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2007年5月

2007年5月31日 (木)

「マーキュリー通信」no.651【その時人生が動いた-16 「三井物産退職」】

三井物産㈱を退職したのが丁度10年前の5月31日でした。
 よく人から「何故三井物産を辞めたのですか?」と聞かれます。
 私にとって三井物産を退職することは大きな決断ですから、辞めるに際しては10くらいの理由がありました。その根底にあるものは、私自身の「純な性格」から来るものがあります。私は、人生に使命感を感じながら生きてきた人間です。使命感を基に、人生目標を立て、それに向かって努力精進していくタイプです。そして自分自身を磨き、自己成長を通じ、「世の為、人為になる人間となろう」というのが基本的な人生の行動哲学です。
 35年前に三井物産に入社した時には、全くの青二才だった菅谷信雄を三井物産は厳しく教育し、それなりの人材に育ててくれたインキュベーター(孵化器)のような感じがします。三井物産を退職してからの10年間は、三井物産の看板の大きさを痛感しています。そして物産マンであったことを誇りに思い、三井物産という器の中で私自身大きく成長することができました。その意味で、三井物産にはいくら感謝しても感謝したりません。 
さて、私自身の人生を振り返った時に、10年毎に自分の人生が大きく変わってきました。三井物産を退職する10年前、つまり今から20年前、私はテレマーケティングの新会社㈱もしもしホットラインの設立に全力投球中でした。現場の責任者として、会社創業に関わる一切合切を担当させて頂きました。そして、㈱もしもしホットライン設立後は、営業担当役員として出向し、新会社が単年度黒字になるまで、4年近く㈱もしもしホットラインに在籍しました。この経験が私自身人生で一番実力がついた時期でした。

 その10年前は妻との出会いがありました。
 更にその10年前は、高校3年生、大学受験に全力投球中でした。その前年、家出して行方不明だった父と10年ぶりの再会となりました。父は私にとり反面教師でした。「父のような人間にはなりたくない」という思いが強く、私を受験勉強に駆り立てました。そして、一橋大学商学部に現役合格しました。青春時代、私の人生の型を作った頃でした。つまり、人生目標を立て、それに向かって努力精進するという人生の型ができあがったのがこの頃でした。

 更にその10年前、7歳の時に父は妹と私を置き去りにして行方不明となりました。私が5歳の時に母は他界し、父はそのショックで家出をしてしまいました。

 このように自分の人生を10年ずつに区切り振り返ると、大きな人生という川の流れを感じます。そして、その都度自分自身で人生を選択し、人生という川を菅谷信雄号という小さな舟で下っている感じです。その流れは、時には急流となり、時には緩やかな流れの時もありました。その都度、船長である私自身が小舟の針路を舵取りしてきました。私の人生は急流が多かったのですが、人生の急流にこそさおさして、小舟をうまくコントロールする方が私に合っているようです。なぜなら、過去に苦労したことは自分を磨き、怠惰は自分を駄目にすることを私は身をもって知っているからです。
 
 さて、今年は又10年という節目の年ですが、大きく変わる予感がしています。

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2007年5月30日 (水)

「マーキュリー通信」no.650【「創レポート」5月号:経営先読み力の鍛え方とは】

今月の「創レポート」も、経営者として、事業責任者として、営業マンとしての重要な手法を提示してくれました。
 実績データを基に仮説を立て、検証していく。こういう習慣を付けていくことで、「先読み力」はどんどんついていきます。この手法は、業界、業種により異なります。後は皆さんが実践して、「先読み力」を付けていくだけです。詳しくは「創レポート」をご覧下さい。
「20065.pdf」をダウンロード

ビジネス・チャンスを逃さない
>
> 経営“先読み力”の鍛え方とは…?
>
>         ☆☆☆“立ち止まらずに変化に乗る”マネジメント新視点 ☆☆☆
>
>          ◆本レポートの内容◆
>>
> 【1】セミナー会場で見た“婦人服”商談スペース …………… 1㌻
>
> 【2】“売れ筋”選定眼を経営勉強会のテーマに…! ………… 2㌻
>
> 【3】仮説を作る能力を“結果検証”で更に磨く! …………… 3㌻
>
> 【4】先読み力は“仮説を作る力”の延長上にある …………… 4㌻
>
> 【5】日々の経営の中で“先読み力”を鍛えるには? ………… 5㌻

> ----- 中小零細企業の存続と
>                      その未来のために -----
>   【公認会計士・税理士 伊藤 隆】
>   東京本部 03-3547-6049
>   会計工場 059-352-0855
>   URL http://www.cpa-itoh.com  

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2007年5月29日 (火)

「マーキュリー通信」no.649【その時人生が動いた-16 「1歳の時にはしかにかかり、九死に一生を得る」】

 最近大人のはしかが流行し、早稲田大学生もはしかにかかり、話題になっています。

 私は、1歳の時にはしかにかかりました。
 当時、菅谷家は、父親の家業(瀬戸物の卸商)が倒産したので、貧乏のドン底状態でした。6畳一間に親子4人が暮らしていました。 当然、はしかを治療するお金がありません。そのまま放っておけば当然死ぬところでした。
 そこで、母の実家の祖父母が中心となり私の為にはしかの治療費を出してくれました。厚谷医院という調布の小児科でした。お金をかけても私のはしかは予断を許しませんでした。しかし、家族、祖父母の愛情のお陰で、はしかは治り、九死に一生を得ました。

 「金の切れ目が縁の切れ目」とよく言いますが、私の場合まさにそうでした。
 私の人生を振り返ると、赤ん坊の時から波乱の幕開けでした。もちろん1歳のはしかのことなど覚えていません。しかし、現在の私自身があるのも、大勢の人の愛情のお陰の賜とつくづく感じています。
 私自身義理人情に厚い性格ですが、もって生まれた性格なのか、この時の恩が脳裏に一ぷっとされているのか判りません。
 しかし、この出来事を見ただけでも、世の中は決して一人で生きられるものではない、多くの人の縁、支え合いの上で成り立っていることが実感します。

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2007年5月26日 (土)

「マーキュリー通信」no.648【58歳の誕生日の日に思うこと「人生は修行」】

 昨年の57歳の誕生日には「諸行無常」をテーマに書きました。今年の誕生日に思うことは、「諸行無常」を感じると同時に「人生は修行」であると感じています。

 この1年間も、世界最小の総合商社マーキュリー物産の経営者として厳しく鍛えられてきました。そして、社長業というものは実に厳しいものだと実感しています。何か昔の修行僧のような感覚になることさえもあります。

 しかしながら、元来プラス思考の人間であり、若い頃にかなり厳しく教育されてきたので、その厳しさにへこたれることはありません。この厳しさから多くのことを学び、人間的にも、経営者としても大きな成長を遂げることができました。そしてその成長できたという実感、喜びの方が大きいです。

 人生60年時代ならいざ知らず、我々の年代の平均余命は90歳くらいまで生きてしまうそうです。100歳まで生きる人も、我々が100歳になる頃には100万人くらいになるとも言われています。
 そのような超高齢者社会では、人生60年時代の発想で人生設計を考えていたら、途中で寝たきり痴呆老人になるのが落ちです。

 私の場合、人生100歳まで生きることを前提に人生設計をしています。
 65歳までは、事業家としての能力を磨いていく。引き受ける仕事は社会的意義のある仕事に絞っていく。
 65歳~75歳までの前期高齢者時代は、世の中の役に立つような仕事にシフトしていく。事業家として稼いだお金を世の為人の為に還元できるような仕組み、しかけを作っていく。
 75歳~85歳までの後期高齢者時代は、ボランティア中心に世の為、人の為になるような仕事を中心に生きていく。
 そして、85歳以降はいつ往生しても悔いの無いように、自らの「心の純金部分=本当の自分」に磨きをかけ、自分作りをしていく。そして、最期棺桶にはいる時には、自分作りの結果、「最高の自己」を神仏に対し差し出すことができたらと思っています。
 又、5歳の時に他界した母親から、臨終の時に、「信雄、よく頑張ったね」とねぎらいの声をかけてもらい、この世に対する一切の執着を捨て、心がぴかぴかの状態で三途の川を渡り、母親に会えたらと思っています。そのように思う時、胸がわくわくしてきます。「57.txt」をダウンロード

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2007年5月25日 (金)

「マーキュリー通信」no.647【私の異見・ひと言申す-29「緑資源理事6人逮捕」】

 緑資源理事6人が談合汚職により逮捕されたことが報道された。
 役人とそのOBによる天下り、談合、汚職は年中行事だが、この天下りという汚職の癒着構造を断ち切らない限り汚職、談合は後を絶ちません。
 
 マスコミ、政治家が「経済格差」を喧伝していますが、こういう理不尽な税金を食いつぶす悪質な吸血鬼のような「経済格差」こそ根絶すべきです。

  このような輩は、刑務所にぶち込んだ際に、国民が刑務所を訪れ、彼等に罵詈雑言を浴びせても良いことを認めさせ、それをNHKで放映するのです。
 例えば、「おまえ達は税金を食い物にしてけしからん!俺に土下座して「税金を食い物して大変申し訳ありませんでした」、と謝れ!」言った類の内容を、囚人服を着た経済犯罪者と国民とのやりとりを放映するのです。その際、つばくらい吐きかける程度は許してもらいます。普段は、ふんぞり返って偉そうな態度をしている輩だから、彼等のプライドもずたずたに引き裂いてしまうのです。こうしたら国民の溜飲は下がります。そして、このような屈辱を受けるのはまっぴらご免というイメージをこのような悪い輩に徹底的にインプットしておけば経済犯罪は圧倒的に減ると思います。

 一方、安倍首相が、天下り全廃を指示し、官僚が強く抵抗しているけれど、これを機に天下り全廃を強いリーダーシップの下に強力に推進して欲しいと思います。そうすれば、安倍首相は国民から支持され、消費税アップも理解すると思います。このような利権構造の全廃無くして、消費税アップをしようものなら、国民から総スカンされることは必定です。

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2007年5月24日 (木)

「マーキュリー通信」no.646【具の骨頂】

 東池袋に「まぐろ市場」というチェーン店に時々昼食を食べます。値段が手頃で味もまずまずなのですが、具が少ないのが不満です。
 本日、大盛り150円、ご飯大盛り50円と書いてあったので、具だけの大盛りを頼んだら、「ありません」と店員から断られました。店員に、「我々中高年はメタボ対策としてできるだけご飯は少なめにしている。但し、この店の具はいつも少ないので、具だけ大盛りというメニューを付くって欲しい」と店員に頼みました。
 
 吉野家の牛丼を始め、チェーン店のどんぶりものはご飯は多いけれど、具は非常に少ないのが不満です。そして、追加メニューとしてご飯の大盛りはあっても、具だけの大盛りはありません。最近メタボ症候群、予備軍が騒がれており、ご飯を少なめにし、具だけ大盛りにするメニューを作れば、我々中高年から支持されること請け合いと思うけれど、我々中高年の声はなかなか各チェーン店の経営トップまでは届かないようです。
 こういうのを「具の骨頂」と言います( ̄З ̄)

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2007年5月22日 (火)

「マーキュリー通信」no.645【私のコミュニケーション論-36「TPOを考える」】

 コミュニケーションの原則は、その時々の自分の立場、状況等を踏まえることですが、時々この原則を逸脱してしまう人を見かけます。
 そのミーティングで自分は主役なのか、脇役なのかによって発言の仕方も違ってきます。相手がお客様で自分が営業マンの場合も当然コミュニケーションの取り方も変わってきます。
 先日もミーティングの際に、脇役であるはずのA氏が一人持論を展開して、何の為のミーティングだか判らなくなってしまいました。

 私が毎月主催する「新しい時代を創る経営者の会」で、新規参加者には1~2分の簡単な自社PRをお願いしてありますが、時々そのことを忘れ延々としゃべり出してしまう人がいます。このような時は、人はその人の話を聞いていないことが多く、その時間は無駄になってしまいます。そして、その人は多弁者、駄弁者との印象を与え、却ってマイナスの印象を与えてしまいます。
 コミュニケーションは、TPOを考えないで発言すると、コミュニケーションが空回りして時間だけが空費することとなります。

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2007年5月21日 (月)

「マーキュリー通信」no.644【その時人生が動いた-15 「三井物産㈱鉄鋼建材部に異動」】

 三井物産㈱に入社して3年間は開発本部の開発会計課で営業会計を担当していました。入社して2年目から私は部内や担当営業部署の若手を公私ともにリーダーとして引っ張っていました。仕事も一通り覚え、営業からも頼りにされ、少し有頂天になっていました。
 75年5月21日に、営業会計から鉄鋼建材部に異動しました。三井物産㈱入社内定時、私は営業に配属を希望していたので、やっとその念願が叶いました。

 営業に異動してからは、これまで頭でっかちだった私は小僧同然一からの出直しでした。異動先では、業界を代表するトップセールスマン梁瀬課長と土井課長代理の下、商社の営業マンとして厳しく指導を受けました。
 梁瀬課長からは、営業マンとしての基本から箸の上げ下ろしまで厳しく指導されました。土井さんは、口より手が先に出るタイプで、殆ど毎日土井さんから鉄拳が飛んでいました。というよりは、土井さん得意の頭突きか、靴のかかとで殴られていました。
 現代の若者なら、こんな厳しい指導を受けたら多分3日と持たないかもしれません。 しかし、20代後半のこの時期、私自身一人前の商社マンに一日でも早くなろうと思っていたので、この厳しいしごきに耐えて耐え抜きました。この厳しさに耐え抜いたので、その後商社マンとしてかなり厳しい局面にも出会いましたが、その都度切り抜けてることができました。そして、厳しい2人の指導者、梁瀬さんと土井さんには今では感謝しています。その意味で、75年5月21日は、私にとり商社の営業マンの基礎を築くことになる初日といえます。

 実は、私の場合、鉄鋼建材部に異動する1年前に開発事業部に異動が内定していました。開発事業部のT課長から気に入られ、銀座の高級クラブで接待を受け、「内に是非来てくれ」と頼まれました。当時、田中角栄首相の日本列島改造ブームで、開発事業部のT課長は飛ぶ鳥を落とす勢いの実力者でした。T課長からは高級タイピンとカフスセットをプレゼントされ、今でも大事に使っています。

 しかし、ロッキード事件で田中角栄首相は退陣に追い込まれ、日本列島改造ブームは一気に終焉してしまいました。その影響で、三井物産も大打撃を受け、大量の不良土地を在庫に抱え、開発事業部は人員整理を余儀なくされ、私の内定も取り消されてしまいました。

 ロッキード事件がなければ、私は三井物産の開発本部で土地デベロッパーの道に進んでいたことになるわけです。

 私は三井物産に25年間在籍しましたが、私の人事異動は、世界や日本の大きな事件に影響を受けることが多々ありました。前回の「その時人生が動いた」では、中曽根内閣の時にNTT民営化で、三井物産㈱内で情報産業部門が新たにでき、そのお陰で私は社内転職することができたこをお話しました。

 それ以外にもまだまだたくさんあるのですが、シリーズ「その時人生が動いた」で触れていきたいと思います。

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2007年5月19日 (土)

「マーキュリー通信」no.643【心の格差社会を考える-2「格差社会解消に必要なもの-それは愛」】

 首題に関し、函館の読者から恰好の具体例が送られてきましたのでご参考までにご紹介します。ヘレン・ケラーの先生アニー・サリバンの子供時代のエピソードです。アニー・サリバンは、子供の頃、心に大きな痛手を負い、拒食症で明日にも死ぬかというどん底の状態でした。そんな彼女を救ったのは掃除婦のささやかな愛でした。このエピソードに、現代の日本の「心の格差社会」を解消するヒントが隠されています。

『愛が人を復活させる』
・・・「1本のホウキが生んだ、世界の奇跡」ヘレン・ケラー・・・

 何も見えず、何も聞こえず、何も話せない。完全な闇。三重苦というとびきりの障害をもちながら、アニー・サリバンという最高の教師の力を得て成長し、世界中の福祉に貢献た、誰もが知るとびっきりの偉人です。

 彼女の力が、どれほど世界中に莫大な力をおよぼしたか、どれほど多くの人々を救ったか、今さら語るまでもないでしょう。「なぁんだ~よくある偉人のおはなし?」いえいえ、これは、ニュー・イングランドにある精神病院で働く名も知れぬ、普通のお掃除のおばさんのお話です。

 彼女のはたらく病院の地下室には「緊張型精神分裂病」と診断された10歳の少女の患者がいました。何に対しても反応を示さずただ暗い地下室のベットにうずくまっているだけ。少女は、もう回復の見込みはないと考えられていました。世界から見放され、一言も話すことなく、胎児のように丸まったまま、決して動こうとはしなかったのです。以前はとても可愛らしい少女だったのですが、いまや日々やせ衰えていくばかり。
 彼女は、そんな少女の個室のまわりを、毎日掃除をしにやってきました。そして、ドアの下のすきまから、食事をホウキの柄で中に押し込みます。彼女にも同じくらいの歳の娘がいたせいか、少女を不憫に思いますが。。。そこはただの掃除婦、もちろん何もしてあげることはできません。そこで彼女は、せめてそこを去る前に、うずくまる少女の肩をホウキの先でそっとつついてあげることにしました。「 ねえ、あなたはひとりじゃないんだよ? 少なくとも、ここにあなたを気にかけている人間がいるんだよ」という思いを伝えたかったのです。掃除のおばさんには、この程度のことしかできませんでした。ほんの小さな愛の実践です。ホウキの先ほどの。。。そんなことしかできませんでした。

 でも、その程度のことしかできなくても、ただただ伝えたかったのです。だからくる日もくる日も、彼女はホウキの先で、その少女を優しくつつき続けました。そして、何週間か経ったある日のこと。小さな変化が起こりました。ただ死を待つばかりだった少女が、なんと自分の手で食事を受け取るようになったのです。さらに時が経つにつれ、少女は座ることもできるようになり、掃除婦のおばさんと話をすることまでできるようになったのです!

 こんなことって、ありえるのでしょうか?偉いお医者たちでも、完全にお手上げだったのに??こうして少女は、やがて奇蹟ともいえる回復をとげることができたのです。

 それから何年か経った、あるうららかな春の日。その精神病院の院長は、アラバマ州のひとりの紳士から、ある依頼を受けました。その紳士のお子さんが重度の障害児で、世話をしてくれる人を探しているというのです。その頃、あの奇跡的な回復をとげた少女は、20歳になっていました。院長は、自信をもって、その彼女を紳士に紹介しました。彼女の名は、アニー・サリバン。そう、ヘレン・ケラーの偉業を生みだした教師です!地下室でただ死を待つしかなかった、あの少女が、です。

 ヘレン・ケラーの世界的偉業。それは、アニー・サリバンが創り出したということは、今や万人が認める所です。でも、ちょっと思い出してみてください。
 そのアニー・サリバンを創り出したのは、誰なのでしょう?ヘレン・ケラーとサリバンの業績だけを見ていると、見落としてしまいがちですが。。。しかし、その成功の「真の生みの親」は、誰だったでしょうか?
 どんな大木も、どんな大企業も、どんな大成功も、もとをたどればすべて、ちいさな種から始まっていることを忘れたくないなと、私などは思ってしまいます。あなたもそう思ってくださると、嬉しいです。

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2007年5月18日 (金)

「マーキュリー通信」no.642【心の格差社会を考える-1「カナダ人夫妻との交際」】

  昨年、シリーズで「日本人の精神的荒廃を考える」を発信しました。その時は「日本人の精神的荒廃」を憂える気持ちで書きました。
 一方、最近では格差社会が広く喧伝されています。
 冷戦構造が消滅し、共産主義国家が雪崩を打って西側陣営に与した。しかし、未だ世界で共産主義国家が3つある。1つが北朝鮮、2つ目がキューバ、そして残りの3つ目が日本であると揶揄されるぐらい日本は所得の再配分が浸透している国家といえます。

 さて、「日本人の精神的荒廃を考える」で私の理想郷としてカナダを挙げました。その具体的モデルの1人に公認会計士夫妻とのお付き合いでした。このご夫妻とは公私ともによくお付き合いし、今でもクリスマスカードを毎年やりとりしています。又、妻同士では誕生日のプレゼント交換もしています。
 
 この公認会計士夫妻を始め当時(25年前)のカナダ人は、現在の日本人と比べ精神的に大人でした。

 まずモノを大事にします。マイホームは必要の都度修理して大事に使い、築50年の家などざらにあります。調度品、家具備品等も大事に使います。従って中古品市場も発達しています。
 
 又、肉体的弱者やお年寄りに対する労りも見習うところがあります。例えば、車いすの人が横断歩道を渡ろうとすると、一時停止して車いすが通り過ぎるのを待ちます。

 そして、家族を大事にします。カナダのビジネスマンは基本的には残業しません。仕事が溜まると早朝出勤して仕事を片づけます。夜7時以降に帰宅することが頻繁にあると離婚問題にも発展しかねません。もちろん夜のお付き合いもありません。
 仕事は一生懸命やるけれどプライベートも大事にするというのが基本的ライフスタイルです。カナダ人夫妻とはお互いに自宅に招待して親交を深めました。

 仕事と家庭、交際も夫婦単位で行い、非常にバランスが取れていました。カナダ人夫妻と家族ぐるみの交際をしてみて、人間的にも精神的にも大人であることを実感しました。ひと言で言うなら「相手に対する気遣い」だと思います。
 最近日本でも「ワークライフバランス」という言葉がよく聞かれますが、25年前のカナダ人夫妻から学びました。

 あれから日本もかなり国際化しましたが、国際人として重要なことは、何よりも「相手に対する気遣い」だと思います。そして、お互いに自国の文化と歴史に誇りを持ち、相手の文化と歴史は尊重することが国際人としての資質ではないかと思います。こういうベースがあって、英語力が求められます。こういう資質、能力を磨かなくて、英語だけ勉強しても、砂上の楼閣に過ぎません。

 日本は、一人当たりGDPではカナダより上ですが、心のGDPではかなり下回るのではないでしょうか。もっとクローズアップされるべきは、経済的格差より、「心の格差」問題です。カナダ人のライフスタイルから「心の格差」の解消こそが重要であることを学びました。

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2007年5月16日 (水)

「マーキュリー通信」no.641【朝の読書会で論語の素読】

 最近、下村澄会長主催の「素心・不器会」という朝の読書会に参加しています。「素心・不器会」では、論語の素読をします。その後解説があります。論語というと堅くてなかなか読もうとしません。しかし、朝の爽やかな空気の中で、読書会に集まった人たちと一緒に読むと気分が引き締まり、爽快な気分となります。今朝も70名近くのビジネスマン、経営者、主婦、OL、学生が集いました。
 本日も有名な一節、「過てば即ち改たむるに憚ることなかれ」(間違いに気付けば、躊躇せず改めること)に出会いました。
 「子曰わく、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず」も分かりやすい教訓です。

 一方、「素心・不器会」では、昭和の大思想家安岡正篤先生の「百朝集」も同様に素読しました。「百朝集」は、安岡先生の、内面世界、心の王国の名所旧蹟ともいうべきもの、安岡先生の学問信仰から抽出した成分の一部といえるものです。
 早朝から故人や古人の叡智に触れることは、脳や心の健康にとって良いことです。

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2007年5月15日 (火)

「マーキュリー通信」no.640【ワンポイントアップの仕事術-16「成功のキーワードSUCCESS」】

 ビジネスでは交渉、プレゼンテーション等様々な状況が出てきます。そのような時私自身が長年心がけていることが「成功のキーワードSUCCESS」です。SUCCESSは、英語のキーワードを集めたものです。以下、皆様のご参考にご説明致します。

S:Smile ビジネスの基本は笑顔です。この笑顔がいつも自然と出るように心がけることです。難しい人は、鏡を見ながら、笑顔を作ると良いです。
U:Utilize 活用する。相手との会話の中でいろいろな情報が得られます。その時に、これまで自分が得てきた情報を活用します。この情報をいかにたくさん持ち、会話の中で自然に出せるかがポイントです。これは一朝一夕にはできません。長年の営業マンとしての鍛錬が肝要です。
C:Communication よく自分の言いたいことを全てしゃべろうとする営業マンがいます。マニュアルトーク的に説明する営業マンもいます。しかし、一方的に話しても、相手、お客様は殆ど理解していないことが多いです。
 相手とのコミュニケーションでは、私は会話のキャッチボールをしています。私が投げた球でお客様がどのような反応を示しているかを観ます。そして、どのような球が返ってきているかによって相手の関心度合いを把握します。相手が関心を示すと、質問を積極的にしてきます。
 又、もう1つ重要なことは、初対面のお客様の場合、いかに相手の心を開かせるかです。心が開かなければ、こちらの説明を理解しないことと同じことです。心が開き、関心を示してくると、ホットボタンとなるような言葉でてきます。このホットボタンをキャッチし、そこに新たな球を投げます。そして、クロージングに向かいます。これはかなり高等技術と熟練度が必要となってきます。
C:Control もう1つのCがControlです。当日の商談時間がある程度限られていたなら、なるべくその中に収めるようにします。又、私は、できるだけ相手に話させるようにします。但し、最後クロージングの段階になると、結局私の土俵に相手が来ていることになります。この時、相手、お客様も無理矢理相手の土俵に引っ張り込まれていないと思って頂くことが重要です。強引な営業トークをすると後味の悪さが残ります。これもかなり高等技術と熟練度が必要となってきます。
E:Ensthusiasm これは熱意、情熱です。この単語は、神に対する信仰心、情熱という意味が入っています。神に対する真摯な気持ち、情熱が問われます。人を動かすには、やはり情熱が大事です。
S:Service これはお客様に対するサービスです。ここでいうサービスとは、いかにお客様が満足するように相手の立場に立ち、応えるかということです。同じ商品を販売していても、営業マン次第でお客様の気持ちは変わってきます。
S:Satisfaction そして、最後のSが満足です。お客様の立場に立ったサービスの延長線上が顧客満足となります。

 もちろん全て上記のようにうまくいくとは限りません。しかし、このsuccessの内容が自然と出るまでトレーニングしておくと、交渉力、営業能力、対人関係調整能力、コミュニケーション能力等のアップは必定です。

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2007年5月14日 (月)

「マーキュリー通信」no.639【私のコミュニケーション論-35「本音と建て前」】

 人間は、大人になる従い、人間として成長するに従い相手に対する気遣いが出てきます。子供の頃は、本音で話し、行動していた世界が、長じるに従い、相手を傷つけてはいけないと思い、だんだんと本音を言わなくなります。
 「奥様は魔女」というドラマを見た際に、魔女の世界は建前はないので、全て本音で語ります。
 ドラマの中で、魔女が人間に魔法をかけ、本音だけで語るようにさせました。するとお互いに相手の本音に傷つき、激しいバトルが展開されました。
 しかし、そのバトルに疲れ果て、最後は人間らしさ、相手に対する思いやり、愛情に気付き、最後は丸く収まるというドラマ展開でした。

 人間は、ある程度頑固であり、言い訳も自己主張もします。しかし、私のコミュニケーション論で触れてきたように、これがかなり突出してくると、その人には建前のことしか伝わらなくなります。この場合、相手への気遣いよりも、「この人とコミュニケーションをとるのが疲れるから、余計な意見を交わすのは止めよう」ということになってきます。そして、その人はますます孤立していきます。当の本人は、そのことに気付かないことが多いようです。その人に正しい情報が伝わらないことも多く、その人からの情報の信憑性は薄れてくることにもなります。

 一方、私のように社長業をやっていると本音情報がだんだん少なくなってきます。よって、その情報が本音情報なのかを絶えず見極める能力を涵養すること。又、絶えず、本音でコミュニケーションが取れるよう心をオープンマインドにしておくこと。相手が本音で語ってくれた時には、いつも感謝するようにしています。私の名刺にはチーフリスナーという肩書きが書いてありますが、この意味は「人の話にしっかりと耳を傾けてよく聴くこと」という自戒の意味が込められています。人間の顔には、耳は2つ、口は1つ。従って、人の話は、自分の話す2倍聴きなさいと絶えず心がけるようにしています。

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2007年5月13日 (日)

「マーキュリー通信」no.638【本日の巨人-中日戦】

 本日の巨人-中日戦は、7回裏に代打矢野の2点タリムリー3塁打により同点とした後、8回表にリリーフ林を投入して、2点取られ、6対3で負けました。
 又、昨年の弱い巨人の負けパターンとなったのですが、私は本日の敗因は1アウト3塁のチャンスの場面で、清水を代打に送ったことです。相手は左投手山本昌、清水はこれまでも比較的左投手を苦手としていました。そして、本日はケガからの復帰で、まだ実戦訓練を積んでいません。私は、清水の最初の空振りを見て、「これはいかん!三振だ!」と心で叫びました。いくら往年のヒットメーカーでも、現在の清水は本日のような絶好の好機に期待通り打てる状態ではありません。
 私が以前から主張している中途半端な外人をやっとスタメンから落としたのだから、もっと若手に活躍の場を与え、切磋琢磨させることが重要です。本日は、中途半端な外人を起用してきたつけが回ってきたといえます。このような采配をしているようでは、優勝は厳しいですよ(1ファンより)。

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2007年5月12日 (土)

「マーキュリー通信」no.637【私のコミュニケーション論-34「言い訳と自己主張」】

 私の周りにも実績が上がらないのに「言い訳」をする人が結構います。これは自己保身の為なのでしょうか?「言い訳」する前に、まず実績が上がらなかったことに対する「反省」をして欲しいのですが、当人は「言い訳」をすることでできなかったことの正当性を主張します。

 「言い訳」の次は「自己主張」となります。「言い訳」~「自己主張」の論理展開は実に見苦しいものがあります。当の本人はそれに気付きません。

 私自身、実に多数の人と接点を持ってきましたが、「言い訳」~「自己主張」の論理展開をする人に仕事ができるという人は少ないです。
 なぜなら、「言い訳」~「自己主張」の論理展開は、そこでその人の進歩が止まってしまうからです。「実績が上がらない」→「何故だろう?」という反省、こういう論理展開ができる人は、能力も伸びていきます。「反省からの発展」、これは仕事能力を伸ばしていく上での重要なキーワードです。

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2007年5月11日 (金)

「マーキュリー通信」no.636【第59回「新しい時代を創る経営者の会・外個人労働者の派遣事業で急成長する㈱W5スタッフ・サービス橋本桂子社長」】

 時代は大きく変化している。その変化の中から、いかにビジネスに結びつけ、事
> 業を発展させていくか、「言うは易く、行うは難し」と良く言われます。本日の
> 外国人労働者派遣事業に関しても、まさにその通りと実感しました。
>
>  外国人労働者の派遣他4事業を展開中の株式会社ダブリューファイブ・スタッ
> フサービスは平成2年に名古屋で創業。
>  同社橋本桂子社長の起業のきっかけは、得意の英語力を活かし、翻訳通訳サー
> ビスからスタートした。しかし、この仕事は極めてポピュラーな仕事であり、多
> 数の個人、法人が参画している。又、極めて労働集約的であり、橋本社長は直に
> 限界を感じる。
>  そこで、着目したのが英語教師の派遣事業。スタート当初は、英会話学校の英
> 語教師の昼間の空き時間に注目して、小学校の英語教師として派遣し、実績を作
> る。
>  英語教師の派遣事業のターゲットは各自治体の小学校。
> 当時実績のない同社は、事業戦略として、地元愛知県内の小さな自治体(足助町)
> にアプローチし、採用される。そちらでの成功を基に、豊田市を攻略していく。
>  英語教師派遣事業は、小学校の英語教育採用により、順調に伸びていく。
> 又、平成8年頃からインターネットが普及し始め、自治体への登録申請が電子申
> 請に切り替わり、事務作業が大幅に軽減し、同社の事業に弾みがついた。
>  その後、外国人労働者の派遣事業は英語教師の他にSE、更には飲食業の分野に
> も進出する。
>  現在では、名古屋本社以外に東京、大阪に事務所を構え、180名の派遣スタッ
> フを抱え、売上は12億円にまで伸張した。同社は、既に上場も視野に入ってき
> たが、今後小学校の英語教育の法制化に伴い、同分野で大手企業を占める同社の
> 上場は堅いと言える。
>  橋本社長のプレゼンテーションを聴き、成長産業に進出し、事業として軌道に
> 乗せることの大変さ、特に外個人労働者の管理の難しさは容易に想像でき、その
> マネジメント能力に感心した次第です。
>  橋本社長のご主人は歯医者として活躍し、橋本社長は外国人労働者派遣事業で
> 既に勝者となった。
>  20年ほど前、評論家の草柳大蔵氏が、今後は女老外(女性、老人、外国人)
> の時代となると予測しました。
>  橋本桂子社長のケースなど、まさに女性の活躍と外国人を活用して大成功した
> 事例です。
>  今回の「新しい時代を創る経営者の会」も起業のタイミングと事業化、そして
> 成長軌道にいかに乗せていくかの経営能力を学ぶことができました。
> http://w5ss.com/pres.htm

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2007年5月10日 (木)

「マーキュリー通信」no.635【私の異見・ひと言申す-28「心の格差社会を無くす」】

 「格差が進行しているのでその是正が必要だ」と政治家、マスコミが盛んに喧伝しています。しかし、日本は世界に稀に見る格差がない社会であり、官僚主導の社会主義国家なのに、ことさら格差社会を強調するのは、政治家がそういえば票がとれるという大衆向けリップサービスに過ぎません。

 一方、私は「心の格差社会」の解消こそが重要と考えています。戦後日本は、日本の精神的支柱だった神道、仏教、儒教が融和した日本独自の宗教が、マッカーサー占領軍によりはぎ取られてしまった。
 戦後60年以上経過し、その影響がいじめ問題、汚職、談合、隠蔽等随所に出ています。ゴールデンウィークに私は那須の研修施設で仏教の修法の1つである止観瞑想を実践してきました。そして日頃堪った心の塵垢をきれいさっぱり取り除いてきました。このように仏教の精神を学び、実践するだけで、心が浄化され、前述の諸問題など起きようがありません。

 さて、「心の格差社会」とは何か?
 
 当社に、2年前Bフレッツ営業をやっていたM君(当時30歳)がいました。彼は不正を働き、会社に損害を与えたので、首にしました。その際、彼は捨てぜりふで、「俺みたいな人間は死んでやる!そしたら会社もすっきりするだろう!」と噛みついてきました。
 彼は、その後当社からの損害賠償を逃れる為にゲイバーでホストとして働き、ほとぼりが冷めた頃、又情報通信業界で働き始めたとの噂を耳にしました。そして、現在は横浜の豪華マンションに住んでいます。
 
 M君は、会社や人を騙し続ける人生を送っても、どこかでばれて留置場行きです。仮に判らなくても、心に大きな傷跡を負ったまま一生生き続けることになります。彼の心中はいつも地獄状態です。服役状態といえます。

 本人の能力、努力の度合いに応じ経済格差がつくのはある程度やむを得ません。しかし、それより問題なのは心の格差が問題です。

 私と同年代の知人で最近新居を建てました。しかし、夫婦の気持ちはすれ違い、子供達も別居したり、家族がばらばらといった感じです。
 この家族は、若い頃は親と同居していました。2DKの狭い部屋に家族5人が住んでいました。しかし、その頃の方が家族の気持ちが通い合い、一体感があったようでした。

 私も幼い頃、6畳一間に台所の狭い家に家族4人で貧乏暮らしをしていました。しかし、その頃を決して不幸とは思っていませんでした。貧乏ながら楽しい思い出の方が多かったです。

 私も物質的豊かさ、経済的豊かさを決して否定はしません。しかし、あくまでも心の豊かさ、幸福感がベースにあってこその経済的豊かさだと思います。

 「経済的格差」より「心の格差」解消の方がより重要と考えます。

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2007年5月 9日 (水)

「マーキュリー通信」no.634【名古屋市のタクシーは全面禁煙スタート】

 本日NHKで名古屋市内のタクシーが全面禁煙に踏み切ったことを報道していました。
 しかし、タクシーは他の交通機関と違い、個別客へのサービスが強い業種です。従って、全面禁煙はちょっとやり過ぎと思います。
 愛煙家の為に、「喫煙OK」のタクシー乗り場を作り、顧客サービスに努めるべきです。 もちろん私自身「喫煙OK」のタクシーには乗車しませんが、これでは愛煙家には可哀想すぎます。

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2007年5月 8日 (火)

「マーキュリー通信」no.633【私の異見・ひと言申す-27「安倍首相の靖国神社参拝」】

 安倍首相の靖国神社参拝が、又マスコミで大きく報じられました。
 一体我が国のマスコミは「国益」をどう捉えているのでしょうか?小泉首相時代に冷え切った日中関係が、安倍首相に代わり回復の兆しが見えてきました。マスコミの今回の報道は、その動きに水を差しかねません。安倍首相の靖国神社参拝は、「それは我が国の内政問題であり、中国が靖国神社参拝を問題視するのは内政干渉」だと我々民間人なら正論を言えます。
 しかし、先日の従軍慰安婦の問題もしかり。政治問題となると簡単に正論だと主張するわけにもいきません。従軍慰安婦の問題は、中国から献金を受けている米国ホンダ議員の政治的プロパガンダと判明しました。それにマスコミも政府も引きずり回され、日米関係に影響を与えかねませんでした。

 靖国神社参拝も同様です。マスコミは国益第一に考え、「靖国問題は内政問題」というプロパガンダを展開していって欲しいものです。

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2007年5月 6日 (日)

「マーキュリー通信」no.632【人生の新発見-14「自分の人生の色調を観る】

0046   「止観瞑想」の中で、「真実の自己」を発見しました。私の場合、「真実の自己」とは「魂の純粋性」です。「魂の純粋性」の為に、正義感が強く、これが出過ぎると自己主張が強くなり、協調性にも欠けてきます。

「魂の純粋性」であるが故に、人から頼まれるといやといえない性格であり、騙されたことも多々ありました。子供の頃から「他人の喜びは我が喜び」としてきました。
中学3年生の時に、放課後居残ってクラスメイトに高校受験の指導などもしたことがあります。そして、クラスメイトが志望校に合格すると一緒に喜びました。しかし、自分自身高校受験を失敗するという間抜けでお人好しなこともやっています。
又、絶えず「使命感」をベースに人生を送ってきました。その使命感に対し、絶えず目標を立て、それに向かって努力精進してきました。そして、「人生即努力」「努力即幸福」という人生哲学に到達しました。

生まれてからこれまでの自分の人生を振り返り、自分の人生の色調を観ると「魂の純粋性」に首尾一貫して彩られていることに気づきました。
そして、「人生即努力」「努力即幸福」の延長線上に、「自分自身のこれまで培ってきた経験を世のため人のために思い切り活かしたい」というのが、自分自身の「思いの根底の部分」にあります。そして、その時には「最高の自己の完成に向かい努力精進し、最高の自己を神仏の下に差し出したい」と念っています。0054

一方、今回の「止観瞑想」を通じ、私自身過去世で修行僧をやっていたであろうし、商人をやったり、戦国時代小さな城の城主として采配を揮っていたのではないか。又、かつては米国、カナダで開拓者精神を発揮していたこともあるのではないかと過去世にも思いを馳せました。そして、その時永遠の人生の一こまをかいま見た感じがしました。

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2007年5月 5日 (土)

 「マーキュリー通信」no.631【人生の新発見-13「己心の魔との戦い」】

5月3~5日まで那須の研修施設で2泊0033 3日に亘り瞑想三昧に浸かってきました。社長業というのは非常にストレスのたまる職業であり、私はゴールデンウィークの時期はストレス解消のために、人里離れた場所で瞑想三昧に耽り、心に溜まった塵、垢を落としに行きます。研修後は、心に溜まった塵、垢はきれいさっぱり落ち、ちょうど湯上がりのような爽快な気分となり、ストレスも解消して、私にとっては何物にも代え難い最高のゴールデンウィークとなります。

さて、今回は中国の6世紀の高僧天台智顗(テンダイチギ)大師が唱えた「止観瞑想」に基づき瞑想実習をしてきました。
人間の思いの針は一定せずいろいろな方向を指し示しています。時には天国的なことを考え、時には地獄的なことを考えたりすることもあります。この思いの部分をいったん止めて観ながら、自分の「思いの部分」の修正を、瞑想を通じてかけていくのが「止観瞑想」です。

「止観瞑想」のポイントは、「真実の自己」の部分を発見し、その部分とずれていないかをチェックしていきます。「真実の自己」の部分は、天国的な考え方をします。しかし、それから外れると執着となり、心の針がだんだんと地獄的な部分へと向いてきます。その時に現れてくるのが「己心の魔」です。
 「己心の魔」とは、お釈迦様が大悟するときに、魔の邪魔が入りました。その時に自分の心の中の弱い部分に引っかかりができます。お釈迦様でいうなら、愛する妻子の待っている王宮に戻れば、何不自由しない贅沢三昧の生活に戻れるのに、何を好んで厳しい修行などするのだという甘いささやきです。

私の場合でいうなら、「何も好んで社長業という厳しい職業などせずに普通の楽な熟年ライフをエンジョイできるでないか。三井物産の同期の仲間など皆そうしているではないか」といった甘いささやきです。

又、私自身マーキュリー物産の経営を3年間やってきて、まだ「成功した」という実感がわいてきません。そこに焦りなり執着があることを発見しました。これが「己心の魔」というものです。私自身「成功」という2文字に執着していたようです。「己心の魔」が出てきた場合、自他共に幸福の状態とはなりません。これを今回「止観瞑想」を通じて発見しました。

マーキュリー物産の経営を通じ、努力精進しながら自分磨きと自分作りを継続し、私と関わる人が自他共に幸福になれるよう絶えず気配り、気遣いをしていくことが重要と改めて気づかされました。

過去3年間に小さな成功はたくさんありました。「それで良し」とし、その積み重ねがやがて大きな成功へと繋がっていくのだと今回の「止観瞑想」を通じて新たな発見をしました。0050

<コーヒーブレイク>
涅槃池に住む鯉にエサを与えると、写真のようにわっと集まってきます。人間の世界もただひたすらエサを求める鯉の部分もあります。このエサの部分だけを追い求めることを仏教的には執着と言います。

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2007年5月 1日 (火)

「マーキュリー通信」no.630【その時人生が動いた-12「カナダから帰国」】

三井物産に25年間勤務しましたが、私自身の人事異動は、世界と日本の政治経済社会情勢に大きく影響されてきました。

 私がカナダ三井物産から帰任したのが84年5月1日でした。当時、中曽根内閣の頃で、電電公社の民営化によりNTTが発足しました。

三井物産でもこの流れに合わせ、情報産業部門を創ろうということになり84年4月1日情報産業開発部が新たに創設されました。

私はカナダ三井物産では石炭部員として駐在していたのですが、この情報をキャッチし、当時のカナダ三井物産池田社長に情報産業開発部への異動を直訴しました。
私の訴えに池田社長は、「了解した。その代わり、鉄鋼総括部のシステム統括グループが新日鐵他大手鉄鋼会社と商社間のオンラインシステム構築で超多忙なのでそこを2~3年手伝ってから行きなさい。」と快く受けてくれました。
私の入社時の履歴書に、コンピュータを使って卒論を書いていたのが目に止まったようでした。ここで私の人生が大きく動きました。商社は、商品部門ごとに独立会社のような組織形態をとっているので、鉄鋼部門から情報産業部門に異動するということは社内転職を意味していました。

池田社長のコミット通り私は鉄鋼総括部システム統括グループに2年半在籍後に情報産業開発部に異動しました。鉄鋼総括部システム統括グループにおける2年半のコンピュータと通信の実務経験が情報産業開発部で活かされました。
鉄鋼部門と情報産業部門とでは別会社の如く、ものの考え方も仕事の進め方も全く異なり、自分にとっては本当によい経験となりました。

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