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2006年2月 4日 (土)

「マーキュリー通信」no.301【知的障害者参加型映画「Believe」を観て】

先日の異業種交流会VAVクラブで細川元首相夫人細川佳代子さんと再会した際に、彼女が陣頭指揮して作った映画「Believe」を観るように勧められ、昨夜観てきました。

 細川佳代子さんは、知的障害者によるオリンピック、スペシャル・オリンピックスの実行委員長として、昨年日本で初めて長野での開催にこぎ着けた功労者です。
 スペシャル・オリンピックスは、身体障害者が参加するパラリンピックと比べ知名度は低く、昨年の長野五輪でもマスコミの報道は微々たるものでした。しかし、細川佳代子さんの政治力もあり、小泉首相が開会式に参加したり、5千人の聖火リレーのイベントをしたりで、日本人にも多少知られてきました。

 スペシャル・オリンピックスは、故ケネディ大統領の妹ユニス・シュライバー婦人が1970年に創設しました。シュライバー婦人の姉、つまり故ケネディ大統領の妹は、知的障害者でした。当時知的障害者に対しては、米国内でも偏見が多く、社会的参加は困難な状況でした。シュライバー婦人は知的障害者の社会参加により自信を持たせることと、社会的偏見を取り除くことを目的に知的障害者によるオリンピック、スペシャル・オリンピックスを創設しました。

 細川佳代子さんも、知的障害者の社会参加促進と自立のために日本でのスペシャル・オリンピックス実現に奔走しました。しかし、その一方で知的障害者から多くの贈り物や愛を頂いたそうです。彼等は実に純粋、純真で、人を騙すことを知らない。そういう人間としての魂の尊厳、人としての大事なものを知的障害者と頻繁に接することで学んだそうです。

 さて、現在上映中の「Believe」は、昨年2月長野で開催されたスペシャル・オリンピックスを題材に、知的障害者達が報道取材陣として参加しました。当初、知的障害者にできるかどうか不安があったそうです。始めの頃は一番重要な機材カメラのレンズ部分を手で触り、指紋や汚れが目立っていました。しかし、その後、カメラが最重要機材だと理解すると、普通の人以上にカメラを大事に扱い、最後は指紋1つつかない状態になっていたそうです。
 取材に関しても、最初はNGの連発でしたが、だんだん知的障害者による知的障害者の為の、知的障害者の取材・報道ができるようになり、一般健常者では撮影できないような感動シーンも数多く撮影できるようになりました。

 そんな知的障害者参加型の映画「Believe」を現在澁谷シアターイメージフォーラムで1月中旬から1ヶ月のロードショーで上映中です。http://www.able3-believe.org/ しかし、昨夜の入りはがらがら、これでは途中で上映が打ち切られる可能性があります。皆さんも是非一度違った世界を覗きにいきませんか。そして、これを機会に知的障害者の方達を応援しませんか。映画を観ること自体が、知的障害者の応援、支援となります。
TEL 03(5766)0114 http://www.imageforum.co.jp  映画館の場所は、渋谷駅から青山通り沿いに徒歩5分、スターバックスの手間を右折すると直ぐのところにあります。

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