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2006年9月29日 (金)

「マーキュリー通信」no.489【私の異見・ひと言申す-14「安倍新政権で早くも初ヒット】

 伊吹文科省が小学生の英語教育に時期尚早論を示し、「まずは日本語をきっちりと話せるようにすべきだ」とのべき論を唱えました。

 日本は一旦その方向に進んでしまうとムードに流され、ずるずると行ってしまう付和雷同型の風潮があります。ゆとり教育などその典型で、「ゆとり教育=甘やかし教育」、そして学校の先生が楽をしたいだけの教育であり、その結果、大量のニート、フリーターを産み出す土壌を作ってしまった。そして、その段階でしまったと気付き、揺り戻しが起きます。
 
 小学生の英語教育も同様です。私の場合、塾で5~6年生の時に英語を習いましたが、殆ど意味をなしませんでした。"I have a book""I am a boy"程度の英語を学んでも、殆ど時間の無駄です。それどころか、英語嫌いの児童に取り、英語は極めて苦痛で、小学生の段階で英語嫌いが発生します。

 その意味で、伊吹文科省の「小学生の英語教育時期尚早論」は、早期英語教育推進派に水をかけることになり、まさにタイムリーなヒットでした。
 後になって、やはり早期英語はムダだったと反省するより、駄目なものは今からやらない方が良いに決まっています。

 一方、沖縄・北方・イノベーション・少子化担当の高市早苗大臣が夫婦別姓に異を唱えていました。
 夫婦別姓推進派には、社民党の福島瑞穂党首がいます。
 しかし、夫婦別姓制度が実現したらどうなるのでしょう。ただでさえ家族がバラバラとなり、今や米国を上回る離婚率となってしまった現状、夫婦別姓制度が実現すれば、離婚に拍車をかけること必定です。

 夫婦は基本的には相和し、良い夫婦関係を築いていくものです。しかし、多様な価値観の下、中にはどうしても夫婦別姓にしないと仕事等の関係から大きな障害が生じる場合には、夫婦別姓を制度化せずに、例外的に認めれば良いのです。

 そういう意味で、高市早苗大臣のような常識人が大臣に就任することは、国民としてほっとします。同時に安倍新総理の人選が安心感を与えます

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