「マーキュリー通信」no.360【第46回「新しい時代を創る経営者の会」商売繁盛のカエル革命】
今月の「新しい時代を創る経営者の会」は、ジュエリーコンサルタント上野延城先生より非常にユニークで面白いお話を頂きました。
経営者、営業マン、商店等この商売繁盛のカエル革命を実践することで、商売繁盛間違いなし。以下はそのエッセンスをお届けします。後は、各自そのエッセンスを素に、ご自分で具体的に商売繁盛法を組立、実践してみてください。
カエル革命その1 「変える」:いかに自分を変えることができるか。自分の性格を変えることは難しいが、体質改善はできる。
カエル革命その2 「返る」:原点に返る。「オールウェイズ3丁目の夕日」という映画がロングランでヒットしている。この映画の中に、商売繁盛のネタがふんだんに盛り込まれている。
カエル革命その3 「換える」:視点を換えると新たな発想が生まれる。
例1)メンズジュエリーとして男性向けジュエリーを発売したが、重い、やくざっぽいというイメージで売上が伸び悩んだ。そこでサード・ジュエリーというカテゴリーに換えて売り出したらヒットした。
例2)ニッチという言葉をホワイトスペースに換える。ニッチのイメージは隙間で広がりがない。そこでホワイトスペースという言葉に換えると、まだ開発されていないスペースというイメージとなり、イメージがどんどん広がっていく。
カエル革命その4 「改える」:やり方を改える。
カエル革命その5 「代える」:素材を代える。
ステンレスはジュエリーには使わなかった。しかし、ステンレスの強みは、さびない、強い、火に強い、安い。ステンレスの強みを活かし、素材をステンレスにしたジュエリーを開発してヒットした。
カエル革命その6 「替える」:組み合わせを替えることで新たな発想が生まれる。
そして、最後に上野先生は、こうやって商品開発をして、客に魅力ある商品を提供すれば、客は喜んで「買える」ことになる。つまりBuy storeとなる。しかし、魅力ある商品開発をしないと、客は帰ることになる。つまりby by storeになると、最後はジョークで締め括り、一同大爆笑で閉めました。
一方、今回は経営者向け講演だったので、経営者の視点として、3つの目を持って欲しいとアドバイスされました。
1つ目は鳥の目:即ち物事をマクロ的に捉える。
2つ目は虫の目:即ちミクロの視点で捉える。
3つ目は魚の目:即ち水質によって変化を感じ取り、変化にあった判断をしていくことが大切。
この3つの視点は経営者にとりとても重要なことですが、それをしっかりと経営に取り入れ、舵取りしていくことが、経営者にとって大事と、改めて認識した次第です。
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