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2007年6月10日 (日)

「マーキュリー通信」no.657【水素立国アイスランド】

 日曜日の日テレで水素立国アイスランドのことを放映していました。
 アイスランドは、98年に水素立国を宣言し、石油エネルギーから水素エネルギーに転換を進めています。

 アイスランドは人口僅か30万人の小国ですが、風力発電、地熱発電が中心で、現在でも石油の比率は3割程度の優等生です。しかし、国を挙げて二酸化炭素削減に取り組んでいます。。水素を使った自動車も走っています。水素燃料を補給するスタンドもあります。ガソリンとの違いは、安全な水蒸気をはき出すだけです。スピードも時速80kmまで出るそうで、既に実用化の段階です。但し、コスト的には大型バスで1億円以上するので、コスト面が解決すべき課題です。

 地球温暖化が進む中で、先日行われた環境サミットでも各国が50年後に二酸化炭素排出量を現在の半分にしようということになりました。
 これを機に、日本も水素エネルギーの推進を官民挙げて行えば、地球温暖化には大きく貢献します。
 更に、石油資源は政情が不安定な中東中心ですが、水素は水から作ることができ、エネルギーの安全保障にも貢献します。

 21世紀の半ばには、日本も水素エネルギー中心の社会に転換し、地球温暖化防止に貢献していることを期待しています。
 大気汚染、河川汚染等官民挙げて取組み、環境浄化に取り組んできた日本なので、期待しています。

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