「マーキュリー通信」no.671【私の異見・ひと言申す-32「環境問題には罪意識を育成することが肝要」】
先日NHKの人気番組「ためしてガッテン」(毎週水曜日20-20:45)で、分別ゴミの実験を主婦にしていました。普段、ゴミを分別して出している主婦に対し、そんな面倒なことをしなくてよいから、NHKの司会者から家庭ゴミを纏めて出してくださいと指示され、その通り全てのゴミを纏めて出しました。
主婦に感想を聞くと、「何故か気分が悪い」と一様に応えます。この感覚はどうして起きるかというと、主婦達は、環境問題に意識が高く、自分たちのやっていることは環境に貢献しているという自負がある。ゴミを纏めて出すことは、「環境に悪いことをしている」という罪意識が起こってくるそうです。
そういわれてみれば、私自身もゴミを決して道路に捨てからです。だから、たばこの吸い殻を捨てる人の気がしれません。
我が家から事務所まで徒歩で5分の所ですが、この僅か5分間の距離でゴミが散らかっています。特に夜間、山手線をまたぐ西巣鴨橋の階段のところがひどいです。まるでゴミ捨て場のような感覚を持っている人が多いのです。
夜間、事務所から帰宅する時に、袋を持参して、西巣鴨橋に捨てられているペットボトル、空き缶を拾って、マンションのゴミ捨て場に捨てます。
安倍首相が「美しい日本」を標榜していますが、これはまさに教育の問題だと思います。子供の頃から環境に対する教育、公共心を養成することも美しい日本を作る重要な要素になると思います。
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