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2005年6月23日 (木)

「マーキュリー通信」no.120【アナグマ商法からの脱出】

 私が住む北大塚界隈の商店街でもシャッターを下ろす店が相次いでいます。ブティックから安売りの八百屋に鞍替えしたお店も敢えなく閉店。昨年倒産した地元の食品スーパー、マイフレンドの店を買収したチェーン店全日食に買い取られた。

 閉店する店の共通点は、自分の店から一歩も出ようとしないことです。まさに穴から出ようとしないアナグマの如きです。閉店した八百屋は百円野菜を売ろうとしたけれど、これが間違いの元です。薄利で戦っても、品揃えが少ないから、客が余り寄りつかない。同じような価格で売っている店は他にもたくさんあるから、客には魅力がない。たまに客と目線があっても、挨拶すらできない商店主が多い。
 お客への挨拶は商売のイロハですが、これができない町の商店主が意外と多いのには驚きます。八百屋の前の食料品店の店主などいつも苦虫をかみつぶしたような顔をしている。私と目線が会ってもいつも目線を背ける。この食料品店にお客が入っているのを見たことがないけれど、これも頷ける。

 高齢社会になって、町には沢山の高齢者が住んでいます。ちょっと視点を変えて、この高齢者をターゲットにした商売をやったらどんなにか繁盛することでしょう。
 食料品店や八百屋、米屋なら重い食料品やかさばるものなら配達してあげたらよい。電気店なら、蛍光灯の付け替え作業や、調子の悪い家電製品をチェックしてあげるのも良い。

 最近は悪徳商法が流行り、高齢者が良く騙される。そのような悪徳商法の相談に乗ってあげて高齢者を守ることで信頼関係を気付いていく。又、高齢者の話し相手になって上げることも大事だ。
 高齢者に気に入られたら、その他多種多様多岐に亘る商品を取り扱える。訪問販売が非常にしづらい世の中になり、町の商店主が自ら訪問販売業というコンセプトに切り替えたら商圏がぐっと広がり商売繁盛間違いなし。

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