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2005年9月

2005年9月30日 (金)

「マーキュリー通信」no.198 【○「創レポート」(9月号)売れないのは“伝えて”いないから…?】

 四日市市と銀座に事務所を構える公認会計士伊藤隆先生の「創レポート」は毎月経営者にも、営業マンにも具体的に応用が利く情報です。 今月も「 売れないのは“伝えて”いないから…?」というテーマも、実に具体的で分かりやすい内容です。 優秀な営業マンとそうでない営業マンの差は、コミュニケーション能力、この「伝える能力」にあるとつくづく感じます。そして、このコミュニケーション能力が人間関係を構築し、信頼関係を築き、営業成績を上げていくことになります。 今月の「創レポート」も是非じっくり味わい、日頃の経営活動、営業活動に役立ててください。
 尚、過去の「創レポート」をご希望の方は、同社ホームページから見ることができます。
  売れないのは“伝えて”いないから…?   売上拡大が行き詰まる意外な理由
☆☆☆ 経営管理の視点から ☆☆☆
◆本レポートの内容◆
【1】せっかく“紹介”したのに失敗? …………………1
【2】届いたのは“値段表”だけだって…?…………… 2
【3】顧客の“知りたい欲求”軽視は非常に危険!……3
【4】“伝える”かどうかが業績を左右する時代 ………4
【5】必要なのは“説明資料”の完備だった…!………5

----- 中小零細企業の存続とその未来のために ----- 
【公認会計士・税理士 伊藤 隆】
東京本部 03-3538-5798
会計工場 0593-52-0855
URL http://www.cpa-itoh.com

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2005年9月29日 (木)

「マーキュリー通信」no.197 【今年の巨人軍】

 今夜、いつものふがいない戦いであっさり阪神に負け、地元甲子園での胴上げを許してしまった巨人軍。阪神ファンにとっては、宿敵巨人を地元甲子園で破り最高の舞台でした。一方、巨人はいやっというほど屈辱を味わった。
 今年の巨人は、こうなることを私は開幕戦の戦いぶりを見て、4月2日「マーキュリー通信」で予想しましたが、巨人ファンの私としては残念ながらそうなって欲しくないと思いつつものの見事当たってしまいました。

 巨人軍の敗北は、驕れる者の結末、戦略やビジョンの欠落、そして堀内監督というだめ監督を使ったツケが一気に吹き出した感じです。 私のような素人の予想が開幕戦を見ただけで当たってしまうくらい、今の巨人軍の経営者はお粗末であることを認識すべきです。
 ファンを魅了するような野球、それは本来のビジョン「スピード&チャージ」という原点に回帰し、チーム作りをしていくべきです。 これまでの巨人のやってきたことは、ビジョンと全く反対の、各チームの4番打者、大砲ばかり集め、大味な野球ばかりやってきた。本来「スピード&チャージ」を担うべき将来有望な若手をせっかくドラフトで獲得しても、他球団からトレードで獲得し、その芽を摘み、中途半端なまま他球団に移籍させるという愚挙を過去繰り返してきた。

 阪神、ロッテ、ソフトバンク等を見ていると、しっかりとチーム作りができ、その結果が出て、ファン層も拡大している。うらやましい限りです。目先の勝利にのみこだわらず、ファンをわくわくさせるような面白い野球をやって欲しい。矢野、亀井、三浦、鈴木、岩館他せっかく活きの良い若手が出てきたのだから、日替わりメニューでも良いから、若手に出場のチャンスを与えて、活き活きはつらつとした若い巨人の戦いぶりをファンに見せて欲しい。
 後2~3年は優勝できなくても、面白い野球を魅せてくれるなら、ファンはついてくる。最悪なのはこれまでのような大砲、4番打者ばかり集めた淡泊な打線を再び引きずること。来年西武からカブレラを獲得する情報があるけれど、余り歓迎しません。巨人軍改革の為には、戦犯中の戦犯、巨人軍のドン、ナベツネが去らねば巨人軍は良くならない。このような前世紀の妖怪が居座るようでは、真の巨人軍改革はできないと危惧します。

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2005年9月28日 (水)

「マーキュリー通信」no.196 【こんなものいらない!「国勢調査」】

 5年毎の国勢調査が、今年も10月1日に総務省の主導下で実施される。我が家にも調査用紙が届いていました。
 調査項目は住民票の内容+「住居の種類、広さ」「最近1週間の労働時間、勤務地、勤務先、勤務先の事業内容等」でした。つまり、国勢調査の調査項目は、「住民票」+「労働省、税務署の把握項目」でした。

 又、住民票と違い、国勢調査はあくまでも「調査協力」であり、義務でないので、その調査内容に信頼性は余りおけない。又、記名式で、昨今個人情報保護の問題もあり、性格に情報提供したくない人も多いはずです。又、義務と認識していないので、回収率もそれほど期待できない。
 住民票制度が義務化され、その制度はかなり高いのに、なぜわざわざ膨大な国費をかけてやる意味がない。どうしても調査したいなら、自治体と税務署と厚労省が協力すればよい。 しかし、これを調査して、発表しても、膨大な国費をかけた割には、活用する道は少なく、役所の自己満足に過ぎない。

 マスコミは、是非こういう無駄な恒例行事は廃止すべき旨主張すべきです。又、小泉新内閣では、長年惰性でやっている官制のこのような無駄をどんどん廃止していってほしい。次回、小泉首相の英断で、2010年の国勢調査は是非やめてほしい。
 国勢調査記入用紙の空白に、「税金の無駄遣いが糾弾されている昨今、長年惰性で行われている国勢調査のような無駄遣いは是非止めてください」と赤字で記入しました。趣旨に賛同してくれる方は、同様に記入しませんか?

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2005年9月27日 (火)

「マーキュリー通信」no.195 【第8の習慣】

  スティーブン・コビー著「7つの習慣」は全世界で1500万部の大ベストセラー書となり、日本でも96年に発売され、ビジネス書として100万部も売れる空前の大ベストセラー書となりました。

 「7つの習慣」とは、
第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣 目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
第4の習慣 WinーWinを考える
第5の習慣 相乗効果を発揮する
第6の習慣 理解してから理解される
第7の習慣 刃を研ぐ

の7つですが、私自身も普段のビジネス活動に取り入れ、習慣化しています。
さて、今回新たに「第8の習慣」として、キングベアー出版(2625円)から550ページに及ぶ大作として新たに出版されました。

 「第8の習慣」とは何か?
 それは、「7つの習慣」の前提となるもっと根元的なものです。ボイス(内面の声)を指します。
 私が、 boblog「マーキュリー通信」で、仏教の基本、八正道の研修を受け、9回シリーズで「人生の新発見」(8月16日からの boblog「マーキュリー通信」参照)を書きました。その中で、何度も「本当の自分に出会う、本当の自分の発見」ということを記述しました。

 本当の自分とは、他人に誇れる自分の長所です。つまり、ボイス(内面の声)とは、「本当の自分」から発せられるMission Statement(使命感)のことです。そして、そのボイス(内面の声)に基づき、人生のビジョンを掲げ、そこに向かって突き進んでいくから情熱がほとばしってくるわけです。
 因みに、英語では情熱のことを"enthusiasm""passion"と言いますが、いずれもその情熱は神の理想実現に向かって発せられていくものです。つまり、本来「本当の自分」とは、「勇気」「希望」「愛」「優しさ」「社会貢献」「進歩」「調和」等々神の性格の一部を有しており、各自がそれぞれ本当の自分、に気づき、神の理想実現に向かっていくこと。ボイス(内面の声)は神の念いに合致しています。
 そうでないもの、たとえば「復讐」「恨み」「執着」「憎しみ」等々こういったものがボイス(内面の声)としてでてきたら、それは神の声でなく、悪魔のささやきです。そして、「この「第8の習慣」、ボイス(内面の声)をベースとして、7つの習慣を活用していけば、真の人生の成功者になれる」とコビー博士は力説しています。

 7つの習慣の中に、信頼関係の構築がありますが、信頼関係は時間短縮、時間を効率的に仕える「最大の財産」となります。半年ほど前から、千円のがちゃがちゃのベンディングで、T社と取引を開始しましたが、毎回500万円前後の前金を支払っていただいています。請求書を発行すると、毎回2~3日以内に銀行振込んでいただけます。
 当社のような中小企業に500万円もの前金をお支払いいただけるのは、私に対し信頼を頂いているからであり、私はT社の信頼に応えるべく、誠心誠意対応しています。そして、T社との信頼関係は更に深まるという好循環になっています。
 信頼関係により、電話1本で振り込んで頂いております。本当にありがたいことと常々T社には感謝しております。

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2005年9月26日 (月)

「マーキュリー通信」no.194 【努力の天才「野口みずき、ベルリン・マラソンで優勝!」】

 昨年のアテネ五輪のマラソンで優勝した野口みずき選手が、昨日のベルリン・マラソンでは予告通り渋井陽子選手の日本最高記録を30秒も上回る2時間19分11秒の記録で優勝した。第2位の選手を8分も引き離してのぶっちぎりの優勝でした。この記録は、アジア最高記録(世界第3位)でもあり、惜しむらくはレース時の気温が20度近く、マラソン選手にとっては過酷なレースだったので、もし平年並の10度程度の気温だったら、2時間17分台の世界第2位の記録も取れたこと間違いないです。

 因みに世界最高記録は、昨年アテネ五輪で途中リタイアしたイギリスのらドクリフ選手の2時間15分台で、次は是非世界記録に挑戦してほしい。野口選手が藤田監督の下に弟子入りしたときには、6選手中5番目の成績で、それほど期待されなかったそうです。野口選手の身長は僅か150cmの小柄の為、余り期待されないのも無理はない。
 しかし、それを持ち前の努力でカバーした。ベルリン・マラソンの前2ヶ月間、毎日40km走り、合計2400km走ったそうです。野口選手の名せりふ、「走った距離は自分をだまさない」。雨の日も、風の日もただひたむきに走り続けた。本番は練習の延長戦なのだ。だから普段着通りの走りをできれば、必然と優勝できることになる。
 今回一番の敵は、暑さ、そして誰も競争相手がいない孤独な自分との戦い。40km過ぎてのラスト・スパートは明らかに苦しそうでした。優勝インタビューの時も、その辛い心情を打ち明けていました。野口選手は、恩師藤田監督に最高の誕生日プレゼントをあげたいという「思い」と「熱意」でひたすら記録にこだわり、その思いを遂げることができました。

 野口選手の努力には頭が下がります。ただ、体も小さく、それほど目立たない選手がスーパースターになれたのは、努力をひたむきに続けたからです。努力を続ける天才といえます。野口選手は、今年初め膝に異常を感じたそうです。その時は、練習をストップし、そのリハビリにただひたすら集中したそうです。そして、膝が治ったら、再び練習に集中しました。

 「努力の継続」、「集中力」、「自分の体を無理せずコントロールする能力」。そして、「思い」と「熱意」の部分。野口選手の場合、イチローやゴジラ松井のように我々が全く手の届かない存在でなく、我々も野口選手と同じようなことをやれば、夢が叶うことを教えてくれました。そんな勇気を与えてくれた野口みずき選手に感謝。そして拍手喝采です。

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2005年9月25日 (日)

「マーキュリー通信」no.193 世界最小の総合商社的経営論9【さんづけで呼ぶ】

 国会の首班指名で、小泉首相のことを「小泉純一郎君」と「君づけ」で呼んでいました。昔は、「君」=「君(きみ)」は、君主からとったもので、相手を呼ぶ際の敬語として使われ、その名残がまだ国会でも使われています。

 しかし、その後「君」の地位は落ち、今では男性が年下の男性に対し主に使われ、時々年下の女性に「君付け」で呼ぶ人もいます。関口宏などはその典型です。
 最近では、特に若い女性が年下の男性を「君付け」で呼ぶケースをよく耳にします。大学生までは、同級生、又は下級生の男子生徒に女生徒が「君付け」で呼ぶことはよくありました。しかし、男女同権が普及したせいなのかこれも時代の流れなのでしょうか。
 相手を呼ぶ際に、「君付け」「さんづけ」「呼び捨て」「ニックネーム」「肩書き」で呼ぶ等状況に応じいろいろとあります。呼び方は、相手との人間関係によって当然違ってきます。

 日本人は、えてして自分との年齢において年功の差をつけたがる人が結構います。自分より年下と分かると、すぐに「君付け」に切り替える人も多々います。
 しかし、これはビジネスの世界では気をつけた方がよいと思います。ホリエモンことライブドア堀江社長が、楽天三木谷社長から「君付け」されたと憤慨していました。両社長の仲は余りよいとは聞いていませんが、こういう相手の呼び方の基本的なところで人間関係がぎくしゃくすることもよくあります。

 脳力開発で有名なO氏と時々異業種交流会で出会いますが、その時「よおー、菅谷君、元気かい!」などと尊大ぶった態度で接してきます。私は、「はい」と一言言って、O氏を避け、他の人との会話に移ります。
 O氏のことを知る人は、O氏の尊大な態度を敬遠し、「O先生」とは呼ばず、皆「さんづけ」で呼びます。O氏の場合、講義で話す内容はすばらしいのですが、O氏の現実の言動とは殆ど一致しないので、私も含め「O先生」と皆さん呼びたくないようです。

 さて、私の場合、いちいちそんなことに気を遣うのは煩わしいので、異業種交流会、ビジネスを問わず基本的には「さんづけ」で相手のことを呼びます。又、「さんづけ」と呼ぶことで、年齢に関係なく相手に対する敬意を持ち続けることにもなります。年下の人を「君付け」で呼ぶとどうしても「自分偉し」とのイメージを相手に与え、「自分中心」の人間関係を相手と作ってしまいます。

 そして、マーキュリー物産でも全員を「さんづけ」で呼びます。私と親子関係の年の差のある20代の社員にも「さんづけ」で呼びます。当社の場合、年下の上司の場合などざらにあるので、もし年上の部下が、年下の上司を「君付け」で呼だらおかしいし、指揮命令系統に乱れが生じてきます。「さんづけ」で呼びづらければ、「役職」で呼ぶよう指導しています。
 又、私が全員分け隔てなく「さんづけ」で呼ぶことで、社内に「さんづけ」で呼ぶ風潮ができています。

 一方、私に対し社員は、「社長」と呼んでいます。これは、仕事をする組織の一員という意識付けを明確にしておくためです。特に若い人で、その辺の理解がしっかりできていない人も多いので、「社長」のことも友達感覚で接する若い人も出てくるので、けじめをつける意味でそうしています。

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2005年9月24日 (土)

「マーキュリー通信」no.192【ほめる!知恵、叱る!知恵】

 「頭の体操」でブームを起こした多湖輝千葉大名誉教授の「ほめる!知恵」、「叱る!知恵」(海竜社 各1470円)読みました。

 「マーキュリー通信」no.188【ドロシー・ロー・ノルトの子供が育つ魔法の言葉】で、本書は経営者にも参考になる旨述べました。「ほめる!知恵」、「叱る!知恵」も母親向けの児童教育書であると同時に経営、人材育成にも大変参考になります。

 「ほめる」ことと「叱る」こと、この両方をいかにバランスよくしながら人材育成していくことは経営の極意です。「ほめ方」にもいろいろなほめ方があります。「勇気を与えるほめ方」「自信を与えるほめ方」「能力を伸ばすほめ方」「やる気にさせるほめ方」「成功へ導くためのほめ方」「成績を上げるほめ方」「失敗を失敗させないほめ方」「欠点を長所にさせるほめ方」「これだけはやめたい逆効果のほめ方」、ほめ方は状況に応じいろいろと変化します。ある時は良かったほめ方も、TPOが違うと、却ってマイナスになることもあります。

 一方、「叱り方」もTPOに応じ、いろいろな叱り方があります。「考える力をつける叱り方」「我慢する力を植え付ける叱り方」「やる気を引き出す叱り方」「行動力を伸ばす叱り方」「頑張りを応援する叱り方」と状況に応じ叱り方が変わってきます。

 私は今後本書2冊を、人材育成の字引代わりに活用してきたいと思っています。

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2005年9月23日 (金)

「マーキュリー通信」no.191【お説教おじさん】

 本日、京成電車に乗ったら、斜め前方の70近い男性が大声で、「座席の上に荷物を置くな!他の乗客が座れるように荷物をどかせ!」と命令口調で怒鳴っていました。
 視線を横にやると、30歳くらいの東南アジアの女性が旅行鞄を座席の横に置いていました。そのおじさんは女性が日本人でないとわかると、更に口調を荒げ、「ここは日本だ!日本では席を譲るのが習慣だ!おまえは外人か!日本人を馬鹿にするな!」と東南アジアの女性に罵声を浴びせかけました。

 最近、特に若い人で、人の迷惑を顧みず座席を占拠する人が多いので、おじさんの勇気には拍手喝采といいたいところです。\しかし、いくら主張が正しくても、言い方が悪ければ、相手の感情を害するだけで、却って逆効果になってしまう。
 又、注意したときに、車内で立っている人はいないのだから、ちょっとやりすぎの感じがしました。
 さらには、おじさんは彼女の近くによって、物静かに注意すれば、「年の功」として、周りの日本人にも評価されたことと思います。

 ところで、boblog「マーキュリー通信」no.185で「最近の若い者」では、座席を譲らない若者となじりましたが、本日はたまたま2回もお年寄りに席を譲る若者に出会いました。こういう若者に出会うと気分がよいです。

 一方、今週月曜日中央線で、携帯電話をかけている人を叱る70代の「お説教おじさん」に出会いました。こちらは、携帯電話を使いそうな人に、大きな声で、「車内で携帯電話を使うな!皆の迷惑だ!」と怒鳴っていました。こちらのおじさんも、どなりちらすおじさんの方が迷惑な存在だと気づいていないようです。

 高齢社会の進展とともに最近この種の超元気な「お説教おじさん、おせっかいおじさん」に出くわすことが多くなりました。

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2005年9月22日 (木)

「マーキュリー通信」no.190【マイホーム信仰の呪縛から解放】

 国土交通省が20日に2005年の基準地価の下落幅が全国的に縮小し、特に東京23区は15年ぶりに上昇に転じた旨発表した。

 日経の記事では、『脱「資産デフレ」に半歩』という見出しで今後の地価上昇を予測している。しかし、これは中国特需を中心とした3年8ヶ月に及ぶ現在の景気上昇が影響していることと、強者と呼ばれる一部富裕層向け高級マンションが人気を博していることによるものです。

 マンション供給の実態は、日経ビジネスにも特集が組まれていたように、人気薄物件は都内でも1000万円、2000万円の値引きは当たり前と報じていました。
 いずれにせよ、一部の人気物件の価格上昇は2007年頃までと思われます。2007年に消費税が10%前後にアップされるので、その前の駆け込み需要で人気を博し、消費税アップ後は、極端に需要が落ち込むことが予測されます。前回3%から5%に値上げされた時でさえそうでしたが、次回値上げは5%以上と思われるので、値上げ前の駆け込み需要と、値上げ後の反動は極端になると思います。

 さて、本日のテーマ、「マイホーム信仰の呪縛から解放」ですが、マイホームを持つことのリスクを考えると、今後はマイホームを持つデメリットの方が格段に大きくなっていきます。
1.価格下落のリスク
 団塊の世代が2007年以降定年退職していくが、マイホームを買い換えるかどうかにその動向がかかっていますが、基本的には年金が満足にもらえないことに気付き、マイホーム買い換え意欲がなくなってくる。
 又、これまでの生活水準を維持するために、年金だけでは生活が困難でマイホームの売却が進み、これが資産デフレを促進する。地価暴落に関しては、多数書籍が出版されているが、「地価最終暴落」(立木信 光文社1000円)が面白いです。

2.欠陥住宅のリスク
 原油価格の高騰で、一次産品の値上げ、資材インフレ、輸入インフレの影響が出始めている。但し、価格転嫁のできないものが多いので、住宅の場合には手抜き住宅となる。これは過去の例で常識。日経でも現在欠陥住宅の特集を組んでいる。

3.土壌汚染リスク
 化学工場跡地、ダイオキシン、アスベスト等様々な汚染物質があり、入居してから汚染問題が顕在化する例が多発している。

4.マンションの場合、暴力団、風俗業者等好ましくない入居者による管理組合支配
 投資マネーが売れないマンションを大量購入している。ひどい業者は、ラブホテル代わりに使っている。彼等は管理組合を支配し、居座っている事例も出ている。

5.大地震、風水害等天変地異のリスク
 大地震により、家屋倒壊のリスク、マンションの場合、建物被害により資産価値が半減したりする。因みに、私が以前住んでいた江東区のマンション価格は、バブルのピーク時から6割下落し、その後阪神大震災発生によりマンションは危険だとの風評が広がり、私の住んでいたマンションは全く耐震防災上全く問題なかったのに、1300万円も値下がりしました。

6.先行き収入が読めないリスク
 日本は強者、弱者の差が今後も拡大していく社会となり、これまでのような一流大学を卒業し、大企業に就職すれば、右肩上がりの収入が保証される時代は終焉した。\n\n バブル崩壊以降も、当初の返済を楽にする「ゆとりローン」というキャッチフレーズで大量のマイホームを供給してきましたが、これは結果的に「地獄ローン」となり、多くの破産者を出し、多数の自殺者を出しました。

 ここで、政府がこのようなマイホーム政策を推進していくと、再びローン地獄を作り出し、多数の自殺者を出すという因果関係をしっかりと認識すべきです。今後は、政府が良質な賃貸住宅住宅を増やしていくべきです。日本は安くて良質の賃貸住宅が極端に不足しています。
 10年近く前に、韓国ソウルに旅行したときに、ソウルでは30歳の共稼ぎ夫婦で100?uの賃貸住宅に住んでいると聞きました。

 日本でもやればできます。少子高齢化の進展により、土地が大量に余ります。土地は更に暴落していくわけですから、良質の安い賃料の住宅を大量に建設していくべきです。そのことにより、景気を刺激し、国内需要を喚起し、税収が伸びます。
 今後は、自分のライフスタイルに合わせ、住む住居を変えていく方が得策です。右肩上がりの時代なら、マイホームを持つことで資産価値が上昇していきますが、少子高齢社会の右肩下がりの時代は、資産=負債となり、リスクとなります。もし、3000万円の住宅ローンがあるなら、それがリスクです。賃貸住宅なら、収入が大幅に減少すれば、住み替えればよいのですが、マイホームの場合には、そうはいきません。ローン残高が大きいと、売却価格の方が少ない場合が頻発しています。
 私自身、これまで賃貸住宅に3度住み、マイホームは2回買い換え、3箇所に住みました。それぞれライフスタイルに合わせ借りたり、買ったりしてきました。

 生涯一番気に入っていた住宅は、カナダ・カルガリー市の超高級マンションでした。20年以上前でしたが、会社まで徒歩15分、145?uの2LDKS、リビングは30畳くらいあり、16階から見えるカナディアンロッキーの景色、それに夜景もきれいで、まさに100万ドルの価値がありました。
 家賃は光熱費、駐車場代、管理費込み、室内プール、スカッシュコート、バー付きの高級マンションで、当時1100カナダドルでした(1ドル=170円)。本当に賃貸住宅の良さを堪能しました。

 私の事務所(東池袋2丁目)の目の前に、住宅供給公社が大型賃貸マンションを建設中です。平成19年末に完成予定ですが、もし私のライフスタイルに合う間取りと家賃なら現在のマンションを売却し、住み替えを考えています。

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2005年9月21日 (水)

「マーキュリー通信」no.189【私の健康法-6「階段登行」】

我が家はマンションの3階にありますが、毎朝新聞を取りに行くのが私の日課です。その際、9階建てのマンションの9階まで階段を上っていきます。
 1段毎では余り筋肉を使わないので、1段跳びで階段を駆け上がっていきます。その時、スポーツシューズを履きます。すると、足が軽やかになり、階段もスムーズに駆け上がれます。9階に着いたときには、多少呼吸が乱れる程度で丁度良い運動になります。

 さて、9階からは、池袋のゴミ焼却塔が数百メートル先に見えます。
 そこで、私は目の筋トレを行います。使用済みのプリペイド・カード(テレカ、パスネット等)を取り出し、小さな穴からゴミ焼却塔を右目で20秒間じーっと見つめます。次に、マンションの屋上の近くの屋根をじっと見ます。つまり、これで目の毛様筋のトレーニングになります。
 その次に、左目に変えて同様のことを繰り返します。最後に両目で同様のことを行います。そして、最後に人差し指で八の字を描き、目はその先を見つめながら動かします。これで動体視力のトレーニングです。毎日パソコンで目を酷使している私にとって、重要な目の筋トレとなっています。

 下りはエレベーターを使います。待っている間に、腰回し、つま先立ちながら首回し、そして肩回しを行います。こういう時の時間は物凄く短く感じます。早朝のエレベーターの中は殆ど人と会うことがないので、エレベーターの中でも肩回し等の続きを行います。
 階段登行により脚力はずいぶん鍛えられます。そして、すっきりした気分で毎朝身体のエンジン始動となります。

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2005年9月20日 (火)

「マーキュリー通信」no.188【子供が育つ魔法の言葉】

 米国南カリフォルニアに暮らす教育家ドロシー・ロー・ノルト氏のベストセラーのタイトルでの120万部も売れたそうです。日本では、PHPから単行本(1575円)と文庫本(580円)両方で、出版されている。

 本書は、子供の教育に照準を合わせ書かれましたが、同時に経営者にも大変参考となる部分が多々あります。私の場合、もちろん人材育成という視点で読みました。以下そのエッセンスをご紹介いたします。

「子は親の鏡」。親の後ろ姿を見て子は育つように、社員も経営者の後ろ姿を見て育つ。「叱りつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう」
「誉めてあげれば、子供は明るい子に育つ」
「叱る」と「誉める」、個々の社員の能力、性格を把握しながら、バランスをとりながらいかに人材育成していくか、この辺のさじ加減が非常に難しい。
「不安な気持ちで育てると、子供は不安になる」
経営者が不安な気持ちでいると、それが社員に伝播し、会社のムードが暗くなってしまう。「励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる」「広い心で接すれば切れる子にはならない」
 この辺は、経営者としての度量を広げていく上で重要な要素となる。
「愛してあげれば、子供は、人を愛することを学ぶ」「認めてあげれば子供は自分が好きになる」
 社員の長所を素直に認め、それを伸ばしていくことの度量が経営者には求められる。「親が正直であれば、子供は正直であることの大切さを知る」
昨今大企業の不祥事が相次いでいるが、言行一致の姿勢を示すことで、経営者、社員間の信頼関係は醸成される。
「子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ」
 社員に対しえこひいきとならないような配慮がいつも経営者に求められる。

 姉妹書の、「10代の子供が育つ魔法の言葉」「子供が育つ魔法の言葉for the heart」も併読することをお薦めします。平易な文章で書いてあるのですぐ読めます。

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2005年9月19日 (月)

「マーキュリー通信」no.187【嘘つきは政治家の始まり】

 本日の日経に、政府・与党は2007年に定率減税を全廃する方針を固めた旨報道がありました。
 先月末、豊島区の公開討論会で、「増税路線、庶民の生活に圧迫する大増税は絶対反対」と主張した共産党山本敏江候補に対し、自民党小池百合子候補は、「それは政府税調の答申であって、自民党としては、増税に断固反対していく」と言明した。

 しかし、舌の根も乾かぬうちの公約撤回であり、大嘘つきです。やはり、公約は「口約」であり、「こう薬」は貼るものであり、選挙が終われば剥がすもののようです。
 この増税で3.3兆円の税収増となるそうですが、この程度の歳入増なら、役人の無駄を省くだけで簡単に実現できます。「小泉さん、民意は増税反対ですよ。」こういうのを民意を勘違いした奢りと言います。小泉首相は、大蔵族だから郵政民営化には厳しくても、財務省には甘くなってしまうのは仕方ないかもしれません。 しかし、これでは聖域なき構造改革を更に断行してくれると信じていた国民を鼻から裏切ることになりますよ。

 小泉首相は、来年秋の自民党総裁任期切れで続投しない旨言明しました。これが真実なら、小泉首相は、深謀遠慮の戦略家です。小泉首相は、「自分の首相在任中は消費税はアップさせない」と何度も言明してきました。言い換えるなら、小泉首相退陣後は、消費税をアップするということです。税率は10~19%と言われ、マスコミと共同歩調をとりながら、消費税アップの国民的ムード作りをしています。

 しかし、誰が小泉首相の後継首相となっても貧乏くじを引くことに変わりありません。消費税アップで景気は再び落ち込み、更に、国家財政の破綻、国債の暴落という恐ろしいシナリオも待っています。そして、再び衆院解散ということなります。その時は、今回得た自民党のバブル議席は、あっという間に吹き飛んでしまうことでしょう。その時、自民党内に小泉待望論が沸き上がり、小泉首相の再登場ということも考えられます。

 さて、消費税率10~19%という税率は、先進国では常識的な数字であり、少子高齢化がもの凄いスピードで進む日本ではいずれ消費税の大幅アップは避けて通れません。
 しかし、それを言う前に、まず官僚の無駄を徹底的に省くために、行財政改革をすべきです。

 民主党の新代表前原誠司氏が、380万人の役人の人件費総額が38兆円、この無駄を徹底的に減らしていくと第一声で高らかに宣言しました。 もし、どの程度の役人の削減が必要かと国民に聞いたら、「半分はカットせよ」との声が出てくるでしょう。今回郵政民営化法案のような似非「民意」でなく、これが真の「民意」といえます。もし国会で民主党が大増税の前に役人の削減を訴えて、体を張って反対するなら、国民からエールを送られることになり、次の選挙では再び議席を回復することになるでしょう。

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2005年9月18日 (日)

「マーキュリー通信]no.186民主党新代表前原誠司氏の第一声を聞く】

  民主党新代表前原誠司氏の就任第一声を本日田原総一郎氏司会の「サンデープロジェクト」(東京テレビ)で聞きました。
 43歳の若さと、明るさ、行動力が前面に出ていて好印象がもてました。岡田前代表が、おぼっちゃまイメージで、ひ弱で暗い印象だったので、民主党の顔としては適任と感じました。若くてハンサムなので、女性票もかなり取り込む可能性があります。

 政策に関しても、弁舌明快で、歯切れの良い回答が好印象でした。
1.まず380万人いる公務員の削減。総人件費38兆円、1人当たり1000万円と官民格差の解消。
2.憲法改正。特に9条改正に関しては、世の識者がおおむね主張している自衛権の確立等極めて常識的な主張。
3.その他中途半端で余り進んでいない改革を、民主党が政権を取ったら改革を断行していくと視聴者に訴えていた。

 前原新代表のイメージは良かったのですが、後は民主党の抵抗勢力、なかでも労組出身の旧社会党系、旧民社党系をどのようにコントロールしながら、民主党を運営していくのか。

 旧社会党の没落は、時代の流れを全く読めないまま、単に反対野党に徹したたため、没落し、殆ど誰も支持しなくなってしまいました。英語では野党のことをopposition party(反対党)と言います。民主党も、この抵抗勢力をしっかりと押さえ込み、真の国民のための政党を目指さないと社会党の二の舞になってしまうおそれがある。
 国民の多数派は、無党派層であり、その時の風の吹き方で、自民に票が流れたり、民主に票が流れたりするわけですから。
 選挙後の、自民党大勝を受けて、国民の多くはちょっと勝ちすぎかなという不安を持っています。もし、小泉政権並びにその後継者が、改革路線を断行できなければ、国民はすぐにそっぽを向くことになります。

 一方で、このことは民主党にもいえます。現状のまま抵抗勢力を引きづった印象を国民に引き続き見せ続けるなら、投票率の低下となって現れ、少数の利害、利権に基づいた政治が引き続き行われることになります。その意味で、日本にせっかく根付き始めた健全な野党、2大政党制維持のためにも、民主党に頑張ってほしいと思います。

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2005年9月17日 (土)

「マーキュリー通信」no.185 【最近の若い者】

本日は、ジャスコ5店舗で発売中の「新商品・ペットのフンも消える家庭用生ごみ消滅機」のプロモーションのため、新しくできたPOPを大量に持って池袋駅から臨海線に乗車しました。

 池袋駅で乗車したときは満員状態。次の新宿駅で沢山の人がどどっと降りたので、かさばる荷物を持って、やっと座ることができました。すると隣の若い女の子の前に80歳くらいの男性が立っていました。しかし、その女の子は一向に席を譲る気がありません。そこで、私が席を譲りました。
 そして、次の渋谷駅で私の両隣にいた若い女の子が下車しました。僅か1駅でも席を譲ろうとしない女の子にちょっとむっとしました。

 「最近の若い者」というと「歳をとった」を言われがちですが、若い人が席を譲る光景を見ることは殆どありません。お年寄りを目の前にして、2人分の席を堂々と占めて、平気でいる若者をよく見かけます。こういう自分勝手な若い人が多いのは残念です。boblog「マーキュリー通信」でよく日本人の精神的荒廃をあげますが、これは学校教育のせいなのでしょうか。それとも家庭の問題なのでしょうか。

 明後日は、敬老の日です。軽老とならないようマスコミでも、こういう基本的なマナーをもっとPRすべきではないでしょうか。そして、良いことをすれば、感謝され気分が良くなることも映像を通じて訴えるべきと考えます。

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2005年9月16日 (金)

「マーキュリー通信」no.184 【金魚の飼育】

 2年ほど前から金魚を飼い始めました。それまでは、グッピー、ネオンテトラ等の小さな熱帯魚でしたが、気分転換に金魚を6匹近くの池袋東急ハンズで購入しました。\n\n あれから2年以上経過し、金魚と苦楽を共にし、内3匹は死んでしまいましたが、残りの3匹は頑張って生きています。
 金魚には名前が付いていて、特徴に合せて「紅白」「ぶち」「ちび」と呼んでいます。「紅白」と「ぶち」は順調に成長し、購入時と比べ、10倍以上に成長しました。

 一方、余り成長しない「ちび」は問題児で3度死にかけました。先日も、おなかを上にして、ぷかぷかと浮かび始めたので、もうだめかと思いました。しかし、藻が少ないのに気付き、直ぐに東急ハンズで藻を買ってきて、入れたら、ちびが藻を食べ始め、元気を回復しました。

 グッピー、ネオンテトラ等の小さな熱帯魚と比べ、金魚の場合、大きいのでその分人間に近い感じがします。私が水槽に近づくと寄ってきたり、より緊密なペット感覚で接することができます。今回、金魚のビデオを撮りましたが、身体を揺する姿が愛らしく、何度見ても飽きず、BGMと併せ、癒し効果を持っているようです。

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2005年9月15日 (木)

「マーキュリー通信」no.183 【100歳以上の高齢者が25,606人!】

 本日は、休日法改正前の敬老の日です。
 厚労省が、9月末現在の100歳以上の高齢者の人数を25,606人と発表した。
 百歳以上の高齢者は、1963年には153人だったのが、その後その人数は加速度的に増え、今年の人数は42年前の167倍に達する。その内、女性の割合が85%を占め、増加率は男性が漸増傾向に対し、女性は毎年急増している。
 このまま推移すると、団塊の世代が100歳以上となる次の42年間(2047年以降)で400万人に達することになる。
 日本は今年から人口減少社会に入っており、労働人口が漸減していく中で、高齢者、特に百歳以上の超高齢者をどのように扱うかが大きな問題となってくる。

 堺屋太一氏の名著「団塊の世代」新版(文春文庫500円)を読みました。「団塊の世代」とは、同氏が命名しましたが、同氏は同書の中で、「団塊の世代」が中高年になったときには、こういう産業社会になることを予測しながらビジネス小説としてまとめました。
 本書は、30年前の小説ですが、実に現代社会を的確に捉えている。まさに、現代の中高年の厳しい現実を小説で見事に捉えていて、つい数年前の小説なのかと思えるほど、見事な予測であり、鋭い指摘です。

 しかし、為政者、役人はこの事実を直視せず、先送りし続け、現在に至っています。その怠慢・ツケが年金問題、健康保険、介護保険等の施策に現れています。年金改革に関しては、政府与党は現在の制度改革で終わった旨吹聴していますが、誰も信用していません。
 出生率は更に下がり続け、いずれ1を切ります。東京では既に1を切っています。更に、恐ろしいのは高齢者が政府の予想を遙かに超えて、どんどん増え続け、百歳以上の非労働力人口が急増している事実です。
 現在は、まだ25千人程度だから、「超長寿のお祝い」と喜んでいられますが、今後は喜んでいられない状況になってきます。認知症(寝た切り痴呆老人)問題が更に深刻になってきて、尊厳死をどう扱うかが重要なテーマとなることでしょう。

一方、個人においては確かな死生観を持つことが重要です。つまり、死後の世界はあるのだ。老後、心穏やかな人生を送ることで天国に還ることができる。逆の人生、いつまでもこの世の金、財産、地位名誉等に執着することはあの世への旅立ちを妨げ、地獄へと堕ちていってしまう。
 あの世に還ったら、数百年後に再び時と場所を変えて生まれ変わる。新たな人生計画の基に新たな人生を歩むことができる。そういう死生観を持つことで、人生への対処の仕方が全然違ってきます。
 そして、歳をとり、この世での役割が終わることに気付き、スムーズに死出への旅立ちが可能となります。その時、死とは仏から与えられた慈悲であるということに気付きます。

 さて、今後定年退職という言葉が死語になるかもしれません。つまり、その人の能力、意欲、経済力に合わせ、一生涯働く、いや、働かなければならない時代となってきます。
 政府の財政は既に破綻しており、60歳以上で経済力のない高齢者は、一生涯働き続けざるを得なくなります。厚労省は、65歳までの定年延長のような小手先の対応でなく、超少子・超高齢者社会を見据えた戦略を立案し、それを基にした諸施策を講じていくべきと考えます。

 例えば、平均年齢65歳以上の企業の法人税は現行の半額にする。70歳以上の企業は4分の1,75歳以上はゼロにする。すると、企業は知恵を絞り、高齢者だけの会社を別法人として設立するようになる。もちろん、所得隠しの脱法行為は取り締まるべきだが、このような制度を作ると、高齢者雇用の促進に繋がり、超高齢者社会の活性化に繋がると思いますが。

  それから、高齢者によるNPO法人をどんどん作っていったらよいと思います。例えば、防災、防犯に強い地域作り、コミュニティ作りを高齢者が中心になって実施していく。地域住民の連帯意識が強まり、防犯、防災の強力な協力者となります。

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2005年9月14日 (水)

「マーキュリー通信」no.182 【第39回「新しい時代を創る経営者の会」KPT多和田真一社長】

「新しい時代を創る経営者の会」では、IT,健康、美、食、環境事業、耐震防災事業、FC展開、人材派遣、乗馬、メンタルヘルス、リスク・マネジメント等毎回新しい時代を創る意欲のある経営者のプレゼンテーションが続きます。
 今回は、KPT(キーストン・ポート・ターミナル)多和田真一社長による静止画、動画圧縮技術を応用した遠隔地医療技術のプレゼンテーション。
 同社の動画圧縮は、通常の500分の1以下に対し、4000分の1まで画質を変えず、圧縮が可能となったそうです。これにより通常の電話回線からも動画像を見ることができます。

 今回のプレゼンテーションは、まさに「百聞は一見にしかず」の諺がぴたりでした。 静止画像を1000分の1に圧縮した画像を見ましたが、原画と殆ど変わらないのにびっくり。そして、圧巻は、鶴が舞う動画像でした。4000分の1に圧縮された動画像も原画と殆ど変わらずに見えました。通常、このくらい圧縮すると、かなり原画が崩れてしまうのが、殆ど変わらない状態に、参加者一同驚きの声。
 この技術は、今後様々な分野に応用可能だそうです。例えば、プロ野球選手、テニスプレーヤー等e-ラーニングの世界にも応用できるそうです。

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2005年9月13日 (火)

「マーキュリー通信」no.181 1ポイントアップの仕事術ー2【ワーキングメモリーの不足を補う】

 私の年代になると物忘れが多くなり、忘れ物が頻繁に起こります。これは脳のワーキングメモリーの不足から起こるそうです。 パソコンでいえば、現在やっている作業に比べ、メモリーが不足しているわけです。パソコンならメモリーを追加すればよいわけです。しかし、人間の場合、そうはいきません。

 私の場合、毎朝出社するときに、身の回り品を忘れていないか、妻の前で「さかきけのかーさんがはんてい」という合い言葉を言って、忘れ物がないか再確認します。さ:財布かき:鍵け:携帯のかー:傘さん:サングラスが:眼鏡(老眼鏡)はん:はんかちてい:定期因みに、さかきとは妻の旧姓です。

 一方、電車に乗っているとき等何かひらめいたら不要となった名詞の裏を使って、そのキーワードを書き留めておきます。キーワードさえ書き留めておけば、後でキーワードを基にいろいろな発想が浮かんできます。これは大変重宝しているので、長年実行しています。

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2005年9月12日 (月)

「マーキュリー通信」no.180【小泉自民党圧勝に思う】

 今回総選挙で自民党が大勝しましたが、小泉首相の戦略勝ちといえます。 郵政民営化法案反対派を「理不尽な抵抗勢力」とのイメージ作りに成功。民営化=構造改革の本丸と位置づけたイメージ戦略も功を奏した。 そして、街頭演説でも、小泉首相と民主党岡田代表とでは、イメージも格も格段に違いました。これでは勝てるわけがありませんでした。
 今回の小泉首相の功績として、イデオロギー対決でなく、郵政民営化法案という対立軸を作ったことで、大多数の無党派層の国民が選挙に参加したことです。私の住む上池袋地区でも、いつもの選挙と比べ、投票所は混雑していました。
 又、小泉人気にマスコミも乗じた。特に日経の持ち上げ方が、マスコミの役割を逸脱して、小泉首相支持一辺倒の記事が目立った。これが小泉自民党大勝利の原動力となった。  私も解散時このイメージ戦略を受け、郵政民営化法案賛成、そして小泉首相支持でした。しかし、郵政民営化法案をよく調べ、識者の意見を聴いている内に、問題の本質が見え、郵政民営化法案反対に回りました。

 さて、圧勝後の小泉丸には、前門の狼として国債暴落、日本国破綻、そして、後門の虎に中国のバブル崩壊という大問題が待っています。
 更には、食糧危機、そして首都圏を襲う大地震問題があります。 郵政民営化より、もっともっと重要な問題が山積していますが、これらの重要事項は一切論議されませんでした。
 郵政民営化法案で、マスコミに小泉首相の風を吹かせました。しかし、別の見方をすれば、この程度のことで大きな風、流れを作ってしまうマスコミが恐ろしいです。 一部の識者、政治家が小泉首相はヒットラーの再来かと批判していましたが、持って行き方によっては、そのような危険要因をはらんでいます。 しかも、衆議院で与党が3分の2以上の議席を占めたので、仮に参議院で否決しても、衆議院で再可決してしまい、参議院の歯止めが効かなくなります。

 今回の衆議院解散前は、強くなりすぎた参議院が批判されましたが、今度は無力な参議院となります。 従って、これを機に参議院本来の機能、即ち良識の府としての参議院を目指すために、各界(産業界・経営者、労組、学識経験者、法曹界、教育界、医療業界、スポーツ・芸能界、一般市民等)からの有識者による議員構成に変えるべく、この際改革案を策定すべきと考えます。
 もし、上述のような、国債暴落による日本国破綻となった場合、日本国中が大パニックに陥ります。 その時に、今回のような風を吹かし、流れを作ってしまうマスコミに危険性を見ます。そして、ヒットラーのような人物が登場し、日本を危険な方向に持って行ってしまう可能性は否定できません。現在は太平洋戦争末期の状態であると指摘する識者も多数います。私のような意見はまだ少数派ですが、今回の総選挙の国情を見て、そのような危険因子を感じました。

 一方、社民党土井たかこ元委員長が落選したことは、一時代の終焉を感じます。
 私が学生の頃は、自民党に投票する若者は殆どいなくて、大半は社会党か共産党でした。しかし、社会に出て、世の中を経験すると、両党の政策が非現実的なことが直ぐに判ります。それが社会党の長期低落傾向の原因だと気付かない愚かさには呆れます。
 社民党は、共産党と合体して、更には民主党労組支援議員と組み、新党を結成し、今後増加すると予想される弱者に重点を置いた政策を掲げれば、かなりの話題を呼び、ブームを起こすことが期待できます。 因みに、新党の名前は「社民党」から「庶民党」へ、又は「自民党」と対抗できる野党を目指して「市民党」、そこまでは無理としたら、「民主党」に対抗して「民衆党」なんてすると受けますよ。
 広報誌は、「赤旗」から「白旗」にしたら大受けです。つまり、「共産主義」「社会主義」との決別の意味で「白旗」を掲げ、清潔なイメージを訴えたらいかがでしょうか。

※※懐かしのジョーク編※※ 
社会党がリベラルな政党目指して、「社民党」に党名を変更→「リベラル」でなくて「リラベル」(ラベルの変更)だよね (^.^)

◆◆◆番外編◆◆◆
 ホリエモンが予想通り落選した。昨年から彼のイメージ戦略を見ると、彼のイメージ戦略が読み取れる。 つまり、最初から勝ち目がないけれど、認知度を上げることで、うまくマスコミを活用してきた。 昨年プロ野球近鉄球団買収の時は、殆ど無名だったライブドアを世に知らしめることができた。その時は、頭が固い旧体質の近鉄に対し、プロ野球ファンの支持を得た。
 その後、東北でプロ野球球団設立の際も、楽天に負けることを承知で勝負に出た。このときにかなりの知名度を上げ、判官贔屓の多数の日本人を味方に付けた。
 そして、ニッポン放送株式買収も失敗に終わったけれど、更に知名度を上げ、その名前を不動のものにした
 今回の総選挙出馬も始めから勝つつもりなどないと推測できます。超多忙のIT企業の社長が、代議士稼業などできるわけないです。
 結局、最初から勝見込みのない勝負に出て、知名度を上げる。彼のしたたかなイメージ戦略が見えてくる。

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2005年9月10日 (土)

「マーキュリー通信」no.179 【豊島区エコライフ課主催「生ゴミリサイクル」講座】

 本日、豊島区清掃環境部エコライフ課主催でエコライフ講座「生ゴミリサイクル」が開催されました。■br NPO法人環境ネットワーク埼玉上領園子理事が「私たちにできること、家庭でできること」という演題の講演もありました。
 NPO法人環境ネットワーク埼玉は、家庭から出るゴミゼロを推進している団体で、上領理事は、1日僅か40gのゴミしか出さないそうです。

 生ゴミに関しては、それぞれの家庭にあった生ゴミ減量作戦を提案している。しかし、土地が充分広い家庭なら、生ゴミを庭に捨てて、堆肥化すればよい。しかし、都会暮らしの集合住宅、狭い土地に住む家庭では現実的ではない。
 従って、生ごみ処理機の導入を勧める。但し、現在大手メーカーが販売している乾燥タイプの生ごみ処理機は推薦できない。乾燥した生ゴミを、再度加水して処理を施さねばならず、生ゴミ減量には役立たない。
 一方、現在の生ごみ処理機もまだまだいろいろ問題が多い。1.悪臭の発生 2.騒音 3.維持費 4,処理できない生ゴミの処分 5.生ごみ処理機操作に手間がかかり面倒 6.投入できる生ゴミに制限。例えばバナナの皮、スイカの皮、メロンの皮、トウモロコシの芯等 上記諸問題をパワーポイントを使って説明すると参加者は納得した様子。

 その後で、当社の「家庭用生ごみ処理機」の実演デモ。当社販売中の生ごみ処理機「アルペット」と新商品「環境生活館」にコンビニで購入した弁当を投入。10分のトイレ休憩後に参加者が見てびっくり。投入した弁当が全て消え、臭いもしないので参加者全員が驚きの声を上げる。 そして、上領理事が指摘した生ごみ処理機の問題点が全くないと知り、これまでの常識を打ち破られ、2度びっくり。更に、ペットのフンも消えるということで3度びっくり。 当社の生ごみ処理機は、豊島区のあっせん対象商品になっていることから、当社も、豊島区の要請で、「新商品・ペットのフンも消える家庭用生ごみ消滅機」を実演することとなりました。
 尚、新商品は、新発売記念特価(9月末)39,900円で現在売り出し中です。皆様からのお申込をお待ちしております。又、約7割の自治体が助成金(最高10万円・上限購入価格の80%山梨県鳴沢村)を出していますので、助成金も併せてご活用ください。

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2005年9月 9日 (金)

「マーキュリー通信」no.178 【グリーン車の有効活用】

 JRが最近グリーン車の営業強化に乗り出している。
 先日、横浜から湘南ラインに乗車したら、グリーン料金を千円も取られました。 ところが、事前に駅のホームで購入すると250円安い750円になることが判り、最近は長距離電車には事前にスイカを使ってグリーン券を購入することにしています。

 更に、土日祝日料金は200円引きの550円です。又、51km以上の距離は、50km以下と比べ200円高い料金となっています。つまり、事前購入なら950円、土日祝日なら750円でグリーン車に乗車できます。
 最近は、JRのPRが行き届いたせいか、グリーン車の乗車率は上がっています。時には満席になることもあります。それでもゆったりと座りながら、じっくりと移動書斎よろしく読書の時間に当てています。

 先週末など、関東ジャスコ5店舗で新発売の「新商品・ペットのフンも消える家庭用生ごみ消滅機」の売り場視察のために、昭島、川口、津田沼、シーサイド品川、茅ヶ崎とぐるぐるっと回ってきましたが、おかげさまで2日間で5冊も読むことができました。

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2005年9月 8日 (木)

「マーキュリー通信」no.177 【元大蔵官僚の私の財政再建論】

 経済工学研究所森木亮理事長主催の「政策懇話会」に昨日参加しました。 経済評論家森木亮先生からは、又勉強させて頂きました。 5月に発刊した「2008年IMF占領」は各界にかなりのインパクトを与えているようです。 同書は、現在の国家財政は危機的状況で、2008年には国家財政は破綻し、IMF占領の下、経済再建に当たるだろうと予想しています。
 森木先生の今回の郵政民営化法案に対するコメントは、「母屋の改革でなく、離れの改革である」と断じました。
 郵政民営化後は、今度はBIS(国際決済銀行)の指導を受ける。その際、大量の国債発行が問題視され、郵政銀行は再び国有化を余儀なくされるだろう。政府系金融機関で340兆円の巨額の資金もつ銀行は海外に例がない。メガバンクの上を行くギガバンクであり、民間にも例がない。海外の政府系金融機関は精々数兆円規模。政府の役割はこの程度に留めておくべきだ。
 昭和40年に国債を発行すべきかどうか時の福田大蔵大臣と社会党木村喜八郎議員との間で大論争が繰り広げられた。戦前、国債発行により戦時インフレを引き起こしたので、当時は国債発行は法律で禁じられていた。木村議員は身体を張って国債発行に大反対した。しかし、福田蔵相はのらりくらりと詭弁で対応し、結局1972億円の国債を発行することとなった。

 あれから40年が経ち、国債発行残高は何と約3500倍680兆円、しかし、実際には地方債も加えると1059兆円の巨額に上り、戦時インフレと同様の状況となってきた。本当に懲りない日本人といえる。
 総選挙後には消費税のアップが俎上に上るが、3%程度では焼け石に水。15%程度引き上げ、20%程度にしないと、年金問題を含め財政難を解決できない。 消費税20%という数字は先進国の国際的水準。しかし、日本でこれを実行しようとしても政治的に無理。従って、IMF介入となってくる。

 さて、当日、東大卒元大蔵省主計局長のエリートが「私の財政再建論」を講演しました。しかし、講演の内容は、財務省から入手した資料に解説を加えるだけで、本題の「私の財政再建論」は聞けず、「私にはできません」で終わりました。 元大蔵官僚の、傍観者的態度、責任を忌避する態度がありありで、聴いている人はしらけてきます。元高級官僚の講演は何回か聴いたことがありますが、いつも同様の調子で、本当におもしろみがありません。 東大在学時代、学問では優秀だったのでしょうが、実社会に出ると、思考停止状態に陥ってしまうのでしょうか。このような高級官僚が日本の中枢を担っているのでは、激動の時代に対応できるわけがなく、現代の日本の危機を招いたのも頷けます。
 当日の参加者数人に講演の感想を聞きましたが、皆異口同音に「つまらなかった」でした。そして、私同様多くの人が居眠りをしていました。

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2005年9月 6日 (火)

「マーキュリー通信」no.176 【私を育ててくれた元上司達-序】

 私は、一橋大学商学部卒業後、1972年三井物産に入社しました。25年間在籍しましたが、その間10の異なった職場を経験することができました。

 会計からスタートし、鉄鋼国内営業、石炭の輸入、海外研修員、カナダ・カルガリー駐在、大手鉄鋼メーカーとの企業間オンラインシステムのコーディネーター業務、新電電の新規営業、テレマーケティングの新会社?鰍烽オもしホットラインの創業及び営業担当役員として出向、情報通信事業部の新規事業責任者、そして、最後東京通信ネットワーク?鰍ナ電話の大口需要家向け営業と全部で10箇所の異なった職場でした。
 それぞれ全く違うカルチャーの職場でした。 三井物産では、社長のことも「さん付け」で呼ぶ習慣があります。国内営業に異動したときに、上司のことを「さん付け」で呼んだら、「ばか、態度がでかい。『課長』と役職で呼べ!」と叱られました。

 その後、石炭部に異動したら、上司のことを「Tom,Arthur,Peter」とかファーストネームで呼んでいたのにびっくり。カナダに駐在の頃は、カナダ人との文化の違いに驚きました。私の秘書に、夕方コピーを頼みました。「Mr.Sugaya 私はこれから夫とデートをする。夕方のこんな時間にコピーを頼むとは非常識!」とクレームが付きました。
 もしもしホットラインでは、物産からの出向組、テレマーケティング出身者、中途採用組、新卒、主婦・学生アルバイトと異文化の集合体。もしもしホットラインという新しい革袋の中に新たな文化を創っていくの苦労しました。
 3年毎に新しい職場に異動するので、最初はその職場になじむのに時間がかかりましたが、その内、各職場への同化がだんだんと早くなりました。
 一方、各職場には、上司、同僚、部下と沢山の人との出会いがありました。 これまで多数の上司に仕えてきましたが、現在の自分があるのもこれら上司のご指導のお陰と心より感謝しています。

 三井物産に入社した頃の自分は、ただ明るく元気なだけで、右も左も判らない青年でした。
 あれから33年半が経過し、これまで身につけてきた経験を基に、剣術でいえば、快刀乱麻の如く自分の経験を思う存分発揮することができる喜びを感じています。
 一方で、56歳の現在、世界最小の総合商社の経営者として、日々成長できている喜びも同時に感じています。私の異動に関しては、ほぼ100%自分の希望が叶い、実に恵まれた物産マン生活を送ることができたことを三井物産には本当に感謝しています。

 今後boblog「マーキュリー通信」では、物産マン時代の元上司に感謝の意を込めて、「私を育ててくれた元上司達」と題して、シリーズものとして書いていきたいと思います。 boblog「マーキュリー通信」の読者の皆様にも、人生の途上で出逢った多数の上司の存在があると思います。 これらの上司達との出会い、関係を一度整理してみると、感謝の念が沸いてきて、又自分自身を冷静に見直すことができるようになります。 もちろん、中には嫌な上司もいたでしょう。しかし、上司の長所も短所も全て自分自身が成長していくための肥やしと理解すると感謝の思いに変わってきます。

 先日、厚労省所管社団法人全国労働基準関係団体連合会から取材がありました。 テーマは、『社会人になってから今日までの「マイキャリア形成ストーリー」』に関し好きなことをしゃべってくださいということで、私の経験談をお話しさせて頂きました。「能力開発21」9月号(定価410円)に「自らの思いと行動で悔いは作らない」というテーマで4ページに亘り掲載されています。一度ご覧になっていただければ幸いです。

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2005年9月 5日 (月)

「マーキュリー通信」no.175 【セブンイレブンの来襲】

 事務所(東池袋2丁目)の近くの春日通り沿いにセブンイレブンが1週間ほど前に開店しました。開店場所の隣りはファミリーマート。又、セブンイレブンから徒歩2~3分の場所にはデイリーヤマザキがあります。■br 昼の12時頃セブンイレブンに行きましたが、店内は物凄い混雑。一方、隣のファミリーマートはがらがら。デイリーヤマザキも空いていました。
 セブンイレブンの店舗戦略として、競合店の近くに開店することはよくあります。これはランチェスター戦略の強者の論理、カニバル作戦(共食い作戦)といって、ナンバー1企業がよくとる作戦で、よほど自信がない限り、このような店舗展開はしません。

 しかし、逆の見方をすると、コンビニはフランチャイズ経営が多く、FCオーナーは店を潰される脅威にさらされています。1日の売上高はセブンイレブンの65万円程度に対し、他のコンビニは45万円前後といわれ、明らかに劣勢です。 彼等は、ぎりぎりの戦いを強いられており、セブンイレブンの来襲により閉店を余儀なくされることもままあります。資本主義の論理からすればこの種の戦いは仕方がないとの見方はあります。しかし、地域経済からするとマイナスです。これにより路頭に迷う地元住民が出てくるわけです。
 一方、新規オープンしたセブンイレブンはガラス張りで店内がよく見えるようになっています。しかし、青少年にとり有害図書がずらりと並んでいるのが外から丸見えです。当然、これを意識した陳列と思われます。 いくらこれら有害図書がデータ的に売れることが判っているといっても、地域住民、とりわけ青少年への影響は無視できません。

 今や、超エクセレント・カンパニーといわれているセブンイレブンとしては、そろそろこのような地域社会への影響、調和を考えた経営戦略をとるべきと考えます。

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2005年9月 4日 (日)

「マーキュリー通信」no.174 【総選挙の風はどちらに吹いている?】

 今回の総選挙はかつてなく国民的に盛り上がっています。 来週日曜日9月11日に投票日を控え、衆議院解散時から選挙の風は小泉首相に流れており、その風向きは更に加速化しているようです。

 先週末土日の日経朝刊トップ記事を見ると、その風向きは決定的のようです。 日経及びそのグループ報道機関の姿勢は一貫して小泉首相支持できています。本来マスコミの役割を逸脱して、小泉首相再選の風を作り出すことに徹底しています。
 土曜日のトップ記事は、民営化で国の収入は20年間で31兆円。そして、政治欄では「自民単独過半数、与党安定多数の勢い」という記事が載っていました。
 郵政民営化と過去の民営化による収入とは、性質が異なり、単純に結びつけること自体ナンセンスですが、このような意図的な記事はジャーナリズムの本質から逸脱しています。

 さて、マスコミ対策においては、民主党は失敗です。
 私は毎朝政見放送を見ますが、小泉首相の論理は「郵政民営化」に反対か賛成かと非常に論理明快です。そして、反対派は抵抗勢力と国民に訴えかけています。その語り口調は、明るくかつ自信に満ちています。
これに対し、民主党は、年金問題を中心に展開していますが、マスコミに労組の利益代表のイメージを植え付けられ、的が絞れていません。

 又、テレビに映る岡田代表のイメージは非常に暗いです。総理になるような人物には見えません。「明るさ」「誠実さ」「信頼感」をテレビ映像を通じアピールすべきでしたが、その逆に映ります。これは広告代理店のちょんぼです。
 一方、新党に関しては、小林興起氏1人で支持率1%を取り付けたことはたいしたものです。しかし、やはり田中真紀子、野田聖子といった大物女性議員を味方に付けていれば、マスコミが話題に取り上げ、風向きはかなり違っていたはずです。これは新党勢力を結集させなかった小泉首相の技ありです。
 民主党、新党は、投票率は、理屈によって左右される訳でないことを、肝に銘じるべきです。あくまでも、イメージとマスコミの風の吹かし方です。その風を吹かせる材料をうまく提供するところが勝ちとなるのです。

 昨日、大前研一著「考える技術」(講談社 1680円)を読みました。日本人の「考える力」の無さを嘆いていました。一例として郵政民営化をあげていました。 郵政民営化が構造改革の切り札となっているがこれはナンセンス。思考停止の最たるものと酷評する。
 正しい思考方法は、どうしたら構造改革が成功するのか。その為に郵政事業をどのように位置づけ、どのように改革したら末期症状の日本経済を立て直せるかを考えるべき。
 郵便事業は既に衰退事業。e-メールが発達し、今やDMか年賀状が主要ニーズ。従って、民営化しても事業がうまくいくわけがない。これは公営事業として、公社としてやっていくべき事業の位置づけ。山間僻地、離島等民間では採算が成り立たないところを政治として取り組むべき問題。

 一方、簡保、郵貯に関しては、その存在意義は既になくなった。従って、今後いかにソフトランディングさせながら、廃止していくかを議論すべきこと。又、民営化により、簡保、郵貯マネーの流れを官から民へ変えるかといっても、今のようなゼロ金利状態では、その流れは金利の高い海外に流出してしまう。ゼロ金利が長く続く中、数十兆円単位の資金が既に海外に流出している事実を認識すべきだ。
 このように考えていくと、郵政民営化がいかにナンセンスで、政治的能力は別として、小泉首相の思考能力が停止しているかが判る。さて、総選挙は、与党が圧勝し、郵政民営化法案が可決することになるでしょう。

 問題はその先です。
 道路公団問題も、民営化しても採算が成り立たない事業を、民営化して継続していくことが自体がナンセンスで、国民に対する背信行為といえる。
 郵政民営化も、このナンセンス問題を引きずり、郵便事業は赤字が顕在化し、いずれ赤字問題がクローズアップされてくる。簡保、郵貯マネーも海外流出し、気がついたときには、米国の民間企業に大半が買われていたことで、大問題になり、その時は後の祭りということになってしまう。
 小泉首相を弁護するなら、このはちゃめちゃなやり方で、古い自民党をぶっ壊し、新しい自民党に変わっていたとするなら、それが最大の功績となるかもしれません。

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2005年9月 2日 (金)

「マーキュリー通信」no.173 非常識を常識に変えた!!【新商品「ペットのフンも消える家庭用生ごみ消滅機」本日発売!】

 昨年初めに「家庭用生ごみ処理機」の販売で急速に売上を伸ばしている「循環生活」という商品を知人から紹介されました。

 しかし、私はこの商品に2つの疑問を感じました。 1点目は、価格が336千円とべらぼうに高いこと。こんな高価格の商品を家庭の主婦に受け入れられるのかどうか疑問に思いました。
 2点目は、家庭用生ごみ処理機「循環生活」で処理できなかった生ゴミを毎月1万円で引き取ってくれること。「家庭から出る生ゴミが1万円の価値があるわけがない!?」

 私の、2つの疑問は当たりました。MLM方式で急成長したこの会社は資金繰りに窮し、現在は破綻を来たし、参加会員は毎月1万円の生ゴミ引き取りもストップされてしまいました。
 丁度、その頃、株式会社東北環境の株主であり役員であった前田道則氏からもっとよい商品があるからと紹介されたのが?鞄喧k環境の「家庭用生ごみ処理機」でした。同社中島喜一郎社長は、「家庭用生ごみ処理機」で一番重要な培養土を20年間、私財をなげうって開発してきました。

 「培養土での生ゴミの完全分解は無理」が業界常識でした。それを中島社長の執念と製品開発に賭けるプライドが勝ちました。同社の培養土は特許出願していません。大手研究者が同社の培養土を丹念に調べていますが、微生物の組成までは判るが、脅威の分解スピードまでは判りません。丁度ハエ1匹捕まえてきて、ハエと同じ生物を作ることが現代の科学ではできないのと同じことなんですね。

 「家庭用生ごみ処理機」は、数年前大手が大々的に売り出し、各自治体から助成金が出たので、大ヒットしました。しかし、悪臭の苦情が殺到して、その後下火となりました。 その後、環境問題、そして地方自治体のゴミ有料化の流れを受けて、再び「家庭用生ごみ処理機」がクローズアップされてきました。
 しかし、現在大手が勧めているのは、乾燥タイプです。これだと悪臭の度合いが大幅に低下します。しかし、乾燥して残った乾燥生ゴミを捨てる手間は残ります。

 この度、新発売となった「ペットの糞も処理できる家庭用生ごみ消滅機・環境生活館」は、完全消滅型です。完全消滅なので、本当に生ゴミが消えてしまいます。その結果、悪臭も出ません。コンビニの弁当なら僅か10分程度で殆ど消えてしまいます。明日3日から首都圏のジャスコ5店舗(品川シーサイド店、茅ヶ崎店、川口店、津田沼店、昭島店。各店とも家電品売場)で実演販売をしますので、是非お立ち寄りの上、その凄さをご自身でお確かめください。 実演して、実際に生ゴミがなくなるところを見せても、殆どの方が、「ところで残った生ゴミはどこに捨てるの?」と聞きます。これがこれまでの「家庭用生ごみ処理機」の商品常識だったのでしょうね。
 更に今回はペットのフンも処理できる画期的な商品です。ペットのフンが処理できる商品は、若干存在しますが、どれも手間がかかりまだまだ開発途上の商品です。
 しかし、今回発売された「家庭用生ごみ処理機」は、生ゴミと同じ感覚でペットのフンを「ぽいっと捨てる」、それだけです。もちろん、フンの臭いもしません。

 毎年新しく購入されるペットの数は200万匹以上だそうです。これは毎年誕生する新生児の倍に当たります。当社では、こちらも意識した販路開拓を目指しています。
 そして、今回の目玉は、「低価格」と「小型化」です。販売価格は、オープン価格ですが、「家庭用生ごみ処理機」のターゲットである主婦の声を聞いて、新発売記念特価39,900円(税込み、送料別)の価格を実現し、薄利多売で販売していくこととしました(10月2日まで)。
 サイズも小型化を実現し、我が家の狭いキッチンにも収まるサイズ(タテ37xヨコ42.5xタカサ68.5cm)となりました。

 一方、約7割の地方自治体で助成金が出ます。ご関心のある方は下記URLでお調べください。購入代金の半額が出る自治体も多数あります。中には4分の3も出る自治体もあります。
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/kaden/gomi02.htm 
新商品開発に当たり、同社中島社長に全面協力してやってきました。当社は販売面でお客様の声を商品開発に反映させてきました。それが上記「低価格」と「小型化」です。業界最低価格より1~2万円安い価格帯を実現しました。デザイン面(サイズと色)もお客様の声を反映させました。

 当初、商品名は当社が提案した「ムシュー・カッカ」でした。「カッカ」とはフランス語で「うんち」という幼児言葉でしたが、商品名申請時点で「カッカ」という言葉が天皇陛下に失礼に当たるということで、却下されてしまいました。この名前で大々的に売り出そうと思っていた私は却下の報を聞き、「カッカ」しました(×_×;)
 この画期的な商品を一人でも多数の方にお使い頂き、家庭の不快源である生ゴミゼロ運動を展開していきたいと思います。そこで、今回アフィリエイト制度を設けました。つまり、商品を購入して、気に入って頂き、友人知人にご紹介して頂き、購入してして頂けたら、購入価格の10%を紹介料としてお支払いしますのでよろしくお願い申し上げますm(__)m 詳細は、当社ホームページhttp://www.mercury-b.com/eco.htmlをご覧になってください。

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2005年9月 1日 (木)

「マーキュリー通信」no.172【防災の日に思う:歴史は繰り返し起き続ける】

 本日は防災の日です。関東大震災発生の日で、あれから82年が経ちます。毎年この前後にはマスコミで地震のことを取り上げ盛り上がります。

 しかし、今年はちょっと様子が違うようです。 首都圏でも最近地震が頻発し、7月23日には東京都足立区で震度5強の地震が発生しました。その日は数百万人の帰宅困難者が発生して首都圏は大パニックに陥りました。 昨日のNHKで当時の様子を実体験者の経験を基に一部シミュレーションも交え、当日の帰宅困難者のパニック状況を分かりやすく報道していました。 このようなパニックが起こると、通信規制となりますが、携帯メールは制限がないので、比較的通じやすいです。NHKでは親子の携帯メールのやりとりを実況中継で報道していました。但し、携帯メールも万能ではないので、皆が一斉に携帯メールを使用すると、NGが増えます。

 震度5強でこのパニックですから、震度6以上の大地震が発生したらどうなるのかと末恐ろしいです。 昨今の状況を反映して、書店では地震関連コーナーを設け、多数の関連書籍が販売されています。その中で、「東京直下型大地震 完全シミュレーション」(ネコ・パブリッシング 780円)が図入りで面白いです。 仕事、レジャー、ショッピング等それぞれの状況に応じ、各人がいる場所が異なります。その場所を想定して、「今この場所にいたら、このような事態が発生すると予測されるので、このような対応をするとよい」と具体的なアドバイスがされています。 震度6以上の大地震がいつ発生してもおかしなくない現状、携帯用にお勧めしたい1冊です。

 さて、日本は世界最大の地震大国です。 ドイツの保険会社が世界主要都市の地震リスクを算定したところ、東京は世界一危険都市と認定されました。しかもそのリスクが飛び抜けて高いのです。何とニューヨークの 17倍のリスク、シンガポールの200倍のリスクもあります。
 こういう事実があるにもかかわらず、今回の総選挙でも余り話題に上りません。余り票に繋がらないからです。しかし、東京の防災対策は極めてお粗末です。少し街中に注意を向けてみると、いざ大地震が来たときに、ブロック塀が倒壊し、避難路を塞ぎます。 頭上を見ると、看板、標識等が大地震の際に危険物に変わります。
 更に、無秩序な都市開発により住宅密集地帯が東京都だけでもたくさんあります。私のマンション(豊島区北大塚)の近くには、自転車がUターンできない細い袋小路が多数あります。大地震の際には、これらの袋小路がネックとなり、避難路を塞いでしまいます。 本来大地震等天変地異対策を計画的に実行していくのが為政者の努めですが、歴代内閣はこの重要問題を放置し続け、小泉構造改革内閣もこと耐震防災に関しては殆ど無策です。
 一方、住民サイドも地震対策には無関心です。地震が来たら、その時はその時と脳天気に構えている人が殆どです。日本人は、大事件、大事故が起きると、それらの本質を見ないで、これまでショック・パニックという言葉で忌避してきました。 ニクソン・ショック、石油ショック等数え切れない事例があります。

 関東大震災という大惨事も、時の経過と共に忘れ去られ、干支で丁度6周り、72年後に阪神大震災が発生して、大パニック。
 そして、あれから10年経ち、阪神大震災は風化しつつあります。その間、昨年には新潟と福岡に大地震が発生し、いつもながらのパニックの光景をマスコミが騒ぎ立てるだけでした。その悲惨な光景を見て、国民はショックを受けます。その度毎に耐震防災、耐震補強の重要性は強調されるが、問題点は毎回先送りされ、今日に至っています。
 私は、このような現状に鑑み、2年前からNPO法人日本耐震防災事業団の加盟企業として、耐震防災事業の重要性を訴えています。 同事業団の小口悦央理事長は、耐震防災事業に関しては内閣府、各自治体、民間企業から信頼厚く、耐震防災の重要性を説くために、全国を飛び回っている方で、耐震防災事業に関する民間の第1人者です。 同理事長が開発した「DSG倒壊防止システム」は、阪神大震災規模の大地震が来ても、縦揺れと横揺れの両方から木造住宅を倒壊から防止するシステムとなっており、業界で最も注目を浴びています。

 NPO法人日本耐震防災事業団は、NPO法人なので、自宅の耐震診断費用は35千円で済みます。通常7万円~15万円くらいかかるので、安価の耐震診断を安心して受けることができます。そして、安価な耐震補強の具体的な提案も受けられます。
 これを機に、木造住宅にお住まいの方は、耐震診断を受けることをお勧めします。特に築10年以上の木造住宅にお住まいの方は、人間でいえば丁度人間ドックにかかるようなものです。 ご希望の方は、私宛ご連絡ください。お待ちしております。 尚、NPO法人日本耐震防災事業団のホームページはhttp://www.nittaibou.jp/です。

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