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2006年4月30日 (日)

「マーキュリー通信」no.370【日本人の精神的荒廃を考える-5 「ポルノの氾濫」】

 サラ金の氾濫で消費文明を煽り、本来借金する能力がない人まで借りて、借金地獄に陥り、多くの被害者を出しています。■

 一方で、過去10数年来ポルノの氾濫も目に余る物があります。私が最初にポルノ雑誌を見たのが、中学2年生の時、道ばたに落ちていたポルノマンガを見て、胸がどきどきしました。現在発行中の週刊現代と比べたら、刺激度は10分の1以下です。それでも子供の私には刺激が強かったようです。
 
 私が、次にポルノ雑誌を目にしたのが大学2年生20歳の時、朝日洋上大学の学生として米国の地に足を踏み入れた時のことでした。
 当時、日本ではヘアーヌードが禁止だったので、洋大の男子学生はポルノ雑誌を買いあさり、皆で興奮しながら回し読みしました。しかし、税関で没収されるという噂が広まり、皆泣く泣くポルノ雑誌を捨ててきました。

 私の学生時代のポルノ雑誌の状況は、ヘアーヌード厳禁で、ヌード雑誌にはヘアー1本でも厳しく取り締まられていた時代でした。ヘアーヌード雑誌は、裏路地のアダルトショップでビニールにかけられ売られていました。従って、アダルトショップにはいるのはかなり勇気のいることでした。米国では、ハードポルノには同じようにビニールがかけられ、青少年には販売できないようになっていました。

 現在ではどうでしょう。ヘアーヌードが解禁になってから、雪崩を切ったように町中にポルノ雑誌、ヘアーヌードが氾濫しています。未成年者が多数来店するコンビニではポルノ雑誌が書籍販売の中心を占めています。又、インターネット上でもヘアーヌードの過激ポルノを簡単に見ることができます。
 これが青少年にいかに悪影響を及ぼしているか国家レベルでもっと真剣かつ深刻に考えるべきです。性犯罪の多発、若者層のセックスの乱れ等ここでことさら言わなくても、国民的課題です。

 私がカナダに駐在していた20年以上前、テレビでは青少年に見せてはいけないエログロ・暴力シーン多発番組には、A(adult only未成年の番組視聴禁止)、PG(parental guidance 親の注意の下に見てもよい番組)等テレビ番組欄に記載されていました。もし、現在の日本テレビ番組に当てはめるなら、かなり多くの番組は規制の対象になります。

 性の乱れも晩婚化、非婚化の一因になっていると思われます。そして、離婚の増加に拍車がかかり、消費文明最優先の米国型のもう1つの悪習は、亡国に至る恐ろしい習慣だと国はもっと深刻に受け止め、ポルノ規制を強化するべきです。最低限、コンビニからポルノ雑誌の販売禁止、もしくはビニールをかけ、未成年者が買えないようにする。又、未成年者の目に触れる場所では、現代、ポスト、フラッシュ等ヘアーヌード雑誌の追放を国が規制をかける。そしてインターネット上からも厳しく追放をかけていく。

 サラ金とポルノは、本来裏路地でひっそりと営業するものです。そして、利用者も恥ずかしそうに店をくぐるというのが本来のあるべき姿です。サラ金とポルノの営業が白昼堂々と行われている先進国などどこにあるのでしょうか。これを国民的恥と認識し、しかるべき規制をかけていくのが大人の先進国、一流国ではないでしょうか。

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