« 「マーキュリー通信」no.105【免許証の更新手続きのスピード大幅にアップ】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.107【紫外線から身体を守る】 »

2005年5月18日 (水)

「マーキュリー通信」no.106【エコノミスト森木亮先生『2008年IMF占領』出版祝賀会に参加して】

 本日、出版記念講演も兼ねた森木亮先生の出版記念パーティに参加しました。森木先生の講演は、その名の通り森(マクロ)と木(ミクロ)の両方から明快且つ痛快な切り口で物事の問題を明らかにされるので、毎回多くの学びを頂いて帰ってきます。

 日本国の財政は99年に「財政爆発指数」が初めて100を突破し、101となり破産過程に突入した。その間、小渕~小泉内閣で国の財務内容は一向に改善されず、破滅の道をひたすら突き進んでいる。
 現在、マスコミでは、国の債務は774兆円に膨らんでいると報道されている。しかし、これは間違いで、現実には、国の債務は888兆円、これに地方の債務205兆円を足し、これから国と地方の重複分34兆円を差し引くと1059兆円という恐ろしい数字になる。

 更に、年金の隠れ債務として約900兆円を足すと、国の債務は2000兆円近い天文学的数字に膨れあがる。\n\n 国の財政状態は、企業で言うなら債務超過が6年も続き、明らかに倒産状態となる。難破船タイタニック号に喩えるなら、船内に水が滲入し、多数の人が不安視し始めた状態といえる。そして、一気に沈没する時期は2008年、その時、先ほどの「財政爆発指数」が311、即ち利払い費+隠れ借金+借換債の合計を税収で割った数字が3.11倍になることが確実視される。
 そして、その時日本はIMFの手により破産処理を通告され、その手続きに入ると森木先生は予測する。\n その時の日本国の経済状態は、ハイパーインフレとなり物価の高騰、そして政府は、新旧勘定分離による借金棒引きを実施するだろう。

 さて、IMFが介入したらどういうことになるのか?
(1)公務員数の30%削減及び給料の30%カット。ボーナスは全てカット
(2)公務員の退職金の100%カット
(3)年金の一律30%カット
(4)国債の利払いの5~10年の停止
(5)消費税を5%から20%に引き上げ
(6)課税最低限を年収100万円にまで引き下げ

 上記諸施策は極めてショッキングな政策だが、非常時下では現実味を帯びてくる。まさに太平の眠りを覚ます蒸気船であり、日本にとっては米国に対し太平洋戦争の敗戦に続き2度目の無条件降伏となる。なぜならIMFは米国が牛耳っているわけだから。そして、戦後60年間で築き上げた各種利権構造が木っ端微塵に粉砕されるときとなる。
 さて、森木先生は、最後に、「日本国は確実に破産するが、破滅ではない!」と愛情を持って力説する。

 日本は過去2回国家破産したが、いずれも奇跡的に立ち直ってきた。そして、3回目の破産となる2008年以降、日本は再びフェニックスのように奇跡の復活を遂げるであろうと締めくくっています。
 森木先生は、単なる評論家ではなく、財務省に多数の人脈を持ち、森木先生を囲んで大蔵省~財務省の現役・OBに対し談話会を四半期に一度開催して、財政危機を訴え、警告し続けている。

 本日の出版記念パーティには、福井日銀総裁、大蔵省元主計局長も参加していた。更には、堺屋太一氏、海老沢NHK前会長、早大学長、パリーグ会長、太田沖縄元県知事、藤井丙午民主党幹部他多彩な人脈を擁し、その影響力を伺わせる。
 日本の国家破産は避けられないでしょう。しかし、破産状態から立ち直り新しい日本国を再構築して欲しいと思います。この続きは、森木亮著「2008年IMF占領」(光文社刊1000円)を是非読んでください。力作です。

|

« 「マーキュリー通信」no.105【免許証の更新手続きのスピード大幅にアップ】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.107【紫外線から身体を守る】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.106【エコノミスト森木亮先生『2008年IMF占領』出版祝賀会に参加して】:

« 「マーキュリー通信」no.105【免許証の更新手続きのスピード大幅にアップ】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.107【紫外線から身体を守る】 »