「マーキュリー通信」no.607【その時人生が動いた-11 「世界最小の総合商社誕生」】
「世界最小の総合商社」として発足したのが3年前の4月1日。
その年の正月特別番組で、「坂本龍馬」が放映されました。私は龍馬が歴史上で一番好きな人物です。その龍馬が日本初の商社「海援隊」を立ち上げました。「世界最小の総合商社」の誕生です。その時、私の頭の中に、「世界最小の総合商社」を立ち上げようとひらめきました。
すると正月明けの5日に、NTT Bフレッツ営業の話が持ち込まれました。まさにグッドタイミングでした。その時、マーキュリー物産は、会社を設立して2年が経っていましたが、ワンマンカンパニーでした。
NTT Bフレッツ営業は一人でもできないと思い、千円のがちゃがちゃのベンディング事業で知っていた金子 登氏をパートナーとし、新生マーキュリー物産が誕生しました。
その後、3年が経過し、会社の経営とは、良きに付け悪しきに付け社長である私の性格、考え方、「強みと弱み」がもろに出ます。
私の強みは、「何でも器用にこなしてしまう」ところです。しかし、この為戦線を拡大しすぎて、どれも中途半端になってきました。経営者として、私の強みが弱みに転じることを、身をもって経験しました。
そして、その反省から、現在は「安心して住める快適な住環境の提供」という経営コンセプトに経営資源を集中した結果、会社の業績が上昇に転じてきました。
耐震・リフォーム事業、「家庭用生ごみ処理機」の販売には、自治体の助成金がつく拡大市場の事業。
一方、NTT光ファイバーの営業は、「全世帯に光ファイバーを普及させる」というNTTの最重点戦略に基づき、現在一番力を入れている事業です。我々販売パートナーの役割も後数年は続くのではないかと見ています。
どういう事業が時流に乗っているのかを見極めるのも経営者として重要な仕事の1つと痛感しています。4年目の今年は大きく変わる年と考えています。
今後もご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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