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2004年12月 9日 (木)

「マーキュリー通信」no.37【北海道の釧路沖の地震】

 現在日本各地で地震が多発しています。北海道でも地震が再度起き始めました。しかし、新潟と比べ、余りマスコミの話題に上りません。その辺に関し、釧路市出身の方の貴重な意見は、我々日本人が地震を考えるに当たり、示唆に富んだ内容ですので、是非ご一読ください。

 私は生まれてから大学進学で上京するまで釧路に住んでいました。今も両親は釧路在住です。昔から地震は頻繁にありましたので、自分自身震度4程度では全然驚きません。またこの12年の間に、釧路では震度5以上の地震が4回(5回?)起こっているのですが私は離れて暮らす両親の事は全く心配しておりません。去年の地震では、茶碗が一個割れだたけ、先月の地震も月曜日の地震も、何も物は落ちなかったんだそうです。
 釧路での被害が非常に小さい理由をご存知ですか?屋根がトタンで軽いから、だけではないんです。ここ数年はずっと暖冬ですが、 釧路の冬の寒さは大変厳しいんですね。
昔はマイナス20℃とか25℃とかになりましたよ。

 子供の頃、朝玄関先に配達された牛乳を取りに行くと牛乳が凍ってビンが破裂していたことが幾度かありました。お風呂は沸いているのに、ふたの上部は凍り付いていました。(それだけ、風呂場が寒い)それくらい寒いということは、冬場、地面は凍結して盛り上がるんです。で、春が来ると解けて地面は下がる。なので、簡易舗装の道路は、一冬で穴ぼこだらけになります。
 家も、本州と同じ基礎工事だと、凍結&解凍に耐えられないんです。あまり寒くならない札幌方面は分かりませんが、釧路の家はどんなにボロくても、基礎工事は大変しっかりしているんです。お陰で、震度5程度ではびくともしません。また、縄張り意識のない道民性もあると思うんですが、北海道の家には塀がありません。塀を作っても、一冬で倒壊してしまうので、どうしても塀を建てたければ、しっかり基礎工事をしなければならないのです。しかし、そんなにしてまで塀を建てる人はいませんから、塀の倒壊による被害、というのも、釧路ではありません。
 
 勿論、地盤の強さは市内でもばらつきがあり、特に釧路湿原付近を埋め立てて作られた住宅地では、地震の時の揺れはかなり大きいようですが、でも、基本的には震度6程度なら大丈夫だろう、って安心しています。あ、それから、地震が多いために、対策をしている家が多いというのもあるでしょうね。

それに比べると、東京は怖いです。
どんなに自分の家を頑丈にしても、そのとき自分がどこにいるかによって運命が違ってきてしまうのですから。

ところで、釧路での地震のニュースを見るたびに思うのですが、あまりにも被害が少ないと、報道する側としては不満なのでしょうかね。
何か被害はないか?と探し回り、やっと見つけたような小さな被害も大げさに扱っているのを見ると、被害が少なくて悪うございましたね(怒)!
・・・長くなりました。
住宅については、建設関係の父(出身は愛知県)から聞いたことの受け売りです(笑)
同僚に心配されるたびに、上記説明を繰り返しています。

愛知県在住の親戚たちは、地震は対岸の火事で、対策を全く取っていないようなんですがこれだけ新潟の皆さんの被害状況をテレビで見ていて、それでも何もしなかったために例えばタンスに潰されて死んでしまった場合、これはもう、自己責任に近いのでは?と思うんですが、どうでしょう。

確かに新潟県中越地震の被害についても、豪雪に耐える住宅の構造が被害を最小に食い止めた、という専門家の意見が多かったでした。

小千谷、川口というのは、長岡もそうですが、ものすごい豪雪地帯なんです。
ただ最近降雪量は年々減ってきている傾向にあります。

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