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2006年5月26日 (金)

「マーキュリー通信」no.389【57歳の誕生日の日に思うこと「諸行無常」】

 本日は私の57回目の誕生日です。もし、私が引き続き三井物産に勤務していたなら、丁度旧定年退職の日に当たります。

 三井物産では、officialには63歳が定年ですが、実質的には57歳の旧定年が定年となっています。57歳で皆一旦退職し、63歳まで三井物産に残って勤務し続けるか、関係会社に出向又は転籍するか、退職するかの道を選びます。 57歳になると役員昇格者以外は、役職が無くなり、年収も前年の6掛けとなります。従って、三井物産本社に残る人は余りいません。私自身は25年間三井物産に在籍し、9年前、48歳の時に定年扱いで退職しました。

 私が三井物産に入社したのは、今から34年前の1972年4月。当時、今の自分と同じ57歳の物産マンはとてつもなく年配の人に見え、自分がその年齢になるのは遙か遠い将来に感じました。というよりそんな先のことなどぴんと来ませんでした。 あれから34年経ちましたが、実にあっという間という感じがします。走馬燈のようにあっという間に駆け抜けた感じです。これまでお世話になった方々のことに思いを馳せると、感謝の思いがわき、目頭が熱くなってきます。 そして、現在の心境は、「諸行無常」といった感じです。

 「諸行無常」とは、仏教の教えで、「全てのものは移ろいゆくものである」という意味です。新入社員の時に、現在の私と同年代の人の大半はこの世にいません。この間、何千人もの物産マン、レディと職を共にしましたが、物故した方も多数います。大出世した物産マン、栄華を誇った物産マンで最早この世にいない人も多数います。その意味で、「諸行無常」といえます。   しかし一方で、「全てのものは移ろいゆくものである」という真理の中で、不変のものがあることに気づきました。それは、菅谷信雄個人の魂、心の有り様です。 34年の間に、社内外を通じ、公私ともに実に多数の人との出会いがありました。そして、青二才だった自分が、仕事を通じ、自分自身大いに鍛えられ、磨かれて現在の自分があることに気付きました。そして「本当の自分」に出会うこともできました。本来光り輝いている自分にも出会いました。

 「本当の自分」を発見することで、これからも「本当の自分」を磨き、成長させていく喜びを知ることができました。この部分に永遠性を感じています。だから自分自身生涯現役のつもりで、第2の人生は、自分を磨きながら、世のため人のためになるような自分作りをしていこうと日々頑張っています。

 「諸行無常」、「全てのものは移ろいゆくものである」という真理の下、もちろん肉体能力は34年前と比べ低下していますが、「本当の自分」を発見できたことが、社会人に出てからの34年間の最大の宝物の発見といえます。「本当の自分」とは、自分の心の中の砂金部分といえます。

 私自身、100年生きるつもりで人生計画を立てています。こう思い、それに従った人生を送っていると、人生がわくわくしてきます。
 後、43年、「本当の自分」を磨き、100歳になり大往生の時、「諸行無常」の下、肉体は滅びますが、永遠の存在である「本当の自分」、即ち「心の部分」を見つめ、大いに満足しながらあの世に旅立つ自分を予想する時、今後の人生が大いに楽しいものに思えてきます。 もちろん、計画通り100歳にならないうちにこの世を旅立つ時も、このような人生観・死生観を持って、生きていく時、死は恐怖でなく、仏の慈悲と感じ、楽しみを持ってあの世へと旅立つことができます。

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