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2005年3月 9日 (水)

「マーキュリー通信」no.77「DOCOMOもPHS事業から撤退」

 アステル、DDIポケットに続きDOCOMOもPHS事業から撤退を表明した。
 PHSは、当初は家庭のコードレス電話を外出の際にも使えるようにするという考えがあった。しかし、事業開始時には、携帯電話の廉価版としてしたため、どうしても安物の携帯電話というイメージがついてしまった。

 20年近く前、香港に出張した際、香港では日本より一足お先に携帯電話が普及していました。携帯電話は、当時ビジネスマンのステータスシンボルでした。携帯電話を持つ余裕のない人は、PHSに似たCT2という簡易の携帯電話を使っていました。
 競争により携帯電話の料金が値下げされれば、早晩PHSは携帯電話に太刀打ちできないことは容易に推測できます。

 それを危惧した私は、PHS事業に関しては、三井物産?鰹?報産業部門の中では否定派でした。
 もしPHS事業をコードレス電話のを外出用としてスタートしていたなら、日本の携帯電話事情はかなり変わっていたと思います。このPHSの戦略的ポジショニングを誤ったのがPHSの悲劇でした。

 一方、固定電話事業は今後光ファイバーが普及していくにつれ縮小の方向にいくでしょう。NTTが1月末に光電話というIP電話事業をスタートしました。我が家も最近加入しました。現在の電話番号を変えずに、基本料金は月々950円です。電話の加入権も不要です。

 英国ブリティッシュテレコムが、先日今後固定電話の代わりに、今後はIP電話に順次きり変えていく旨発表しました。
 日本も今後テレビもデジタル放送時代を迎え、通信の放送の垣根がだんだんと無くなり、デジタル時代の進展に伴い、いずれIP電話が主流となる時代になっていくでしょう。その時には、個人の生活自体もがらりと変わっていくことが推測されます。そんな世界が数年後に待っています。

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