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2005年5月 9日 (月)

「マーキュリー通信」no.102【プロ野球セ・パ交流試合開始】

 今年のプロ野球改革の目玉としてセ・パ交流試合が先週末スタートし、今後1ヶ月半続きます。先週末3連戦の結果は、パ・リーグの10勝7敗でした。
 ドラフトの逆指名制度、フリーエージェント制度以降セ・リーグの金持ち球団巨人、阪神にパ・リーグの高年俸の一流選手がどんどん移籍し、その結果、日本シリーズでも毎年セ・リーグがパを圧倒し、日本シリーズを制してきました。今や実力もセ・リーグの時代となりました。 しかし、先週末のセ・パ交流試合の結果は、パ・リーグ優勢の情勢です。お金がなければ、ないなりに工夫して、選手の育成に努力するわけです。又、競争の中から選手ははい上がろうとします。

 一方、巨人のように他球団の一流選手を毎年採用し続けると、「高額年俸の選手はそれなりに実力があるのだ、だからできるだけ使って元を取ろう」という気持ちが働きます。しかし、ここがくせ者で、FAの結果、選手の年俸は高騰し、年俸と実力の極端な乖離が出てきて、今や高額年俸の選手=好成績が出せる一流選手という図式は余り成り立たなくなりました。
 一方でFAに載らない若手選手の年俸は低く抑えられ、若手で伸び盛りの選手のやる気を殺ぎ、若手選手の活躍の場を奪い、せっかく獲得した有望選手が毎年辞めたり、他球団に移っていくことになります。巨人はこの愚行を毎年繰り返しています。

 一昨日、昨夜と2日連続楽天-巨人戦の中継を観ました。一昨日大差で負けていても、ファンは途中で帰らず最後まで楽天を応援していました。楽天ファンはふがいない球団に罵声を浴びせるような下品な行為はせず、温かく応援しています。
  昨夜は、エース岩隈が頑張り一矢報いました。その時の楽天ファンのフィーバー、感激ぶりに胸を打たれました。楽天ファンの喜び方に一種のさわやかさを覚えました。巨人ファンの私でさえ、楽天の勝利に、熱烈なファンに対し拍手を送りました。これぞプロ野球の原点と感じました。

 残念ながら巨人の優勝は今年もないでしょう。いずれ、球団史上最悪の堀内監督を解任し、監督の首をすげ替えることになるでしょう。開幕初戦の巨人の戦いぶりを観て、今年の巨人軍はだめだとファンに思わせてしまうほどお粗末な巨人軍首脳と堀内監督。今年は落ちるところまで落ちて、巨人ファンの声を真摯に耳を傾け、猛反省して、来年立ち直って欲しい。
 その際、常勝巨人軍の呪縛から解き放たれて欲しい。今年の楽天を見よ!お金のない広島カープの選手育成策、戦い方を見よ!巨人生え抜きの選手を基本とし、ウィークポイントを他球団からの選手補強で賄うという球団経営の基本に立ち帰って欲しい。間違えても、又来年他球団から4番打者を取る愚行だけは止めて欲しい。必要なのは、抑えの守護神とメジャーリーグ入りを希望している上原の後釜の確保。ここさえしっかり押さえれば、投手陣には逸材がそろっており、歯車が回転し出す。そして、打者にも好影響を与える。チームの一体感が出てきて、歯車が噛み合い、好循環となってくる。
  こういう基本的な経営の原点に立ち帰れば、巨人軍は強くなり、野球人気も回復してくると思います。

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