「マーキュリー通信」no.451【靖国問題を取り上げる新聞各紙に対する識者の論評】
「yasukuni.pdf」をダウンロード 小泉首相の靖国参拝問題に対する日経報道に疑問を呈した「マーキュリー通信」を発信したところ読者より宮崎正弘氏の報道各紙に対する論評が届けられました。
宮崎正弘氏は貿易会社の経営者ですが、経済界でも東京裁判の不当性を理解する経済人は多くなってきており、識者の間でも靖国問題、A級戦犯問題を取り扱うマスコミ各紙の姿勢に疑問を呈する声が多いようです。
但し、靖国問題は経済人としては、余り深入りすると中国より取引停止等の嫌がらせを受けたりするので、その辺は公と私を使い分けているようです。
宮崎氏の、マスコミ各紙に対する論評、とういうより酷評は、私のイメージしていたものとほぼ同様でした。
一番ひどいのが朝日で、朝日新聞は北京の代弁者かと酷評しています。
マスコミとしてまっとうな意見を主張しているのが、産経で、産経はこれまでもジャーナリズムの誇りが垣間見られます。
その他の新聞は、ジャーナリズムは、政府に対する批判をすることがジャーナリズムの本分と勘違いしている節があるようです。これは、戦前の国家による言論統制、戦後はGHQによる報道規制のトラウマのせいで、国家権力に対する批判がジャーナリズムのプライドと勘違いしているのでしょうか。
しかし、その批判が筋違いで不見識のものなら、世間をミスリードする公器が凶器に変わってきます。最近のマスコミの言動を見ていると、社会の凶器としての役割の方が前面に出ているようです。
間違った戦後の自虐的歴史観を正していくのがジャーナリズムの責務なのですが、今回の靖国問題でも、自虐的歴史観を主張し、日本の国益を損なうことばかりやっているマスコミの不見識さにただただ呆れるばかりです。
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