「マーキュリー通信」no.728【ワンポイントアップの仕事術-18「渋澤榮一式記憶力アップの法」】
渋澤榮一氏は一生の間に500もの会社の設立に関与し、約600の社会事業の団体、学校などの設立、運営に深く関わり、文字通り明治時代の実業界で№1の偉人といえます。我が母校一橋大学も渋澤榮一氏のおかげで設立の運びとなりました。又、我が三井物産の初代社長益田孝氏も渋澤榮一氏と仕事の上で深く関わっています。
さて、渋澤榮一氏は、毎晩床にはいると、毎日できたことを寝床の中で思い出し、記憶にとどめておいたそうです。これを毎日繰り返すことで記憶力が抜群だったそうです。渋澤榮一氏は、このやり方を「言行省察の法」と言います。(「渋澤論語を読む」p.91参照深澤賢治著 明徳出版1500円)
私も、毎晩寝床で毎日の振り返り、まずかった点は反省するようにしています。そして、相手を傷つけるような言葉を言った場合には、その場でお詫びしておきます。
さて、渋澤榮一氏の「言行省察の法」を知り、私も反省+本日の出来事を思い浮かべ心に刻むようにしています。これで記憶力が多少はアップしているようです。
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