「マーキュリー通信」no.479【ドラッカーの経営哲学をベースとした経営者研修を受講して】
20世紀の経営哲学の最高権威者P.ドラッカーの経営哲学をベースとした「経営者研修を3伯4日で受講しました。
私には大きな夢があります。大それた夢があります。
超高齢社会の益々の進展に伴い、寝たきり・痴呆老人の数が年々増加の一途を辿っています。現在200万人とも言われているこれらの高齢者が、今後は更に増加して500~1000万人になるとも言われています。
政府はこの対策として介護保険制度を実施しました。
しかし現実には介護保険制度が介護老人を助長している面が否めません。それどころか年金制度、健康保険制度と共に介護保険制度にも業者との利権構造が形成され、保険料の無駄遣い、悪用が行われています。
私はこのような暗いイメージの超高齢社会を打破し、私のこれまでの経験を全て投入して、明るいイメージの超高齢社会建設のために役に立っていこうと決意しました。
その為に官主導の暗いイメージの超高齢社会ではなく、民間の活力による明るいイメージの超高齢社会を実現していきたいと思っています。
具体的には、「心と身体の予防医学」の実践により、寝た切り・痴呆老人ゼロを目指した老人ホーム「ユートピア館」の建設を計画しています。
その為に、
1.心の予防医学の実践:各高齢者が生き甲斐の発見、心の幸福を達成することで介護老人になることを予防する。
2.体の予防医学:正しい生活習慣、バランスのとれた食生活、適度な運動、快眠、不足している栄養分をサプリメントで補う。
私は過去10年以上に亘り、上記心と身体の予防医学を実践してきました。
現在57歳の私ですが、肉体面では10年前と比べ特に衰えを感じていません。精神面では、当時サラリーマンでしたが、現在は経営者として自分の使命感達成の為に日夜頑張れるので、逆に現在の方が充実しています。
一方で、高齢者も価値観の多様化、又、今後益々経済格差が拡大していくので、個別ニーズに対応していきたいと思っています。
その為に、一人暮らし、女性専用、ペット専用、夫婦用、富裕層向け、貧者向け、介護老人用、気候が温暖な海外、海外での長期滞在型老人ホーム等を順次展開していきたいと思っています。
まずは一人暮らしの老人ホーム「ユートピア館」を地元豊島区に私が60歳の時に第1号館を建設の予定です。
家賃、管理費、光熱費、修繕積立金、食費の合計で月額10万円程度の老人ホームを考えています。
第1号館は、取り敢えず建坪40~50坪程度(入居者数10~15名程度)の小規模な老人ホームをテスト的に建設し、ここでノウハウを築いたら次はその倍の100坪程度の老人ホームを考えていきます。
「ユートピア館」は、1階がキッチン、食堂、談話室、風呂場等の共用施設、2階、3階が家具付きの個室(8畳程度)になっています。
食事当番、掃除当番、管理人等を交代制で実施し、食費、管理費等を切り詰めていきます。共同参加型にして、食事、掃除も高齢者がコミュニケーションをとりながら、生き甲斐に変えていこうという仕組みです。
5年で3棟建設し、運営ノウハウができたところで、フランチャイズを募集します。更には、このFCのノウハウが確立したところで、「ユートピア館」建設のミッションに賛同して頂いた企業にそのノウハウを供与し、全国に「ユートピア館」を建設していきます。更には海外にも建設していきます。
尚、上記「ユートピア館」を運営していくために、NPO法人ユートピア建設を来年に設立の予定です。
一方、「ユートピア館」建設はマーキュリー物産で請け負います。この計画が成就した暁には、マーキュリー物産は上場企業となっていることでしょう。これも又私の夢の一部となっています。
しかし、「いかに世の為、人の為に尽くせるか」が重要であって、マーキュリー物産の上場はその延長線上のご褒美です。又、マーキュリー物産が上場したら、そのキャピタルゲインは、「ユートピア館」建設資金につぎ込んでいきます。
私自身、個人的には子供はいないし、経済的にも恵まれ、これ以上特に欲しいものもないので、後は本当に「いかに世の為、人の為に尽くせる人間になれるか」が重要と考えています。
こうして、私は100歳まで生きて、全国及び海外に1万箇所の「ユートピア館」を建設していく計画です。
こういう大言壮語、夢を語りながら人生生きていくと、老いを感じません。人生に疲れることを感じません。そして、最期、多くの人の祝福を受けながら大往生を遂げたいと思っています。
これが私の夢であり、究極の自己実現であり、「神仏に対し最高の自己を差し出す」ことだと思っています。
私の夢を叶える為には、今後不断の経営努力が求められます。私は生涯勉強のつもりで人生を生きています。
今回の経営者研修で、P.ドラッカーより経営に関し実に多くの学びを得ました。ドラッカーから学んだことは、今後boblog「マーキュリー通信」でも紹介させて頂きたいと思います。
今回学んだことを2点上げるなら、
1.キャッシュフロー経営の重要さ及びその実践
2.絶えずイノベーションをかける
私自身P.ドラッカーの書籍はまだ5冊程度しか読んでいないので、研修での推薦図書他本日まず10冊アマゾンで注文しました。そして自分の座右の書として、今後も大いに学びを深めていきたいと思います。
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コメント
メールありがとうございました。こちらこそ、親しくご一緒させていただき感謝しております。
ユートピア館プロジェクトの概観がよくわかります。このご計画の延長で大成功間違いないんではないでしょうか。後は、時期、タイミングでしょうか。一方小生のほうはといえば、来年の中小企業診断士資格取得に全力を上げます。ミニマム基礎知識としての覚悟です。20年後20兆円の寄付財団組成します。が着地点で、具体的に絵が描ききれていませんが、頑張ってまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 須賀 輝昭 | 2006年9月20日 (水) 04時19分