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2005年8月21日 (日)

「マーキュリー通信」no.161 人生の新発見ー6【人生で傷つきたくない症候群】

 日本全体が豊かになってきて、貧しい時代には考えられないような現象が随所に現れています。フリーターやニートもその1つといえるでしょう。彼等が、正式に就職したくない理由の1つに、職場の人間関係で悩み、傷つきたくないことも一因と考えられます。

 確かにその気持ちはよく理解できます。
 私だって大学生の頃、フリーター的人生を送っていました。1年の内、半分は休みでした。アルバイトで貯めたお金で、よく旅に出ました。1、2泊程度の旅行なら、仲の良い友達と一緒に出かけるのは楽しいです。 しかし、長期間の旅なら、自分の気の向くままの一人旅の方が好きでした。テントとシュラフを持って良く旅に出かけました。貧乏旅行でした。シュラフにくるまってよく野宿もしました。 旅先で感じたこと、日常生活で傷ついたことを詩に表し、ギター片手に自作自演の歌を歌い、シンガーソングライターを気取っていたときもありました。そして、こんな気ままな人生を永遠に送りたいという気持ちもどこかに持っていました。 「マーキュリー通信」no.156「本当の自分の発見」でご説明した通り、「本当の自分」は、極めて「純粋な魂」の持ち主で非常に傷つきやすい一面も持っています。

 しかし、もし大学生時代のようなフリーター的人生をそのまま送っていたら、今頃後悔の人生だったと思います。 私自身も、30数年間社会人として生きてきて、この魂の純粋なるが故に大いに傷つき、悩んできました。しかし、その度毎に、成長もしてきました。そして、現在その成長の喜びを感じることができます。心の面でも、多少は有段者になった気持ちです。

 豊かな社会の落とし子、数十万人もいるといわれるニートの諸君、君達は既に人生の初期段階で傷ついてきた。それだけでも君達が充分に心優しい人間であることが証明されたのだ。 社会に出れば、実に様々な性格の人種と出逢う。その中には、性格的に弱い人も沢山いる。その優しい心は、そういう弱い性格の人たちを十分理解できることでしょう。そして、彼等の気持ちを理解し、うまくリードしてあげたらよい。それだけでも人生の有段者になれる資格があるといえる。
 時には、不誠実な人、厚かましい人、理不尽な人等との出会いで、大いに傷つくことがあるでしょう。その時は、傷ついたらよい。大いに悩むがよい。悩んだ後に、成長している自分を発見するでしょう。神様は、その人の実力以上の試練を決して与えないから大丈夫ですよ。

 人生は、重々無尽、いろいろな人と接することで、自分が磨かれ、成長できる。人生はそういうものです。自分の苦しみが真に理解できるようになると、同悲同苦、他人の苦しみも理解できるようになってくる。そして、その時、精神的にも一段と成長している自分に気付き、魂の喜びを感じるようになる。その時、「生きてて良かった!」と感じます。
下記「北海旅情」は昭和45年に北海道を一人旅したときに作詞作曲した曲で、一番気に入っている曲です。17日間で食費、宿泊費、交通費総額21千円の貧乏旅行でした。

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