「マーキュリー通信」no.703【私の異見・ひと言申す-43「消費税アップをペンディング」】
本日の日経に、自民党税制調査会が、年末の税制大綱に消費税アップを明記することは困難な旨報道されました。
民主党が参議院で第一党になった為、その影響と述べています。小沢民主党の影響が出た形と言えます。
消費税アップは、いずれは避けて通れない重要な政治的課題です。しかし、今のような官僚の税の無駄遣い、利権構造、税金を食い物にする輩が後を絶たない状況では、国民の納得を得ることは到底無理です。マスコミをうまく利用して、消費税アップ止むなしのムードだけ先行させるという官僚の魂胆は見え見えです。しかし、現状消費税をアップさせるのはもってのほかです。まずは、徹底的な行財政改革を実行してからの話です。
私自身、小沢一郎氏の「日本改造計画」(講談社1575円、1993年発刊)を以前読んで、このような政策ビジョンをもった政治家なら支援していこうと思ったものです。
しかし、現実は実際に書籍に書いてあることと、実行に移す段になると様々な障害があり、実現は困難な状況です。
私としては、当面小泉改革路線を安倍首相に引き継いでもらいたいと思っています。しかし、このような形で民主党が影響力を持ち、国益、国民の為になる政治を展開していくなら大歓迎です。
とにかく、昔の社会党のように、空理空論の下、反対の為の反対のようなことだけは避け、真の国民の為の政治を展開してくれるなら、マスコミによって作られた民意から、真に民主党をサポートする民意となっていきます。その時は民主党の天下となり、民主党が政権を担当しても、諸外国から評価され、株価の下落とはならないでしょう。
因みに、私の場合、友人が民主党にいるので民主党のサポーターとなっていますが、前回の参院選では自民党に投票しました。立場的には、真の国益、国民の為の政治を考えてくれる政治家に清き一票を投じる無党派層です。票欲しさの「格差社会解消」「福祉国家実現」をスローガンに掲げるリップサービスの政治家にはまず投票しません
| 固定リンク | 0
コメント