「マーキュリー通信」no.523【「創レポート11月号規模拡大や売上増大が事業の基本か?」】
今月の「創レポート」は事業拡大を目指す経営者にとり、大いなる金言となります。
経営者は、絶えず事業拡大意欲を持っています。しかしながら、経営とは「人」「もの」「金」の最適化とよく言いますが、11月の「創レポート」もまさにこの点を至極言い当てています。
今月の金言は、「事業は拡大すると平均としての質は低下する傾向にある」です。
事業拡大する際、経営者自ら対応できるのか。できない場合には、社員に任せることが可能なのか。
次に、「モノ」は、商品ですが、私は、商品とは「製品+付加価値」=「コンセプト」と考えています。事業拡大の際に、「製品+付加価値」=「コンセプト」がきちんと伝わるのかどうかこの点が重要です。
最後の「金」ですが、事業拡大には運転資金が必要となりますが、当初はできるだけ手金でいき、ある程度の見通し、即ち資金が回転してきた時点で、銀行借り入れに踏み込むべきと考えています。「借りた金は返さなければならない」。この単純至極な事実を、ともすれば借入時点で忘れることがありがちです。
来年以降当社も「家庭用生ごみ処理機」部門の拡大を計画していますが、まさにこの金言を肝に銘じながら、事業拡大を図っていきたいと思います。
今月号の詳細は、「創レポート」をご覧下さい。具体的事例で分かりやすく解説してあります。boblog「マーキュリー通信」をクリックすると、見ることができます。
規模拡大や売上増大が事業の基本か?
むしろ大事になった“バランス”志向!
☆☆☆ マネジメント感覚のみがき方 ☆☆☆
◆本レポートの内容◆
【1】感覚的発想から生まれた危険な“事業意欲” …………… 1㌻
【2】一つの成功事例が次の“失敗”を呼んだ…! …………… 2㌻
【3】資金“借り入れ”感覚にも十分な注意が必要 …………… 3㌻
【4】規模拡大は問題拡大であって解決ではなかった ………… 4㌻
【5】思わぬ感覚的誤解を発見して正す方法は…? …………… 5㌻
----- 中小零細企業の存続と
その未来のために -----
【公認会計士・税理士 伊藤 隆】
東京本部 03-3547-6049
会計工場 059-352-0855
URL http://www.cpa-itoh.com
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