「マーキュリー通信」no.329【世界最小の総合商社的経営論-14「スーパープラス思考」】
昨年12月でマーキュリー物産決算は第4期を終了しました。世界最小の総合商社として発足して2年が経ちます。
NTT Bフレッツ営業を中心に売り上げは前年比倍増となりましたが、自分自身まだまだ反省が多々あります。
昨年Bフレッツ営業で、期待していたM君(30歳)が架空の申込書をとっていることが発覚しました。詳しく調べると、大半が架空の申込書でした。Mを即刻首にしました。被害総額は100万円以上でした。
M君は、ガンの母親を抱え、将来は事業家を目指すと言っていました。母親思いのM君のために、私もできるだけ協力してきました。しかし、全て裏切られました。
その後Mは、ゲイボーイとして夜の水商売の世界で働いているそうです。
私自身自分の管理の甘さを徹底的に反省し、新たにBフレッツ営業進捗管理表を作成し、それに基づき管理体制を強化しました。その結果、Bフレッツ営業の資金も流れ始めました。
社長業をしていると本当に多くのことを学びます。これで満足などということはありません。何か問題があったら、それは全て社長である私自身の問題ととらえています。自分のウィークポイントが問題点となって現れてきます。
問題はできるだけ小さい内に発見し、解消するようにつとめています。そして、問題を1つ1つクリアしていくことで\n自分自身経営者としての実力が上がっていく喜びが得られます。問題を把握し、反省し、解決する。そこから社業の発展に繋げていく。これぞ「スーパープラス思考」の原点と考えています。
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