢力 10倍アップの極意」を出版しました。
「現代の3本の矢力」とは、「思考力」、「人間力」、「健康力」の3つで、私の造語です。
「現代の3本の矢力 10倍アップの極意」は、大変評価の高い書籍で、自他共に認める最高傑作と言える書籍と思います。ただし、紙数の制限から、まだまだ書き足りない部分が多数あります。
そこで、「現代の3本の矢力」を電子書籍で補うことにしました。
読者の皆様には、気軽に読んで分で分で頂けるようなボリュームにしました。また、価格も495円とお求めやすい価格設定をしました。
今後、2年間に亘り計8作電子出版する計画です。
今回はその第1弾「人間力10倍アップの極意-本当の自分に忠実に生きる」です。
ただし、出版記念キャンペーンとして、
1日17時~4日16時59分まで無料キャンペーンとしました。
是非このキャンペーンに応募し、「人間力10倍アップの極意」を第1位にして頂けますか。ご協力よろしくお願い申し上げます。

人間力10倍アップの極意: 本当の自分に忠実に生きることであなたの人生は輝き始める! (Ichigoichie出版)
Amazon Services International, Inc.による
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B09TJNPJRH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_KS9N2KPPH2HTTM3SF0SP

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2025年3月26日 (水)

「マーキュリー通信」no.5718【知らぬが佛と知ってる佛-64「蜘蛛の糸は最強の糸!」】

NHKの科学番組サイエンスZERO(3月16日放映)で、天然素材や化学繊維ではない“未来の糸”糸を特集していました。

軽くて強い糸が未来の乗り物を進化させる!?、そんな夢の技術を紹介していました。

自然界最強クラスの糸に蜘蛛の糸があります。それを人工的な合成に成功したそうです。

「蜘蛛の糸」といえば、芥川龍之介の短編小説を思い出します。

お釈迦様が蓮の池を歩いていたとき、ふと下を見ると、多くの罪人達が地獄の中でもがき苦しんでいるのが見えました。
その中の1人にカンダタがいました。
カンダタも罪人の1人でした。ただ、ある時、蜘蛛を踏もうとしたが、命ある生き物と思い、踏まずに通り過ぎました。

そこで、お釈迦様は生前1つだけ良い行いをしたカンダタに救いの手を差し出すことにしました。そして、1本の蜘蛛の糸を下に下ろしました。
水中深くに下ろされた蜘蛛の糸がカンダタの所に届きました。

カンダタはその蜘蛛の糸をしっかりと握り、上っていきます。
途中一呼吸したとき、下を見ました。すると多くの罪人達が蜘蛛の糸をたぐって上ってきていることに気づきます。

そこでカンダタは、罪人達に向かって、
「これは俺の糸だ!おまえ達が糸をつかむと、糸が切れてしまう!」と大声を上げて叫びました。
その瞬間、蜘蛛の糸はぷつんと切れ、多くの罪人達と一緒にカンダタも地獄の底へと堕ちていきました。

それまで蜘蛛の糸の強度は比喩的に用いられており、カンダタが他の罪人も一緒に助かろうという想いなら、カンダタも一緒に助かっていたと理解していました。

しかし、現代的に解釈するなら、蜘蛛の糸は最強の糸であり、もしカンダタがそのことを知っていたら、他の罪人達が蜘蛛の糸をつかむことを認めていたかも知れませんね。

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