「マーキュリー通信」no.403【私のコミュニケーション論17「タイム・ジャック」】
先日の「新しい時代を創る経営者の会」は1人の女性経営者にタイム・ジャックされた感じでした。
タイム・ジャックとはハイジャックに模して私が造った言葉です。 先日の「新しい時代を創る経営者の会」では初の試みとして「少子化社会を考える」というテーマでディスカッションをする予定でした。各経営者から忌憚のない意見を期待していましたが、初参加者のその女性経営者は一人でしゃべり始めました。その内容が、少子化に関係のある関係のある話なら歓迎なのですが、ちょっと視点がずれていて、話があっちこっちに飛び、下ネタまで出てくる始末です。本人は、皆を笑わせるつもりだったのでしょうが、周りのしらけている雰囲気が全く理解できていないようです。 私の方で、一人だけしゃべらないで、他の人にもできるだけ発言の機会を与えるようにアドバイスするとその場では一応理解するのですが、又、話し始めてしまいます。
「少子化社会を考える」というテーマで一応ディスカッションしたのですが、何か噛み合わず、皆つかれ、しらけてしまったようです。当の本人は、場の雰囲気を理解できていないようです。 このように、場の雰囲気を理解せず、一人でしゃべりまくり、本人だけがご満悦しているケースは日常時々出くわします。結婚式のスピーチ、何かの会合の時のスピーチ等参加者はそんな話しは聞きたくなく、徒に時間だけが過ぎていく現象を私はタイム・ジャックと呼んでいます。
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