「マーキュリー通信」no.653【私のコミュニケーション論-37「与える愛、奪う愛」】
知り合いのA子さんから事務所に電話がかかってきて、素晴らしいサプリメントが出たので奥さんにどうかと勧めてきました。私が感心ない態度を示しているのに、A子さんは、そのサプリメントがいかに素晴らしいかをとうとうと語ります。
このような場合、たいていネットワークビジネスのお誘いなのですが、当のA子さんは相手の為と思い勧めているのでしょうが、私の気持ちは無理強いをされている気持ちで、早く電話を切りたい気持ちです。オセロゲームでいうなら、白が黒にくるっと裏返った感覚です。
相手の為と思って勧めている行為、即ち「与える愛」の行為が、実は相手の気分を害している、即ち「奪う愛」になっていないか、相手とのコミュニケーションをとる際には相手の反応、表情、態度等から察し、絶えず「与える愛」の行為となっているかチェックすることも大事と感じました。
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