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2005年10月14日 (金)

「マーキュリー通信」no.211【人生で最高に涙した日。その前に最大の恐怖が訪れる。】

 本日10月14日は、ミスタープロ野球長嶋さんが引退した日。今から31年前、昭和49年、巨人がV10を逸した年でした。
 当日ミスターの引退セレモニーがあると知った私は、当日の夜は残業をせずに、一目散に三井物産第2府中寮に帰りました。当時独身の私は三井物産の寮住まいでした。その日の試合を食い入るように見て、最後ミスターはセカンドゴロに倒れ、大多数の長嶋ファンと共にため息をついたことを今でも思い出します。
 その後、引退セレモニーで、彼の有名な「読売巨人軍は永久に不滅です」という名セリフを残します。私は引退セレモニー中ずっと涙を流していました。予め用意した洗面器とタオルはぐしょぬれ状態でした。テレビの周りは寮生の輪ができていて、一緒に涙を流しました。

 さて、当日私は恐怖の体験をしています。
 当時連続企業爆破事件で、三菱重工が爆破された後、三井物産も標的にされていました。当時西新橋に本社のあった三井物産にも脅迫電話が何度もかけられてきました。当日も脅迫電話がありました。しかし、「今回もイタズラか」と思っていたら、昼食から職場に帰ってきた午後1時少し過ぎた頃、ダンプトラックが建物に突入してきたような「がちゃーん」という大爆音が轟きました。同時に私が座っている床の部分に衝撃が走りました。そして、当たりには火薬の臭いが立ちこめてきました。 私の周りの女子社員は泣き始め、私にしがみついてきました。後にも先にも職場で女子社員に抱きつかれたのは、あれが最初で最後でした。
 直後、社内放送によるアナウンスが流れました。3階通信部に爆発物が仕掛けられ、負傷者が出た旨発表されました。爆発の場所は丁度私の真下。私は6階だったので助かりました。
 爆発物を点検に来た警察官は、長嶋さんと縁のある方で、今では伝説化しつつある有名な天皇陛下の天覧試合を警護された人でした。その警察官は、当日長嶋さんの引退セレモニーに駆けつける予定でしたが、負傷のため緊急入院を余儀なくされました。

 先日、NHKの特別番組で長嶋茂雄の引退セレモニーと三井物産企業爆破が同日であり、その警察官が両方に縁があった旨放送されました。実は、その放送を観るまで、私の記憶には、この2つの出来事が別物としてインプットされていましたが、同放送番組を観て、あの1日の出来事が1つに繋がりました。

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