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2006年1月10日 (火)

「マーキュリー通信」no.280【ワンポイントアップの仕事術-3「仕事能力と愛」】

  本日のテーマはワンポイントアップの仕事術「仕事能力と愛」ですが、boblog「マーキュリー通信」の読者の中には、このテーマを奇異に感じた方がいるかもしれません。「仕事能力」に果たして「愛」が関係あるのかと。
この場合の「愛」とは、「思いやり」「相手に対する気遣い」と捉えると分かりやすいかもしれません。

 昨年10月に福岡に出張しました。交通費の請求を現地の会社に領収書をつけて送りました。窓口の女性に、e-メールでも一言よろしくと挨拶しておきました。
 その後私は交通費のことはすっかり忘れてしまいましたが、11月末になって振込がされていないのに気づき、e-メールで問い合わせたところ、担当が変わったとたらい回しにされたあげく、「請求書が送られていないので振り込んでいない」との返事でした。そして、年を越した現在も交通費(5万円弱)は振り込まれていません。

 もし、その窓口の女性が、私が10月にe-メールを送った時点で、一言「請求書を送ってください」と返事を出していれば、相手にこれほどまでに迷惑をかけていなかったかもしれません。しかも交通費の精算に請求書を要求すること自体かなり異例なことです。その会社の独自ルールがあるなら、相手に分かりやすく説明するべきですが、その説明もなく、「請求書を送れば直ぐに払う」と極めて事務的な回答でした。

これはコミュニケーション能力の欠如であり、仕事能力の欠如といえます。しかし、一方で、もしこの女性に相手に対する「思いやり」や「気遣い」があれば、このような基本的なミスはおかさなかったと思います。「5万円近い交通費を長期間相手に立替させるのは申し訳ない」という気遣いです。又、交通費の精算に請求書を発行させるというこの会社独自のルールを要求するなら、相手が理解できるように、きちんと説明すべきです。
 この気遣いさえあれば、この件で関係者を巻き込み、不必要な時間を使わせずに済みました。この女性の思いやりの欠如で、関係者の時間を奪ったことになります。これは「愛」の反対の「奪う愛」と言えます。

 このコミュニケーション能力+愛があれば、仕事能力は上がっています。これが本日私が言いたいところのワンポイントアップの仕事術です。
 一方で、経営面から本件を捉えるなら、事務の女性のこのような対応は当然会社の評判を落とします。そして、客離れが起きる可能性があり、ボディブローのように会社の業績に影響を与えていきます。

仕事能力をワンポイントアップさせるだけで、顧客との信頼関係の維持や、しいては経営にも影響するという話でした。本日は、経営コンサルタントとしての菅谷信雄からの意見でした。

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