「マーキュリー通信」no.556【「発掘あるある大事典」データ捏造により放映中止】
フジテレビの人気番組「発掘あるある大事典」で「納豆ダイエット」の効果を実証例を基に放映したので、私もそれに倣い、「納豆ダイエット」を実行中です。その途中経過を私の健康法「納豆ダイエット」で、1月20日に紹介しました。
しかし、その直後、「発掘あるある大事典」の「納豆ダイエット」データ捏造であることをフジテレビは発表し、昨夜の「発掘あるある大事典」の放映が中止されました。
「発掘あるある大事典」では、ダイエット番組を度々放映し、紹介された商品はその度に店頭から姿を消すというフィーバーぶりでした。私もいくつか試しましたが、いずれも効果はありませんでした。有名なところでは、寒天ダイエットが一時期フィーバーし、店頭から寒天がなくなりました。
TV番組の場合、これまでもやらせが横行し、データの信憑性に疑問を持つ視聴者は私も含め多数いたことと思います。
今度の事件で、他のダイエット番組にも大いなる疑問が湧いてきました。
この種の健康番組の場合、ある栄養素を摂る為に、ある一定の食品を摂り続けると、今度は他の栄養素の過剰摂取が問題になったりすることがあります。又、その食材だけを毎日摂取し続けるにも無理があることが多いです。
従って、私の場合、あくまでも参考程度にとどめ、正しい食習慣を基本に考えています。
但し、今回の納豆の場合、もともと健康によい食品なので、番組が推奨するとおり1日2回に分け朝晩食べていました。
さて、今回の事件で、テレビ局の視聴率競争がこういう所にまで及んでいることが露呈しました。視聴率の重視がやらせに発展しており、これは一番組の責任ではなく、フジテレビの経営責任問題です。大衆に迎合する余り、やらせが横行し、ワイドショー等のお祭り騒ぎ等テレビのチャンネルをひねっても、おふざけのつまらない番組が多すぎます。 各局の経営者が、電波は公共物であるとの認識の下、真に良い番組を提供するという使命感と高い倫理観を持ち、体質改善をしていくという強い決意がない限り、又同様の事件が引き起こされることは必定です。
今回の事件を、テレビ局各社は、一番組の放映を中止するというトカゲのしっぽ切り的発想ではなく、真の改革を望みます。
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