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2005年10月

2005年10月31日 (月)

「マーキュリー通信」no.224 【私を育ててくれた元上司達-2「土井貞夫氏元三井物産株式会社鉄鋼建材部次長」】

 土井さんは、入社4年目開発会計から初めて営業(鉄鋼建材部)に異動したときの直属の上司でした。当時35歳で私より丁度10歳年上。土井さんも同時に仙台支店から転勤してきました。
 土井さんは業界ナンバー1の営業マンと聞き及び、実際にこの人の下で仕え、この人から営業の手ほどきを直接受けたことは幸運でした。

 土井さんはいつも「取引先に儲けさせることで取引先はついてくる。そして、信頼関係が構築される。」と言っていました。 そして、営業に対する明確なポリシーを持っていた方でした。 私の販売していた商品は土木建材商品(主力は鋼矢板と鋼管杭)で、官公庁向けの商売が大半でした。
 販売経路は、役所への直接販売、ゼネコン向け、問屋売りの3種類でした。 問屋売りの商売は、大半が1件当たりの粗利が数千円でした。これでは伝票代にもなりません。又、ゼネコン向けも値引き要求がきつく、利幅が薄かったです。 しかし、店売り、ゼネコン向けで三井物産?鰍フシェアをしっかりとることで、官公需向けの直売におけるメーカー窓口を確保する。当時三井物産?鰍ヘ新日鐵が最大の取引先でしたので、新日鐵の窓口をいかに確保するかが最優先されました。その為に、他の商売の利益は犠牲にしてまで、新日鐵の取扱シェアでトップに立つかが最優先課題でした。 役所の場合、予算が決まっていて、他の取引におけるマイナス分をがっぽり稼がせて頂きました。

 土井さんは、私に対しては、営業のいろはが分るようになると、自分の好きなように営業をやらせてくれました。但し、責任は土井さんが取ってくれる。私も土井さんに恥をかかせないよう一生懸命やる。それでもチョンボはある。そのような時は土井さんが出てきて、問題をものの見事に解決してくれる。私の営業の基本的な考え方は、土井さんの考えを受け継いでいます。
 土井さんの教育は大変厳しかったです。毎日のように鉄拳がとんできます。手で殴るのが疲れると、頭突きです。それも疲れると、今度は靴の底で殴られました。余り頻繁に殴られるので、ある時、土井さんに向かって、「いい加減にしろ!」と一度だけ楯を突いたことがありました。

 土井さんはとにかく型破りで破天荒な人でした。朝は遅刻の常習犯。昼間は余り会社にいません。夜の営業活動が大半です。いわゆる、「飲む、打つ、買う」といった浪花節の世界の営業でした。 一方で、仲間の家に泊まり、徹夜で「ちんちろりん」というばくちに興じたことも良くありました。「ちんちろりん」とは3つのさいころを振って、その出た目を予測することで、勝った者がお金を手にします。 皆、千円札を手に握りしめ、大ばくちを打っていました。負けが混んで、1千万円まで借金が膨らんだ人もいました。お巡りさんに見つかれば、当然豚箱行きです。今でも、ランニングシャツと柄パンで「ちんちろりん」に熱中している土井さんの姿が目に焼き付いています。
 土井さんは、3度の飯より酒が好きで、台湾に単身赴任した時、部屋の中の冷蔵庫には、ビールと氷しか入ってなかったそうです。風邪を引いたとき、風邪薬をビールで飲むくらい酒が好きでした。 そんな健康無視のはちゃめちゃな生活が祟り、肝硬変で急逝しました。50代前半の若さでした。 昔の部下が、土井さんを訪ね、懐かしさで夜を徹して飲んだそうですが、それがいけなかったようです。

 土井さんは、普段は非常に厳しい人でしたが、本当のところ心優しく、人間的に純な人で、営業マンとして業界ナンバー1でしたが、上司にこびを売って出世する気持ちなどさらさら無かった人でした。 社内外、顧客、メーカー、問屋他皆から愛された人でした。土井さんには3年間仕え、百回以上殴られましたが、私が物産マンで一番好きな上司でした。そして、私の営業マンとして営業スタイルの原型を作ってくれた人です。

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2005年10月30日 (日)

「マーキュリー通信」no.223【豊島区環境フェアに当社生ごみ消滅機出展】

 10月29日~30日の両日豊島区エコライフ課主催第14回「エコライフとしま環境フェア」に、豊島区から要請があり、当社生ごみ消滅機を出展しました。当社生ごみ消滅機は、豊島区の斡旋対象商品となっているので、協力させて頂きました。
 会場には、「生ゴミ処理機」でなく「生ごみ消滅機」という言葉に興味を引くようです。「生ゴミが完全に無くなってしまうんです」と説明しても、従来の常識から「溜まったゴミはどうやって捨てるのか」という質問が圧倒的に多いのです。
 実際に当社生ごみ消滅機「環境生活館」の中にコンビニで買ってきた弁当を入れ、無くなったのを見て、初めて今までの常識が打ち破られ、皆さん一様にビックリします。 こちらから「10分で消えます」と説明しても、なかなか10分も待てない方が多く、2~3分で蓋を開けて、中を覗き、弁当が無くなり、においもしないので、皆さん本当にビックリします。

 2日間に亘り生ゴミ処理機に関するアンケートを実施しました。謝礼が三角コーナー用の水切りネットでしたが、これが主婦に受け、150件近いアンケートが回収でき、商品も売れ、まずまずの結果でした。
 アンケート実施に際しては、アンケート実施中は、2人、3人と人だかりができると、一山ができ、これが一段落するとさーっと引いて、しばらく落ち着くという感じなのが、人間の心理状況、野次馬的根性なのでしょうか。面白い現象でした。
 当初屋外の中池袋公園で行う予定でしたが、雨の心配があったため、室内での実施となりました。人の入りが心配されましたが、豊島区職員が来場の誘導を必死にして頂いたおかげで、まずまずの来客となりました。

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2005年10月29日 (土)

「マーキュリー通信」no.222【私の健康法ー10「寒天ダイエット」】

 人気テレビ番組「発掘アルアル大事典(フジテレビ 日曜21時)」で今年寒天ダイエットを紹介したら(6月12日放映)、飛ぶように売れ、一頃お店の棚から寒天が無くなってしまいました。 今は、お店の棚に寒天が並ぶようになりましたが、それでも寒天ダイエットは根強い人気があるようです。

 私もそれにあやかり寒天を試してみました。しかし、寒天をそのまま食べても、余りおいしいとはいえず長続きしませんでした。その後、他の番組で粉寒天による食べ方の紹介があったので、それから粉寒天による寒天ダイエットを実施中です。
 やり方は、水200ccに対し粉寒天を小さじ1杯入れ、オレンジやレモンの粉末を小さな鍋に入れます。強火にかけますが、2~3分くらい沸騰するまで、熱します。小さじ1杯が一人1日分です。粉寒天をこれ以上摂取すると、腸内で固まってしまうので、気をつけてください。 中に入れるものは自分の好みに合わせ、いろいろと入れてみてください。ただし、固まりにくいものもあるので気をつけてください。私の場合、それ以外に、コーヒー、紅茶、蜂蜜、ゆず蜂蜜等がうまくいっています。
 沸騰したら、時間をかけさまし、その後冷蔵庫に入れます。冷えておいしい固形寒天のできあがりです。いつも朝食を食べる前に食べます。これなら長続きしそうで、そのうちダイエット効果が現れてくるのではないかと期待しています。

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2005年10月28日 (金)

「マーキュリー通信」no.221 【1000円床屋QBハウスで散髪】

 新装して大きくイメチェンした秋葉原駅構内に千円床屋QBハウスが入居、たまたま目にしたので散髪に入りました。
 QBハウスは、高度成長期に物価上昇に伴い高騰した理容業界にくさびを打ち込む形で進出してきた。日本ではこのように各種業界団体、組合があり、その庇護の下にぬるま湯につかってきた業界がたくさんある。そこに着目して急成長を遂げるQBハウスの経営者の眼力、先見力には脱帽します。

 秋葉原駅構内床屋QBハウスは清潔な店舗で、店員の対応も良く教育されている。腕の方も、町の床屋さんと比べ遜色ない。そして、気になる衛生面では、最後に殺菌消毒をした櫛を客の目の前で取り出し、最後の仕上げに使った後、「お持ち帰りください」というサービスを付け加え、衛生面でも問題ないことをアピールする演出効果に感心しました。

 理容に関しては、私の場合、おしゃれという感覚でなく、身だしなみという感覚なので、安くて速ければOKという客層なので、QBハウスで充分です。寧ろ、長時間床屋にいる方が、時間が無駄と感じるタイプで、待ち時間が10分以上なら、別の床屋に変えてしまうタイプです。経営的にコメントするなら、秋葉原駅構内QBハウスは、広くゆったりしている分経営効率が悪いです。後2席は置けるスペースです。客を待たせる分、その方がベターと思います。高い家賃の場所なので、もう少し経営的に考える余地有りと感じました。

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2005年10月27日 (木)

「マーキュリー通信」no.220 【千葉ロッテマリーンズ31年ぶりの優勝おめでとう!」】

 千葉ロッテマリーンズが31年ぶりに優勝しました。50年近い巨人ファンとしては、他球団が優勝しても余り関心がないのですが、今回は正直「うらやましい」と思いました。同時に、経営者として、いろいろと学ばせて頂きました。

 他球団から4番打者ばかり集め、生え抜きの若手選手の成長の芽を摘み、戦力的にじり貧傾向の巨人軍に対し、毎年大赤字でパリーグのお荷物球団ロッテはドラフト中心の戦力補強。その中で、西岡、今江の21歳、22歳の若手コンビが成長し、今江は今シリーズ8打数連続ヒットで日本新記録という偉業を達成し、MVPに輝いた。その他、投手陣も2桁勝利の投手陣がずらり。抑えも小林雅が守護神の役割を充分果たし、理想のチーム体制となった。

 これは中小企業の経営にもいえる。大企業と違い優秀な社員を金に任せて採用することは難しい。じっくりと育てていくしかない。その中で、会社の経営理念・方針を理解し、社長と一緒になって会社を成長させ、それが自分の成長にも繋がり、それが自身の喜びに直に跳ね返ってくることを体験してもらう。これは一朝一夕にはいかず、時間がかかる。 又、中小企業の場合、大企業と比べ、社長にノルマがあるわけではないので、巨人のように優勝、即ち毎期増収増益を義務づけられているわけではない。その経営的な視点の違いにより、大企業と異なった経営姿勢を貫くことができる。

 一方、バレンタイン監督と堀内監督を比べた場合、監督としてのキャリアが俄然違うことを思い知らされた感じがする。 米国でも名監督としてならしたバレンタイン監督は、日本でも言語の壁を超え、監督としての優秀さをいかんなく発揮した。堀内監督は、V9戦士として活躍したが、監督経験はゼロ。素人でも首をかしげたくなるような采配ぶりでその無能さをさらけ出してしまった。

 これを中小企業の社長にたとえるなら、社長は優秀な営業マンでなければならないと同時に、指揮官、監督としての能力も求められる。各社員の能力をしっかりと把握し、適材適所の人事とそれに見合った処遇をしていくことが重要だ。 しかし、口で言うのは簡単だけれど、実際にやってみるとなかなかその通りにはいかないことが多い。日々勉強だし、それが自己成長に繋がり、だから社長業は大変な反面やりがいがあるといえます。

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2005年10月26日 (水)

「マーキュリー通信」no.219【レポート」10月号ビジネスは“人の健康”と同じ?限界を感じたら弱点を直すための余裕を持とう!】

「創レポート」は、四日市と銀座のダブルオフィスを毎週忙しく行き来する公認会計士伊藤隆先生の力作です。 今月の「創レポート」も大変参考になりました。
 特に、「限界を感じたら弱点を直すための余裕を持とう!」というメッセージは私の心にすとーんと入ってきました。
 経営は生き物です。日々本当に勉強になります。日頃忙しさにかまけて、なかなか自分の弱点を直す余裕がありません。 私の場合、夜寝る前に入浴しますが、その時にクラシック音楽を聴きながら、リラックスムードで、一日の反省をします。そこで、多少心の余裕を取り戻します。 今回の「自分の弱点を直しながら限界突破」、私にとって一転語でした。今晩の入浴は、自分の弱点に絞って限界突破をしていこうと思っています。

◆本レポートの内容◆
【1】健康食品販売F社が出合った“意外な結果” …… 1ページ
【2】今まで“プラス思考”が強すぎた…? …………… 2ページ
【3】現代は“余裕”が業績を生む時代! ……………… 3ページ
【4】現実問題として“余裕”を持つのは難しい ………… 4ページ
【5】考える“余裕”を習慣的に持つための視点 ………… 5ページ

「創レポート」は下記URLでご覧になれます。印刷の上、紙媒体で読むと理解がいっそう深まります。又、ファイルしておくと貴重な経営書となります。

「report10.pdf」をダウンロード  
参照: http://www.cpa-itoh.com

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2005年10月25日 (火)

「マーキュリー通信」no.218【私の健康法ー9「朝一番の水道水に注意」】

 朝起きた時、血液の血中濃度は濃くなっています。これから寒くなって脳梗塞や心筋梗塞がおきやすくなります。そのため、朝起きたら水を飲み、血中濃度を下げるようにしています。 因みに、我が家の場合、電解還元水を使用しているので、家中どこの蛇口をひねっても、健康でおいしい水が飲めるようになっています。

しかし、本日の健康番組で、朝一番の水道水は雑菌が溜まっているので、要注意。10秒くらい流してから飲むよう勧めていました。この情報を聞いたので、朝起きたら朝一番でひげを剃り、顔を洗うことにしました。その後、水を飲むことにしました。これで安心して水を飲むことができます。

 一方、最近では、浄水器が普及する一方、自動製氷器を備えている冷蔵庫を使用している家庭も多いことと思います。浄水器のデメリットとして、塩素殺菌を除去してしまうので、殺菌能力が低下してしまうこと。そのため、自動製氷器に雑菌が溜まり、黒カビが生えることがあるので要注意とのことでした。皆さんのご自宅の冷蔵庫の氷をチェックしてみてください。もし、黒カビが生えているようでしたら、すぐに捨ててくださいね。

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2005年10月23日 (日)

「マーキュリー通信」no.217 【おめでとう!サザエさん生誕60周年】

 さざえさんは毎週日曜日18時30分から30分放映していますが、私も毎週楽しみに見ています。毎週日曜日は6時にお風呂に入り、6時半からサザエさんを見ながら、食事をするのが習慣となっています。 そのサザエさんが誕生して60年になるそうです。原作者長谷川町子さんが他界後も放映し、毎週20%を超える人気の長寿番組です。

 サザエさん一家は3世代同居家族、7人+猫のタマの家族です。サザエさん一家を見る度、日本人の古き良き時代を思い出せてくれます。
 大家族で、波平父さんが文字通り一家の大黒柱。頑固だけれど家族思い。古き良き時代の理想的なお父さんかもしれません。 お母さんのフネさんは、優しくて、たくましくて、しっかりしていて理想的な日本のお母さん。お父さんをしっかりとたてながらも、うまく操縦しており、頑固な波平父さんもお母さんには頭が上がらない。
 サザエさんと夫のますおさんも舅、姑と仲良くやって、溶け込んでいる。 息子のタラちゃん(3歳)は実に良い性格をしている。私はキャラクター的にはこのタラちゃんが一番好きです。 そして、サザエさんの兄弟かつおはいたずらっ子でのびのびと暮らしており、わかめちゃんは優しく、平凡な女の子。 ペットのタマは、ごく平凡な野良猫。最近ペットブームだけれど、家族からちやほやされるのではなく、ごく自然に家族の一員として、大切にされている。
 アニメ番組としての「サザエさん」が長寿なのは、現代人が忘れてしまったこのほのぼの感と精神的荒廃が叫ばれている現代の日本人に対する一種のあこがれかもしれません。 多忙な現代人にはこの平凡さとスローライフ感が共感を呼ぶのでしょう。

 サザエさんの前に放映する番組「ちびまる子」も長寿番組なのだが、私はサザエさんほどのほのぼの感を感じないので、最近は殆ど見ていません。それと子供たちの言葉遣いが気になります。 子供の一人称が、かつおは「ボク」と言っているが、「ちびまる子」では基本的には「オレ」。小学生は、まだ「ボク」といった方が可愛い感じがする。 又、お年寄りに対し、「佐々木のじいさん」といったようなやや軽蔑した言い方をするのも頂けません。
 「ちびまる子」一家は、お父さんはしまりがないダメ親父、おじいさんも孫のまる子に盲目の愛。お母さんは優しいが、サザエさんのお母さんと比べたら、ごくごく平凡なお母さん。

 子供がテレビから受ける影響は大きいです。日曜の夜、「さざえさん」と「ちびまる子」の両方を見ている子供はそれなりに比較できるが、「ちびまる子」だけ見ている子供は親や大人、お年寄りに対し、軽蔑の思いがでてくることを危惧しています。たかが、アニメ漫画ぐらいと目くじらを立てる方もいるかもしれませんが、一度ご自分の子供にどの程度の影響を与えているか、聞いてみるのも良いかもしれませんね。

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2005年10月22日 (土)

「マーキュリー通信」no.216【私の健康法ー8「米国で大ブームの3分間でやせる運動」】

10月16日放映の発掘あるある大事典で現在「米国で大ブームの3分間でやせる運動」を放映していました。

 無酸素運動と有酸素運動を各30秒ずつ繰り返し計6回3分を毎日続ければ、数週間で体重が数キロ、ウェストも数センチスリムになることが実験結果で証明されています。あるあるでも実際にテストし、その効果を確認しています。

 私も早速試しています。有酸素運動はジョギングですが、無酸素運動は、各部位別にやせたい場所により無酸素運動の種類が異なります。私の場合、ウェストを減らそうと、仰向けになって片足上げを交互にやります。30秒x2種類x3回なので、無理が無く長続きできそうです。 まだ効果は出ていませんが、1週間続いています。詳しくは10月16日放映のあるあるをホームページで参考にしてください。

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2005年10月21日 (金)

「マーキュリー通信」no.215 小泉首相靖国神社参拝「こんな見方もある!」

 小泉首相が靖国神社を予定通り参拝して、日中関係が再び険悪化している。
 最近、知己を得た時事評論家増田俊男先生、いつもながら目から鱗の評論ですが、今回も靖国神社参拝に関し、「えっ、こんな見方もあるのか!」と思わず驚きました。 以下、増田俊男先生の評論を引用します。詳しくは、同先生のホームページをご覧になってください。

 私はNo.306号で「中国の小泉靖国参拝自粛圧力は逆圧力!」と述べ、胡錦濤主席こそ小泉参拝を乞い願っていると書いた。中国は小泉首相の靖国参拝を、反政府国民感情のガス抜きのための反日感情のシンボルに仕立て上げてきた。一方、小泉首相は4年間掛けて靖国参拝が中国国民の反日運動の強力な引き金になるよう準備を重ねてきた。日本にとって、中国のアジアにおける軍事覇権にストップを掛けるにはアメリカの軍事力が必要であり、アメリカの軍事力を動かすには中国の軍事行動を誘発しなくてはならない。

 かつて日本の軍事的野心を粉砕するために、アメリカが日本を真珠湾攻撃に誘導したのと同じ政治戦略である。小泉首相は2001年4月の首相就任以来5度も靖国参拝を繰り返すことによって、やっと靖国参拝を中国国民に最も大きな影響力を持つ「反日カード」に仕上げたのである。2004年11月チリでの日中首脳会談で2005年も靖国参拝をすることを伝え、また本年4月ジャカルタでの首脳会談でも2006年も参拝することを伝え、胡錦濤主席を安心させてきた。小泉首相が靖国参拝を止めない限り、胡錦濤は反政府暴動のガス抜きができるからである。

 いま中国では、毎日数百カ所で反政府運動が起きているので、今回の小泉首相の抜き打ち靖国参拝は胡錦濤主席に激怒する振りをさせると同時に、国民の暴動を反日デモに摩り替えるのに格好のタイミングであった。ところが日米の狙いは、事実上胡錦濤主席をコントロールしている中国の真の権力者、軍権を刺激することにあり、人民軍を対日一触即発状態に追い込んでおくことにある。
私が9月から予測していた今回の小泉靖国参拝は、実は日米仮想敵国中国に対する日米共有軍事戦略の一環なのである。細かいことだが、内政的には公明党排斥の準備でもある。
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※「時事直言」の文章および文中記事の引用ご希望の方は、事前にサンラ・ワールド株式会社 増田俊男事務局(TEL 03-3955-2121)までお知らせ下さい。
ご意見ご感想は:E-mail:info@sunraworld.com
発信者 : 増田俊男(時事評論家、国際金融スペシャリスト)

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2005年10月18日 (火)

「マーキュリー通信」no.214【経済工学研究所森木亮理事長講演「日本国破産への最終警告ー日本人は小泉首相にだまされてはいけないー」】

 森木先生は、最近のご著書2008年IMF占領(光文社刊1000円)で、日本国破産への警告をし、「その破産処理は2008年頃IMFの手に委ねられるだろう」と具体的提言をされました。

 小泉首相始め政財官界と深い人脈を森木先生は本日の講演会で、9月11日衆議院選挙後の情勢及び今後の日本に対し、上記のように快刀乱麻を断つが如く、いつもの弁舌爽やかに、ずばっと切って落としました。
 まずは、総選挙の結果は「民意ではない!」。与党得票数3350万票に対し、野党得票数3450万票と民意は真っ二つに別れた。選挙結果は小選挙区の特徴が出た結果と認識すべきで、そのことを余り強調しないマスコミにも問題あり。
 次に、「郵政民営化は構造改革の本丸」と叫ぶ小泉首相は、もしそれを信じているなら似非改革者であり、単なるパフォーマンスなら大嘘つきといえる。

 本丸とは、お城の城郭・天守閣の部分であり、郵政民営化は枝葉の部分、城でたとえるなら精々石垣の部分に過ぎない。それでは、本丸とは何か、まず一の丸は、公務員数の純減。現在公務員数を404万人といっているが、税金に頼らない郵便局員数等は含めるべきでない。それを除外した上で、5年で5%、10年で10%の純減を論じるべきだ。

 次に二の丸は、公務員の給与水準の引き下げ。現在、公務員の給与水準は、100人以上の民間企業と比較しているが、全民間企業の給与水準と比較すべきだ。その場合、40歳の公務員で年収630万円、一方民間は444万円。186万円年収が多い。30%の引き下げが妥当水準といえる。

 さて、郵政民営化に関しては、郵便事業に関しては、国営化が望ましい。全国に2万局強の郵便局があるが、その内92%が赤字。民営化した場合、財務内容が公開され、2万局の存在意義を問われることになる。 又、郵便事業の債務超過額は5236億円もあり、既に破産状態。民営化した途端に破産宣告する可能性あり。
 次に、郵貯事業に関しては、本来は廃止すべきだ。米国は、民業圧迫を恐れ、39年前に郵貯事業から撤退した。国が郵貯に関与すると、国として使うことが認められている「税金」と使ってはいけない「預貯金」いう認識が薄れ、そのけじめがつかなくなることが恐ろしい。一例を挙げるなら、法務省職員の給与8千億円は、税金からでなく、歳入不足を補うため、郵貯事業から流れている。これは国民を欺く行為であり、どんぶり勘定もいいところ。この種のやりとりが日常茶飯事的に行われており、それを本来チェックすべき会計検査院(企業で言うなら監査役)が殆ど機能していない。

 しかし、郵貯銀行の廃止が現状なかなか難しいところなので、ナロウ・バンク化を目指すべきだ。バブル時代に、郵貯預け入れ限度額を300万円から段階的に1千万円に引き上げた。今度はその逆をやり、どんどん小さくしていき、35兆円程度に縮小すべきだ。
 郵貯銀行民営化後は、コストに加え利便性も考慮すべきだ。しかし、利便性を考えた場合、郵貯銀行の利便性は最低のCランク。 Aランクはインターネットバンク。24時間オープンでパソコンから振込が可能。振り込み手数料0の銀行もある。 現在の都市銀行は、利便性の面では、Bランク。メガバンクが出現しても、ただ大きいだけで顧客へのサービス面では見劣りする。

 郵貯銀行は1.2兆円の利益を出していると喧伝されているが、実際には政府の様々な優遇策があり、民間と同じ競争条件にしたら、利益は4千億円に激減する。 又、郵貯銀行の自己資本比率は僅か1.57%。これはBIS(国際決済銀行)の基準である8%を大幅に下回る。国内銀行に鞍替えしても、4%基準をクリアするのは至難の技。 一方、簡保の純資産はほぼゼロの状態。
 更に、郵政民営化の時限爆弾として、不良債権が、郵貯・簡保合計60兆円もある。更に、国債保有高が160兆円もあり、国債暴落のリスクを抱えている。郵政を株式公開した際には、国民がもし株式購入したら、ババをつかまされ大損することは見え見え。 又、BISが、大量国債を保有した超メガバンクの存在は、国際市場に大きな影響を及ぼすリスクが高いので、再国営化を提言してくる可能性もある。
 パフォーマンス主体で、郵政民営化の中味を余り理解していない小泉首相が、2007年の郵政民営化後に、上記のような衝撃の事実を知ったら、物凄い後悔に襲われることは間違いない。但し、その時小泉首相は総理の座を降りているだろうから、ババをつかませられるのは、後任総理ということになる。

 昭和41年、時の大蔵相福田赳夫氏が禁止されていた国債発行に踏み切った。1972億円の国債発行残高が、現在では682兆円と天文学的な数字となっている。しかも、60年の赤字国債発行の愚を繰り返している。赤字国債の発行とは、返す当てもないのに借金を続けていることであり、そのツケを後生に先送りしているだけ。 しかし、そのツケも最早先送りしている余裕がない状態。
 現在、景気は回復し、株式は活況を呈し、ミニバブル状態となり、日本国が破産するようなムードにない。しかし、それは財務省、日銀が資金繰りで破綻を来さないよう自転車操業をしているだけの話。

 財政のプロ、森木亮先生の講演だけに、実際の数字を交え、正確に理論展開をしていく森木先生の熱弁、森木節を今回は充分味わうことができました。 尚、森木先生の小泉首相在任時の採点は、100点満点で20点以下の赤点だそうです。小泉首相就任後、国債残高は260兆円も膨張した。国が破産した際、これだけでも戦犯の資格大。 小泉首相は大蔵族であり、大蔵への甘さが、国債残高膨張にも如実に現れている。

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2005年10月17日 (月)

「マーキュリー通信」no.213【私を育ててくれた元上司達-1「株式会社もしもしホットライン初代社長星崎治男氏】

 私を育ててくれた元上司達-序論のところで、私は三井物産に25年在籍し、10の異なった職場を経験させて頂いたことをお話しさせて頂きました。

 職場の異動毎に、階段を1歩1歩上る感じで力を付けることができました。その中で、自分の力がエレベーターで一気に上るような感じで実力がついた時期が2回ありました。それがテレマーケティングの新会社株式会社もしもしホットライン創業に関わる経験と、カナダ三井物産駐在時でした。

 物産マン時代、約50名の上司に仕えました。上司といっても直接コミュニケーションのある部長までを上司としてカウントしました。 その中で、真っ先に挙げる上司が星崎治男氏です。皆が星さんという愛称呼んでいるのでここでは星さんと書きます。
 私は星さんの直属の部下として86年11月~94年2月まで7年仕えました。私の上司の中では、最長の期間仕えた上司でした。 星さんを、戦国武将でたとえるなら織田信長タイプのリーダーで、コンピューター付きブルドーザーといった感じの上司で、未開の荒野を持ち前の馬力で開拓していく上司した。三井物産?兜?産業部門中興の祖に当たる人です。その人の直属の部下として7年間仕えることができたのは、私にとり最高にラッキーでした。
 私が30代後半から40代前半にかけて仕えた上司でしたが、毎日のように雷を落とされていました。今でも、星さんから、「スガヤ-」と数百メートル先まで聞こえる程大きな声で怒鳴られ、呼びつけられる声が懐かしく聞こえてきます。 多分星さんに仕えた部下数百名の中では、一番雷を落とされたのではないかと思います。それほど厳しく鍛えられましたが、その中で自分自身の実力が確実に上がっていく喜びも実感できました。

 星さんから学んだことはそれこそ数え切れないほどありますが、その一部を挙げるなら1.企業買収の際に、コアとなる事業を見抜く力と、その具体的な収益構造を見極める鑑識眼2.人心掌握術&リーダーシップ3.各種情報から事業を組み立てていく能力 星さんとは能力も性格も全然違うので、そっくりそのまままねるわけにはいきませんが、現在の私のマネジメントスタイル、スキル、事業企画、推進力等はかなり星さんの部下として仕え、その中から私なりに吸収していき、師匠とは違った菅谷信雄独自のスタイルに築き上げていきました。

 星さんと一緒に仕事をさせて頂いた中で、一番の思い出は、テレマーケティングの新会社株式会社もしもしホットラインの創業です。私が、鉄鋼部門から情報産業開発部に異動した直後の86年12月頃、テレマーケティング最大手ベルシステム24買収の話がきました。しかし、CSKにもダブルオファーされたので、ベルシステム24はCSKのオーナー故大川功氏の鶴の一声でCSKに買収されることとなりました。 年が明けて、1月にベルシステム24の副社長以下15名のアンチ大川一派が再び星さんの下を訪ね、新しい革袋の下、テレマーケティングの会社を物産と一緒になって創って欲しい旨協力要請がありました。
 当時、物産ではテレマーケティングの会社など馴染みがなく、稟議申請の時にテレクラと勘違いして、反対した人もいたくらいでした。それを星さんの押しの強さと、物産幹部への根回しで、この難しい稟議を通してしまいました。
 私は、星さんからの指示で、現場の責任者として、資金調達、組織作り、就業規則、給与体系作り、そして新会社ができる目処がついてからは、テレマーケティングの新規事前営業、事務所探し、什器備品の調達、採用面接、そして、営業担当役員として出向し、経営のイロハも星さんから教わりました。当時私は新電電の営業もやっていたので、新会社作りは通常業務を終わった後にやっていました。その後、忙しくなってきたので、新会社作り一本でやりましたが、一番苦労したのが、その年9月に新電電のサービス開始が予定されていたので、各社のカスタマーセンター業務受注が急務で、その為、新会社を1日にも早く創るのが至上命令でした。
 その為、最後の3ヶ月間は、毎日深夜まで仕事をして、毎晩タクシーで自宅に帰り、朝はシャッターが開く6時には出社する毎日でした。私自身心身共にぼろぼろでしたが、最後は気力を振り絞り、何とか新電電のカスタマーセンター業務受注にこぎ着けることができました。そうした難産の末、今から18年前の87年6月23日に誕生したのが株式会社もしもしホットラインでした。

 株式会社もしもしホットラインは、今では従業員15千名(内正社員約550名)、東証一部上場企業となりました。稟議申請時には、従業員持ち株制度を提案しましたが、物産からの出向組は対象外となりました。 株式会社もしもしホットライン創業に際し、私自身金銭的なメリットは一切受けませんでしたが、同社創業に際し経験したことは、それこそ億単位の価値があるといえます。それが現在の私の一番の財産となっています。
 こういうチャンスを与えて頂いた星さんには、感謝の思いでいっぱいです。こうやって文章を書いていても、当時のことを思い出し、胸が熱くなってきます。株式会社もしもしホットラインは、私にとり物産マン時代の一番の思い出であり、心のふるさとであり、宝でもあります。

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2005年10月16日 (日)

「マーキュリー通信」no.212【ホワイトバンドで世界の貧困をなくそう!】

 地元池袋西武リブロ書店のレジでホワイトバンドを売っていたので購入しました。
 ホワイトバンドは、国連キャンペーン「2015年までに世界の貧困を半減させよう!」との呼びかけに応じできた世界的な任意団体です。
 クリントン元米国大統領他世界の著名人が多数参加しています。日本人でもサッカーの中田英寿他多数参加しています。詳しくは、下記URLをご覧になって下さい。ホワイトバンドを300円で購入し、自分の腕につけ、「世界の貧困をなくそう」キャンペーンに参加の意思表示をするだけです。 私も最近友人がつけていたのを、「それ、何ですか?」と聞いたら、「世界から貧困をなくそうキャンペーンのホワイトバンドです」と言われ、それが記憶に残っていて、書店で目にして購入しました。あなたの小さな善意を形として表現し、その善意の輪を周りに広めてみませんか? そのうち、日本国中でホワイトバンドをつけた人を目にするようになると思います。
参照: http://www.hottokenai.jp/white/index.html

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2005年10月14日 (金)

「マーキュリー通信」no.211【人生で最高に涙した日。その前に最大の恐怖が訪れる。】

 本日10月14日は、ミスタープロ野球長嶋さんが引退した日。今から31年前、昭和49年、巨人がV10を逸した年でした。
 当日ミスターの引退セレモニーがあると知った私は、当日の夜は残業をせずに、一目散に三井物産第2府中寮に帰りました。当時独身の私は三井物産の寮住まいでした。その日の試合を食い入るように見て、最後ミスターはセカンドゴロに倒れ、大多数の長嶋ファンと共にため息をついたことを今でも思い出します。
 その後、引退セレモニーで、彼の有名な「読売巨人軍は永久に不滅です」という名セリフを残します。私は引退セレモニー中ずっと涙を流していました。予め用意した洗面器とタオルはぐしょぬれ状態でした。テレビの周りは寮生の輪ができていて、一緒に涙を流しました。

 さて、当日私は恐怖の体験をしています。
 当時連続企業爆破事件で、三菱重工が爆破された後、三井物産も標的にされていました。当時西新橋に本社のあった三井物産にも脅迫電話が何度もかけられてきました。当日も脅迫電話がありました。しかし、「今回もイタズラか」と思っていたら、昼食から職場に帰ってきた午後1時少し過ぎた頃、ダンプトラックが建物に突入してきたような「がちゃーん」という大爆音が轟きました。同時に私が座っている床の部分に衝撃が走りました。そして、当たりには火薬の臭いが立ちこめてきました。 私の周りの女子社員は泣き始め、私にしがみついてきました。後にも先にも職場で女子社員に抱きつかれたのは、あれが最初で最後でした。
 直後、社内放送によるアナウンスが流れました。3階通信部に爆発物が仕掛けられ、負傷者が出た旨発表されました。爆発の場所は丁度私の真下。私は6階だったので助かりました。
 爆発物を点検に来た警察官は、長嶋さんと縁のある方で、今では伝説化しつつある有名な天皇陛下の天覧試合を警護された人でした。その警察官は、当日長嶋さんの引退セレモニーに駆けつける予定でしたが、負傷のため緊急入院を余儀なくされました。

 先日、NHKの特別番組で長嶋茂雄の引退セレモニーと三井物産企業爆破が同日であり、その警察官が両方に縁があった旨放送されました。実は、その放送を観るまで、私の記憶には、この2つの出来事が別物としてインプットされていましたが、同放送番組を観て、あの1日の出来事が1つに繋がりました。

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2005年10月13日 (木)

「マーキュリー通信」no.210 【自分をもっとほめてみよう】

 最近ちょっといい話を聞きました。
 ストレス社会で鬱病が急増しています。そして、これが自殺増加の一因ともなっています。 日本人はきまじめでとかく人前で自分や身内をほめたりすることはありません。 しかし、時には自分をもっとほめるてみると勇気が湧き、自信が出てきます。これを1週間に1度くらい自分に問いかけてみると良いです。この1週間で、どんな自分が良かったか。褒められる自分であったか探してみるのです。もちろん人前にやるのではく、自分一人でやってみるか、もしくは家族の前でやってみるとよいです。

 自分を褒めると言えば、バルセロナオリンピックの銀メダリスト有森裕子さんの有名な言葉、「自分で自分をほめたい」という言葉が今でも印象に残っています。彼女の素直な感情の吐露が、本当に頑張ったからこそ、あのような言葉が出たわけで、私たちに元気を与えてくれました。  私たちも有森裕子さん並に頑張り成果を上げたら、人前で「自分を褒めてあげたい」と公言しても良いと思います。それまでは、自分一人の時に自分に向かって話しかけてみましょう。

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2005年10月12日 (水)

「マーキュリー通信」no.209 第40回「新しい時代を創る経営者の会」【富裕層向け医療サービス&予防医学】

 今回は、予防推進協議会武田理事長による予防医学に関する講演、プレゼンテーションでしたが、殆どオフレコの部分が多かったので、残念ながらここではその内容を書くことができません。武田理事長は、学習院時代テニス部に所属し、現在の天皇陛下と同期でもあり、陛下と学生時代テニスをしたこともあるそうです。 そのようなキャリアから、医療業界を始めかなり人脈が多岐に及んでいる方で、普段聞けないような情報をオフレコで聴くことができました。
 当会は、クローズドの経営者の会の特色を生かし、オフレコということで、各経営者が忌憚ない意見をお話しして頂くのが当会の特徴です。

 さて、今回私が感じ取ったことは、・小泉首相が派閥解消、利権政治打破を叫び、それを実行している。医療業界と一番利権が強い橋本派は事実上の解体。今後は医療業界にも影響を及ぼしていく。・日本は社会主義制度で成功した世界でも珍しい国だが、今後は超高齢化社会に向かい、これまで構築してきた各種社会主義制度が機能しなくなってきた。その意味で、現状の健康保険制度は機能しない。・今後、強者と弱者の格差が拡大していく中で、富裕層向けの医療制度が必要となってくる。即ち、一般的には、1時間待たされ、3分間診療という悪弊を富裕層向けには解消した医療サービスが求められる。同時に、高度な予防医学も必要となってくる。

 そこで、予防医学推進協議会では、現行医療に対する患者の不満を解消した「ファースト倶楽部」という富裕層向けの医療サービスを開始した。本日の講義を受けた感想としては、今後日本独自の社会主義制度が手直しされていく中で、弱者(低所得者層、高齢者)に対する最低限の保障を政府が実行していく一方で、富裕層向け各種サービスを政府が規制緩和しながら、ニュービジネスとして、振興していくことが求められ、そういう流れになっていくと感じました。

 一方、私自身10年前から予防医学に取り組んでいます。予防医学は、さらさらの血液と免疫力の維持・抗酸化力のアップがポイントとなってきます。その為に私自身1.規則正しい生活習慣 夜は11時に就寝。遅くとも12時までに寝る。朝は6時に起床。このペースを守る2.規則正しい食習慣とバランスのとれた食生活 3食だいたい同じ時間帯にとる。暴飲暴食は避ける。栄養素の偏りを避ける為に、4点群法(乳製品、肉類、野菜類、炭水化物)をバランス良くとる。3.適度な運動を心懸ける4.精神的に安定した生活を送り、ストレスを溜めない5.食事で賄えない栄養素はサプリメントで補う(ビタミン、ミネラル+目のサプリメントの補給)。但し、加齢に伴い必要なサプリメントは追加(呆け防止の為にイチョウ葉エキス)。季節的要因として必要なサプリメントの追加(夏は、高麗人参系。冬は免疫力アップの為にエキナセア)。6.体調に異常を感じたら、早めに医者の診察を受け、問題があれば早期治療する。歯、目等は定期健診により問題ないか事前チェック。7.人間ドックは毎年受け、自分の健康データを把握しておく。

 以上の実践により、10年前と比べ、同じ体調を維持できています。但し、精神的には、現在の方が充実しているので、心身に関する総合的な健康度合いは現在の方が健康と言えます。 人生100年時代と心得、健康戦略を立て、自分にあった健康戦術を実践していくことが、超長寿社会を心身共に充実していく秘訣と思い、日々実践しています。
参考文献:「免疫力でがんと闘う」蓮見賢一郎著法研1365円

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2005年10月10日 (月)

「マーキュリー通信」no.208 【義経vs頼朝】

 NHK大河ドラマ「義経」からは多くのことを学びます。9日の放映分は、義経・頼朝の兄弟の袂を分かつドラマ最大の山場の1つ。 義経・頼朝双方の立場から考察すると経営面にも役立ちます。

 義経の立場から見るなら、平家を滅ぼした最大の功労者。自分が天下とろうという二心なく、ただ主君である兄のために任務を全うする。純粋そのものである。血の繋がった弟をなぜ兄頼朝は、自分の労を償わないばかりか、会おうともしないのか理解できない。
 ただし、惜しむらくは軍事の天才義経には大局観がない。兄頼朝が、源氏再興にとどまらず、戦争の無い平和な国造りを目指すということを義経は理解しているが、現実面では情に流される行動が目立つ。 今の頼朝・義経の関係は、兄弟の関係ではなく、新しい国造りをしていくそういう経営幹部という認識がない。 そして、策略家後白河法皇の陰謀に気づかずに、官位を甘んじて受けてしまう。そのことを頼朝の逆鱗に触れたことを心底理解していない。

 一方、頼朝は情にほだされることの危険を骨身にしみて理解している。平清盛が、情にほだされ、頼朝を島流した。義経は殺さず、母常磐御前を娶り、我が息子として育てた。これが仇となり、平家滅亡の原因となる。
 頼朝の側から見ると、軍事の天才義経を切ることは、軍事上も大きな痛手となる。又、自分の弟を切ることも実に忍びない。その辺の苦渋が、10月9日放映ではよく現れていた。新しい国造りをしていくために、義経の情に流される性格は、鎌倉幕府運営上も大きな支障を来すことが予測されると頼朝は判断した。 この苦渋の決断は、頼朝にとっても実に辛い決断だったと推測される。しかし、義経は頼朝を非常な兄とあくまでも情の面でしかとらえることができない。そして、兄との決別を決意する。

 さて、私自身の性格は義経に似ており、当然義経の方が好きです。歴史上の好きな人物で上位にランクされます。しかし、企業経営の面から考えると、頼朝の冷徹と思える決断は、重要であり、経営上大いに参考になります。私自身その人のためと思ってやっても、こちらの気持ちを理解されず、裏切られることもままあります。この辺は、私のお人好しの部分、情に流されやすい部分であり、この辺のバランス感覚を保たないと、長所が短所にもなりうるということを常々理解しています。しかし、そうは思っても、実際の場面に出くわすと、なかなか理屈通りいかないのも経営です。その意味で、頼朝の苦渋の決断、大局観に立った経営判断は私のウィークポイントを補う面で良い事例となりました。

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2005年10月 9日 (日)

「マーキュリー通信」no.207【スーパードッグカーニバル2005】

 10月9日~10日の2日間に亘り東京ビッグサイトでスーパードッグカーニバル 2005が開催。 本日は、雨にも関わらず、会場は約3万人の人と犬で物凄い混雑でした。

 当社は、吉本ペットクラブのブースで、「新商品・ペットのフンも消える家庭用生ごみ消滅機」を実演販売しました。同時にペットの愛好家にアンケートをとりました。アンケートに回答して頂いたペット愛好家には当社商品は概ね好評。関心のない方は僅か1割でした。 3割の方が関心を示し、助成金を活用すれば当社の価格(55,650円)は、かなり購入に結びつくとの回答結果が出ました。

 住まい別の回答では、マンション住まいの方によりニーズが高く、一戸建ての方は庭に捨てられるという方も結構多いようでした。又、ペットのフンをどのように処理しているかとの質問に「トイレに流す」と「ゴミと一緒に捨てる」、その両方の方が半々で、「トイレに流す」と回答した方も、多数の方が当社生ごみ処理機に関心を示して頂きました。
 今回のデータを基に、今後のペット愛好家も含めたマーケティング戦略の構築をしていく予定です。

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2005年10月 8日 (土)

「マーキュリー通信」no.206【頼朝の眼力】

 NHKの大河ドラマ義経を毎週楽しみに見ています。 先週は屋島・壇ノ浦の合戦において、源義経の大活躍で平家は源氏に敗れ、一家は滅亡した。平家の御大将平宗盛は戦死を免れ、頼朝のいる鎌倉に護送される。

 頼朝は、敵の大将の器量を自分の目で見たかった。策略家後白河法皇とうまく渡り合う為に宗盛を活用できないかと考えた。 しかし、宗盛と対面した頼朝は、ただただ己の助命を嘆願する宗盛の器量の無さに失望した(NHK 大河ドラマ 義経10月2日放映)。「おごる平家は久しからず」は、有名な格言ですが、平清盛亡き後優秀な後継者に恵まれなかったことも平家滅亡の原因ともいえます。

 私自身経営者として、年間千人以上の人と会います。会った瞬間、その人の器量を見ています。その都度真剣勝負です。 いかに相手の器量を見抜き、見極め、どのような形でその人と取り組んでいけるのか瞬時にして頭の中を駈けめぐり、判断していきます。 このようなトレーニングを日常積んでいくことで、自分自身の眼力を鍛えることができます。自分の眼力も、器量も一定ではありません。絶えず、鍛えることで向上していきます。それは自分自身も同時に相手からその器量、実力を見られているからです。

 そして、この眼力は企業経営にも通じます。 各社員の器量を見極め、人材育成していくことが肝要です。その器量、実力は一定ではありませんが、宗盛クラスなのか、清盛クラスなのかを見抜き、それに合った人材育成していく。この辺がポイントとなってきます。もちろん、当社に清盛クラスの人材は来ませんし、来ても処遇するだけの待遇もできませんが。早く、清盛クラスが集まるような企業の実力を付けていきたいと思っています。

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2005年10月 7日 (金)

「マーキュリー通信」no.205【丸の内起業塾in 福岡】

 丸の内起業塾のベンチャー企業向け販売・マーケティング担当講師として福岡で講義をしてきました。  受講生は、20代から50代まで、勤務先も大手企業内ベンチャー企業家志望、既にスピンアウトした人間他多士済々でどこに的を絞って話すか逡巡しましたが、レジュメを基に、私の体験談を入れて語りました。

 経営とは、「人、モノ、金、情報」の最適化、マーケティングとは4P(商品、価格、販路、プロモーション)の最適化と言います。しかし、口で言うは易し、実際に実行してみると計画通りいかないことの方が圧倒的に多いです。 大企業出身の私にとり、人に関しては能力、意欲が人によりまちまち。この人材をまとめていくことは、本当に活きた勉強となります。 資金調達は、大企業時代は全く苦労しなかっただけに、中小企業の経営者にとり一番大変なところです。ここが経営者とそうでない人の最大の違いとなります。従って、お金に対するシビアさ、見方が全然違います。 当社の場合、原則人件費関係が毎月11日、それ以外は月末に支払っていますが、その大変さを経営者にならないと理解できないようです。

 だから情報に対する感度、とらえ方も全然違ってきます。そして、マーケティングの4Pの最適化に関する取組姿勢、死に物狂いさも自ずと異なってきます。 中小企業の場合、現場情報が極めて重要です。現場情報を基に、その場その場で瞬時に判断し、次に打つ手を考えていきます。 考える力と、判断力、決断力、行動力等この辺の能力がベンチャー企業の経営者には絶えず求められます。 そして、このような経験を通じ、ベンチャー企業の経営者としての力が磨かれていきます。 中小企業とベンチャー企業の違いは何か? それは自分なりの使命感(mission statement)や夢を持ち、それに向かって自己実現を図っていく企業をベンチャー企業といいます。だから大きく成長していく期待が持てるわけです。 もしそういう使命感や夢の持てない経営者は、中小企業のままで終わることになります

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2005年10月 6日 (木)

「マーキュリー通信」no.203【「ハルとナツ」感動の6時間】

 NHKの開局80周年記念ドラマ、 「ハルとナツ」が10月2日~6日5夜連続、6時間にわたって放映されました。
 北海道の寒村で貧乏のどん底の生活苦、高倉一家6人は国のブラジル移民政策に乗ってブラジル移住を決心する。神戸から出港する前に身体検査を受けるが、末娘のナツ(当時7歳)は目の伝染病であるトラホームを患っていることが判り、出国が取り消しとなった。 2歳年上ハルとの悲しい別れ。父は、「3年経ったら必ず帰る」とナツに言い放ち、辛い別れをした。
 しかし、ブラジルでの生活は奴隷同様の生活。生活苦と借金が嵩み、3年で帰国できるなど夢の又夢と判る。

 ハルは日本に残された妹ナツにお金を入れて手紙を送る。しかし、意地悪な兄嫁が手紙とお金を受け取り、そのまま着服したため、手紙はナツに渡されなかった。そんなことを知らないハルはナツに手紙を書き続けるが、意地悪な兄嫁が握りつぶしたため、ナツに1通も手紙が届かなかった。
 一方、ナツもブラジルに住むハルに手紙を書くが、駅留めとなりハルの下に届かない。 いつしか、ナツは自分が家族に見捨てられたと諦める。そして、意地悪な兄嫁のひどい仕打ちに我慢ができず、家出する。 ナツはラッキーなことに、牛飼いの孤老トクジーに拾われ、少女時代をそこで育つ。

 事業の才覚があったナツは、菓子メーカーの創業社長にまで上り詰める。世間的には貧乏のどん底から這い上がった立志伝中の女経営者としてマスコミにも登場。しかし、自分の力だけが頼りと信じて生きてきたナツ、自分が生き残るために多くの人を利用してきたナツ。夫とも死別し、2人の子供とも意見が合わず、78歳の女社長の孤独な境涯。
 一方、姉ハルは2人の兄を失い両親と3人での貧乏暮らし。一生独身のまま両親とともに暮らす決意をする。「いつも周りの人のために生きる」がハルの優しい心根。しかし、そんなハルの下に幸福が訪れる。幼なじみのタクヤとの再会、そして結婚。タクヤとの結婚を機に幸福な人生が始まる。そして、子供、孫、ひ孫にも恵まれ、幸福な後半生の人生を送る。

 ドラマ「ハルとナツ」は、ブラジルの生活にもやっとゆとりができ、80歳のハルが不義理をしていた妹ナツと再会のために、70年ぶりに祖国日本の土を踏むところから始まる。
 しかし、家族に捨てられたと思いこむナツはハルとの再会を拒絶する。しかし、テレビ出演していたナツを、意地悪な故兄嫁の娘が見ていて、ナツに兄嫁から預かっていた手紙が70年ぶりにナツの下に届けられる。手紙を見たナツは、自分が家族から愛されていたことを知る。姉ハルがいかにナツのことを愛していたか、心配していたか、姉の愛情を心の底から感じ取る。
 一方、ハルの下にも、ナツが書いた手紙が、ブラジルから70年ぶりに届く。そして、ひとりぼっちのナツの辛い思いを知る。

 ドラマは、それぞれ手紙を読みながらの少女時代からの回顧録となる。お互いに姉妹の愛情を確認したハルとナツは感激の再会となる。その直後、ナツの経営している菓子メーカーが経営危機のため、ライバル会社に買い取られる。その結果、ナツは殆ど財産を失う。一人から必死になって生きてきたナツは、又ひとりぼっちに逆戻り。それを知ったハルは、ナツにブラジルで一緒に住むことを勧める。ナツはそれを快く受け、70年ぶりに念願のブラジルの大地に足を踏むことになる。

  ドラマ「ハルとナツ」のあらすじは以上ですが、感激と涙の6時間の素晴らしいドラマでした。このドラマは、作家橋田壽賀子さんが史実に基づいて書いたフィクションですが、日本国は戦争以外にもう1つの大罪を犯した。
 ブラジル移民は、貧困に喘ぐ日本人を、奴隷としてブラジルに売り飛ばす結果となった。ブラジルの日本人官僚は冷酷で、非常に事務的だった。それと人間の運命は、その人間の性格まで変えてしまうということをドラマを通じて感じました。
 姉ハルは家族と一緒にブラジル移住。ブラジルでも極貧の生活。自分の不運な境遇を受け入れ、周りの人の為にけなげに生きようとする。いつも両親を始め、周りに人との調和、幸福を考えている。家族が力を合わせることの大切さをブラジルでの移民生活で身をもって経験する。それが最後、たくさんの家族と友人に囲まれ、幸福な余生を送ることになる。
 一方、妹ナツは、家族から置き去りにされ7歳の時からひとりぼっち。誰も頼りにできない。自分一人の力で生きていくしかない。信じられるのは自分だけ。 事業才覚のあったナツは周りの人を利用しながら、事業家として成功していく。しかしながら、子供にも裏切られ、夫とも死別し、寂しい老後を迎える。

 ドラマ「ハルとナツ」は、私にもいろいろと人生で考えるヒントをいただいた。本当に、素晴らしいドラマを与えてくれたNHKに感謝します。こういう素晴らしい番組を提供してくれるな今の受信料では安い感じがします。■br NHKは引き続き受信料不払い運動に遭遇しています。

 受信料不払いの人の気持ちは理解できます。しかし、いくらNHK職員が汚職をしたり、官僚体質としても、それをもって受信料不払いの理由にはなりません。その理屈が通るなら、NHKより汚職がもっと酷く、無駄遣いと官僚体質の権化の役所に憤りを感じている国民は、NHKの比ではないと思います。それをもって税金を納めないなら、個人財産の差し押さえを食らいます。
 我々は、受信料を支払った上で、NHKにどんどん注文をつけるべきと考えます。どんどん提言し、もっともっと国民から愛されるNHKに変えるよう求めていくべきと考えます。私も含む、多くの国民は、法律で受信料徴収を決め、権力として受信料徴収をしているNHKに腹を立てているのです。しかし、この制度を今更変えようとしても、却ってコストアップとなり、NHK、国民双方にとって利益とはならないと考えます。
 せめて、衛星放送くらいは民放と同一条件で、受信料不払い者にはスクランブルをかけて、見えなくするような策をしてイーコール・フッティング(同じ競争条件)の下で競い合い、より良い衛星放送を作っていってほしいと思います。

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2005年10月 5日 (水)

「マーキュリー通信」no.202【役人の人件費50%削減!】

 小泉首相が、国家公務員を5年で5%純減、総人件費は10年で半減する旨発表した。もしその通り実現するなら拍手大喝采です。
 しかし、5年で5%の純減は、民間の骨身を削るリストラから見たら甘過ぎますね。これでは消費税率の大幅アップを国民は承知しませんよ。公務員の削減に関し、22年前(1983年)にカナダ・カルガリー市が行った3分の1のレイオフを今でも忘れません。

 当時私はカルガリー市に住んでいましたが、石油、天然ガス、石炭でバブル景気を謳歌していたカルガリー市ではバブルが弾け、大不況に突入。市の税収は大幅に減少したので、市は職員を3分の1カットするという大断行に打って出た。 市のサービスは大幅にカットされ、市民は福祉も含めた公共サービスの大幅削減に納得した様子でした。
 当時は企業もレイオフをどんどん実施しましたが、市が公務員のレイオフをしたことにびっくりしました。当時はリストラという言葉ではなく、職員の首切りはレイオフという言葉が主流でした。因みに、リストラとは「事業の再構築」を意味し、その結果人員削減になることが多いのですが、日本ではリストラ=首切りという意味が主流になってしまいました。

 さて、国家公務員も含め役人のムダは今更私が言うまでもありませんが、カルガリー市の例にならい、一度行政サービスを国民・住民の側から見て、本当にいるものに絞ったらいかがでしょうか。 市民の側から見ると「こんなものいらない!」というものが後を絶たないのではないでしょうか。 それからあったらありがたいが、その為に多額の税金を支払っているものもたくさんあります。例えば箱もの行政などその典型です。 池袋駅西口には東京芸術劇場という都が運営するバブルの館があります。運営上大赤字であることは一目瞭然です。 各自治体には、市民向け会議室が格安の利用料で多数用意されています。利用規程は、建前では、「営利、政治、宗教」等の利用は不可と書いてある。しかし、利用者の多くは「営利、政治、宗教」で利用している。利用目的が、「営利、政治、宗教」でなければ受け付けてもらえる。これなど民間の貸し会議室の圧迫であり、税金の無駄遣いにもなっている。

 一方、消費税率の大幅引き上げに際しては、私は道州制を実施して欲しい。道州制はやっと俎上に上ってきたが、高度情報社会の現代において、いまだ明治時代の廃藩置県制度を引きずっている。 道州制導入の際には、消費税は各州の権限とし、消費税率を各州で競わせる。このことにより市民は安い消費税率の州に向けて移民が始まる。
 私が住んでいたカルガリー市は天然資源が豊富なためカナダで一番リッチなアルバータ州にある。その為、消費税率は0だった。一方、一番高い州は12%程度もとっていた。アルバータ州の南の州、BC州(ブリティッシュ・コロンビア州)では当時消費税率は8%(但し、食料品は6%)だったので、州境の住民は、アルバータ州まで車で買い出しに行っていた。
 日本もこのように役所間で競わせたらよい。そうすると役所ももっと住民サービスを進んでやるようになるし、お役所仕事なんて言われないようになります。

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2005年10月 4日 (火)

「マーキュリー通信」no.201【私のコミュニケーション論-9「一応・・・」】

 新入社員の頃、33年前の話ですが、私が「一応・・・」と上司に話しかけたら、『「一応」という言葉は、自分に自信のない時に使う言葉だ。「一応」を多用する人間は、余り信用されないぞ』と叱られました。 それ以来、私が「一応」という言葉を使う場合、不確かな事実の場合のみに使い、自信のある事柄や確定的事実に関しては「一応」という表現は一切使わないようにしています。 それにしても、周りで「一応」という言葉を何気なしに使っている人が実に多いです。 皆さんも、もし「一応」という言葉を多用していることに気付いたら、それを控えるだけで、言葉のメリハリがついてきます。

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2005年10月 2日 (日)

「マーキュリー通信」no.200【「マーキュリー通信」を発信して200号】

 昨年10月中旬に「マーキュリー通信」を発信して約1年となりますが、この間皆様のご支援、激励の言葉に支えられて200号を発信することとなりました。 これも皆様の暖かいご声援の賜と心より感謝申し上げます。 又、8月1日からはboblog「マーキュリー通信」を発信して、新しい世界が開けたように思えます。  blogが新たな公開討論の場としての機能ができつつあります。小泉首相の郵政民営化論に関しては、当初私は民営化法案賛成派でしたが、読者のご意見からじっくり調べたら、民営化法案には反対の立場に回りました。 これもblogを通じ、私自身大いに勉強させて頂いています。そして、boblog「マーキュリー通信」を発信する際に、いい加減な記事は書けないので、私自身より勉強するようになりました。9月は1ヶ月に21冊も本を読みました。私にとりこれは月間新記録となりました。
 又、boblog「マーキュリー通信」発信により、文章を書くことが習慣化し、いつも頭の中が整理することができるのが、メリットとしてあげられます。

 さて、boblog「マーキュリー通信」をジャンル別に見ると、 政治経済社会が29%でトップ。これは小泉首相のお陰です。いろいろと話題を提供してくれましたv(^^)v 次に人生・その他が21%。「人生の新発見」9回シリーズ他結構話題が沢山出てきました。 そして、経営18%、趣味・健康・スポーツ17%、マーキュリー物産10%、日記5%と続きます。 私自身なるべく均等にboblog「マーキュリー通信」を発信しているつもりですが、世間の話題に引っ張られた形で、上記のような比率となりました。
 boblog「マーキュリー通信」のテーマとしては、まだまだ話題満載なので、今後徐々にお披露目していきたいと思います、 今後も引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げますm(__)m

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2005年10月 1日 (土)

「マーキュリー通信」no.199【私の健康法-7「緑内障のチェック」】

 目の病気で怖いのが緑内障。白内障は手術で治りますが、緑内障は治療では治らず、失明に至る恐ろしい病気です。

 私は、毎月1日に緑内障のチェックをしています。写真のような図を使って簡単なチェックをしています。
 チェック方法は、まず両眼でチェック図を見ます。次に、右目だけでチェック図を見ます。このとき、もし4隅の一部が見えづらいようでしたら、緑内障の疑いがあります。同様に、左目をチェックします。 緑内障の疑いが少しでもあったら、直ちに眼科医にいきます。

 幸い私の場合、まだ緑内障の疑いはありません。しかし、年に一度、眼科医を訪ね、目の病気にかかっていないか念のためチェックしてもらいます。「転ばぬ先の杖」。こういう対策をとっておけば、安心して日常生活を送ることができます。

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