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2006年5月12日 (金)

「マーキュリー通信」no.377【私のコミュニケーション論-15「自己主張が強すぎると」】

 昨年の耐震偽装事件以来、マンションの耐震強度が注目されています。そこで、私の住むマンションでも耐震強度を調査するよう理事会に依頼しました。 調査費用の財源として、自販機を設置し、その収益でカバーすることを提案しました。
 偶々、異業種交流会でサントリーフーズの営業マンと知り合い、自販機設置のメリット・デメリットを調べました。 自販機設置のデメリットは、缶ジュースを買う際の音の問題と、自販機周辺が汚れる問題、マンション住人以外が訪れ、治安上の問題等が上げられますが、これはよくある質問で、過去多数の設置事例を見ても特に問題は生じていないことが判りました。 それでも問題が生じたら、マンション側の裁量で自販機を撤去できることもサントリーフーズと確認しました。

 たかが自販機の設置ですが、後で理事会の独断と言われてもまずいので、一応マンション住人のアンケートをとり、管理組合総会にかけ、自販機設置をしようということになりました。アンケート結果は、賛成多数でしたが、2名の女性から強硬な反対意見が出たため、住民の理解を深めるために、サントリーフーズの担当者を呼んで住民説明会を開きました。 他の人はサントリーフーズの説明に納得しましたが、2名の女性の強硬な反対意見は変わりません。 1名の女性は、自販機設置場所付近に自分の車を駐車しており、マイカーに危害を与えられることを恐れての反対です。 もう1名の女性は、アンケートの締め切りまでの期間が短いことへの反発でした。
 そこで、理事会として再度アンケートをとることにしました。今度はアンケート締め切りまでの期間を長めにとりました。 アンケートの結果は、反対が賛成を上回りました。

 ところがマンション住人から情報が入り、上記2名の女性が各戸(総世帯数60戸)を周り、アンケートで反対するように説得工作をしていたことが判明しました。アンケート段階で反対票に投じるように説得工作をすることはむろんルール違反で、アンケート結果は無効です。

 しかし、理事会側としては、これ以上2人の女性にかき回され、マンション住人間で無用のトラブルを起こしたくないとの配慮から、アンケート結果を有効とし、自販機設置を見送りました。上記2人の女性の内、1人は前回理事長をやってマンション住人間でトラブルを起こしました。 当マンションではペットは不可となっていますが、3世帯でペットを飼っています。その女性は、理事長として、ペットを処分しなければ、マンション立ち退きを要求したため、ペット所有者の間に不安と波紋が広がりました。
 彼女(Hさん)の後を私が理事長として引き継ぎ、不安と波紋は納まり、一件落着しました。Hさんは、人間的にはまじめでそれなりの気遣いはできる人です。しかし、自己主張が強く、攻撃的な性格で当マンションでも煙たがれ、敵を作ってしまいます。 Hさんと話をすると、1時間、2時間はざらで皆敬遠してしまいます。従って、Hさんに対し、正面向かって話をしようとする人は殆どいません。
 Hさんは、今年59歳の独身女性で、一人暮らしです。 自己主張が強く、気が強く、攻撃的な性格の反面、時々落ち込むこともあり、私なども時々相談に乗ったりすることもありました。しかし、5分程度の話が、1時間、2時間になってしまうので、最近では私も敬遠気味です。

 自己主張が余り強すぎると、人は離れていくという好例ですが、私自身も自己主張が強いタイプなので、他山の石としたいです。

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