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2006年7月

2006年7月29日 (土)

「マーキュリー通信」no.438【関心のないモノは目に入らない】

 鼻におできができたので、事務所の近くの耳鼻咽喉科を探しました。すると事務所の直ぐ近くに耳鼻咽喉科があったではないですか。
 その耳鼻咽喉科の前を毎日通り過ぎているので、目には入っていたようです。
 その耳鼻咽喉科の場所を見つけた時には、丁度ピントのぼけたレンズの焦点があったように、そういえば「あった、あった」といった感じでした。

 人間は、自分の関心のないモノは視野に入らないことを今回改めて思い知りました。

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2006年7月28日 (金)

「マーキュリー通信」no.437 【男女雇用均等法施行20年】

 男女雇用均等法が施行されて今年で丁度20年経ちます。
 
 男女均等法施行の翌年に三井物産のテレマーケティング子会社・株式会社もしもしホットラインの創業に携わりました。
 同社では、多数の女性の戦力を必要としていたので男女の待遇の平等を掲げました。具体的には、給与体系、昇進・昇給も全く同じにしました。女性を部長、更には役員まで登用しました。
 
 当時三井物産での女性の仕事は、男性の補助業務、即ち事務職でした。大半の女性は、短大卒後3~4年勤務して寿退社するのが一般的でした。ですからもしもしホットラインの女性に対する待遇は大変新鮮に映りました。そして、職業婦人として意識の高い女性が多数集まってきました。その意味でもしもしホットラインは男女雇用均等のパイオニア的存在といえます。もちろんその精神は今でも活かされ、女性が男性と対等に仕事をしています。

 さて、雇用均等法施行20年が経ち、均等法の精神はだいぶ活かされてきたと思いますが、ちょっと行き過ぎの感があります。即ち男女の能力は同じモノだという意識が強すぎます。
 ハローワークで女性の事務職の募集をしようとしたら、女性の事務職とは書けないそうです。その代わり、ハローワークの担当者から、「お茶くみ、掃除」を仕事内容として書くと男性の応募はないとアドバイスを受けました。それなら最初から女性の事務職を認めるべきです。

 女性の能力と男性の能力は基本的に異なります。
 電話の受付は女性の方がいいに決まっています。中高年男性の場合、往々にして横柄な態度をしますが、こんな対応をされたら会社のイメージは一発で落ちます。
 当社の仕事でいうなら、「家庭用生ごみ処理機」の販売では女性の方が断然向いています。一方、耐震・リフォーム事業は男性向きです。Bフレッツ営業は、男女どちらでも可能です。
 こんなことを私が敢えて言わなくても世間では分かり切っていることであり、現実にはそれに即した形でビジネスが多様化しています。

 先日、NHKが増え続けるうつ病患者の特集をしていました。女性のうつ病患者は男性の2倍いるそうです。
 本来女性とは弱いモノです。男性に守られるべき存在です。それが男女雇用均等法が施行されたお陰で、男性と同じように働くことを求められるようになりました。
 しかし、それが行きすぎると、精神的に病み、心の病へと発展し、そしてうつ病となります。セクハラも存在します。
 世の中には男女雇用均等法などなく、それまでの女性待遇の方が良かったという女性も多数います。

 これだけ社会が多様化してきたのだから、男女の能力の違いを考慮した実態に即した均等法に修正すべき時が来たと思います。

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2006年7月27日 (木)

「マーキュリー通信」no.436 【ワンポイントアップの仕事術-8「アナログ式備忘録」】

 今年初めにエクセルを使った備忘録をワンポイントアップの仕事術としてご紹介しました。その後、私自身毎日余りにも処理することが多いため、この備忘録の枠では納まりきらないことが多かったです。

 そこで、最近「アナログ式備忘録」を始めました。
 A4の不要となった印刷物の裏を利用し、バインダーに毎日「本日やるべきこと」を箇条書きにします。
 私の場合、大項目に1,生ごみ処理機 2,耐震・リフォーム事業 3.その他
とします。それぞれの大項目の中に中項目、小項目と本日やるべきことを記入していきます。
 
 この備忘録をもとに、実際に実行したことは赤ペンのチェックを入れます。その日にやり残したことは、翌日再び書き出します。
 更に細かいことは、使わなくなった名刺の裏を活用し、補完します。

 手で書くことにより、やるべきことが鮮明となります。自分でやるべきことと、任せることも明確になり、やらないまま放置することがなくなってきます。

 最近、キーボードをたたくことが多いので、このアナログ式は脳の活性化にも良いようです。私はATOKという単語記憶ソフトを最大限活用しているので、パソコンのキーボードで2~3文字のアルファベットの略語を入力すると自動的に単語出てきます。例えば、kbと入力して変換キーを押すと、キーボードと出てきます。パソコンの方が断然書くスピードは速いのですが、備忘録としてはアナログ式の方が勝るようです。

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2006年7月26日 (水)

「マーキュリー通信」no.435【チャップリンvsヒットラー】

 先週末からNHK衛星第2でチャップリンの映画特集を毎日のようにやっています。時間帯がまちまちなのでテレビ版を見ながらDVDに録画して、時間の空いている時に見ています。
 チャップリンの映画で印象に残っているは、フォード自動車の機械化による分業制度を痛烈に皮肉った「モダン・タイムス」とヒットラーを風刺した「独裁者」です。独裁者の最後の演説の場面は非常に印象的です。トーキー中心のチャップリンの映画で、最後はヒットラーを模したチャップリンの名演説が圧巻です。ヒットラー全盛の時代に、死を賭して映画化したチャップリンの勇気に大喝采です。

 さて、チャップリンとヒットラーは同じ1989年生まれです。二人とも幼少の頃極貧の生活を送った。ヒットラーはその憎悪を社会に向け、580万人ものユダヤ人を大量虐殺した。

 一方、チャップリンは貧しい人に夢と希望を与えた。
 映画「独裁者」の中で、チャップリンは「諸君は幸福を生み出す力を持っている」と民衆に訴えかけた。

 この2人の生き様は180度違います。自分の受けた逆境を他人への憎悪に振り向けるか、人がその逆境に陥らないように、悪の道に入らないように愛の手を差し伸べようとするかで全く違った人生を生きることになります。
 
 人間には「心のハンドル」を与えられており、「心の自由」が保証されています。だからどのように「心のハンドル」を切るか、そのハンドル操作によって人生が大きく違ってきます。2人の生き様を見ていてそれを痛感しました。

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2006年7月25日 (火)

「マーキュリー通信」no.434【boblog「マーキュリー通信」で経済詐欺を回避する!?】

1月27日付「マーキュリー通信」no.293【法人向け詐欺、東商経済リサーチにご注意】で法人向け詐欺の話をしました。
 
 丁度半年経って、boblog「マーキュリー通信」へのトラックバックが来ました。当社に来たのと同じ手口で、調査員立川長人なる人物が訪ねてきたとのことです。
 私と同様不審に思いグーグルで検索したら、「マーキュリー通信」no.293【法人向け詐欺、東商経済リサーチにご注意】を見たようです。そして
、「東商経済リサーチ」の詐欺商法を知り、被害に遭わずに済んだそうです。
 
 一昔前なら、この種の詐欺に引っかかりやすいのですが、現在はIT時代、検索サイトも充実していて、アナログ的な詐欺にはなかなかひっかかりづらくなってきています。因みにこの立川長人なる調査員は60歳前後のアナログ人間。このような情報網があることを知らないようです。
 
 いずれにしろ、東商経済リサーチの事務所はマーキュリー物産の近くの東池袋にあることになっているのですが、実在しないことが判りました。
 あれから半年この詐欺会社はまだ捕まっていないようです。早く現行犯で捕まることを期待しています。
 下記は、boblog「マーキュリー通信」に投稿された記事です。ご参考までに。

« google calendar に驚いた | メイン
2006年07月25日
東商経済リサーチがやってきた「あるお客様から主に受注能力に関する企業調査依頼がありましてご連絡させて頂きました。」
そんな電話が連休明けに会社へかかってきました。現在営業を進めている「あの」会社がとうとう動き出したのか!!と、はやる気持ちを抑えながらその電話に応対していました。
電話では、設立年月日、従業員数、増員予定、初年度の売上げ、今期の売上げ目標など。。
ここまで聞かれてから電話してきたリサーチ会社の名前を質問しましたが、
「○○○リサーチです」と。。

再度質問してみたがやはりなんとなくしか聞き取れない。電話の相手は50代~60代のしゃがれた声で流石に3度までは聞けなかった。 ダメもとで依頼主の名前と、企業調査とはどのような調査になるのか質問してみたところ、

「依頼主の名は言えないが、御社に仕事の依頼を検討中の大手企業だと言えば察しがおつきになるでしょう」と。。
続けて、

「依頼主からは次のような調査項目を挙げられています」と、
3点ほどの調査項目を挙げた後、

「最後に『社長様との直接の面談』を挙げられています。つきましては、明日の午前中などお時間よろしいでしょうか?」
と非常に慣れた感じのトークでアポ入れがきた。
この時点では、設立間もない会社でもあり当然の流れかと思い面談をOKしました。
翌日、やはり50代~60代の立川なる調査員が訪ねてきました。会議室で名刺交換をした後、何の説明もなく質問が始まった。しかも、その内容は昨日電話で答えた内容と全く同じことを聞いてきました。質問しながらメモを取っているのですが、その書き方はまるで選択肢に○を付けるようなボールペンの動きしかないのです。主要取引先を上位5社教えて下さいとか、私の前職などの質問でもやはり、○を付けているようなボールペンの動きなんです。。
私個人の住所なども聞いてきたため調査の主旨を質問したところ、

「まだ詳細について聞いておられないですか?それでは管理部よりお話させて頂きます」
となり、調査員は彼の携帯電話から管理部とやらへ電話し、私が答えた質問の内容を伝えた後、

「社長様が調査主旨をお知りになりたいようなので、君から説明してくれないか?」と。
電話の主は、昨日電話してきた主でした。説明を受けた後、

「年間12万円で会員登録して頂くことで依頼主へ定期的に報告ができるようになり安心して御社とお付き合いできるようになります。詳細は、立川からご説明します」
ときた。
調査員の説明では、会員登録することで年間5回までの企業調査 or 採用調査 を無償で行えるチケットがついてくるとサンプルまで見せてくれたりしました。
小さな金額ではないため「では、心当たりの会社の方に電話で聞いてみますね」と伝え席を立とうとすると、それを制するように

「そんなことをしても依頼主は『調査依頼した』とは回答してくれませんよ。また、依頼主は上層部からですので」と。

「もし、社長さんが依頼主だった場合、依頼先の企業から問い合わせがあったら『調査依頼した』と答えますか?」
と聞かれたので、当然の商流かと思いますから正直に回答しますよ。と伝えた。
そんなこんなやりとりをしていると、調査員は出していた申込書やらをそそくさと茶封筒にしまい込み始めたんです。まだ、申し込みしないとは言ったわけではないのですが。
結局、12万円は即決しないことがわかると、

「年間12万円のコースではなく3万円の入会費だけでもOKです。3万円ならば、社長さんのポケットマネーで社判も不要でサインでOKですから」と・・・
断ったのは言うまでもありませんが、名刺に記載されていた企業名をググッてみると「被害者集まれ!」だの「バケ調」だのそういった検索結果しかヒットしませんでした。。
こういった設立間もない企業の弱みにつけ込んだ企業詐欺を「バケ調」って言うそうです。ただ、これも経験の一つだなぁーと思いつつ、得たモノもありました。
自分の会社を振り返る、見つめ直す良い機会となった
情報開示の場合、面談者には身分証明書の提示を求める 今回は、だまされずに済みましたがこういった弱みにつけ込んだ詐欺が横行してるんだなーと身にしみて感じました。一番古い記事として、2002年8月のモノがありました。調査員のおじさんは、これを職業?にしてるのかと思うと、とても哀れに思いました。
投稿者 taku : 2006年07月25日 04:01

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2006年7月24日 (月)

「マーキュリー通信」no.433 【「創レポート」7月号「事業承継を超えた知恵承継の時代!」】

今月の「創レポート」 もずしりと響きました。
 私の場合も25年勤務した三井物産退職後いろいろと紆余曲折を経ましたが、結局自分の経験した本業、即ち商社マン の世界に回帰しました。
 
 現在、マーキュリー物産では世界最小の総合商社を掲げていますが、ここには私の商社マン時代の経験がぎっしりとつまっています。そして、経営に当たっては、過去の上司から学んだことが全て生きています。シリーズ物「私を育ててくれた元上司達」に物産マン25年勤務で実に多数の上司に仕えてきました。実に個性豊かな上司に仕えてきました。それぞれの上司が画一的でなく、指導方法も実に多岐に亘りました。各上司の良い部分は思う存分吸収させて頂きました。新入社員として三井物産に入り立ての頃はそれこそ小さな芽でした。その小さな根っこから上司の栄養をたっぷりと吸収させて頂き、どんどん成長し、茎が伸び、葉が生い茂り、根が地中深く伸びていく様をイメージしました。
 
 一方で、上司達も聖人君子ではありません。欠点もたくさんあります。それは反面教師として活かすことにしています。
 
 今月の「創レポート」は、そんな私のビジネスキャリアを思い起こさせてくれるレポートでした。
 皆さんも「創レポート」を読むことで、ご自分の人生と引き比べることで、多くのヒントを得られることと思います。
  詳しくは「創レポート」をご参照下さい。「20067.pdf」をダウンロード

“共通のテーマ”を意識した議論が知恵を生む
    事業承継を超えた“知恵承継”時代!
       ☆☆☆ 知恵を積み重ねる経営が持つ強さ ☆☆☆

        ◆本レポートの内容◆

【1】“事業承継”は現在“話題”にもならない…? ………… 1㌻

【2】事業“手法”は変わっても“原点”に変化なし!   …… 2㌻

【3】その事業の“原点”は世代を超えて生きる!   ………… 3㌻

【4】“生涯現役”から“生涯を越えた知恵伝承”へ ………… 4㌻

【5】一方的指導より“共通テーマ”で“共同検討”  ………… 5㌻

----- 中小零細企業の存続と
                     その未来のために -----
  【公認会計士・税理士 伊藤 隆】
  東京本部 03-3538-5798
  会計工場 059-352-0855
  URL http://www.cpa-itoh.com

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2006年7月22日 (土)

「マーキュリー通信」no.432【私を育ててくれた元上司達-11「都立神代高校横田賀太郎教諭」】

 私は中学校までは国語は得意科目でした。小学校1年生から通信簿はずっと5でした。
 しかし、高校に進学してから、現代国語は読解力を要求されるために、○×式教育の問題点が如実に現れ、現代国語が不得意科目になってしまいました。これでは一橋大学の合格もおぼつきませんでした。
 
 現代国語の読解力を付けるために、国語の授業で評判の高かった横田賀太郎先生を訪ねました。横田先生とはそれまで面識がありませんでした。
 私は横田先生に、「国語の読解力を付けるために、朝日新聞の社説を読んで、どのように読んだかを書いて、先生に添削して欲しい」旨お願いしました。横田先生は、私のお願いを快諾してくれました。
 
 それから毎日放課後私は朝日新聞の社説を読んで、どのように読んだかを書いて先生に提出しました。毎日先生には赤ペンで直して頂きました。これを半年以上続けたお陰で、私の読解力はかなり向上しました。
 私の図々しい申し出を受けて頂いた横田先生には今でも感謝しています。

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2006年7月21日 (金)

「マーキュリー通信」no.431【私を育ててくれた元上司達-10「都立神代高校矢野善久教諭」】

矢野先生は、私が神代高校3年生の時の担任の先生で、専門は生物でした。

 当時の神代高校の3年生のクラス編成は、理科系2クラスと文化系6クラスに分けていました。理科系の大半は理科系志望の男子生徒で、女子は僅か2~3名でした。
 一方、文化系の方は、女子生徒の方が多く、当時女子生徒の半数以上は高卒で就職していました。その為、文化系のクラスは受験勉強をする雰囲気に余りありませんでした。
 神代高校では、高校2年生の時に理科系、文化系を希望し、その希望に基づき、3年生のクラス割りが決まりました。

 私が高校生の頃はまだ学校群制度がなく、勉強のできる子は都立高校に行きました。私は三多摩で一番難関校都立立川高校を受験しましたが、1点差に泣き不合格となりました。当時、立川高校に不合格となった生徒は、ある一定の点数を満たしていれば、学区内の高校が受け皿となり、その高校に行くことができました。私の時は神代高校となりました。私が受験した年は、ベビーブームの為、競争率が高く、大量の不合格者が神代高校に行きました。

 私は、一橋大学への進学を希望していました。そこで、1年生の時から親しかった矢野先生に、国立大学志望の文化系クラスを1クラス作るように直訴しました。そしてその担任の先生に矢野先生をお願いしました。
 矢野先生は、私の直訴を快く受け入れ、国立大学受験組(3年1組)を作ってくれました。私は友人を誘い、3年1組に無事進級できました。そして、3年1組には、立川高校、国立高校不合格組が大量に集まりました。

 この為、同じ文化系でも、3年1組だけは他の文化系クラスとは雰囲気が違い、生徒達はよい意味でのライバル心を持ち、受験勉強に励みました。
 その甲斐あって、私は一橋大学商学部を現役合格することができました。これは神代高校始まって以来の快挙となりました。又、その年は学芸大他の国立大学、都立大、早稲田、慶応、中央法科等難関校に大量の合格者が出ました。

 1生徒の分際の厚かましい申し出を快諾してくれた矢野先生の決断には本当に感謝しています。
 矢野先生はその後都立忠生高校(町田市)の教頭として転勤し、最後は都立千歳高校(世田谷区)の校長にまで栄転されました。
 矢野先生とは、卒業後も親しくお付き合いさせて頂きました。

 10年以上前、矢野先生の奥様から突然我が家に電話がかかってきました。矢野先生が他界の電話でした。先生が亡くなる直前に、病床で私に会いたい旨お話しされたそうです。ベランメイ調の飾らないざっくばらんのお人柄で、誰からも好かれる方でした。
 

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2006年7月20日 (木)

「マーキュリー通信」no.430【世界最小の総合商社的経営論20「お客様中心か、ルールを守るべきか】

 当社にて販売中の「家庭用生ごみ処理機」には各自治体の助成金がつきます(全国の約7割の自治体)。通常商品を販売していて、このような助成金がつくことは極めて珍しいことです。当社でも、この恩典を最大限活かしたマーケティングを展開しています。
 
 しかし、助成金の支給方法が商品購入前、購入後、抽選等各自治体によりまちまちです。基本的には、購入前でも後でも、抽選でも、役所のチェックする項目は同じです。住民税を払っているかどうかと商品購入の領収書です。
 
 ところがここからお役所仕事が始まります。特に商品購入前に事前申請する場合がやっかいです。事前申請ですから、助成金申請書を提出し、役所からOKが出るまでに数週間かかります。その間、お客様が「環境生活館」を購入したくても買えません。夏は、生ごみの腐敗臭で主婦が一番生ごみを不快に感じる季節です。役所はそんなことお構いなく、書類審査をします。夏になれば申請が増えるので、承認までの日数がそれだけ長くなります。
 そこで、当社では、一日でも生ごみ処理機を欲しいお客様の為に、役所には内緒で先に商品を送り、領収書は承認後の日付とします。

 今回、愛知県のお客様からインターネット注文がありました。そのお客S_kitchen1様は助成金制度のことを知らないため、先に商品代金(69,300円)を振り込んできました。役所に申請に行ったら、助成金の事後申請は不可の回答があったそうです。そこで、当社としては、生ごみ処理機はまだ出荷していないので、助成金の承認が降りてから出荷することになっていますと回答し、役所の了解を取りました。

 ところが、この自治体の場合、登録店制度をとっていました。登録店からの助成金申請でないと申請が受理されません。
 そこで、登録店に電話をして、協力手数料を支払うことで了解を取り付けました。しかし、その登録店の営業担当者は、「自分はサラリーマンなので、経理がだめと言っているので」と協力を断ってきました。

 どこの企業も当然「お客様優先」「顧客満足」を掲げています。しかし、組織が大きくなってくると、「お客様の為」から「社内ルール」が優先され、いつの間にかお客様のことがないがしろにされてきます。
 「お客様優先」「顧客満足」という切り口で深く追求していけば、まだまだベンチャー企業の入り込む余地が様々な業界業種で多数あるようです。

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2006年7月19日 (水)

「マーキュリー通信」no.429【百円玉1枚の怖さ】

 事務所の近くに居酒屋が昼間は定食屋を営んでいます。ここは昼食500円玉1枚の安さと中味が受けて、昼時はいつも満員盛況です。
 最近、値段を百円あげて600円にしました。すると客足はがくんと落ちて、以前の半分程度です。付近にはホカ弁屋もあるし、コンビニもあります。お客様は正直です。
 私にとっては、すいていてその方が却ってよいですが。

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2006年7月18日 (火)

「マーキュリー通信」no.428【第49回「新しい時代を創る経営者の会「 米国のナノテクノロジーが日本にも上陸「貼るだけで運動能力20~30%アップ」】

12日のマーケティング会社Medai International Marketing 代表者による
「米国のナノテクノロジーが日本にも上陸 『貼るだけで運動能力20% 』」のプレゼンテーションは参加者の目付きがいつもと違っていました。

今回のプレゼンテーションは、Lifewave社の主力商品、で、見た目にはピップエレキバンのパッチを多少大きくした程度の商品ナノテクノロジーを活用した「LifeWave」の紹介です。
 しかし、多くの超一流選手が使用している場面をビデオで目の当たりにし、実際に効果が出ているので、皆さん驚きを隠せませんでした。
 
 最初に見たのが今年の冬の女子実業団駅伝大会。雪降る中14人の走者をごぼう抜きにした福士加代子選手のシーンは圧巻でした。彼女の肩の部分に「Lifewave」が貼ってあるのがよく見えました。アナウンサーは「Lifewave」のことに気付いていません。
その後、福士加代子選手は、ハーフマラソンで金メダリストの野口みずきを抜いて優勝し、1万メートルでも優勝しました。
 
 サッカーワールドカップのスーパースター・ベッカムも「Lifewave」を貼っていました。ベッカムは「Lifewave」のことを内緒にしていたのですが、xx戦で勝利した後、興奮のあまりにユニフォームを脱いで、肩に貼ってあるのが判ってしまいました。スポーツ紙がそのことを小さく報道していました。
 
 
大相撲では、昨年まで不振だった元大関雅山が「Lifewave」を貼ってから、突如強くなり、27勝6敗の好成績です。先場所は14勝1敗で、新大関白鵬と優勝決定戦で惜しくも敗れました。今場所は大関復帰に頑張っていますが、雅山の太ももには、「Lifewave」がはっきりと見えます。
> 今場所は、大関取りのプレッシャーと内臓の調子も崩している様で、大関取りは苦戦しています。
先場所雅山を優勝決定戦で破って優勝した白鵬も「Lifewave」の愛用者となったようです。但し、まわしの下に付けているので「Lifewave」は見えません。今場所は綱取りにかけています。

 今場所角番の大関栃東も今場所から「Lifewave」を使い始め、先場所とは見違える様な相撲内容で昨日まで8勝1敗の好成績です。彼はひざ周りに「Lifewave」をしっかりと貼っています。
 
 
その他、「LifeWave」は、スキーヤー、ゴルファー始め各スポーツ界の一流選手が愛用しています。

1.マーケティング戦略

 実はこれが「LifeWave」のマーケティング戦略だそうです。
 つまり、
スポーツ界の一流選手に使用してもらい、トップダウンを図っていく。
 通常、一流選手が商品を使用する場合には、スポンサー料金としてタダで納めるのが常識ですが、「LifeWave」の場合には、皆、購入費を選手自ら支払っているそうです。 但し、個人競技の場合、他の選手には絶対内緒にしているそうです。
例えば、大相撲の雅山の場合、好成績を残しているので、「LifwWave」にぞっこん惚れてしまい、他の力士には絶対内緒にしているそうです。
 それでも、他のルートから他の力士にも伝わっているので、徐々に大相撲界にも
「Lifewave」が伝わり、現在4名の力士が使用しているそうです。

 サーフィン界の第一人者から、スノーボード業界へと、波及的に情報が入っており、スポーツや運動、肉体労働など、ジャンルを問わないのが特徴です。

2.「LifeWave」の原理
 白いパッチ:砂糖水+水+空気
 茶色のパッチ:アミノ酸+水+空気
 上記の様な組み合わせをナノテクノロジーで、驚異的な商品に仕上げる。
 
スポーツ選手にとっては、ドーピング検査に引っかからずに筋力アップ出来るのが最大の魅力。もちろん特許も取得済み。
 共鳴による振動伝達原理を利用し、人体に対してあらゆる指令信号を送れる脅威の技術で、果てしない将来性があります。
URL http://www.lifewave.com/

3.商品内容
 現在5種類のラインアップ
(1)「LifeWave」:エネルギーアップ、筋肉を20~30%アップする。
 脂肪を効率よく燃焼してエネルギー源とし、体脂肪減少の効果もある。
(2)「IceWave」:筋肉や痛みを止め、肩こり、腰痛などを軽減する。
 私は早速「IceWave」を試しました。夜湯上がりに左足すねに貼りました。
 左足のすねを押すと、飛び上がるほど痛かったのが、翌朝押してみると痛い所を探さないと判らない程度に痛みが改善していました。
(3)「Rest&Quiet」
 睡眠障害の軽減、いびき減少に効果あり。
貼るといびきが止まるところから商品名に「Quiet」を付けたそうです。
(4)「Okalani」:イオン電解水。体内をプラスイオン化し、抗酸化力を付け、老化防止を図る。解毒効果。心肺機能アップ。「オカラニ」と読む。
(5)「Skincare System」:スキンケアシステム
 デトックス効果のあるパッチを中心に、2種類の乳液タイプのケア商品。
 デトックス効果は、数日で体内の蓄積重金属を全て排出可能。
 グルタチオン酵素を、平均で100%以上、体内で活性化させ、肝機能をアップする。抗酸化効果と解毒作用に伴う著しい美肌効果が期待できる。
 既存のスキンケア業界とは、全く違った技術で全身の肌の改善に貢献。

4.日本における事業展開
 米国では日本の厚労省に当たるFDAの認可を得ているので、商品の効能が謳える。
 しかし、日本では厚労省の認可がまだ下りていないので、認可までは、未だかなり時間が掛かりそう。従って、暫く企業の輸入販売等は出来ない。

 上記商品ラインアップを見るだけで、事業のポテンシャリティは極めて高いといえる。しかも、日本では、未だマスコミにもそれほど注目されていない。

 もし、大相撲等で大半の力士が「Lifewave」を貼る様になったら、物凄い宣伝力となるだろうが、その時には厚労省の認可も降り、商品の普及は大ブレイクすることでしょう。その時に事業参入するのは遅すぎる。
 従って、まずは個人により商品の凄さを体感する。そして、各企業の将来の戦略商品として取扱を検討する。
 ただし、現在個人輸入が中心で、口コミだけで本商品が伝わっている。紹介者には紹介謝礼などの配当金制度も整備されています。

5.商品を購入ご希望の方は
 厚労省の認可が下りていないので、購入希望者は個人輸入して下さい。
 但し、日本では、MIM(MediaInternationalMarketing)社が運営するウェーブサポートで個人輸入の手続き全てを代行しています。会員価格で購入できますのでそちらをご利用下さい。 wavesupport@lifewave.ne.jp 
 商品価格:会員登録後、1ヶ月分 約70ドル。(定価 約90ドル)
      7ヶ月分をまとめて購入すると、約500ドル
参照: http://www.lifewave.com/

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2006年7月17日 (月)

「マーキュリー通信」no.427【その時人生が動いた-4「家出した父と10年ぶりに再会」】

私は比較的裕福な菅谷家の長男として昭和24年5月26日に目黒区祐天寺に生まれました。 当時父は瀬戸物の卸を営んでいました。しかし、その後父は株でだまされ、財産を失いました。
 
 一家は、母の実家である調布に引っ越し、実家の土地に6畳一間の家を建ててもらい、そこに翌年生まれた妹と4人で暮らしていました。
 
 家業が倒産した父はすっかりやる気をなくし、仕事をしようとしませんでした。母は金策に走り、随分と苦労したようです。そして、過労がたたり、母は私が5歳の時に白血病で他界しました。
 
 母の死に父はショックを受け、翌年私が小学校1年生の時に幼い妹と2人を残して、突如いなくなってしまいました。
 幸い、母の実家には子供のいない伯父さん夫婦と祖母がいたので、妹と私の2人を祖母が母親代わりに育ててくれました。そして、10年の歳月が流れました。
 
 私が高校2年の夏、いなくなった父が突如現れました。その時の父の顔は、日焼けしていて多少アルコールが入ったせいか赤ら顔でした。身なりは、濃い緑色のシャツを着ていて、お世辞にも立派な出で立ちではありませんでした。父は肉体労働者として生計を立てていました。

 さて、父が帰ってきたので、父と一緒に住むかどうかが議論となりました。10年間我が子のように育ててくれた祖母は猛反対です。そこで父と一緒に住むかどうかを私に聞きました。私は、「血のつながった親子なのだから一緒に住むのが当然」と冷静に応えました。そのときの私は義務感で応えていました。そして、私の一言で父と妹と3人で一緒に住むことになりました。

 10年間私を捨てた父に対し私は憎悪の気持ちはわきませんでした。その代わり、「父を尊敬できない。父のような人間にはなりたくない」という気持ちが強かったです。父は私にとって反面教師でした。
 そして、そのとき私が決意したことがあります。「一生懸命勉強して、立身出世するぞ!」という気持ちが沸々とわいてきました。そしてこの時の体験が、現在でも私自身「人生一生涯勉強、死ぬまで勉強し、自己を高めていく」という気持ちが潜在意識下に強くインプットされ、勉強しないと父のようになってしまうという恐怖心があるのかもしれません。

 当時高校2年生(都立神代高校)だった私は、自分の将来は「世界を股にかけるビジネスマンになる」と決めていました。資源小国の日本が世界の中で生き残っていくには貿易立国しかない。そこで将来は商社マンとして生きていこうと思っていました。
 その為にはどうしたらよいのか。いろいろと調べているうちに一橋大学商学部がよいということが判り、受験は一橋大学商学部1本に絞りました。
 当時、家は貧乏でしたから、浪人する余裕などありませんでした。高校受験に失敗した私は背水の陣で臨み、父と一緒に暮らしてからは、好きなビートルズを聴くことも一切止め、受験勉強一本に集中しました。そして、現役で一橋大学商学部に合格することができました。

実家は、祖父の代から地元調布市で自転車業を営んでいました。伯父さん夫婦には子供いなかったので、もし私が父との同居を拒んでいたら、今頃は伯父さん夫婦の養子となり、自転車屋の跡取りとなっていたことでしょう。その自転車店も、商売繁盛し、東京都でもベスト10に入る自転車店に成長しました。

 今からちょうど40年前の今日7月17日は私にとって人生の一大転機となる日でした。

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2006年7月14日 (金)

「マーキュリー通信」no.426【世界最小の総合商社的経営論19「3KS(サンクス)」】

 3KS(サンクス)とは私が作った造語です。3K(感謝、謙虚、寛大)+S(素直)で3KSとなり、読み方はサンクスです。そして、3KS(サンクス)=「ありがとう」となります。

 世界最小の総合商社(有)マーキュリー物産を経営し、事業拡大に伴い、私自身一人ではできない部分が多々出てきます。社員、取引先等多数の方の力により、仕事ができていることを日々実感しています。仕事が順調にいっている時など、それを強く感じます。そして、力になってくれた人たちに感謝の気持ちが自然と沸いてきます。

 又、日々実に多数の人とお会いします。年間千人以上の人とお会いします。私自身一芸に秀でたところがないので、私と違った能力を持った人と出会うと、自然と尊敬の念が沸いてきます。謙虚な気持ちになり、その人から新たなものを吸収したいという気持ちが沸いてきます。「ああ、こんな所でも、こういう分野で頑張っている人、活躍人がいるんだなあ」と感心します。

 又、老若男女、主婦、学生等実に多種多様な人と接してきました。人間の能力は一様でなく、その人の本来持っている能力、モチベーション、経歴等により天と地ほどの差が出てきます。
 又、私自身過去に多くの失敗や挫折体験もしました。そこで弱い人の痛みも理解できるようになりました。その結果、寛大な気持ちも培われてきました。

 そして、一芸に秀でていない私自身が他の人と比べ一番誇れるところは素直な心だと思います。
 人は、人生の途上でいろいろな経験をしてきます。しかし、歳をとるに従い、人の話に耳を傾けなくなります。又、一芸に秀でている人の場合、どうしても自分以外の世界の部分に耳を傾けようとしない人が多く見受けられます。人は素直さを失った時、そこで成長は止まります。
 この素直な心で、過去人が学べないことを数多く学んできました。そして、現在もまだまだ学んでいる途上であり、日々成長している喜びを感じています
 私は、人生一生涯死ぬまで勉強と思っています。こう思って人生を生きていると、毎日が新鮮で生き生きとしてきます。
 
 一芸に秀でていない私自身が3KS(サンクス)により、この部分で誰にも負けない自分を築くよう日々努力しています。そして、3KS(サンクス)を世界最小の総合商社の経営にも取り入れています。

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2006年7月13日 (木)

「マーキュリー通信」no.425【世界最小の総合商社的経営論18「営業マンはいらない?!」】

市場戦略家町田和隆氏の新著「使えるマーケティング」(ソフトバンククリエイティブ1365円)は実践の書として分かりやすく書かれています。
 その中で私自身はっとさせられたことが、「見込み客開拓は、営業の業務でなく、マーケティングの業務である」という部分でした。

 先日、横浜の耐震・リフォーム業者から、当社に耐震・リフォーム事業でコラボレーションの話がありました。同社のうたい文句は、「営業マンはいません」でした。
 A社の社長は、見るからに職人気質で、とうてい営業をする人間には見えませんでした。同社は、戸塚駅からタクシーで10分ほどのへんぴな場所で、事務所はお粗末な造りでした。しかし、同社長の話を聴いて、大変参考になりました。

 同社は、長年チラシのポスティングで1万件近い個人客を開拓したそうです。チラシの内容も、素人が作ったものと直ぐ判るようなものでした。
 しかし、同社は長年こつこつとチラシを撒き続け、顧客データベースを作り、そのデータベースをもとに毎月DM等を送っているそうです。又、顧客数は引っ越し等で減少してしまうので、絶えずチラシは撒き続け、顧客数は増えているそうです。
 もう1つ大事な点は、A社の社長は60代後半で、一見取っつきにくいのですが、話している内に、この社長の飾らないまじめさが伝わってきました。
 つまり、一度受注した顧客に対し、適正価格でお客様が満足するリフォームをすることが重要であることを感じました。お客様の不信を買えば、顧客数は増えず、毎回新規開拓せざるを得ません。その点、耐震・リフォーム事業というと悪徳商法が跋扈していますが、地道に商売をやることの大切さをこの老社長から学びました。
 
 当社のような中小企業においては、マーケティングは社長の重要な仕事であることを強く肝に銘じ、各種マーケティング戦略を展開しています。

 「ペットのフンも消える家庭用生ゴミ消滅機・環境生活館」は、本年1月にオープンしたウェブサイトの効果が出始め、その他ペットショーへの出展、テレマーケティング、新聞の折り込みチラシ、環境セミナー、環境アドバイザーとしての地元主婦の活用等マーケティング戦略の展開により、商品が売れ始めました。
 
 一方、耐震セミナー耐震・リフォーム事業は、コンピューター・オートコール・システムによる見込み客の発掘、地元豊島区を中心にしたチラシ作戦等メディアミックスにより見込み客の開拓、そして注文へと繋げるという手法の展開によりその成果が出つつあります。

 中小企業にとって、社長が期待するような営業マンはなかなか確保できない。中小企業の業績向上には、マーケティング戦略の取り入れ、社長自らがマーケティングの責任者であることを肝に銘じ、事業展開をしていくことの重要性を、町田和隆氏の新著で再度目を見開かされた感じです。

 「営業マンはいらない?!」の意味は、営業マンを雇えば、「それで事足りませんよ!それだけで売上増は期待できませんよ!」という中小企業社長への自戒の意味を込めたメッセージと受け止めています。Kif_1130

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2006年7月11日 (火)

「マーキュリー通信」no.424【頑張れジャイアンツ-3】

 ジャイアンツが10連敗の泥沼に陥ったので、7月1日、2日の2日間に亘り「ジャイアンツ頑張れ!」の応援メッセージをboblog「マーキュリー通信」を通じて送ったところ、私の祈りが通じたのか、その2日間だけ連勝しました。しかも相手は強い阪神相手だったので、これで巨人の反撃なるかと思いました。エース上原の復活、高橋由伸の復帰、若武者内海のプロ入り初完封等明るい材料が満載でした。
 
 しかし、その時1つだけ私が懸念材料を言いました。
 阪神を首になったアリアスを獲得したとの報道を耳にしたからです。
 巨人軍首脳の焦る気持ちは分かります。しかし、シーズン途中で移籍する選手には余り期待できません。チームに是非残って欲しい選手なら、他球団に渡しません。こんなこと過去に多くの球団が実行して、期待を裏切られた例は数え切れません。
 だからアリアスを使ったら、巨人の反撃は期待できない旨boblog「マーキュリー通信」で訴えました。
 
 事実、アリアスが来てからの巨人軍は私の予想通り6連敗中です。巨人軍生え抜きの若手からすれば、「何であんな中途半端な外人が先発出場するのか?!」と助っ人外人ではなく、足を引っ張る「害人」扱いです。
 
 これではチームの一体感は計れません。巨人軍反撃の残されたかすかな期待は、だめ害人(アリアス、ディロン)は、代打に回し、活きの良い若手をどんどん使っていくことです。中途半端な外人部隊(他球団からの移籍選手も含め)では、昨年までの4番打者ばかりの巨人軍の方が戦力的には上です。

 由伸、小久保等主力+活きの良い若手をどんどん使い、チームを活性化することで、ファンはついてくるし、巨人軍の反撃に期待が持てます。
 今夜は、だめ害人を先発から外し、若手を起用する先発に切替、是非勝利して欲しい。

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2006年7月10日 (月)

「マーキュリー通信」no.423【渡部昇一氏の「国益論」に学ぶ】

 日本政府並びにマスコミは北朝鮮がミサイルを発射して、右往左往しています。これまで日本の国益とは何かを政府もマスコミも真剣に考えていないツケがあらゆる場面、局面で現れています。

 これを機に「日本の国益とは何か」を真剣に考えたら良いと思いますが、渡部昇一の「国益論」(徳間書店、1680円)は参考になるので、その一部を紹介させて頂きます。
 日本は戦略なき国家であることを多数の識者から度々指摘されています。その最たるものが日本国憲法です。
 
 日本国憲法の前文は、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてあります。
 
 しかし、今回の北朝鮮のミサイル発射事件で、この前文がいかに空しいことであることを多数の日本国民は思い知らされました。
 凡そ北朝鮮のようなならず者国家に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という理屈が通るわけありません。やくざに問いかけているようなものです。ロシアや中国も然りです。国連安保決議を見ても、ロシア・中国は日本の提案に反対です。

 話は若干それますが、マッカーサーが米国の国益のために1週間で創った現行日本国憲法を護憲護憲と共産党が主張してきたのをこれまで私には理解できませんでした。
 
 しかし、本書を読んで明快に理解できました。
 共産党もマッカーサーが創った日本国憲法には当初反対でした。しかし、1952年4月28日サンフランシスコ講話条約に日本が調印した際に、米ソ対立鮮明になり、冷戦がスタートしました。
 その時、日本の再軍国化による日米軍事同盟の強化を恐れ、日本共産党に対しスターリンから憲法第9条を死守するよう指令が下ったそうです。その時から日本共産党は大義名分としては、「日本の再軍国化を阻止し、日本国の平和を守る」ことが党の重要政策となってきたそうです。
 スターリンは、社会主義体制の下に1千万人の以上の自国民を粛正し、大量殺戮を行いました。もっと凄いのは毛沢東で何と2千万人以上の中国人を殺戮したそうです。歴史上記録に残る最悪の殺人鬼といえます。

 渡部氏の説明によると、左翼と右翼も社会主義を信奉するところは同じだそうです。但し、左翼は無神論、右翼は天皇制護持が思想的基盤となっているところが違うそうです。
 話を元に戻し、日本人が何故憲法改正に消極的になっているのかというと、明治憲法が不磨の大典といって一度も改定されていないことから来るのだろうと推論しています。
 明治憲法は、国会議員の9分の4が賛成すれば、改正できたのですが、恐れも多くも天皇の憲法を改正することに恐れを抱いていたようです。
 もし、明治憲法を当時の実態に即した変えていたら、あの悲惨な大東亜戦争に突入していなかったかもしれないと推論しています。
 当時の政府の政治がおかしな方向に走っていったのは、最後の2年間、即ち昭和19~20年だったそうです。渡部氏は、昭和18年当時中学生でしたが、当時の英語教科書には敵国英国の写真が載っていたほど、まだおおらかだったそうです。

 翻って、現行日本国憲法も第9条以外に実態に合わない部分が多数あります。例えば、言論の自由。言論の自由のはき違えによりマスコミの暴走が頻繁におき、個人のプライバシーを平気で侵害しています。裁判になっても、言論の自由をタテに、マスコミの有利に働いています。先日の女子大生K子さんの誘拐事件でK子さんに対する執拗な取材攻勢が続きました。これなども明らかにプライバシー侵害であり、憲法で明記してあれば、マスコミの暴走は防げました。

 このように現行憲法だけとっても実態にそぐわず、かなり日本国益を損ねている部分があぶり出されてきます。
 日本国憲法は、マッカーサーが自分の女性の秘書官に1週間程度で応急的に創らせたものであり、本来、サンフランシスコ講話条約の発効時点で、ご破算にして作り直すべきでした。
 これまで改憲の重要性を主張した首相は少数派でしたが、その中に故岸信介氏がいます。岸元首相は、日本国の国益のために、身体を張って日米軍事同盟である日米安保条約を締結した後、退陣しました。それ以外にも岸元首相の識見と日本への貢献度は卓越しており、もしあの時岸信介首相が体を張って安保条約の締結をしていなければ、今の日本はどうなっているか判らない。その意味で、戦後日本の最高の首相であり、もっと評価が高くても良いといえます。

 本書は、他にもっともっと傾聴すべき意見が沢山盛り込まれています。マーキュリー通信で書いてある部分だけ読むと、短絡的な人は直ぐに渡部氏は右翼主義者ではないか早合点しそうです。しかし、前段でも述べたように、右翼主義者は社会主義信奉者であり、渡部氏は、社会主義の悪弊、そして社会主義は行き着くところ大量殺戮に結びつく恐ろしい悪魔の思想と結論づけています。

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2006年7月 7日 (金)

「マーキュリー通信」no.422【日本人の精神的荒廃を考える-16「国内総生産量より国内総幸福量を」】

 ヒマラヤの麓にある国家ブータンはチベット仏教を国境としています。ブータンは、国内総生産量(GDP)より国内総幸福量(GNH)を増大させるべきと考えています。その1つに伝統的な嫌煙国家の立場から思い切って禁煙国家宣言をしたそうです。

 さて、シリーズで「日本人の精神的荒廃を考える」を取り上げてきました。日本人もそろそろ経済的なGDP偏重一辺倒の愚かさに気付くべきです。
 そして、ブータンのようにもっと国内総幸福量(GNH)を増大させるような政策に転換していくべきではないでしょうか。
 
 その為の具体的指標を掲げ、政策を実行していくわけです。
 例えば、犯罪率の低下、現在3万人を超えた自殺者の減少、今や1000万人ともいわれているうつ病患者数の減少、離婚率の減少、生活習慣病者数の減少、寝た切り、認知症患者数の減少等々減少した方がベターの数字を探し、それらを減少させる努力をしていく。こういったことはやはり官が中心となって実施していく仕事です。

 又、核家族から3世代同居家族の推進、地域コミュニティによる防災、防犯、安全、地域住民同士の触れ合い、お年寄りを大切に、労る地域コミュニティを促進する。

 一方、本シリーズで取り上げた現代人を蝕む3悪の追放運動、即ちポルノの青少年からの追放、サラ金の一般庶民からの追放、禁煙運動による健康回復等こういうことを地道に一つ一つ実施していったら、日本はもっともっと住みやすい国になっていくことと思います。

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2006年7月 6日 (木)

「マーキュリー通信」no.421【NPO法人日本耐震防災事業団主催「巨大地震から大切な住まいと家族を守る】

 本日、NPO法人日本耐震防災事業団が主催して、NPO法人東京いのちのポータルサイト理事長 安井潤一郎氏(衆議院議員)をお招きして首題セミナーを池袋駅前の東京芸術劇場で開催されました。その要旨を下記します。

 第1部:衆議院議員・安井潤一郎先生(NPO法人東京いのちのポータルサイト理事長)
講演「日常の自治体の取り組み状況」
 早稲田商店会長として阪神大震災で被災した神戸市長田区の商店街を視察。マイホームが家族の命を奪う凶器となったことを知り、耐震補強の重要性を実感。その後、NPO法人東京いのちのポータルサイトを立ち上げ、耐震補強の必要性を市民の立場で訴える。
 昨年早稲田大学の先輩である自民党武部幹事長から請われて衆議院議員立候補。初当選。
 議員当選後、国会議員の立場から超党派で耐震性に劣る不的確建物1150万棟の耐震強度アップを図ることが国の最重要課題であることを小泉首相にも提言。その努力が実り、
①賃貸住宅の場合、耐震性の告知義務
②自宅の耐震補強を行った場合、今年から固定資産税の減免措置(max.20万円)が受けられるようになった。
③墨田区では国土交通省が定める評価ポイント1.0に満たない耐震補強でも補助金を出すようになった。即ち、建築基準法違反物件でも目をつぶり、住民の命の方が大事との認識に役所の考え方が変わったという画期的なこと。

第2部:耐震補強工事実施した方の生の声 仙台市阿部様ご夫妻
 26年前に新築。その翌年宮城県北部地震に遭遇。震度6。ダンプカーが坂道を上るような轟音。その直後、食器戸棚が倒れ、中の食器が飛び出し、全部壊れた。TVが部屋の中を移動。屋根瓦が落下という恐怖体験。その時、恐怖の余り、思考能力が停止状態に陥った。
 一昨年5月26日再び震度6の巨大地震を体験。再び巨大地震の恐怖体験をする。
そこで、地元の信頼できる佐志工務店に耐震補強の相談をする。
7月1日に「DSG倒壊防止システム」という外付け金物の耐震補強を実施。工期2日間。その間、家にいたままで工事完了。
 そして、7月26日更に大きな地震を体験。しかし、建物の揺れ方は、施工前と比べ、多少の揺れを感じる程度だった。耐震補強工事を実施した成果を、身をもって体験。耐震補強工事をしていない周りの民家は、施工前の阿部家と同様の恐怖を引き続き経験。
<耐震補強を実施した理由>
①地震の恐怖から逃れたい
②自分と家族の命を守りたい

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2006年7月 5日 (水)

「マーキュリー通信」no.420「北朝鮮がミサイルを発射」-2

最近親しくさせて頂いている国債時事評論家増田俊男先生より、早速北朝鮮のミサイル発射に関する目的の解説がありました。
 国益を深く考えない国家日本と、国益中心に考える米朝の差を分かりやすく解説しています。ご参考までに。

第365号  (2006年07月05日 国会議員号)

北朝鮮の巧みなミサイル発射

「(日本を除く)普通の国家の行為は国益を目的とする」

これは、憲法第9条で事実上国権による自主防衛が制限され、かつ核を持たぬ日本を除く主権国家の常識である。

今回、北朝鮮が数回にわたって日本(新潟と北海道)に向けて、しかもアメリカの独立記念日を選んでミサイルを発射したことの真意を分析した。

<北朝鮮の国益>

1. アメリカの北朝鮮に対する金融制裁(海外銀行口座凍結)の解除。
2. 核廃絶について(結論の出る可能性のない6カ国協議ではなく)アメリカとの二国間直接協議に持ち込む。

<上記国益を達成するため>

1. アメリカの世論にアメリカ本土を攻撃できるテポドン2号を含むミサイル発射で、北朝鮮の対米脅威の存在を見せ付ける。
2. アメリカの独立記念日とディスカバリーの発射時に合わせてミサイルを発射することで、アメリカおよび世界の世論を煽り、世界を北朝鮮に注目させる。
3. 北朝鮮は6カ国協議を拒否することで、アメリカをさらに米朝直接協議に追い込む。
4. 国連安保理での協議と制裁決議は中国、ロシアが拒否権を使う可能性があり、有効でない上時間もかかるため、アメリカと世界の世論がフラストレーションを起こし、ブッシュに対してプレッシャーがかかる。
5. 国連安保理の決定を待たず、アメリカ独自または日本等有志同盟で制裁に踏み切る強行姿勢をとることにより、低迷しているブッシュの人気が上がる。
6. 制裁が決定されると、北朝鮮は「窮鼠猫を噛む」で「制御不能状態」となり、日米にとって危機状態になるので、米朝二国協議をせざるを得なくなる。
7. 今回、日本向けにミサイルを発射したことで、日本の国民に北朝鮮のミサイル脅威を明確に確認させることになり、その結果、現在アメリカが日本に要求している米軍再編成の負担金(約3兆円)と、今後始まるTMD(戦略ミサイル防衛)の約5兆円の拠出要求を日本に受け入れさせ易くなる。
8. 既にブッシュ大統領は、北朝鮮のミサイル発射を受けて日米ミサイル防衛網の早期達成の必要性を強調している。

<結果>

無駄であるが、国際的協議(国連を含む)を継続している間、各国の中国への要望が強まり中国の存在感が強まり、日米間では懸案の日本の対米負担問題が解決。やがて米朝協議に持ち込まれ新たな米朝合意が成立し、米国の対朝金融制裁は解かれる。

今回の北朝鮮のミサイル発射はアメリカと北朝鮮だけの国益になる。

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※「時事直言」の文章および文中記事の引用ご希望の方は、事前にサンラ・ワールド株式会社 増田俊男事務局(TEL 03-3955-2121)までお知らせ下さい。
ご意見ご感想は:

E-mail:info@sunraworld.com

発信者 : 増田俊男
(時事評論家、国際金融スペシャリスト)

参照: http://chokugen.com

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「マーキュリー通信」no.419【北朝鮮がミサイルを発射】

 今朝、北朝鮮が日本に向けてミサイルを5発発射。今朝のテレビは東京テレビ以外番組変更して、北朝鮮ミサイル問題を取り上げていた。
 日本の被害は特になくてこの程度なので、もし日本に被害が出た場合には、恐らく日本中パニック状態となっていたことでしょう。

パニック状態になった時、通常の議論は成り立ちません。正常の脳思考が働くなります。その際、憲法9条問題が大きく取り上げられ、自衛隊の海外派兵問題が再びクローズアップされてくることでしょう。今朝のマスコミの対応を見て、そう感じました。
 
 それから安倍官房長官の答弁は冷静で落ち着いていた一方、まさに役人の答弁でした。もっとも役人の書いたモノをそのまま棒読みしていたので当然そうですが、日本に向けてミサイルがぶち込まれていたにもかかわらず、「厳しい経済制裁も含め速やかに検討します」とのんきな答弁でした。
 これでは北朝鮮他中国等諸外国に甘く見られてもしかたありません。ミサイル発射は想定されていたことなので、政府は直ちに送金停止を含めた最大の経済制裁を課すべきでした。

 相変わらず危機管理に対し反応の鈍い政府に対し、非常に不安を覚えた今朝の出来事でした。又、安倍官房長官は次期首相候補ナンバー1の人です。こういう危機管理に対して果たして大丈夫なのか改めて感じた次第です。

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2006年7月 4日 (火)

「マーキュリー通信」no.418【悪魔のマーケティング】

悪魔のマーケティングとは随分と恐ろしいネーミングです。
 現在ベストセラー中の書籍「悪魔のマーケティング-たばこ産業が語った真実」(Action on Smoking & Health編、切明義孝訳他、日経BP出版センター2100円)は、業界の暴露本ですが、さすが日経BPから出版しているだけあって、たばこ産業のマーケティングを「 悪魔のマーケティング」というネーミングを冠して出版しました(原著は"Tobacco Explained"という題です。随分とおとなしい題ですね)。

「タバコは、正しい使い方により体に明らかに害を及ぼす、唯一の合法的な商品」「世界で唯一合法的に麻薬相当の商品を健康を害する又は死に至らしめることを承知でマーケティング活動をしている商品」といえます。「AKUMA.TIF」をダウンロード

 本書の情報源、データ等はWHO、そして何とタバコ業界から入手しています。
 それではたばこ産業の「 悪魔のマーケティング」とは何でしょうか?

 普通煙を吸っても快感を得ません。それでは同じ煙であるタバコを吸うと何故快感を得られるのでしょうか?
 それは、タバコの中に含まれる薬物、ニコチンがその快感物質の中味です。しかし、タバコを吸うと依存性が出てきます。吸わなくなるとイライラしてきます。これはニコチンが原因です。タバコという商品は、ニコチンを体内に注射器なしで注入する手段で、タバコを吸えば吸うほど体内に蓄積され、依存性が高まり、止められなくなる。
 愛煙家は好きでタバコを吸っているつもりだが、たばこ産業の策略にかかり、「タバコなしでは生きていけない状態」にはめられている状態となっています。まさにタバコ会社にとって思うツボ、飛んで火に入る夏の虫状態となっているわけです。

 ニコチンは、麻薬と同じなのだが、麻薬を合法的に売らせてしまう力、ここにたばこ産業の極めて強力な政治力があるわけです。

 たばこ産業の「 悪魔のマーケティング」」は、日本の現状を見ればよく分かります。
 40年前、私の子供の頃、喫煙者はもっぱら大人の男性でした。女性の喫煙者はバーのホステス、不良少女、一部のキャリアウーマンでした。女性の喫煙イメージは非常に悪かったのです。
 あれから40年経って現在の状況はどうでしょう?
 
 男性の喫煙者は半減しました。
 欧米では、喫煙者は自分の意思をコントロールできない意志薄弱な人間として低く見られていました。事実、私がカナダに駐在していた25年前頃、エリートビジネスマンでタバコを吸う人は殆どいませんでした。吸うのは日本人くらいでした。喫煙者はブルーカラーに限られていました。

 一方で、女性の喫煙者と未成年者の喫煙率は急上昇しました。
 女性の喫煙者の急増はタバコ会社の女性をターゲットとしたイメージ戦略が見事に当たったわけです。今では、若い女性が平気で臆せずタバコを吸っています。

 未成年者の喫煙率の急上昇もタバコ会社の巧みなマーケティング戦略が挙げられます。特に日本では、未成年者が堂々と購入できる自販機が至る所に設置してあります。未成年者の喫煙を法律で禁じておきながら、自販機を設置しているのは、丁度、猫の目の前に魚をぶら下げているようなモノです。
 
 それとタバコの価格の相対的安さが挙げられます。私の子供の頃はハイライト一箱が60円でした。しかし、7月1日からタバコは値上げになっても僅か290円です。昔の物価水準と比べると、600円程度で良いわけですが、相対的に安くなっているので、未成年者が購入しやすくなったわけです。それともちろん未成年者むけのプロモーション戦略が功を奏しています。
 
 未成年者向けのプロモーションに関しては、タバコ会社は表向きはもちろん否定しています。しかし、毎年男性喫煙者の喫煙率が減少していく中、タバコ会社にとっては未成年者は重要な顧客ターゲットです。いかに若い時から各企業の銘柄を吸わせ、ブランドロイヤリティを高めるかが重要なマーケティング戦略です。

 しかしながら、それでも先進国の喫煙率は低下の一途を辿っています。そこで次の市場が、人口の多い国や発展途上国です。タバコの健康に関心の低い国、規制の少ない国がターゲットです。当然、現在の最重要市場は中国となります。
 
 たばこ産業の本音は、「タバコなんざ、ガキや貧乏人に黒人、後はバカに吸わせておけ」これがたばこ産業の語った本音、真実だそうです。

 これら周到なマーケティング戦略の実施により、たばこ産業は喫煙率の低下をカバーし、莫大な利益を上げてきました。たばこ産業にとっては、喫煙者の健康など全く眼中にありません。いかにして利益を上げるか、自社のシェアを拡大するかが最重点事項です。だから「悪魔のマーケティング」と命名されたわけです。

 今日の英国では、喫煙は一般的に反社会的行為と見なされているそうです。本書を読むと、たばこ産業のやっていることは限りなく犯罪に近いです。即ち、タバコは喫煙者を死に至らしめる道具とたばこ産業自身熟知しておきながら、50年間ウソを突き通し、政治力でタバコを売り続け、喫煙による死亡者を世界中で増産してきたからです。
 
 喫煙を起因とした死亡者数は現在世界で300万人だそうです。しかし、発展途上国に喫煙者がたばこ産業界の思惑通り普及した場合、死亡者数は1000万人に急増するそうです。

 因みに日本人の喫煙を原因とした死亡者数は10万人だそうです。交通事故による死亡者数は毎年減少し1万人を切りました。一方、自殺者は3万人を突破し、大きな社会的問題となっています。しかし、喫煙による死亡は、それよりも大きな問題となっています。この数がいかに多いかご理解頂けることと思います。

 一方、タバコによる税収は2兆円程度ですが、喫煙による医療費等マイナス面は7兆円以上となり、毎年5兆円の社会的損失となっています。
 日本の国民医療費は30兆円程度で、高齢化社会の進展に伴い増加の一途を辿っているので、もし、日本で喫煙率が0となれば、国民医療費の負担がぐっと軽くなるわけです。
 これまで私は非喫煙者の立場から、喫煙の被害を訴えてきました。しかし、本書を読んで、喫煙者自身も最大の被害者であることに気付きました。本書を読んで、喫煙者がたばこ産業界の思惑にはめられている被害者であることに気付き、一人でも多くの一が禁煙を実行し、悪魔の手から逃れることを切に望みます。

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2006年7月 3日 (月)

「マーキュリー通信」no.417【ビートルズ来日40周年】

  ビートルズが来日して丁度40年経ちます。ビートルズは40年前の1966年6月29日~7月3日の5日間、僅か103時間の短い滞在でしたが、日本にも一大旋風を巻き起こしました。
 当時私は高校2年生、学校(都立神代高校)からビートルズコンサートに行くことを禁止されていたので、私はその通達を守り、コンサートに行きませんでした。
 その代わり、コンサート当日自宅のテレビ前にかじりつき、カメラでビートルズコンサートを撮影しました。当然VTRもない時代でした。テレビはやっとカラーテレビ、但し、カラー写真は高いので、白黒写真で撮りました。
 
 昨夜、NHK衛星でビートルズ来日記念特集を放映していました。
 ビートルズは、1962年~1970年の僅か8年という短い期間でした。私の世代は、ビートルズの活躍をライブでそのまま感動することができた幸せな世代でした。
 
 ビートルズは私が中学2年生の時に、ザ・ヒット・パレードで"Please please me"が紹介され、初めて存在を知りました。但し、最初は日本人グループ(確か、スリーファンキーズ?)の日本語訳の歌で知り、その後本場ビートルズの歌を聴き、余りにもの違いにビートルズの凄さに感動しました。
 そして、高校受験勉強そっちのけでビートルズにはまり、おかげで高校受験は失敗しました。

 ビートルズの凄いところは、未だにコピーバンドが多数存在し、ビートルズ解散以降に生まれた若い世代にも引き継がれていることです。こんなグループは未だに存在しません。昨夜も、ビートルズのコピーバンド大会が開催され、"A hard days night"を歌ったグループが優勝しました。

 さて、ビートルズで高校受験に失敗した私は、大学受験では同じ轍を踏まぬように、ビートルズ来日コンサートを充分堪能した後に、ビートルズときっぱり決別しました。それまで買い集めたシングル盤、LP盤の全てを心を鬼にして処分しました。そして、大学受験に集中し、大学受験に合格した後、又新たに買い直しました。

 さて、昨夜のNHKでビートルズソングの人気投票を行っており、"Let it be"が第1位となりました。
 私もベスト10をリストアップしましたが、これは多くのビートルズファンと同様極めて難しいことです。その時々で好きな歌が変わってきたので、どの歌を№1にするかは苦労しました。
 そこで、私の好きな№1ソングは、"I saw her standing there"としました。
 中学3年生の時に、学校から帰ると毎日のようにこの曲を聴いていました。この歌はシングルカットされた"From me to you"のB面に入っていた歌でした。最初は、大ヒット曲
"From me to you"をずっと聴いていたのですが、その内、このアップテンポの、"I saw her standing there"の方が断然好きになりました。ビートルズソングの場合、シングルカットされた大ヒット曲のB面のほうが却って好きな歌が多いです。例えば、「抱きしめたい」のB面の"This boy"。私は、このバラードソング"This boy"の方が断然好きです。
"I feel fine"のB面の"She's a woman"などもそうでした。

 さて、私の中学生の頃は、ステレオなど普及していなかったので、アルバイトでナガオカのレコードプレーヤー(売価3740円)を買い、シングル盤を中心に聴いていました。
 当時ビートルズの歌は大人に嫌われていたので、私は20m位の延長コードを買ってきて、庭でボリュームいっぱいにあげて聴いていました。その中で"I saw her standing there"は一番よく聴いた歌なので、一番好きだったビートルズソングとしてあげました。
 因みに私は中1の時から日通のアルバイト(今でいうペリカン便の宅配便)をしていました。毎月3千円から多い時で3万円稼いでいたので、小遣いには困りませんでした。当時シングル盤は洋盤が330円でした。毎月発売されるビートルズソングを心をときめかせながら買っていました。当時の貨幣価値は今の10分の1程度でしたから、私は中学生の頃はかなりの高給取りでした。

 第2位以下の好きなビートルズソングをあげるなら、
第2位 "The long & winding road" 後期のビートルズソングで一番好きな歌です
第3位 "Let it be" 誰でもが好きなビートルズの名曲中の名曲
第4位 "Mr.Moonlight" 出だしのジョンの魂の奥底からの叫びと低音が魅力です。
第5位 "Please please me"初めて聴いたビートルズソングです。
第6位 "Help!"ジョンの魂からの悲痛な叫びがたまりません
第7位 "Get back"屋上でポールが歌うシーンがたまらない
第8位 "While my guitar gently weeps"ジョージの名曲です
第9位 "This boy"初期のバラードソングで"If I fell"とこの2曲が出色です。
第10位 "If I fell"もちろん"Yesterday"よりはるかに好きです。

 さて、あなたはどのビートルズソングが好きですか?

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2006年7月 2日 (日)

「マーキュリー通信」no.416「頑張れジャイアンツ!」-2

マーキュリー通信no.416「頑張れジャイアンツ!」-2
菅谷 / 趣味健康スポーツ / 2006年07月02日 21時14分01秒
ジャイアンツが泥沼の10連敗を喫したので、昨日、マーキュリー通信から応援のエールを送りました。
 私の祈りが届いたのか、昨夜、今夜と2連勝しました。
 昨夜は守護神豊田に繋いでの接戦をものにし、今夜は若手内海がプロ入り初の完封勝利。よい形での連勝だった。これで7月に入り2連勝。月が変わって、ツキが変わるかもしれない。げんを担いで、4月の強い巨人に戻り、ペナントレースをおもしろくしてほしい。

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2006年7月 1日 (土)

「マーキュリー通信」no.415「頑張れジャイアンツ!」

マーキュリー通信no.415「頑張れジャイアンツ!」
菅谷 / 趣味健康スポーツ / 2006年07月01日 17時57分30秒
 4月の独走状態が嘘のような6月の戦いぶり。昨夜も負けて屈辱の10連敗。主力選手にけが人続出とはいえ、一度歯車が狂うとこれまでの好循環の歯車が逆回転しだし、どんどん悪い方にいってしまうという恐ろしさを感じています。
 さて、原ジャイアンツの不振の原因は、他球団の1流半程度の寄せ集め選手が多すぎることがあげられる。更に、阪神を首になったアリエスまで入団するとのこと。これでは巨人軍生え抜きの若手選手のやる気がなくなってしまう。
 せっかく生え抜きの生きのいいのがたくさんいるのだから、主力選手がけがでリタイアしている間は、若手選手をどんどん活用したらよい。それが連敗街道突進中前の巨人軍でした。
 更に、原采配で首をかしげたのは、小関の処遇。史上初3塁ベースを踏まずに、イスンヨプのホームランを無効にしてしまった。これは最大のペナルティ、つまり二軍落ちを命じるべきだった。こうすればチーム内に緊張感が走り、選手も緊張を持ってプレーする。これをやらなかった為に、その後も凡ミスが多すぎる。緊張感がないまま、悪循環を引き起こししまった。
 ともあれ、真の巨人ファンは、まだ見捨てていないので、生きのいい若手をどんどん使い、競わせ、好循環を作り出し、再び上昇ムードを作っていってほしい。

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