« 「マーキュリー通信」no.48【「創レポート」(12月号)ソリューション大流行時代の危険な“落とし穴”とは…?】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.50【防寒対策】 »

2004年12月28日 (火)

「マーキュリー通信」no.49【タックスイーター】

 本日の日経に、社会保険庁の職員が「監修料」名目で賄賂を受け取ったり、
業者から接待を受けた職員100名以上したと発表した。更に、調査対象とな
る職員数は2千人に達するとのことです。
 年金財源は圧倒的に不足しており、1円でも大切にしなければいけないのに、組織ぐるみの役人の倫理の欠如に今更呆れる。

 しかし、役人の汚職、無駄遣いなどこれはホンの氷山の一角に過ぎない。
 税金の無駄遣いを洗い出す会計検査院が検査した税金の不正使用、無駄遣いは2002年度で307件、400億円に上ったそうです。但し、これは同じアナの狢の役人同士の検査なので、実際の総額は、その10倍はあると見た方がよい。
 更に、これを民間企業の目で見たら、税金の悪用、誤用、乱用、不正使用そして無駄遣いは更にその数10倍の数10兆円に上ると推測される。これをタックス・イーター、即ち「税金を食い物にする輩」という意味です。尚、タックス・イーターの事例を知りたい方はインターネットで検索してみてください。但し、血圧の高い方は控えてくださいね_(._.)_

 更には、役人並びにOBの雇用確保の為に、役所の外郭団体で様々な組織や仕組みを作り、民間企業の業務に大いなる障害となっている。役所とつきあった人なら、誰でもそれを実感しているはずです。

 例えば、私の場合、法務局によく行きます。会社設立の際には、定款作成が必須です。最寄りの法務局で、定款の内容をチェック受けますが、役人用語を定款に使い、役人に理解できる表現にしないと定款が受理されません。この手間賃が3万円です。これなども、チェックポイントの形式基準だけ決めて、役所の担当官の恣意が入らないように業務を簡素化すれば、10分の1程度の料金で程度で済みます。
 次に、類似商号のチェックも法務局の仕事ですが、これもインターネットでチェックすれば事足れりですが、膨大な資料の中から申請者がいちいち事前にチェックしなければなりません。

 そして、定款認証は、公証人役場の仕事です。しかし、チェックするのは、「てにをは」程度で、民間サイドからみたら、無用の長物ですが、この縄張り手数料は5万円程度で、やくざより悪質です。
 このように役人とつきあうとその非効率さと、無駄に腹が立ち、時間がかかり、お金がかかります。これが日本全体で大変な無駄になっています。
 
 さて、来年度からいよいよ増税基調が鮮明になってきました。消費税も2007年度を目処に値上げをたくらんでいるようです。

 但し、その前に役人の無駄を排除すべきです。公務員に年間35兆円も給与を支払っているそうです。仮にこの1割でもカットすれば、増税の必要など全くありません。政府は、公務員数を5年間で1割削減を計画しているそうです。今後、団塊の世代が大量に定年退職していきます。1割削減とは、現状維持と同じ意味です。政府が、痛みを伴わずにそのつけを国民に押しつけるのは、江戸時代の悪代官さながらで、一揆が起きないのが不思議なくらいです。

 私は、総合商社に長年勤務していましたが、総合商社の粗利益率は2%弱です。この平均2%の粗利益をあげるために、必死に努力をします。現在の消費税率は5%ですが、政府は国家権力でいとも簡単に吸い上げます。政府は、民間のこの血のにじむ努力を少しは理解すべきと考えます。
 そのことを理解せずに、自らが痛みを感じないままに無節操に国民負担をこのまま強いていった場合に、国内でもテロや暴動がいずれ起きるかもしれません。その時、国民は、テロや暴動は歓迎しませんが、内心拍手喝采。「その時歴史が動いた」事になるかもしれませんね。

|

« 「マーキュリー通信」no.48【「創レポート」(12月号)ソリューション大流行時代の危険な“落とし穴”とは…?】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.50【防寒対策】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.49【タックスイーター】:

« 「マーキュリー通信」no.48【「創レポート」(12月号)ソリューション大流行時代の危険な“落とし穴”とは…?】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.50【防寒対策】 »