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2007年6月15日 (金)

「マーキュリー通信」no.659【財政史家森木亮先生のダブル出版記念パーティに参加して】

0058  経済工学研究所長森木亮理事長のダブル出版記念パーティがNHK青山荘で開催されました。これで丁度20冊目の出版となりますが、森木先生の書名はいつもセンセーショナルなものばかり、今回も「ある財政史家の告白 日本は破産する」(ビジネス社刊1575円)と「2011年金利敗戦」(光文社1000円)の2冊。
 森木亮先生は、経済学博士高橋亀吉先生に師事し、政財官界に幅広い人脈を持つ方です。今回の著書も、実際の統計数字を基に、先生独自の鋭い切り口で語っています。
 戦後最長期間の現在の好景気はグローバル景気と名付けられたようですが、この好景気に油断して、財政改革の手綱がゆるまなければ良いのですが。
 依然ゼロに近い金利政策が続いていますが、日本国国家経済はちょっとの金利でも大きなダメージを受ける程脆弱な財務内容です。
 景気がよいといっても、その恩恵は中小企業にまで及んでいないようです。日本国が破産したら、中小企業に深刻なダメージを与えます。まだまだ浮かれていられる状況でないことは本書を読むことでよく理解できます。

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