「マーキュリー通信」no.617【ワンポイントアップの仕事術-12「報連相」】
「報連相」とは、「報告、連絡、相談」を省略した言葉で、聞いたことがある人も多いと思います。
この「報連相」をしっかりとできれば仕事能力が大幅にアップするのですが、意外とできていない人が多いようです。
IT時代の昨今、「報連相」は、e-メール、携帯メール、携帯電話を含めたことになります。
その中で、特にe-メールを活用していない人が非常に多いといえます。e-メールは非常に便利なビジネスツールです。昔は、テレックスが主流で、大企業の社員しか利用できませんでした。しかし、現在では個人でも利用できます。しかも、テレックスと違い、添付文書まで可能なので、その便利さはテレックスの数段上です。
しかし、自分宛に着信したe-メールの返事をしている人は結構少ないです。私の場合、商社マン時代のテレックスの習慣から、私宛に来たe-メールには原則直ぐに返事を書くようにしています。そして、ミーティング、アポ等に関するモノは、直ちに私の後ろのホワイトボードに日程を書き込みます。
尚、直ぐに返せない場合には、未読のままにしておきます。1日以上経過しても返事できない場合には、追って回答する旨返事をして、備忘録に記載しておきます。
又、やるべき仕事等に関しては、備忘録に書き込み、忘れないようにしておきます。
さて、返信をする際の重要なツールとして私は文字、文章登録・変換ソフトATOK16をフル活用しています。例えば、「了解です。」なら「rk」と打てば、「了解です。」と変換されます。「ありがとうございます。」なら「ag」と入力すれば「ありがとうございます。」変換されます。
ATOK16をフル活用すると、文章作成スピードが利用しない場合と比べ5倍くらい違います。だからe-メールの返信が億劫ではありません。
一方、携帯メールの場合、文字変換に学習能力はあるモノの、パソコンメールと比べると、高速道路から急に一般道路におりた感覚となり、e-メールを打つのが億劫となります。従って、必要最低限のe-メールに絞っています。
e-メールの返事が面倒な人は、案外この辺に起因しているのかもしれないので、ワンポイントアップの仕事術として、是非ATOK16をお勧めします。
「報連相」をきちんと実行するだけで、コミュニケーション能力が大幅にアップし、それにつれ仕事能力も大幅にアップしていきます。
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