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2005年11月19日 (土)

「マーキュリー通信」no.237「主婦の視点」

 本日は鎌倉市で生ゴミ処理機「環境生活館」のために、午前午後と2カ所で説明会(大船と腰越)を行いました。
 午後の会場では、70代の主婦から質問が出ました。「このチラシにミスプリがある。15千円という書き方では、じゅうご千円としか読めない」と指摘されました。
 我々ビジネスマンの間では、長年「15千円」と書いて「いちまんごせんえん」と読んできました。 しかし、主婦の視点から見ると、「15千円」はその通り読んで「じゅうご千円」としか読めないわけです。
 確かに私の小学生の頃は、日本の桁数の呼び方は4桁毎に変わるので、数字は4桁区切りでした。しかし、その後実社会では欧米の数字の読み方が3桁毎に変わることに呼応して、帳簿を始め全て4桁区切りでした。3桁区切りは最初は読みづらくとまどいましたが、いつの間にかなれてしまいました。

 しかし、ビジネスの現場に余り接していない主婦の場合には、却って4桁区切りの方が読みやすいわけで、日本の数字の区切り方や読み方は4桁区切りの読み方が混在しています。従って、主婦にとり確かに「15千円」という読み方は読みづらく、慣れていないわけです。
 私にとり、この指摘は「目から鱗」でした。主婦を対象としたときには、ビジネスマンのものの考え方でなく、主婦の立場で表現、表記等が必要なことを実感しました。今後は、「主婦の視点」を忘れずに、チラシの作成等を考えていきたいと思います。

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