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2005年2月22日 (火)

「マーキュリー通信」no.70【京都議定書発効】

地球温暖化ガスの排出削減を先進各国に義務づける京都議定書が2月16日に発効した。二酸化炭素排出では米国、中国の2大大国が非加盟の片肺飛行だが、地球環境保護に向けて、小さな第1歩を切った。
 二酸化炭素等温暖化ガスの削減量の目標を、日本は2003年比14%削減としている。政府は環境税を課すなどして、二酸化炭素の削減をもくろんでいる。

 しかし、国民生活を見た場合に、高度成長後の豊かな日本の社会においてやることがたくさんある。
 例えば、過暖房、過冷房があげられる。過暖房、過冷房は健康にも良くない。外気との温度差が大きいと、特に心臓に負担がかかり、高齢者などには心筋梗塞のリスクがつきまとう。又、自律神経失調の素となり、体温調整ができない人が増えている。

 私の場合、自宅では、20℃で室温を設定している。反対に夏は26~27℃にして、外気との差を縮めている。慣れればこれで何ともありません。又、就寝の時は、タイマーを設定し、起床時より1時間程度早めにタイマーが作動するようにしています。
 一方、事務所では冬は精々22℃程度、夏も25~26℃程度にしており、これで特に問題ありません。冬の場合、事務所内ではカーデガンを羽織れば、これでOKです。これ以上室温を高くすると、却ってのぼせて、事務の効率が落ちます。

 第1次オイルショックの昭和48年頃、当時の通産省がノータイ、開襟シャツを推奨しましたが、業界の猛反対に遭い、撤回したことがあります。
 毎年ヒートアイランド現象がきつくなり、沖縄より暑い東京では、昔に返りノータイ、ノースーツ運動を政府が推奨したらよいと思います。

 昨年の夏、特別の場合を除き、私は殆どスーツを着ないで、ノータイで過ごしました。取引先でも、そのような人を多く見かけました。着るものも環境を考慮した時代になってきたようです。

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