「マーキュリー通信」no.288【「連続幼児誘拐殺人犯宮崎被告に死刑判決」を考える】
88~89年に幼児を連続殺害した罪で被告宮崎勤(43)に死刑判決が言い渡された。弁護側は宮崎被告の多重人格を持ち出して減刑を求めたが、受け入れられなかった。
この種の裁判は、現代の裁判の考え方では限界があるようです。多重人格に関しては、米国のビリー・ミリガンが有名です。詳しくは、『24人のビリー・ミリガン』上下2巻 (ハヤカワ文庫)をご覧になってください。
多重人格者とは、同一人物が全く異なる性格を演じる者のことです。ビリー・ミリガンの場合には、それが24人もの異なる性格を同一人物が演じているので、世界的に有名になりました。本人の知らないところで、ある時には、女性にもなり、ある時には凶悪至極の殺人犯を演じたり、ある時はアラビア語で話し、ある時はユーゴスラビア語で話したりするわけです。
24人の全く異なる性格を有する人間が、当の本人の関知せぬまま勝手に行動してしまい、本人は別の性格者が殺人を犯したことすら意識していない状態です。現代医学で捉えるなら、多重人格症として一種の病気であり、社会と一定の距離をとりながら、病気の程度に応じて監視体制が必要な病を持った人物といえます。宮崎被告の場合にも、多重人格者に対しもっと社会的配慮がなされていたなら防げていた事件かもしれません。
一方、まだ現代科学や医学では解明されていない霊的視点から捉えるなら、多重人格は完全な憑依現象です。ビリー・ミリガンの場合には、24人もの悪霊が憑依したと言えます。そして、強度の悪霊憑依の場合には、本人のコントロール外で、様々な事件を引き起こしていってしまいます。\n\n 悪霊憑依現象に関しては、日常生活でも頻繁に起きています。
マスコミが連日連夜事件報道をしていますが、ワイドショー始め報道の過熱ぶり、行きすぎにはうんざりします。私の場合、事件報道の場合、直ぐにチャンネルを換えます。
マスコミの事件報道は、マイナスの電波を発信し続け、悪霊の憑依を受けやすい人に悪霊が憑依し、その結果、新たな事件を引き起こす誘発剤となっています。
自殺の名所で、自殺者が後を絶たないのは、そこに浮遊霊が多数いて、そこに来た人に憑依し、自殺を誘発した結果そうなることも多いようです。 私も、以前デンマークのチボリ公園のお化け屋敷に入った時に、悪霊に憑依されたらしく、暫く身体が重かった経験をしました。以後、お化け屋敷には絶対入らないことにしています。
さて、悪霊とか、憑依現象とか言うと、現代科学の信奉者は、迷信とか非科学的とか一笑に付して馬鹿にする人も多いのが事実です。しかし、これをエネルギー現象と捉えるなら分かりやすいかもしれません。まだ現代科学では解明できていないエネルギー現象と捉えればよいのです。
15年以上前、手かざしで有名な新興宗教に誘われ、その道場に行った時のことです。道場では、信者同士が手かざしをしていました。すると、これまでおとなしかった人たちが突然暴れ始め、手かざしの相手に「おまえを殺してやる!」とかの罵詈雑言を言い始めました。中には、床をのたうち回る信者も出始め、びっくりしたことを今でも鮮明に覚えています。
当時、霊の世界など信じていない私にとり、ショッキングな出来事でした。しかし、これは悪霊の憑依であることが後で判り、悪霊も含めた霊の存在、霊の世界を知るきっかけとなりました。それをこの手かざしの新興宗教では、悪霊による憑依現象を御利益があったと喜んでいたわけです。
さて、現代科学では解明できない分野はまだまだ無数にあります。16世紀にガリレオは、「それでも地球は回っている」と迫害を受けながらも地動説を主張し続けました。
現代の科学者は、ガリレオの事例を肝に銘じ、もっと素直に自分たちの力の無さを認識し、神の創られた世界を真摯に探求していくなら、やがて霊の世界を解明することができ、その時には、現代の様々な諸問題の解決をいとも簡単にできるようになっていることでしょう。
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投稿: タコ | 2011年9月11日 (日) 22時49分