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2004年10月21日 (木)

「マーキュリー通信」no.6第3次オイルショックの到来?

マーキュリー通信は、過去に私が名刺交換をさせて頂いた方に発信しています。
皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。
尚、重複メールの方はお許し下さい。
又、今後e-メールの不要の方はご連絡ください。メーリングリストから削除します。

「マーキュリー通信」no.6第3次オイルショックの到来?
ニューヨーク原油が取引開始以来の最高値55ドルをつけた。
グリーンスパンFRB議長は、過去の石油危機ほどの影響はないと、これ以上の原油価格上昇に歯止めをかけるべく躍起になっている。
私は、原油高に関し、別の視点で見ている。
第2次オイルショックは、今から25年前、イラン政変を引き金に起きている。
当時原油価格は、向こう10年間で倍の30ドル台になると予測されていた。
しかし、世界的不況で原油価格は低迷した。
80年代前半、三井物産は日本の鉄鋼会社と一緒にカナディアンロッキーを1山購入して、原料炭の対日輸出に成功した。
当時私はカナダのカルガリー市に駐在し、日本側窓口としてカナダ炭会社幹部との契約業務に忙殺されていた。
第1次オイルショックの時に石炭価格が高騰したのを反省材料として、
当時鉄鋼メーカーは、原料炭の長期安定供給のために、カナダ石炭会社と15年の長期契約を締結した。
価格は、基本価格にインフレで上昇した分を上乗せするという内容だった。
しかし、その後鉄鋼不況のために、この約束は反故にされ、石炭価格は毎年のように値下げを要求され、低価格を余儀なくされてきた。
数年前、石炭価格が、私がカナダ駐在時より安いことに驚き、このような状態は長く続かず、いずれそのしっぺ返しが来ると予測した。
又、他の一次産品も同様にしっぺ返しが来るとも予測した。
なぜなら低収益の資源供給を長期間続けることは経済的に難しく、生産者側は生産意欲を喪失し、
いずれ経済的埋蔵量は枯渇し、一次産品の高騰が起こると考えたからだ。
事実、最近になって金、石油、石炭他一次産品の値上げが繰り広げられた。

さて、第3次オイルショックが来るかどうかは、私は専門家でないのでそのような議論は控えたい。
しかし、日本の財政状態を考えたときに、このような外部要因が引き金となり、日本がいつ超インフレに突入するか分からない。
日本の政治社会経済システムは、いまだ発展途上国的システムから抜け出せないでいる。
官僚、政治家、企業の利権構造のくびきから抜け出せず、税金の無駄遣い、汚職の挙げ句の果て、国と地方合わせ(特殊法人の赤字も含む)
何と1000兆円の国家財政を作り出し、事実上国家破綻状態にある。
かつて誇った鉄のトライアングルは、今では時代の長物として、抵抗勢力として、日本国変革の大きな障害となっている。
年金、健保、介護保険、特殊法人等々甘い汁を吸い続けている連中がいるので、いろいろな理由を付けて、制度の存続を図ろうとする。
しかし、このような状態はとっくに限界に来ており、内部崩壊が至るところで起きている。

一般的に日本人は、インフレが長期間続くとそれが未来永劫に続くと考える。又、デフレが続くとそれがずっとそのまま続くと考える。
しかし、過去の例から、山高ければ谷深し、山の期間が長ければ、谷の期間も長い。
よって、今後は、ちょっとしたきっかけから超インフレになることもあり、そのような予測をするエコノミストも多数いる。
そして、その時に疲弊した日本の制度を崩壊させる大きな引き金となる。

それでは一般庶民はどうすればよいのか?
結論から言うと、政府は当てにできないから、「自分及び家族は自分で守る!」。これに尽きる。
では具体的には?
回答を期待する前に、「マーキュリー通信」で発信した、「努力の意味」「考える力」を吟味してください。
これらの中にそのヒントが隠されています。とにかく考えて、考えて、考え抜いてください。
そして、なによりも努力することです。さすれば自ずと答えが見つかってきます。

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