« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »

2005年4月

2005年4月30日 (土)

「マーキュリー通信」no.99【反日デモを巡る日中の報道姿勢】

 反日デモは、日中両首相の政治的妥協によりようやく収まってきました。
 さて、日本のマスコミを通じて知る反日デモは、中国全土で反日デモが起こり、日中関係は危機的な状況に陥っているようなイメージを受ける。現地中国人への「日本製品を買いたいと思いますか?」というインタビューでも、「日本製品を当面は買いたくない」という回答のみにスポットライトをあてている。

 一方、中国出張者の話を聞くと、反日デモのニュースはマスコミを通じて殆ど流れてこない。報道管制がしかれているようで、一般市民は殆ど知らないし、話題にも上らないそうです。出張中の日本人が、中国人レストランに入る際に、韓国人のふりをして入ろうとしたが、「それは取り越し苦労に終わった」との笑い話もあるそうです。未だに報道管制を敷かれ、言論の自由がない中国は哀れです。

 これまで中国政府は、人民の不満をそらせるために意図的に反日政策をとってきた。それが「靖国参拝問題」だったり「教科書問題」だったりしてきたわけです。今回もその延長線上だったけれど、余りにも炎が燃えすぎてしまったようです。
 在日中国人に聞いてみると、上記2つの問題に対して関心は低く、政治的な道具といった方が実態に合っているようです。これは我々日本人にとってもそんなに関心のある問題でなく、日中の政治カードと言えます。

 一方、日本の報道姿勢をみると、報道価値があるとみるや集中豪雨的に各社一斉に報道合戦を展開する。その結果、あたかもその事実が全てのような錯覚を日本国民に与えてしまう。報道の際には、反日デモ以外の現地情報を伝えるべきなのですが、目立つ部分のみを報道することがマスコミの性で、この性癖を治すのは困難でしょうか。
 日中関係は貿易面において今や切っても切れない関係となっている。中国はかつて「世界の工場」と言われたが、高度成長で中国人も所得が上がり、現在は中国の「巨大市場」を目指して、各国が熾烈な市場争奪戦を展開している。
 中国人の本音は、「反日デモ」より品質の良い「日本製品」、そして日本は中国の「お得意様」、つまり「花より団子」と言えそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月27日 (水)

「マーキュリー通信」no.98【激動時代の新しい経営キーワードは…“うまく”やるより“長く”やる!】

 銀座と四日市に事務所を構える公認会計士・税理士 伊藤 隆氏の「創レポート」はいつも大変参考になります。
 今月のキーワードは、“うまく”やるより“長く”やる! お好み焼き屋の事例を引き合いにして、非常に分かりやすく考えさせられます。経営者のみならず、営業の方にも貴重な「考える情報源」です。是非味読してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月25日 (月)

「マーキュリー通信」no.97【ズバリ、予想通りの巨人の戦いぶりと戦績】

 昨夜も巨人は首位中日に負けて、これで4連敗、勝ち負けの差が今季最大の5となり再び最下位に転落した。
 「マーキュリー通信」no.87では、開幕戦の巨人の戦いぶりを観て、今季の巨人戦を予想しましたが、残念ながら100%当たってしまいました。私自身大の巨人ファンなので、本来この予想が当たって欲しくなかったのです。しかし、巨人が負け続けても不思議と悔しさが沸かないのです。こんなこと今まで無かったことです。これは、同じ巨人ファンに聞いても同じような答えが返ってきます。
 つまり、現在の巨人戦をつまらなくさせたのは、長年に亘るファン不在の場当たり的なスカウト、つまり一番必要なリリーフエースを獲得せず、毎年4番打者獲得してきたそのツケが回り、さすがの紳士的な巨人ファンを愛想を尽かしたと言えるでしょう。

 そして、視聴率は最低を更新し続け、球場は空席が目立つようになり、ダフ屋が東京ドームの周りからいなくなるのもそう遠い日のことではないでしょう。選手として峠を越えた清原と守備の人キャプラーを使い続ける堀内監督の采配にも大きな疑問です。そのデメリットが巨人打線の不振の原因に繋がっていることは、素人の私が言わなくても分かり切っていることです。
 そしてリリーフエースとして獲得したミセリを解雇したことは、スカウトの能力の問題です。しかし、監督采配に疑問のある堀内監督の続投を決め、毎年リリーフエースを獲得できないだめなスカウトを採用し続けることは、経営の問題です。

 一方、楽天も予想通り戦力不足で負け続け、敗戦数の新記録を更新するかという話題まで上ってきました。弱い楽天にファンも愛想をつかし、観客数は激減です。これは、プロ野球全体の経営の問題です。

 いずれにしろ、巨人1球団のみにおんぶにだっこの球界体質が露呈したわけです。\n\n しかし、プロ野球問題は、何もプロ野球だけに止まらず、昨今のライブドアとフジテレビの戦いを観ても、旧来の経営を続ける旧人類の経営者に新鋭企業が挑戦状をたたきつけた図式となっています。今後、プロ野球だけに止まらず、このようなことが様々な分野で予測されます。それが日本改革の繋がっていくことと思います。でなければ面白くないです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月23日 (土)

「マーキュリー通信」no.96【NTTドコモデータ流出】

 NTTドコモの契約社員が同社顧客リスト約25千件を流出させた事件が報じられた。なぜ個人情報の流出が後を絶たないのだろうか?
 日経ビジネス(2月28日号)に、ヤフーBBの顧客情報660万件を流出させた首謀者(ハッカーネーム黒川かえる)による「事件の全容を語る」ショッキングな記事が記載されていた。個人情報が流出されるまでのヤフーBBのセキュリティ対策は全く杜撰で、ヤフーBBの個人情報へのアクセスが、外部のインターネットカフェ等から易々と侵入できていたという恐るべき事実が露呈した。

 4月1日に個人情報保護法が施行され、今後企業の情報セキュリティ対策は強化されていくことでしょう。しかし、情報漏洩を撲滅することは不可能と観た方がよい。各企業は不況対策として、正社員を減らし、ひたすら非正社員の比率を上げてきた。その結果、人件費比率の低下と、流動費化の促進により、企業収益は回復してきた。一方で、終身雇用制度は崩壊し、企業に対する忠誠心が薄れてきた。
 リストラで辞めた社員は、その企業にどういう思いを抱くか?必ずしも円満退職をした社員ばかりとは限らない。中には恨みを持つ社員も当然出てくる。それでは、正社員だけで固めた企業に関する情報セキュリティ対策は万全でしょうか?

 私は、もう1つ大きな落とし穴があると観ています。それは、昨今の日本人の精神的荒廃です。「マーキュリー通信」では、ここ3回続けて精神的荒廃を取り上げています。これはたまたま重なっただけのことなのです。前回も、今回も、実は違うテーマで「マーキュリー通信」を発信する予定でしたが、たまたま朝日新聞の武富士取材料事件やNTTドコモの情報漏洩事件が発覚しために、急遽テーマを変えて「マーキュリー通信」を書きました。

 マクロで観るなら、日本社会全体の精神的荒廃、ミクロで観るなら家庭の崩壊、企業内においてはテクノストレスから来る精神障害等、これらが複雑に絡み合い、精神的荒廃が社会、企業内、家庭内で進行しつつあります。これらの病理を根本的に取り除かない限り、日本及び日本人全体を襲う精神的荒廃を防ぐことは困難と考えています。
 根本的病理を取り除く為に、「心の教育」が今ほど重要視されることはありません。昨今ゆとり教育の弊害として、子供の学力低下が問題となっています。しかし、「心の教育」は、学力低下以上に重要な問題であることに早く日本人全体が気付いて欲しいと思います。
 そして、いずれ日本最大規模の情報流出、「住民基本台帳」の大量個人データが流出するという大事件が日本人を震撼させることが、そう遠くない時期に訪れることを私は予測しておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月21日 (木)

「マーキュリー通信」no.95【朝日新聞、武富士に編集協力費5千万円返済】

 朝日新聞社が週刊朝日の連載企画に対する「編集協力費」として消費者金融最大手武富士から5千万円の提供を受けていたという記事が日経に載っていた。
 日経では、メディアに厳しい倫理観が必要と主張していたが、私はもう1つの重要な側面を提起したい。 最近の日本人の精神的荒廃の原因の1つにポルノの解禁と消費者金融問題がある。
 本来、消費者金融は、昔の質屋の代わりのビジネスであり、生活上どうしても行き詰まった人の救済措置としての役割はもっている。しかしながら、これが過剰になってくると、巷に氾濫する商品、ブランド品欲しさに高利の消費者金融についつい手を出してしまう人が多数出てる。これらの人は、なかなか自分を律することができず、又、精神的にも弱く、後の返済のことを考えずに、消費者金融に手を出してしまう。
 消費者金融は、以前はサラ金といわれ、サラ金から借りること自体罪意識をもっていた。そして、やくざを使った過酷な取り立て等今でもその問題は解決していない。にも関わらず、消費者金融がテレビCMにも大手を振って登場している。各社のCMは、サラ金の悪いイメージを払拭するイメージアップ広告が主流。

 一方、駅前の一等地は今や消費者金融に占拠されてしまった。本来裏街道でひっそりと営業すべきサラ金が大手を振って一番目立つところで広告塔を出している国が一体どこにあるのだろう。これは日本の国辱だ。政府は、こういうところを厳しく取り締まるべきところを、それを助長するかのような光景が日常茶飯事となってしまった。
 このような過剰露出とイメージアップ作戦により、消費者金融会社の利益は今や大手都銀をもしのいでしまった。その反面、自己破産者が年々増加の一途をたどり累計で100万人を超える異常事態となり、大きな社会問題化している。自己破産者数の推移 1998年 10.3万人 1999年 12.2万人 2000年 13.9万人 昨年は 16万人 今年は昨年の40%以上も増加している。
 更に呆れるのは、このように社会問題化しているにもかかわらず、大手都市銀行が次々と消費者金融との資本提携を開始したことだ。 バブル期に過剰融資で批判を浴びた銀行各行は、今度は見境無くサラ金に走り出した。儲かれば何をやっても良いのか?一体バンカーとしての誇りはどこへ行ってしまったのか。

 話を朝日新聞の武富士からの編集協力費に戻ります。
 朝日新聞には、2つの罪が発生します。1つは、日経が指摘するように、本来広告として掲載すべきところを、そうでなく記事として掲載したら、読者はそちらの方を信用してしまう。つまり、武富士のイメージアップ作戦に一役買ったということ。
 2つ目は、社会的悪を助長するようなビジネスには協力しないという新聞社本来の使命感の欠如。朝日新聞始めマスコミ各紙は、ポルノ雑誌の広告を平気で掲載している。この辺も新聞社の倫理観の欠如といえる。以前、マスコミの人にポルノ雑誌の広告をなぜ止めないのか聞いたところ、「言論、表現の自由があるので」と奥歯に物が挟まっているような言い方で応えていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月18日 (月)

「マーキュリー通信」no.94【精神的荒廃は亡国への道】

 先日の経営者の異業種交流会で、日本カウンセラー学院水村和司理事長のプレゼンテーションはまさに衝撃的でした。

 日本人の離婚率が98年には25~26%だったのが、04年には10%以上増加し、36~37%にも上昇したそうです。更に、家庭内別居が30%もあり、実に3分の2の家庭で家庭崩壊しているという恐ろしい事実を知りました。これは性体験の低年齢化、20代前半の女性の不倫経験率が5割にも上るという恐ろしい事実も影響しているといえる。
 こうなると子供への影響も大きいし、子供が大人になったときにトラウマとして残り、アダルトチルドレン等の問題を引き起こす可能性が大きくなる。

 一方、晩婚化、非婚化が問題になっているが、離婚率の高さと家庭内崩壊の情報を耳にした若者達の晩婚化、非婚化は更に加速化していく恐れがある。厚労省が、年金基金の算定の基礎に、合計出生率を採用しており、日本の出生率は今後回復していると超楽観視しているが、合計出生率自体意味をなさなくなってくる。現在東京では1を割っており、日本全体の合計出生率が1を割るのも時間の問題といえる。そして、年金問題など、役人の小手先の対応では、最早立ち行かず、崩壊のスピードは更に早まっていく予感がする。
 このような状況、状態が推移していくと、人口面でも国家衰退が加速化していく。更に恐ろしいのは、精神的荒廃です。一国が衰退していくときに、一番恐ろしいのは、戦争や経済恐慌より精神的荒廃です。精神的荒廃により国が滅んでいったケースは、過去の歴史を見れば枚挙にいとまがない。

 戦後、日本は米国の良いところも悪いところもまねをしてきた。離婚率の高さや、行きすぎた男女平等。。ある男女共学の中学校では、「男女平等なので、修学旅行では男女同じ部屋で寝るべし」との意見が先生達の間にまことしやかに議論がなされているそうです。又、「男女同じズボンを履くべし」との意見をいう学校の先生もいるとのことで、教師の世間知らずもここまで来たのかと呆れるばかりです。
 今後、「心の教育」が重要となってきます。「心の教育」を正しく行うことで、離婚や家庭内崩壊等様々な家庭問題を解決する切り札になっていきます。

 一方、現在日本全国にうつ病患者が潜在患者も含め1000万人以上いるともいわれています。企業では、うつ病も含めた社員のメンタルヘルスが重要な従業員対策となってきました。毎年自殺者が3万人以上いますが、半数以上はうつ病が原因しているといわれています。自殺者、うつ病患者を減らす意味でも、今後、メンタルヘルス産業は重要かつ巨大産業となってくる。
 本年1月より縁あって、メンタルヘルスとカウンセラーを養成する日本カウンセラー学院の顧問に就任しました。私も、微力ながらメンタルヘルス分野に貢献し、自殺患者、うつ病患者、そして精神的荒廃を救う一端を担えたらと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月16日 (土)

[マーキュリー通信]no.93【蓄積の効果】

 「マーキュリー通信」には多数の読者から感想、ご意見を頂き感謝しております。その中で、「実に多方面に亘る話題を取り上げていることに感心する」という感想を沢山頂いています。

 21年前、カナダから帰国したときに、三井物産?鰍フ情報産業部門に異動が決まっていた私は、心に決意したことがあります。
 それまでは、鉄鋼部門にいた私は、狭い世界の中で深い人間関係を必要とされていました。しかし、情報産業部門では、社内外にアンテナを張り巡らし、自分自身の五感で情報をキャッチして、自らの感度、感性をアップしようと考えました。
 その為に、NHKで放映されていた朝食会(火曜会)の幹事に電話をして、その朝食会に参加しました。それから多数の方から様々な異業種交流会に誘われました。過去二〇年以上に亘り、数十の異業種交流会に参加しました。そして、自らも異業種交流会を主催してきました。
 異業種交流会に参加することで、会社以外で実に多数の異文化の人、異なった考え方の人との出会いがあります。そして、多種多様多岐に亘る情報が入ります。最初は断片的な情報が、だんだん頭の中で情報のネットワーキングが起こってきます。そして、頭から身体へと五感で情報がキャッチできるようになってきます。あれから二〇年以上が経過し、私の脳の情報ファイルには様々なジャンルの情報が格納されています。

 一方、私自身三井物産?鰍ナは、開発会計からスタートし、国内営業、貿易、研修員、カナダ駐在、システムコーディネーター、子会社設立、出向等10ヶ所の職場で10の異なった仕事を経験することで、いろいろな立場、角度からものを見る習慣が付きました。三井物産という大組織の中では、それぞれの部署で固有の考え方、文化があります。鉄鋼部門の中でも、国内営業と石炭部では全く文化が異なります。更には、出向すると、出向先では、三井物産と全く異なった文化と接します。

 又、オフビジネスで様々なジャンルの書籍を読むことで、知識の補充も行っています。年間最低100冊は読むようにしています。

 このような習慣が、知識と経験の蓄積効果をもたらしています。
 日常様々なニュース、情報、出来事に出逢います。そして、私の脳の引き出しに格納されている情報とリンクすることで、「マーキュリー通信」ができあがります。
「マーキュリー通信」の題材は、日々どんどん貯まり、既に1年分以上のストックが貯まっています。

 今後も引き続き「マーキュリー通信」のご支援をよろしくお願い申し上げますm(__)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月13日 (水)

「マーキュリー通信」no.92【憲法改正!?】

 日経の世論調査で、「改憲すべき」と回答した人が54%に対し、「現行のままでよい」は29%と回答。10年前、両者は拮抗していたけれど、時の経過と共に改憲派が増加しています。戦後60年経ち未だに改憲論議をしているのが実に不思議に思います。60年間も経てば、諸外国では、現状に合わせ頻繁に憲法を変更しています。しかも、現行憲法は、米国が創った借り物で、当時のGHQマッカーサー元帥が、秘書に指示して短期間に創らせた即席憲法です。
 米国の意図は、日本の将来に対し?@軍事力を持たせない?A財閥の経済支配をさせない?B宗教を日陰に追いやることで日本の精神力の骨抜き、この3つを画策したものであることは識者の間では常識的なことです。
 こういう米国の思惑の下に創られた憲法なのに、いまだにありがたがっている人がいて、改憲の話を打ち出すと、「あいつは右翼だ」という早合点をする思考力停止の人もいまだに存在します。

 しかし、終戦直後1950年の朝鮮戦争勃発で米国の思惑、特に?@と?Aは吹き飛んでしまいました。つまり、米ソ対立の冷戦構造のスタートです。
 本来改憲論議は冷戦時代に行うべきだったのですが、現行憲法は、時の為政者に都合の良い形で解釈され、米国の思惑の変更に合わせ、日本政府は柔軟に詭弁を弄しながら、米国追随外交という方針の下に戦後政治が繰り広げられてきました。

 現行憲法と現状を比べても憲法違反は多数存在します。
まず第1は、自衛隊という軍隊の存在
第2は、政教分離と明確に謳っているのに、政教一体の政党の存在
国会議員の定数の地域間の著しい格差
長期間に亘るゼロ金利政策:これは財産権の侵害で違憲状態です。
花粉症:国民の健康に重大な影響を与えるので違憲状態です。
自由のはき違え:例えば、過度のヘアヌード露出による青少年への害毒の垂れ流し。「ヘアヌード解禁を取り締まるべき」とマスコミ人に話すと、「憲法で保証された言論の自由に抵触する」との消極的なコメントが返ってきます。自由には責任が伴うことを理解しないのには驚きます。

 終戦直後に出来た現行憲法は、焦土と化したどん底日本の時代に創られた。しかし、現在は世界第2位の経済大国です。
 世界第2位の経済大国日本という現実を直視すべきです。そこにはおのずと国際的な責任と役割が異なってきます。

 新宿中央公園に住むホームレス(即ち60年前の日本の状態)を襲う人は殆どいないが、現在の豊かな日本に対し、何らかの対価を潜在的にも顕在的にも要求しようと思っている諸外国は多数存在します。
 平和の理念は重要です。しかし、60年前と現在とでは、日本自身も、そして国際的にも変わっていることに気付くべきです。そして、60年前との最大の相違は「環境問題」と「個人のプライバシーの問題」、そして「心の問題」です。過去60年間で快適な生活は得られた。しかし、失われたものも大きい。その最大のものが「心の問題」です。精神的荒廃、倫理観の欠如、宗教心の欠如、思いやりの欠如、豊かな社会特有のハングリー精神の欠如、ニートのような昔では考えられない若者の存在。
 上記諸問題を取り入れながら、現行憲法の問題点を充分議論を尽くし、その上で、日本人の手作りによる、日本人の魂の入った新しい憲法を創って欲しいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月11日 (月)

「マーキュリー通信」no.91【世界最小の総合商社的経営論6「仏の心と鬼の心」】

 世界最小の総合商社的経営論6で、経営の根底には愛が必要の旨説きました。社員がいかに活き活きと働けるか、これは「活かす愛」ともいえます。
 しかし、いろいろな社員に接してきて、このような「仏の心」だけでは通じない人も結構います。

 昨年、旅行代理店の社長を長年務めたT氏(58歳)を縁故で採用しました。T氏は不景気で代理店を畳んだ後不遇を託っていました。当社に来る前は、鉄工所の作業員として、重い鋼材を運搬する重労働で、年配のT氏には過酷な労働でした。当社に採用されたとき、T氏は、自分の一番得意な営業ができると大変喜び、張り切っていました。
 私も、T氏の営業マンの才覚に期待していました。しかし、T氏の営業実績は全く上がりません。T氏に、Bフレッツ営業でトップセールスマンである上司のやり方をまねるように再三アドバイスしました。しかし、T氏より20歳も年下の部長のやり方を、営業マン一筋でやってきた彼のプライドが許さず、あくまでも自己流を貫き通そうとします。実績が上がらないまま2ヶ月が過ぎ、他の若手営業マンとの差が開く一方です。そして、とうとう3ヶ月目に自信喪失に陥り、1週間無断欠勤してしまいました。
 この時点で、T氏との業務委託を打ち切るべきでしたが、温情でT氏を営業から営業サポートに回しました。しかし、営業失格の烙印を押されたT氏は、営業サポートに身が入りません。周りからも浮いてしまい、職場の雰囲気が悪くなってきたので、心を鬼にしてT氏には辞めて頂きました。

 当社の場合、本人が当社で働く意欲と役割がある限り、定年はありません。しかし、年配者の場合、自らのプライドを捨てることがなかなか難しいようです。傍から見れば捨ててもいいようなプライドなのですが、本人には分かりません。若い人のアドバイスを素直に聞けば、本人も楽になり、その分スキルや能力が上がり、営業成績が上がるのですが、これがなかなか難しいようです。
 又、若い人に対し、「俺の方が年長者で偉いのだ」という態度を知らず知らずに取ってしまう人がやはり多いです。若い人から見れば、「そんなの関係ないよ」と思うわけで、その辺のギャップに気付かない人が多いのも事実です。先日も、親子ほども違う上司と怒鳴りあいの喧嘩をしてしまって、自ら「辞める!」と啖呵を切って辞めていった年配社員もいました。

 一方、昨年、NTTに28年勤務した別のT氏がハローワークの紹介で当社を訪ねてきました。履歴書を見ると、私と同じ55歳なのですが、どうみても60代半ばにしか見えません。直ぐに採用を断ると、フルコミッションでも良いから是非営業として働かせて欲しいと懇願するので、渋々OKを出しました。
 しかし、このT氏、本人がいつも口癖のように「自分の頭はさび付いている」と言っているように、本当に頭がさび付いてしまっていて、理解力が殆どありません。営業能力は皆無で、これでは収入がとれないので、家庭用生ごみ消滅機のモニター募集テレホンアポインターの仕事をさせました。
 すると資料請求の了解を予想以上に取り付けるので嬉しい誤算と喜んでいました。しかし、資料請求の後のフォローアップをしても、モニターをOKする人が一人もいません。おかしいと思ってフォローアップの電話を入れると、「お宅は結構と言ったのに、又しつこく電話をしてきてけしからん」「いいです、って断ったのに、又電話をしてきた」とクレームの嵐でした。
 T氏は、「結構です」「いいです」をOKと勘違いして、資料を送ったことが分かりました。T氏は、NTTをリストラで退職後、離婚しました。その後、事業で騙されて全財産を失い、当社に来る前は一文無しの状態でした。T氏には何とか力になってあげようといろいろな仕事をさせようとしましたが、頭がさび付いていて何をやってもミスばかりで、周りの足を引っ張り続ける状態でした。
 私からは、何度も草むしりや、皿洗いの単純労働で日銭を稼ぎ、生計を立てるようにアドバイスをしましたが、本人は営業ができると思いこんでいるので困りものです。その内、社員に小銭の無心が目立つようになったので、私の方から当座のお金を渡し辞めて頂きました。当社のような小さな会社では、周りの足を引っ張るような社員を給料を支払う余裕はないので、このような社員を切る場合には、心を鬼にせざるを得ません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 8日 (金)

「マーキュリー通信」no.90【今日はお釈迦様のご生誕の日】

 本日4月8日はお釈迦様のご生誕の日です。このお釈迦様のご生誕を機に宗教に関し考えてみました。

 戦後60年が経ちました。日本は奇跡的な復興を遂げ、世界第2位の経済大国になり、ホームレスや野良猫が糖尿病になる豊かな社会となりました。しかし、その反面失ったものもかなりあります。その1つに精神面、心の問題があります。
 戦後日本の統治に当たった米国GHQは、戦前の日本に戻らないように、3つの骨抜きを画策しました。即ち、?@軍事力?A経済力?B精神的支柱としての宗教この3つの骨抜きがベースとなり、戦後の日本国憲法ができあがりました。あれから60年、多少の紆余曲折はあるものの、日本はほぼ米国の思い通りの路線を歩んでいます。

 今回のマーキュリー通信では、?Bの日本人の精神的支柱としての宗教の骨抜きについて考えてみたいと思います。
 戦後60年、米国の軍事力の庇護の下に日本は奇跡的な経済成長を遂げました。反面精神的荒廃は目を覆うものがあります。経済的豊かさの反面、ハングリー精神は失われ、ニートと呼ばれる働かない若者まで数十万人も出現しました。精神的荒廃は、どんな経済不況よりも怖いことを日本人としてもっと認識すべきです。
 日本人は戦前の神風特攻隊、現人神天皇陛下の強制崇拝の反動、トラウマとして戦後一貫して宗教を避けてきました。宗教を真正面から取り組むことに抵抗を感じ、宗教は形式なものとなり、宗教を冠婚葬祭の場に押し込めてきました。そして日本人は宗教音痴となりました。宗教を軽視してきたそのつけが今様々な面に現れてきています。先日取り上げたオウム教の問題などは、まさに宗教音痴が露呈した典型例でした。

 さて、戦後60年を機に、日本人の精神的支柱である仏教をもう一度再評価してみたらいかがでしょうか。そして、仏教を学ぶだけで、現在現れている諸問題を解決する糸口になると思います。
 お釈迦様は8万4千の法を説いたとされます。これは、身分、教養、性別、状況等に応じ様々な対機説法を説いた結果と思われます。お釈迦様の教えの一端を理解し、実践するだけでも人生が変わってきます。
 人生の目的とは、魂を磨き、人格の向上を図ることです。そして、良い行いをたくさんした人は死後天国に還り、悪いことをした人は地獄に堕ちます。そして、人間は何度も何度もこの世とあの世を行ったり来たり転生輪廻を繰り返しています。

 天国は、大変居心地の良いところで、気のあった仲間が暮らしています。衣食住、睡眠の心配もいりません。但し、これでは居心地が良すぎて、魂の向上が余り図れません。従って、魂の向上を図るために、時々この世に降りてきます。
 この世では、人生産まれてから「生老病死」という4つの苦しみを経験します。
 更には、怨憎会苦(オンゾウエク):嫌な人と会う苦しみ、愛別離苦(愛している人と別れる苦しみ)、求不得苦(グフトック):求めても手に入らない苦しみ、五陰盛苦(ゴオンジョウク):五感煩悩が燃えさかる苦しみ。これを四苦八苦といいます。
 いずれも自己中心で、自分よかれと思う心の煩悩により様々な苦しみを作ります。

 しかし、別の見方をすれば、四苦八苦は、その人の魂を向上するための問題集とも言えます。四苦八苦を克服するために、釈迦は八正道を説きました。正見(正しい見解)、正思(正しい考え)、正語(正しい言葉)、正業(正しい行為)、正命(正しい生活)、正精進(正しい精進)、正念(正しい精神の集中)、正定(正しく定にはいる)の8つの反省を通じ、四苦八苦から逃れることが出来ます。
 八正道の教えの中に五戒があります。
(1)不殺生(フセッショウ):「人を殺すな」という意味ですが、これを徹底するだけで、殺人事件が減ります。
(2)不偸盗(フチュウトウ):「盗みを働くな」という意味ですが、万引き、強盗、ピッキング等が減ってきます。
(3)不邪淫(フジャイン):「淫らな性的関係を結ぶな」という意味ですが、この教えが徹底されれば、不倫が減り、現代の男女の乱れた交際が減少し、離婚も減ってきます。\n以上3点が八正道の正業に当たります。
(4)不妄語(フモウゴ):「嘘をつくな」という意味ですが、これを徹底すれば、役人、政治家、大義名分の多いビジネスの嘘が減ります。これは正語に当たりす。
(5)不飲酒(フオンジュ):アル中が減り、賭け事にのめり込んだりする人が減少します。これは正命です。

 私の子供の頃は、上記五戒が少ない社会でしたが、最近はこの五戒をしっかりと学んで欲しい人が、政治家、官僚、経営者を始め、世の中にごまんと存在し、この五戒を徹底するだけで世の中が良くなってくると思います。
 25年前、三井物産?鰍フカナダに赴任する前の研修で、現地で「信仰している宗教は何か?」と聞かれたら、「仏教」と応えるように人事部から指導されました。外国では、信仰する宗教によってその人の人格を判断します。日本人は、人前で平気で、「無神論、無宗教」と応えてしまう人が、教養の高い人でもいます。もし外国で、「無神論、無宗教」と応えたら、その人は、「獣並の人間」と警戒されることを危惧してそのようなアドバイスを受けました。
 日本は、一応仏教国になっています。しかし、イエス・キリストの誕生日を日本国民全員が知っているのに、不思議なことにお釈迦様の誕生日を知っている人は殆どいません。これも不思議なことです。

 本日のお釈迦様の誕生日を機に、日本国民としてお釈迦様のご生誕を祝い、4月8日を仏教を学ぶ日とするようマスコミが啓蒙運動を起こして欲しいと思います。そのことで、精神的荒廃が多少なりとも回復することを筆者として期待します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 7日 (木)

「マーキュリー通信」no.89【豊かなのはだれ?】

 今回は、岩手県八幡平でルーデンス農場を経営する梶本夫妻の「風だより」をご紹介します。
 私もルーデンス農場を訪れたことがありますが、ここに住むとものの見方、価値観が違ってきます。かつて、カナディアンロッキーの近くに住んでいた私としては、この辺の感覚、価値観がぴんと来ます。

 高度成長を経て、日本人の生活は大変便利になりましたが、失ったものもたくさんあります。今回のエッセイは、そんな私たちの失ったものを考えさせられる良い材料と思います。
 又、ルーデンス農場では、昔たまごを作っていますが、安心して食べられる美味な卵です。是非、一度ご賞味ください。
ご注文はHPhttp://ludens.mydns.jp/

 世界最小の総合商社(有)マーキュリー物産  最小から最勝へ 
 代表取締役 チーフ・リスナー 菅谷信雄風だより NO 365 (2005年4 月3 日)

☆ 。*・。★・゜・。☆・゜*・。♪♪。★゜*☆♪。★゜*☆

4月に入っても雪が降ったりしていたのですが、今朝の雨とその後の晴天で雪が一気\nになくなりました。時がくればやはり季節は巡ってくるのですね。\n融けだした雪の下からは昨年植えたパンジーや、ビオラそしてたくさんのチューリップが顔を出しました。 お変わりございませんか。

 3月31日に小岩井農場より鶏の雛(ボリスブラウン)102羽を導入しました。1年ぶりの導入でありまた朝夕の寒さがまだ残っている時期でもあるので、気を使います。雛の時期の寒さはその後の生育にもかかわるということを聞いたので、1坪ほどのコタツを作り寒い時はそこで暖まれ、夜はその中で眠れるようにしました。また、寝る時は群れる習性があるので導入初日は特に気を使います。群れの下になっ\nた雛は押しつぶされて窒息死することがあるのです。案の定導入したその夜は群れて寝ていました。そこで1羽づつコタツの中に移動してゆっくりと寝れるようにしてやりました。コタツの中は豆電球もつけてあるので明るく安心して眠れるのです。2日目からは自分から入るようになりました。えらい!!餌も配合飼料から、発酵飼料に変わり徐々に農場の環境になれてきました。9月にはかわいい卵を産んでくれるかなあ。

 3月30日私の加入している産直組合で講演会を行いました。その時にいただいた資料の中からちょっと参考までに。

 「豊かなのはだれ?」
ある日、大変お金持ちの家の父親が、息子を田舎に連れて行きました。息子に、人々が実際にどれほど貧しくなれるものかを見せようと思ったのです。父親と息子は、田舎の大変に貧しい農家で数日間過ごしました。田舎から戻る道中、父親は息子に「どうだった?」と尋ねました。
「とってもよかったよ、お父さん」
「人々がどんなに貧しくなれるものか、わかったかい?」父親が聞きました。
「そうだね」と息子は答えました。
「おまえはこの旅で何がわかったんだい?」父親が聞きます。息子は、こう答えました。
「僕達の家には犬が1匹しかいないけど、あの農家には4匹いたよ」
「僕達の家には、庭の真中までのプールがあるけど、彼らにはどこまでも続く川があ\nるんだね」
「僕達は、輸入したランタンを庭に下げているけど、彼らには、夜、星があるんだね」
「僕達の家の中庭は玄関までだけど、彼らには地平線がいっぱいあるんだね」
「僕達は、小さな地面に住んでいるけど、彼らの住んでいるところは見えないぐらい遠くまで広がっているんだね。」
「僕達には、僕達に奉仕する召使がいるけど、彼らは他の人々に奉仕しているんだね。」
「僕達は自分達の食べ物を買うけど、彼らは自分達の食べ物を育てているんだね。」
「僕達の家のぐるりには、僕達を守るための壁があるけど、彼らには守ってくれる友達がいるんだね。」
息子の返事に、父親は言葉を失いました。そして、息子はこういいました。
「お父さん、僕達がどんなに貧しいのかを見せてくれてありがとう」
私たち全員が、「もっとほしい、もっとほしい」といらいらするのではなく、与えられたものの恵みに感謝するようになったら…・? とおもいませんか。
毎日毎日、私たちに与えられるものすべてを喜びたいですね。特に友達を。
それじゃ、またね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

応援をいただいてありがとう!農場作りを一緒に楽しんでもらえたら幸いです。もし御迷惑ならお知らせ下さい。すぐに配信を止めます。お知り合いへの転送は歓迎いたします。

梶本範生・敦子
adress    〒 028-7305  岩手県岩手郡松尾村松尾5-814-1
Tel/Fax    0195-74-3357
IP電話   050-3041-6891
E-mail     ludens_farm@yahoo.co.jp
HP         http://ludens.mydns.jp/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 4日 (月)

「マーキュリー通信」no.88【タイムスリップ】

 新3種の神器の1つであるDVDレコーダーの値下がりは激しく、販売台数は大きく伸びても企業側では余り利益とならないようです。現在韓国製のDVDレコーダー(再生のみ)が、ビックカメラで何と4980円で販売されています。業務用として2台購入しましたが、機能的に何ら問題はありません。

 DVDレコーダーの値下がりに合わせ、我が家の台数は増え、最近3台目のDVDレコーダーとして、VHSとDVDをダビングできる機種を購入しました。ソニー製でHDを内蔵していないため、42,800円と手ごろな価格でした。\n\n 購入動機は、古いビデオテープが劣化しない内にダビングしておこうと思ったからです。そこで、まず結婚披露宴の時のビデオをDVDにダビングしました。私の結婚式は25年前ですから、当時ビデオはなく、8ミリ映写機からビデオに移し、更に今回DVDへとダビングしました。かなり品質は劣化していますが、もちろん観賞に堪え得ます。ところで、私も勘違いしていたのですが、DVDにダビングしたからといって、永久にもつわけでなく、10年毎にダビングした方がよいそうです。これはCDにも当てはまるそうです。

 さて、25年前の結婚披露宴をダビングしながら、25年前にタイムスリップしました。そこに登場する人たちは、当然現在より25歳若く、皆さん若いなあと感じました。同時に25年の時の重さと、自分の人生を俯瞰したときに、いろいろな人とのかかわりの中で生きていることを実感しました。
 現在の自分があるのも、ここに登場した人たちのお陰であることを改めて感じ、感謝の気持ちが新たに沸いてきました。そして、人間は一人では生きることが出来ない。人という文字は、2つの字が支え合ってできています。もし、人生に貸借対照表があるなら、結婚するまでの自分は、貸し方(負債の部)が圧倒的に多かった。そして、結婚してから、これまでの人生で受けてきた恩に対し、恩返し、即ち、貸借対照表の借り方(資産の部)をいかに増やしていくことが重要ではないかと思います。
 そして、自分があの世に戻るときに、資産の部がどれだけ残せたか、つまり純資産=自己資本の部分がどれだけ築けたか、良い人生を送れたかの目安となるではないかと思います。その時は、多くの人に恩返しが出来たことになり、死出への旅立ちの際に、「心からああいい人生を送ることが出来た」と心から思えることではないでしょうか。

 古いビデオテープのダビングから、タイムスリップという思わぬ方向に進みました。こういうときでないと、昔のビデオを見るときなどないですから、結構お勧めですよ (^y^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月 2日 (土)

「マーキュリー通信」no.87「プロ野球開幕:懲りない旧人類の経営者達」

 昨日4月1日はセリーグもプロ野球開幕となりました。
 私は長嶋茂雄氏が昭和33年に巨人軍に入団以来の巨人ファンです。しかし、最近の巨人戦はどうも面白味に欠けています。特に松井が大リーグに移って以来、精神的支柱が無くなり、以前ほど巨人戦を見てもエキサイトしなくなりました。
 長嶋監督以来、本来「speed & charge」の野球を目指してきたはずなのですが、現実にはそれと逆のことを毎年やってきています。毎年4番打者ばかり集め、大味な試合が目立ちます。毎年やるべきことは、抑えのエースを獲得することなのですが、今年もその課題を解決することなく開幕に臨みました。昨年までのつぎはぎ補強のつぎはぎを取っただけでした。そして、その不安が見事的中したのが、昨夜の開幕試合でした。開幕戦だけで、今年の全てを占うわけにはいきませんが、毎年この不安が的中してしまうのが辛いです。
 又、人気を出すために、清原を4番に据えましたが、彼は既に峠を越えた選手、余り期待できません。そして、彼がブレーキとなって、打線にまで影響し、投打の歯車が噛み合わず、チームが調子の波に乗れず、このスタートのつまずきが、ペナントレースの最後の段階にずしりと影響を及ぼしそうな気がします。

 一方、新球団楽天イーグルスですが、予想通りの成績で、もし近鉄のエース岩隈が移籍していなかったら更に空恐ろしい事態になっていたことでしょう。
 今年は、プロ野球改革元年といわれていますが、これはマスコミが作り上げた活字だけの絵空事で、実態は殆ど変わっていないようです。本気で改革するなら、新球団楽天イーグルスの戦力アップに協力していたはずです。オリックスと近鉄が合併するときに、希望選手は楽天にいけるようにしたり、各チームの楽天への移籍希望選手は最低1名は楽天にいけるような制度を作れば、戦力均衡が図れ、もっと野球が面白くなったはずです。楽天は、今後も負け続け、だんだん見向きもされなくなってしまうのではないかと心配しています。そうなることは分かっているのに、先を読みながら手を打てないところに、この旧態依然とした球団経営者の頭の固さを憂えます。そして、今年のストーグリーグの問題として、常敗軍団楽天の対応が話題となり、これまた問題先送りで翌シーズンに持ち越されること大と見ています。そんな私の杞憂が当たらないことを祈っています(;-;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »