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2007年7月23日 (月)

「マーキュリー通信」no.683【私の異見・ひと言申す-35「マスコミの空気に支配されている参議院選」】

 最近の世論調査の結果、昨日の日経、本日の産経新聞を見ると、与党自民党は過半数割れ、民主党は第1党になる旨報じていた。
 本日の民放では、安倍政権は責任をとって退陣すべきだとの声が国民の過半数を占めていると放映していた。

 しかし、半年以上の安倍内閣の実績を見ると、政権移譲をすべきほどの大失策はしていません。寧ろ、小泉政権時代に冷え切っていた日中関係国交正常化に戻す等私にはよくやっていると映ります。
 すると今回の参院選のシナリオは、マスコミが安倍内閣退陣、野党民主党が第1党に返り咲き政権交代!こういう筋書きの方が、センセーショナルだし、報道価値もあるのでマスコミとしてはこのようなシナリオを書きたいのだろうといううがった見方となってきます。そして、日本の政局はそのようなマスコミの作った空気に支配されつつあるようです。
 今回の参院選の最大の争点である年金問題に関しても安倍内閣の責任ではありません。今回の5千万件にも及ぶ年金受給者リスト問題に関しては、労働問題が主因です。大型コンピュータを導入しようとしていた頃、多くの役所では合理化反対、自分たちの仕事を楽にするコンピュータ化には賛成していました。民間では考えられない合理化反対運動は社会保険庁でもありました。これが今回の問題の遠因です。そして、この考え方は旧社会党を中心とした社会主義思想家の考え方でした。現在社民党が年金問題を痛烈に批判しているけれど、これは天につばを吐くようなモノです。従って、責任の所在は誰かと問われたら、真っ先に挙げられる政党は労組の支持母体である旧社会党です。

 5千万件にも及ぶ年金受給者リスト問題に関しては、安倍内閣は政権を担う与党として果敢に実行に移しています。
 本来、これらの問題解決に当たっては、これまでの社会保険庁職員及び幹部が無給で奉仕すべきです。この事件は、死刑にも値する重大犯罪です。歴代社会保険庁の幹部は、江戸時代なら市中引き回しの刑に処せられるべきです。社会保険庁職員及び幹部は、これまで受け取った給与の半分くらいは返納し、彼等の年金も半額は返上すべきです。マスコミの批判の矛先はこういうところに向けるべきですが、そのような主張は余り聞こえてきません。

 さて、参議院選挙のテレビ演説や、公報で各立候補者の主義主張を読むと気がつくことがあります。今回の争点の1つに格差是正が上げられています。
 しかし、自民党候補は格差是正に関しては一切触れていません。一方野党候補の大半は格差是正をうたっています。

 東京の民主党の立候補者を見ると労組出身者が目立ちます。中には日教組の立候補者もいます。本当に民主党の立候補者なのかと目を疑いたくなります。要は社民党では戦えないので、選挙で受かりやすい民主党を選んだだけではないかと。こういう人たちは本来共産党から立候補すべきです。これが民主党の魅力を半減させている最大要因だということを小沢代表は気付くべきです。

 「格差のない社会」とはどういう社会なのか?
 極論すれば、社会保険庁の労組の考え方となります。つまり働かなくても、後は国が面倒を見てくれて何とかなるという考え方です。つまり他人の金を当てにする自助努力の精神を放棄した無責任な考え方です。こんな考え方が国民中にはびこったら国は滅んでいきます。

 私が常々主張する「格差のない社会」とは税金を食い物にしておいしい汁を吸っているタックスイーターの徹底排除です。
 これだけ談合撲滅を叫んでも、談合撲滅は依然なくなりません。
 官僚の天下りの仕組みの手口はだんだん巧妙となり、財団法人の傘下に役人のOBが創った株式会社に財団法人に流れた補助金、税金が流れる仕組みを作っています。こうすれば天下り批判も回避できます。
 こういう甘い汁を吸っている税金を食い物にする輩を私は「格差のある社会」と見なし、これを排除していくのが政治家の役割であり、本来あるべき「格差のない社会」です。共産主義国家、社会主義国家ではこれが顕著であり、一般国民は貧しさを共有し、一部特権階級が贅沢な暮らしをしています。この「格差のある社会」思想が日本の官僚にも普及しているわけです。

 今回の参院選挙では、自民党に投票すべきか、民主党にすべきか迷っていました。しかし、民主党が第1党となった場合、労組出身者の主張が反映される恐れがあります。又、社民党との提携も考えられます。そうなると憲法改正、税制改革、行財政改革等の改革が後退していく恐れが出てきます。

 よって私の清き1票の投票先はほぼ固まりました。

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コメント

年金問題の責任は、第一義的にはもちろん役人の責任ですが、政府にも責任があるのではないでしょうか?
なぜならば、長年政権を担当してきたのは、自民党であり、それをずっと見逃してきたからです。
第二に、現政権はこの問題を発覚のずっと以前から把握していたにも関わらず、情報を公開せず隠蔽し続けてきました。それに対し、民主党は地道な調査によってきちんと表に出したのです。
さらに、参議院選挙直前の国会で全然審議せず次々と法案を強行採決させて成立させましたが、それはやはり自民党が多数を持ちすぎているから。
衆議院で2/3も持っているのだから参議院では民主党が多数でやっとバランスが取れるのではないでしょうか?

投稿: kubokawa | 2007年7月25日 (水) 15時51分

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