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2007年4月16日 (月)

「マーキュリー通信」no.619【私のコミュニケーション論-30「先入観」】

  人は大なり小なり先入観を持っています。これまでの常識が物事の理解を妨げることが往々にしてあります。
 当社で好評発売中の「ペットのフンも同時に処理できる生ごみ処理機・環境生活館」の場合は、これまでの業界の常識を打ち破る商品だけに、一般消費者、販売店までも先入観が顕著です。
 実演販売の際に、「「環境生活館」は他社商品と異なり、完全消滅タイプの為、一旦投入した生ごみをいちいち取り出す手間が不要です。又、正しくご使用頂ければ、追加のバイオ材の投入もいりません。」と説明しながら、実演デモをします。
 コンビニの弁当なら、投入後僅か10分強で消えてしまいます。
 その実演をご覧になった後、殆どの方が、「ところで、入れた生ごみはどこから取り出すの?」「バイオ材はいつ交換するの」といった質問をしてきます。

 先日も、「マーキュリー通信」を見て、宇都宮の主婦グループが「環境生活館」の普及に大変興味を示し、毎日のように質問をしてきます。
 私の方から、「生ごみの取り出し不要、バイオ材の交換不要」と説明しているのですが、業界常識ではこのようなことはあり得ない為、同様の質問をしてきます。私の方で繰り返し説明して、その凄さにびっくりしています。
 
 今回も、改めて人の先入観について勉強させられました。こういうところから、一般消費者向けのマーケティング戦略、戦術をどうしたらよいかのヒントに繋がっていきます。

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