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2004年10月16日 (土)

「マーキュリー通信」no.3【努力の意味】

イチローがジョージ・シスラーの持つ不滅の記録1シーズン最多安打257安打を84年ぶりに破った。
この快挙は国民栄誉賞に値するが、別の意味でイチローの快挙を称えたい。
 現代において、世の中の流れが速いので、10年後20年後の事を考えて生活することが古くさく思える。
従って、その場その場に応じた生き方をする。今が楽しければよいという考え方がトレンディになってきている。
イチローの場合、小学校の頃からプロ野球の選手を目指した。そして、遊びの代わりにひたすら練習をした。
そして、プロ野球入りした。ドラフト4位で入団し、最初の2年間はあまりぱっとしなかった。
しかし、仰木監督に認められ、才能を一気に開花させた。その後も、大リーグ目指し、努力を積み重ねていった。
新記録を達成した10月2日、普段クールなイチローが「生涯で一番熱い日」と語った。
子供の頃からの努力が結実した瞬間だった。大リーガーの中では小柄なイチローだが、努力をしたからこそ、「熱い」と感じることができた。
イチローは、若者も含め、日本人全員に「努力する意味」の尊さを教えてくれた。「精神的遺産」を残してくれたイチローに拍手喝采だ。
天才イチローと一般人の自分とは関係ないと言う人もいるかもしれない。
しかし、パラリンピック水泳のスーパースター成田真由美選手の血の出る努力を見たらそんな事を言えなくなる。
成田選手は、13歳の時に脊髄炎を煩い半身不随となった。23歳の時に水泳と出会い、自分の新たな才能を発見。
そして、不断の努力が実りオリンピック行きの切符を手にする。過去3回のパラリンピックで獲得した金メダルが何と15個と驚異的な数字。
シドニーの後、彼女は薬の副作用で体重が15kg増加し、泳げる状態ではなかった。苦しくて何度も涙が出た。
しかし、彼女はあきらめなかった。アテネで世界新記録を出そうと決意。「何もしなければ何も始まらない。
大切なことは、自分の目標に向かって突き進む事。あきらめるのは簡単。いつでもできる。努力したから自分が好き」と彼女は語る。
刹那的に生きている若者に聞くと、心の底から感動は得られないそうだ。
イチロー、成田真由美選手、2人のスーパースターから努力の意味の大切さを教わった。
「今が楽しければ良い」と言う若者に人生の先輩として一言言いたい。
私の人生を変える大きな出来事として、一橋大学入学と、三井物産入社がある。
一橋大学入試合格の発表の当日、これが私の人生で一番感動した瞬間でした。
なぜなら大学受験勉強を徹底的にやり、その努力が実った瞬間だったからです。
一方、三井物産内定合格通知の電報を頂いた日は、ただ「嬉しかった」の一言です。
それは入社試験に際し、それほど努力しなかったからです。
努力の結果、報われないこともある。人生山あり谷あり。そこに努力が伴ってこそ、その喜びや悲しみが倍加され、自分の魂に刻印される。
それだからこそ、他人の喜びや悲しみ、痛みも共有でき、人間として成長できるのではないでしょうか。

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