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2007年3月30日 (金)

「マーキュリー通信」no.606【最近のキーワード「復活」】

 最近は、昭和が見直され、映画「Always夕陽丘の3丁目」が大ヒットしました。この映画は昭和33年の頃の日本を取り扱っています。
 この時私は小学校3年生。長嶋茂雄が巨人軍に入団した年で、それ以来のジャイアンツファンです。

 生活自体は現在の方が断然快適です。欲しいモノは全て手に入りました。しかし、人々の「心」という切り口で捉えた時には、映画「Always夕陽丘の3丁目」で描写したように当時に軍配が上がります。

 一方、最近時代劇のブームです。NHK大河ドラマは私の好きな番組ですが、昨年の「功名が辻」は毎週楽しみに見ていました。今年の「風林火山」も主役の山本勘助が苦節10数年、やっと武田晴信に仕官することとなり、今後の活躍が楽しみです。
 時代劇が面白いのは、そこには「武士道」をベースにした日本人の「心」「美学」が流れているからです。
 
 現代の日本は精神的荒廃が進み、目の覆いたくなる事件が日常茶飯事的に起こりますが、しかし、一方で「これではいかん!」と「心の復活」を訴える流れも出始めてきた。レトロはretroactiveの略で、遡るという意味ですが、日本人が忘れていた古き良き時代の「心の復活」の流れを是非企業、マスコミ、政治家、国民が中心に作り上げていって欲しいと思います。今年のキーワードは「復活」で行きたいですね。

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