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2007年12月

2007年12月31日 (月)

「マーキュリー通信」no.823【今年1年もboblog「マーキュリー通信」のご愛読ありがとうございました。】 

 今年も1年あっという間に過ぎ去った感じです。boblog「マーキュリー通信」は、皆様のご支援のお陰で今年も順調に発信し続け、№541~823まで283号発信したことになります。今月12月は初めて毎日発信し続ける事ができました。1日に複数回発信した日もあったので、41回も発信したことになります。

 boblog「マーキュリー通信」を開始したのが、3年前のHakusho0233 10月14日でした。このまま行くと来年10月の4周年までには1000号に達する見込みです。
 boblog「マーキュリー通信」を発信し続ける原動力は、皆様からのご支援、応援です。沢山の方から感想を頂いていますが、感想を頂いていない方でも、久しぶりに会った時や電話をした時に、boblog「マーキュリー通信」の感想を言っていただくので励みになります。皆様からの感想では、シリーズ物「私を育ててくれた元上司達」が好評のようです。経営者の方の中には、社員用の研修の材料として活用している企業もあるようです。

 今年も仕事、異業種交流会、プライベート等で多数の方とお会いしました。しかし、1回会っただけの方とは、その後記憶も薄れてしまいます。しかし、boblog「マーキュリー通信」を発信することで、私のことを良く理解していただいているようです。そして、久しぶりにお会いしても、相手からはいつも接しているように親しみを持って再会していただけます。

 又、boblog「マーキュリー通信」は、企業で言えばその企業のPRとなっており、私自身の人となりをご理解いただいているようで、ビジネス面でもプラスに働いています。boblog「マーキュリー通信」を通じて新しいビジネスの話が出てくることもあります。

 一方、boblog「マーキュリー通信」を発信する時、間違った情報を流すことは問題があるので、事前にインターネットで情報を確認してから流すことで、自分自身の知識のアップにも繋がりました。
 又、boblog「マーキュリー通信」のお陰で、日々物事を考える訓練となりました。物事を冷静に捉え、先読みするような先見力、洞察力もついてきました。

 来年は、boblog「マーキュリー通信」をテキスト化し、研修事業も手がけようと思っております。来年も引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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「マーキュリー通信」no.822【その時人生が動いた-19「カナダ駐在」】

071231mt_canada0   1980年は、私が三井物産㈱に入社して一番大きな変化のあった年でした。6月末に石炭部北米研修員として半年の予定でカナダ、米国の炭坑に入山し、現場研修することになっていました。

 しかし、当時は第2次石油ショックの頃で、石炭に再びスポットライトが当たりました。三井物産㈱では新規炭坑との長期契約が次々と締結され、カナダ炭も2つの長期契約(Gregg River炭とLine Creek炭)が日本の鉄鋼会社との間で調印される運びとなり、現地はてんてこ舞い、猫の手も借りたい状況でした。
 その時、石炭部北米研修員として研修中の私に声がかかり、3ヶ月のカナダ炭坑での現場研修の後、米国炭坑行きは取りやめとなりました。そして、カナダへの転勤準備の為、9月末に一旦日本に帰国し、12月31日にカナダ(アルバータ州カルガリー市)に転勤となりました。
 
  071231_canada1 カナダに転勤してからの2年間はミニバブル状態で、10%以上の物価上昇、特に家賃は毎月上昇するという状況でした。家賃の賃貸契約は1ヶ月毎の更新で、家主からの値上げ通告でいつでも退去を余儀なくされるという契約内容でした。
 当時、原油価格が1バレル20ドルを超え、30ドル台になるのも時間の問題と言われていました。原油価格の急上昇で、代替エネルギーとしての石炭が注目され ました。石炭への需要は鉄鋼メーカーだけでなく、電力会社との一般炭の契約が続々と締結されるようになりました。

 その後、原油価格は30ドル台には上昇せず、日本の鉄鋼会社は粗鋼生産量1億トンを割る長期不況となり、原油価格も石炭価格も反落し始め、長期低迷状態が続きました。

 カナダに071231canada3は3年半駐在しましたが、多くの経験をしました。私は三井物産㈱で10の異なった職場を経験しましたが、通常異動する事に丁度階段を一段ずつ上がっていく感じで、仕事能力もアップしていきました。しかし、カナダの駐在経験は、エレベーターで一気に上がっていく感じで能力がアップしていきました。
 三井物産㈱石炭部代表としてカナダ炭シッパーのトップと毎日のように英語でやりとりすることで、国際ビジネスマンとしての第一歩を築くことができました。異文化に触れ、国際感覚も磨くことができました。この時、英語力も飛躍的にアップしました。

 現在、原油価格が100ドル台寸前ですが、原油価格の高騰は代替エネルギーの開発を促進します。今度は、地球温暖化問題が大きくある為、代替エネルギーは、風力、水力、水素等のクリーンエネルギーにシフトしていくことでしょう。従って、「原油価格の高騰は、地球温暖化防止に一役買うことになった」と後生の歴史家が評価するかもしれません。 
 このように私自身仕事能力と英語力だけでなく、物事をマクロと長期的に見る習慣がつくようになりました。
 カナダでミニバブルを経験したが私は、日本に帰国して数年後に日本でバブル経済が起きたのを観て、周りの人に「現在の不動産価格の上昇は異常で、いずれ下がる」と言いつのりました。しかし、残念ながら相手にされませんでした。

 北米での3年半の駐在経験は、先見力も身につくようになりました。
 カルガリー市の電話局を訪れた時に、日本が通信、電話に関して余りにも遅れているのでびっくりしました。当時(1980年)日本では電話局に申し込んで電話が開通するまでに1ヶ月程度かかりました。それが、翌日から使えるというのにびっくりしました。電話機も、日本では電電公社からの借り物でしたが、カルガリー市では1台目は電話局からのレンタル。2台目からは店で好きなデザインの電話機を購入することができました。アンティークな形状の物からスヌーピーやディズニーのキャラクターフォンまで品揃えは豊富でした。又、電話代も日本と比べ数分の1と余りにもの安さにびっくりしました。

 071231_canada2その後電電公社が民営化され、三井物産㈱でも新たに情報産業開発部を1984年に創設することとなりました。この時の体験で、今後日本でも情報通信ビジネスは大きく伸びると直感し、鉄鋼部門から情報産業開発部への異動をカナダ三井物産㈱社長に直訴する事になったわけです。情報産業開発部への異動後、テレマーケティングの新会社㈱もしもしホットラインを私が現場責任者として創ることになったわけですが、カナダでのテレマーケティングの体験が活きていたわけで、私にとっては何やら歴史的必然性、因縁めいたものを感じます。
 いずれにせよ27年前の本日は、私にとり人生の大きな転換となった日でした。

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2007年12月30日 (日)

「マーキュリー通信」no.821【私の異見・ひと言申す-66「自転車事故急増は警察のお役所主義も原因」】

 本日の新聞で、今年の都内の自転車による事故死が、昨年比2割増の50件に急増したと報道されていました。被害者の多くが高齢者だそうです。

 警視庁交通部は、「自転車は車道通行が原則」と未だ自動車が少ない時代の交通ルールを主張しているのには、びっくりすると同時に余りにもの時代錯誤感覚に呆れまP1010005す。
 もし、自転車は車道を走るように強制的に指導を開始したら、交通の渋滞を引き起こし、自動車との接触事故が多発することは容易に想像できます。
 警視庁は、交通ルールは自転車にも適用されると思っているようです。しかし、自転車に乗っている人は殆ど交通ルールを知らないことを前提に交通政策を考えるべきです。
 一番の解決策は、自転車専用道路を作ることです。しかし、土地の狭い日本、特に東京ではなかなか難しいことです。

 その為、2つのキャンペーン活動をTV CMやポスター等でPRしたらどうでしょうか。
 1つは、事故を起こした人間に対しては、加害者として厳しく罰せられること。重大事故の場合には、刑務所入りになることを徹底させること。
 もう1つは、近い場所ならなるべく自転車に乗らずに歩くことを推奨することです。私の住むマンションは、池袋駅まで徒歩12分、大塚駅まで10分の場所です。僅かこれだけの距離を行くのに自転車に乗っているマンション住民は多数います。人間の心理として、一旦自転車に乗り、その手軽さを覚えてしまうと、その利便性を優先し、楽をする方向にいきます。私の場合、健康の為、池袋、大塚界隈をなるべく歩くようにしています。1時間前後は歩きますが、健康の為と思うと苦になりません。
 自転車は、長距離を走るなら健康によいけれど、短距離ならウォーキングの方が健康に勝ります。警視庁はこれをもっとPRすべきです。

 警視庁は、自転車の交通事故を減らす為には、もっと運転者の実態をふまえた上での諸施策を講じるべきと考えます。

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2007年12月29日 (土)

「マーキュリー通信」no.820【私のコミュニケーション論-53「天とコミュニケーションする」】

P1010125  明治、大正、昭和を生き抜いた中村天風師は、各界のトップリーダーに影響を与えた大哲学者でした。政界では、東郷平八郎、原敬首相、山本五十六、経済界では松下幸之助、浅野総一郎、稲盛和夫、越後正一、その他大横綱双葉山、尾崎行雄他天風信奉者は多数おり、現在でもその哲学が多数の人に受け継がれています。

 天風師は、西郷隆盛があれだけの人物になった理由はただ一つ、天を相手にしたからだと喝破しています。
 西郷隆盛遺訓の中に、「人を相手にせず、天を相手にすべし。天を相手にして己を尽くし、人をとがめず、我が誠の足らざる所を尋」(遺訓25条)と述べている。
 相手をとがめないで、自分ができるだけの努力をする。そしてなお天に対して自分の努力の足りないところを見つけ出して、それを改善するようにいっそう励むべきだという。これはまさしく自分を啓発する為の教えです。
 天というモノは無限に広がっていてつかみ所がない。だがそれは形となって現れる。それが人間です。人は天の代わりになるモノであって、天は即ち人であり、人即ち天という考え方を天風師は唱えます。
 人は天と同じように大きくなることもできる。しかし、反対に虫けらのように小さくなることもできる。要は本人次第といえます。
 
 西郷隆盛と同じように天とコミュニケーションすることは凡人の私にとっては難しいですが、人間は天=神と同じ性質を有し、考え方次第で大きな人間にも、小さな人間にもなることができる。こういうおおらかな気持ちでもって人と接すれば、長い年月が経てば、より心の広い大きな人間となっていくのではないでしょうか。
参考文献:中村天風「勝ちぐせ」のセオリー、鈴村進著 知的生き方文庫 三笠書房 560円。

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2007年12月28日 (金)

「マーキュリー通信」no.819【私の異見・ひと言申す-65「今年の年末年始」

P1010107  今年の年末年始は、1月4日が金曜日に当たる為、大半の企業は休日として、7日(月)に仕事始めの企業が多いようです。従って、年末年始の休暇が9連休をエンジョイできる人が多いと思います。
 勤め人の立場からするとラッキーなのですが、経営者、特に中小企業の経営者からすると気が重い9連休ともいえます。
 日本の場合、年に3度全国一斉に休業となり、その間各企業は休業状態となります。年末年始、ゴールデンウィーク、そしてお盆の時期です。お盆の時期は休日となっていないので、最近は順繰りに休む企業も増えています。しかし、仕事がペースダウンすることに変わりはありません。
 
 P1010091 日本は今後高齢者社会が益々進展し、労働力人口は減少の一途を辿り、2030年の労働人口(15歳以上の就業者と求職者)は、現在の6657万人から1070万人も減ることが予想されている。
 
 従って、政府も21世紀の労働力人口を中長期的に見た祝日政策を転換しないと、労働力人口の減少と労働時間の減少のダブルパンチとなります。つまり日本の祝日制度は発展途上国の時代にできた制度で、それが世界第2位の経済大国の現在でも持続していること自体がおかしいわけです。早く先進諸国並みの祝日休日制度に転換すべきです。
 具体的には、国民が今日は何の祝日だかよく知らない意味不明の休日を減らし、本当に必要な祝日に限定することです。絶対必要な祝日は、元日、建国記念日、天皇誕生日くらいです。後は私的に追加するとしたら、お釈迦様のご生誕日である4月8日。日本は仏教国なのに、イエス・キリストの誕生日は国民の誰しもが知っているのに、お釈迦様の誕生日を知らないのはおかしいです。次に、サンフランシスコ講和条約の日である4月28日、そして、8月6日、9日の原爆投下の日、15日敗戦の日に止め、後は有給休暇取得の促進を図るべきです。もし年度末に有給休暇が余っていたら企業は買取義務を負うようにすれば良いと思います。これにより企業の祝日による生産性の低下が防げ、有給休暇取得の促進が可能となるのではないでしょうか。尚、憲法記念日は、現行憲法は米国から一方的に押しつけられた憲法なので、新憲法制定後に記念日を制定したらよいと思います。

 さて、現実には私も9連休となるので、ひと言申しても何も始まらないので、私の場合、9連休を活用して、年末の3日間は今年1年の反省、身の回りの整理をして、来年の仕事が効率よくできるよう職場環境の整備、年明け3が日はリラックス、そして最後の3日間は年明けの仕事に備えて普段落ち着いてできないことをやる。即ち、充電期間に当て、心身共にリフレッシュして、新しい年に臨みたいと思います。
<コーヒーブレイク>
☆団塊の健康管理士・腰痛コンサルタント・セグパパ勢口秀夫氏から素晴らしい贈り物「シークレットサンタ」が届いていますのでご覧になって下さい。
☆今朝、パソコンを利用中に、鼻の穴がむずむずしてくしゃみをしました。その時、「びこう」という文字を変換したところ、「鼻腔」と出ました。普段は当然「備考」に変換されるのですが、今朝は何故でしょうか?嘘のようなホントの話です(*^^*)

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2007年12月27日 (木)

「マーキュリー通信」no.818【街角情報】

 最近、町を歩いておなじみのティッシュペーパーをもらうことが少なくないような感じがします。これは消費者金融各社が大幅な業績悪化の為、経費節減の為とターゲットへの無差別的アプローチからプロモーション戦略の変更のせいでしょうか。消費者金融のティッシュペーパー配りのお陰で、ティッシュペーパーを買うことは滅多になかったのですが、今後は駅の売店やコンビニ等で買うことになるのでしょうか。そして、一般庶民のティッシュペーパー購入が増えることは、石油価格の高騰の影響も相まって、今後ティッシュペーパー価格は上昇していくのでしょうか。これは見えない家計費の上昇となるかもしれませんね。

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「マーキュリー通信」no.817【私のコミュニケーション論-51「詭弁と論理の違いを知る」 】

 私の所にはベンチャー企業の営業紹介依頼が頻繁に来ます。先日もM氏から足利に本社のある企業への営業紹介を依頼されました。
 さて、ベンチャー企業の担当者と電車の待ち合わせをする際に、足利までは電車の便が悪いので、ヤフーで交通の乗り継ぎを調べ、接続時間をM氏に連絡しました。
 当日、ベンチャー企業の担当者は約束の場所に来ません。私がM氏に携帯で連絡を取るように言いました。又、道中お互いに事前情報を交換したいので、是非担当者と会いたい旨M氏に伝えました。するとM氏は「それは菅谷さんの考えです」と言ってその担当者と連絡を取ろうとしません。
 結果的には、途中のローカル線での乗り継ぎでその担当者と会うことができました。しかし、私にはM氏の「それは菅谷さんの考えです」という発言にびっくりし、それ以降M氏には本音で語ることはなくなりました。

 本件に関しては、大前研一著「ザ・プロフェッショナル」(ダイヤモンド社刊)p172「詭弁と論理の違いを知る」が参考になります。
 論理と詭弁は似て非なるモノです。一見耳障りの良いモノに聞こえても、実際には矛盾に孕んでいるモノは詭弁となります。
 M氏の場合も、「自分の考え方を人に押しつけるのは良くない」という主張は一見耳障りが良く聞こえます。しかし、ビジネスの場で、待ち合わせ場所に現れなかったら携帯で連絡を取るのがビジネスの基本です。結果オーライではすまされません。もし、その時にその担当者が電車に乗り遅れたら、乗り継ぎが極端に悪い為、客先到着が1時間も遅れることになります。私はそれを事前に伝えました。

 日本人の場合、相手との人間関係を考慮し、相手の詭弁をそのまま受け入れてしまうことが多いです。しかし、その場で反論しなくても、上司から指示されたことでも、いつも鵜呑みにするのでなく、それはおかしいと思い、自分ならこうするという考え方を持つ習慣はコミュニケーション能力アップの面からも重要といえます。

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2007年12月25日 (火)

「マーキュリー通信」no.816【ワンポイントアップの仕事術-30「製品と商品の違いを理解する」】

  商品と製品は、混同されることも多いです。私は、製品はメーカーが製造した製品であり、商品はその製品に販売業者が付加価値をつけたモノと解釈しています。
 Kif_0336 当社が販売している「ペットのフンも同時に処理できる生ごみ処理機・環境生活館」は、ペットのフンも同時しょりできる業界初の画期的商品ですが、当社は大手量販店にはないサービスを付加しています。
 「家庭用生ごみ処理機」には、全国約7割の自治体が助成金をつけているという珍しい商品です。しかし、助成金の支給方法は自治体によってまちまちです。自治体のホームページの助成金の欄を見てお役所特有の言い回しで非常に分かりづらいです。
 例えば、豊島区の場合今年から助成金が出るようになったのですが、PR不足で僅か12名しか利用していません。豊島区では、抽選方式をとっているので区民にとっては更に分かりづらくしています。建前は抽選方式をとっているけれど、実際に応募する人は殆どいないので全員当選です。それでも役所は複雑な抽選方式を変えようとしません。

 Kif_0344 当社の「家庭用生ごみ処理機」のホームページに問い合わせがあります。その時、当社では助成金の支給方法を直接に自治体に問いあわせ、ホームページに問い合わせのあった見込み客に助成金情報を伝えています。各自治体の助成金情報に関する調査は一般の方はなかなか分かり難いけれど、当社は複雑な自治体の助成金支給方法に慣れているので直ぐに理解できるからです。
 このようなきめ細かいサービスは量販店には絶対できません。私はこの付加価値の部分を製品と商品の違いと理解しています。

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「マーキュリー通信」no.815【私の読書法】

   私は毎年年間100冊読破を目標に本を読んでいます。ジャンルは、友人知人の出版物、お勧め本も含め多岐に亘ります。今年も目標を達成しましたが、今年から新たに精読する必要のある書物は読書ノートをつけることにしました。本の読み方は多読と精読の両方を採用しています。
 書物は、著者の経験、経歴、人生観等によって書かれており、私とは全く別のKif_2078世界の事を書物を読めば知ることができるので、大変参考になります。自己啓発、自分の物の見方考え方のステップアップ等に役立ちます。又、良い書物は何度も繰り返して読みます。
 今年再読した書物の中では、大前研一著「ザ・プロフェッショナル」(ダイヤモンド社刊)とピーター・ドラッカー著「プロフェッショナルの条件」(ダイヤモンド社刊)から大きな学びを得ました。
 大前研一氏はビジネスプロフェッショナルとは、「己の技量を一生涯かけて磨き続ける覚悟ができている人であり、それを愉しめる人」と定義しています。
 ピーター・ドラッカーは、「自らを成果を上げる存在にできるのは自らだけであり、それに気づくことである。自らが果たすべき責任は、自らの最高のモノを引き出す事である。」そして、「成功の鍵は責任であり、責任ある存在になるということは、自らの総力を発揮する決心をすることである」。これがプロフェッショナルの条件であると力説しています。

 今年も良書から栄養分をたくさん吸収することができ、私の成長の糧となりました。良書との出会いは、本当に人生を豊かにすることを今年も感じた次第です。

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2007年12月24日 (月)

「マーキュリー通信」no.814【私の異見・ひと言申す-64「サブプライムローン問題は原理原則を知っていれば予測できたこと」】

  今年の経済問題で一番話題となったのはサブプライムローン問題でしょう。大手企業が1兆円を超す損失を出すという信じられない事件となりました。
 しかし、サブプライムローン問題は、原理原則に忠実であったならここまで損失がふくらまなかったと思います。
 低所得者向け住宅ローンの融資はリスクが大きいです。いくら複雑な商品に仕上げても、リスクは変わりません。サブプライムローンには日本で大問題となったステップローンが組み込まれていたそうです。ステップローンは、日本では93年に住宅金融公庫が「ゆとり返済」という形で融資しました。これはゆとり返済どころか実態は地獄返済であったことが明るみに出ました。

 私も最初のマンション購入時の借り入れがステップローンでした。マンションを買い換える時に、融資残高をチェックしたところ、殆ど元本が減っていないことが分かり愕然としました。それ以降ステップローンは絶対やらない事にしました。
 今回のサブプライムローン問題のステップローンの話を聞いて、同じ過ちを繰り返しているなと思いました。ステップローンは、所得が右肩上がりの時にだけ作動する仕組みです。それを承知の上で貸してしまったところが失敗の原因でした。

 さて、15年程前デリバティブが全盛の頃でした。私も大和銀行(現りそな銀行)の専門家からデリバティブの話を聞きました。私が「結局デリバティブはハイ・リスクハイリターン商品ですね。リスク・マネジメントはどうやっているのですか?」という質問をしたところ、そのデリバティブの専門家は答えられませんでした。
その後、大和銀行はデリバティブで1500億円という巨額の損失を出しました。
 更に、その数年後にエンロンがデリバティブの大失敗で倒産しました。

 このように複雑な経済問題も素人が岡目八目的に見れば当たることが良くあります。そのような場合、原理原則に則っていないことが多いわけです。

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2007年12月23日 (日)

「マーキュリー通信」no.813【私の健康法-46「何か体に変化があったら素早い対応を」】

Bwme  私自身、日頃かなり健康に気を遣っています。正しい生活習慣、バランスのとれた食事、不足している栄養素はサプリメントで補給、適度な運動、ストレスを溜め込まないメンタルヘルス等々予防医学を実践しています。そのお陰でいつも元気です。しかし、それでもなにがしかの異変がたまに体に起こります。
 
 Bullworker1kif_0284 最近ダイエットの成果が現れ、体重が7~8kg、ウェストが7~8cm減少しました。そこで、ご飯の量を通常の2杯へ戻しました。これまでなら体重は直ぐに増加するのですが、今回は減りません。体調はどこも具合悪いところはなかったのですが、近くのクリニックで血液検査、便の検査をしてもらったところ、便に陽性の反応が現れ、本日大腸検査を受けに行きました。その結果、僅か3mm程度のポリープが見つかりましたが、特に問題ない為、2年後に再検査となりました。

 日頃元気な私ですが、子供の頃から腸が弱いので、もしガンになるとしたら大腸ガンの可能性が高いです。従って、早期発見の意味で今回検査を受けることにしましたが、これで安心して仕事ができます。

 もう1つは、父がクモ膜下出血で倒れたので、脳梗塞等にかかる可能性は否定できません。今回の血液検査でも中性脂肪が若干基準値をオーバーしているので、脂っこい食べ物は控えめにして中性脂肪を落とすようにしています。
 尚、私の体重減少は、最近ショウが紅茶健康法を実践していますが、そのせいかもしれません。石原結実先生の著書「生姜で体を温めれば血液サラサラ病気も治る」(三笠書房550円)を読んだら、ショウが紅茶健康法で体重が10kgも減った人の事例が載っていました。「ショウが紅茶健康法」に関しては、いずれその成果を私の体験談として発表したいと思います。

 人生は100年時代に向かってどんどん寿命が伸びています。自分はどの部分が弱いかを知り、それに基づいた健康対策を常日頃心がけることも重要です。

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「マーキュリー通信」no.812【ワンポイントアップの仕事術-29「考える力をつける」】 

前回のboblog「マーキュリー通信」の人生に勝利する方程式で「考える力をつける」を取り上げました。仕事をしていく上でも、「考える力をつける」ことは極めて重要です。
 P1010003 自分の能力が上がるに従い、仕事の質が上がるに従い「考える力をつける」ことが求められてきます。そして、「考える力」は若い時からつけることが重要です。この習慣をつけるかどうかで、将来どの程度の地位、役職につくかも決まってきます。高度の判断力は、深い洞察力や深い考えをベースにしています。先見力も単に思いつきだけでは出てきません。「考える力」のない人が高い地位や役職に就いたら怖い訳です。
 又、「考える力」を蓄積していくことで、考える時間をだんだん短縮することもできます。蓄積された知識、経験は潜在意識下にインプットされ、必要の都度ひらめきという形で現れてきます。
 「考える力をつける」方法は、前回のboblog「マーキュリー通信」で説明したので、そちらを参考にして下さい。「考える力」は直ぐにはつきませんので、日頃のトレーニングが大事です。訓練の方法として、日常の出来事に絶えず関心を持つこと。身の回りのこと、政治経済社会の出来事に自分ならこのように考えるという意見を絶えず持っておくことです。仕事に関しても、この「考える力」をつけておくことで、創意工夫や企画力がつき、イノベーションをかけ、仕事力をアップさせることができるわけです。

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2007年12月22日 (土)

「マーキュリー通信」no.811【人生に勝利する方程式-26「考える力をつける」】

P1010010  日本人の苦手な部分の1つに「考える力」があります。単一民族で同質社会に育った日本人の場合「あうんの呼吸」等と言って、特に深い議論などをしなくても物事がスムーズに行くことが多いです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」式に上司、会社の命令なら特に深く考えずに習慣としてやっていることが多いです。
 
 しかし、相変わらず企業の不祥事が今年も続いてます。外部から冷静に見たら何であんな事をしたんだろうと思うことが多いです。社会保険庁の問題などその典型例です。ここに「考える力」が働いていたら5000万件の不明データ問題など起こらなかったはずです。昨日、NHKで「年金問題を考える」視聴者参加型の特集番組があり、視聴者から「年金問題は、少子高齢化で制度の破綻を危惧していたけれど、まさか事務処理ミスで年金制度が破綻しているとは考えても見なかった」という意見がありました。政治家や官僚の「考える力」があれば制度の破綻も事務処理の破綻も防げていたはずです。

 それでは「考える力」をどのようにすればつくのか?大前研一著「考える技術」(講談社刊1680円)にそのヒントがあります。
 その問題の原因は何かを見極め、正しい解決方法を導き出すこと。つまり「本質は何か」を見抜くことです。問題の本質を見抜く為のプロセスを辿れば、正しい結論を導き出すことができます。
 その際、重要なことは、「正しいことは何か、なすべきことは何か?」を考えることです。例え、社長が反対の立場をとっても、社長を説得する勇気を持つこと。事実に対し、忠実になることです。これが問題解決の大原則です。

 さて、「考える力」を発揮し、国家として成功したのが北欧諸国です。北欧諸国は高福祉国家として、1980年代には高コストのコスト競争力のない諸国として没落の一途を辿っていました。しかし、教育に力を入れることで見事蘇りました。
 北欧諸国では小学生の時から教育現場で「考える力」をつけさせている。1クラス25人の生徒が「全員違う答えを出した時が最高だ」という考え方をしている。北欧諸国は人口の少ない小国なので、世界で生き残る為に、子供の時から「国際化できる企業を創り、世界に出て活躍すること」が重要と学校で教える。英語も小学校からやるが授業を英語で教えているので、英語という授業がない。そういえば北欧を訪れた時、皆さん当たり前のように英語を使っていました。少子高齢化が急速に進展する日本にとってとても参考になる事例と思います。

 日本の教育制度を見た時に、一番かけているモノに「考える力」を教える場が、数学を除いてありませんでした。本来「考える力」をつけさせるのは大学の役割でしたが、残念ながら「考える力」をつける教育を受けませんでした。

 私自身も「考える力」が足りないことを感じています。私がそれに気づいたのが15年ほど前で、それ以来「考える力」をトレーニングしてきていますがまだまだ不十分です。boblog「マーキュリー通信」で「私の異見・ひと言申す」で私の考えを述べていますが、「考える力」のトレーニングを実践している場といえます。

 「考える力」をつけることで、人生を戦略的にいきることができます。自分はどういう人生を生きるべきなのか絶えず考えることで充実した人生を生きることができます。
 私の場合で言うなら、「資源のない日本が世界の中で生きていく為には貿易立国が重要」と考え、総合商社三井物産㈱に就職しました。
 そして、現在考えていることが、「これまでの経験を活かし、世の為、人の為になれるような人間となりたい」ということです。そして、まだまだ力不足の自分を痛感すると同時に、日々自分作りをしていく喜びを感じています。

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「マーキュリー通信」no.810【ワンポイントアップの仕事術-28「机上の整理は仕事内容と性格を考慮する」】

 11月1日に事務所を移転した際に、机周りのイノベーションも行いました。私自身の性格を考慮したものに変えました。

 P1010001 まず、机の引き出しをなくしました。引き出しは便利なようで、中に入れると使わないファイルや使わない小物が多数出てきます。これをなくす為に、引き出しをなくしました。 次に、パソコンは机の上に置かずに、パソコンラックに収納しました。パソコンをパソコンラックに移すことで、引き出しの中の小物が私の目に入る範囲で置かれています。以前は、「小物がどこに行った?」といらいらして探していたそのストレスがなくなりました。もちろんその分机上のスペースが広がり、使いやすくなりました。

 3番目に、一番使うファイルは、以前は机の上の前方に本立てを置き、その中で管理していました。しかし、机の右横には液晶画面が置いてあり、目の前のファイルは意外と使いづらいモノでした。結構死蔵ファイルがありました。
 今回は、机上の左横に小さな本箱を置き、その中に一番使うファイルを移動しました。私は右利きなので、左横にファイルを置くことで、見やすく取り出しやすくなりました。そして、死蔵ファイルはなくなりました。

 又、机上の右横に小さな収納ボックスを置きました。その中に、よく使う書類や新しく届いた資料等を縦に収納しています。以前は、新しく届いた資料等は、3段重ねの収納箱に臨時の資料として置いていました。しかし、読まないままファイルだけたまり、最後はゴミ箱直行ということが多かったのです。今度は、小さな収納ボックスなので、直ぐにいっぱいになります。いっぱいになる前に整理しようとします。横から縦にファイルを変えただけで効果が違います。従って、死蔵の資料がなくなりました。

 机周りの改善は、まだ7割程度の改善ですが、不便を感じた都度変えていっています。自分の性格と欠点を補いながら、実行することで、仕事の能率がよくなっていくのは嬉しいモノです。

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「マーキュリー通信」no.809【私の異見・ひと言申す-63「本日から保険商品を銀行の窓口販売開始」】

  昨夜のワールドビジネスサテライト(東京12チャンネル)で、12月22日から保険商品を銀行の窓口でも販売できることを放映していました。
 Izura2 窓販解禁の趣旨は「国民にとっての利便性の向上」と政府は言っています。しかし、昨夜のワールドビジネスサテライトを見る限りどうやらこれは建前であり、裏にはもっとどろどろとしたモノを感じると同時に、今後新たなトラブルの火種となりそうな予感がしました。本音は、1400兆円に及ぶ個人金融資産をいかに銀行が吸い取るかにあるように受け止めました。

 日本の保険商品はこれまで女性の外務員中心の超非効率な営業体制で臨んできた結果、欧米の保険料と比べ一般消費者は2倍も高い保険料を支払されてきました。生命保険販売は、戦後、多数の戦争未亡人の救済策的意味をもって開始されました。当時の日本の人件費は非常に安かった為、このシステムは作動しました。しかし、1ドル360円の円安の時代は終わり、現在はその3分の1の約120円です。日本の人件費は相対的に高くなり、高度成長時代の所得倍増で世界で最高レベルの高所得国家になりました。
 従って、窓口販売を認めるなら、「国民にとっての利便性の向上」ではなく、「競争を促進して、世界市場と比べ2倍もする保険料を世界標準並みにして、保険内容の充実を図る」が銀行窓販解禁の趣旨とすべきです。しかし、日本の生保と同様競争力のない日本のメガバンクに、「安くて質の良い保険商品」を望むことは期待薄です。なぜなら、大手生保が銀行の窓販指導に人材派遣をして、業務指導をしているからです。大手生保のノウハウの下に窓販を行ったら、「安くて質の良い保険商品」は望めません。

 ワールドビジネスサテライトでは、銀行に取材していたけれど、保険料を安くすることより、ワンストップ・ショッピング化を狙っていました。
 さて、ここで懸念されるのは、ワンストップ・ショッピングの趣旨の下、積立型保険商品の大量販売が行われる恐れです。依然ゼロ金利の時代において、積立型保険商品は売り手の都合優先の商品であり、消費者の利益にはなっていません。もし、個人金融資産が銀行に大量に吸い取られた場合、ただでさえ個人貯蓄の多い日本で、固定的な金融資産が更に増えることは大きな問題です。それは死産化してしまうからです。今後日本政府のとるべき政策は、いかに個人の金融資産を実需市場に出させるかです。銀行の窓販解禁は、それに逆行しています。そして、それは民間景気の足を引っ張ることになります。

 過去20年の銀行を見ると、銀行本来の経営哲学を忘れ、節操のなさが目につきます。バブル全盛の時代には無謀な貸し出し競争、バブル崩壊後は貸し渋り、貸しはがし、そして、最近では消費者金融業界(昔でいうサラ金)と組んで、個人ローン部門にも参入しました。しかし、こちらも規制が強化され、有望市場ではなくなりました。

 又、銀行が窓販に進出後は、立場の弱い企業が銀行からの無言の圧力で保険商品を購入せざるを得ない事態に追い込まれます。法的にはこれは禁止されています。しかし、実態は違います。
 当社でも融資を受けた後に、年金タイプの保険商品を勧められ、富国生命から購入しました。ゼロ金利商品なので、商品自体に魅力はありません。しかし、金融機関との好関係を保つ為に、やむを得ず加入しました。私が富国生命から保険商品を購入することは通常ならあり得ないことです。これが銀行の力です。無言の圧力です。各銀行で、保険商品の窓販業務を強化していった場合、このような問題が全国至る所で起きる恐れ大です。そして、中小企業の資金繰りにも影響しかねないことになります。

 一方、インターネットによる保険商品の販売も検討されています。コストダウンを図り、安い保険商品が企画されています。
 しかし、保険商品は殆どの家庭で加入しているけれど、中味を熟知して加入している家庭は殆どありません。極めて受け身的な商品です。従って、インターネットによる保険商品販売も、金融監督庁がしっかりと監督管理していかないと、安かろう悪かろう的粗悪商品が出回るおそれがあるので、こちらはかなり規制を強化しながら運用していく必要があると思います。

 さて、保険の銀行窓販解禁により一番の受難者は保険外務員です。現在、保険の売上の9割は訪問販売であり、その主役は女性外務員です。しかし、超飽和市場の保険業界で女性外務員の役割は年々低下し、現在ではピーク時の半数程度まで外務員数が減っています。
 今年の10月からは郵政のかんぽも民営化され、窓販解禁と併せ外務員不要時代が訪れます。個人情報保護法が強化され、保険外務員が各企業の職場に出入りできる時代は終わりました。私が勤務していた三井物産㈱でも、部外者はシャットアウトです。職場にあめ玉をもって女性外務員が頻繁に出入りしていたのは古き良き時代となりました。

 そして、今後は大量失業する保険外務員の受け皿をどうするのか、この辺の対策も政府がしっかりと立てておかないと、数年後には別の格差社会、ワーキングプア問題が大きく浮上する可能性が出てきますよ。

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2007年12月21日 (金)

「マーキュリー通信」no.808【私のコミュニケーション論-51「自分の仕事に真剣に取り組んでいると、何か問題が起きた時に、誰に連絡したらよいかが自ずと分かってくる」】 

人生を生きていて、仕事の面でもプライベートの面でも様々な問題に遭遇します。もちろん良いことにもたくさん出会います。
 P1010054 問題が起これば、その問題を最小限に食い止め、短期で終わらせる必要があります。その時に重要なことはコミュニケーションです。誰と相談し、誰に連絡し、問題の解決に当たっていくか、この手順や、順序を間違えると問題を更に大きくしたりします。
 その際、一番ポイントとなることは、やはりその仕事に真剣に取り組んでいるかどうかだと思います。真剣に取り組んでいれば、問題の本質が分かり、問題を把握し、どうすれば良いのかが見えてきます。

 しかし、これは「言うは易く行うは難し」で、やはり長年人生を生き抜いてきて、様々な問題に遭遇し、対処してきた経験がものを言います。そして、その経験が多ければ、次に打つ手も見えてきます。

 今年も不祥事だらけの1年でした。各企業のトップは自分の所だけは大丈夫と甘く考えていたのでしょうか。これも、問題に真剣に取り組み、真剣に解決していこうという姿勢があったなら問題はマスコミに出るほど大きくなってはいなかったはずです。

 毎年同様の事件が起きるのですが、各経営者は他山の石として反省していないようです。そういえば私の知っている経営者でも大なり小なりそのような人はいます。会社が小さいから問題を起こしていないだけで、いずれ起こすのではないかと見ています。そして、そのような会社には私の方から遠ざかることにしています。

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2007年12月20日 (木)

「マーキュリー通信」no.807【人生に勝利する方程式-24「第8の習慣」】

1ヶ月以上に亘って「7つの習慣」を、体験談を基に説明してきました。しかし、これだけだと悪い奴らも成功してしまうことになってしまいます。若干腑に落ちない気持ちでいたのですが、それを見事に解決してくれたのが「第8の習慣」です。
 
 本書は、一言で言えば「本当の自分を知る」です。内なる声に耳を傾けながら、「本当の自分」に従い、「7つの習慣」を実践していくことです。

Hamanako1  それでは、「本当の自分」とは何でしょうか?これは各人が生まれた時に持っているダイヤモンドの原石の部分です。このダイヤモンドの原石を磨いて磨いて光り輝かせましょうということです。
 人間、生まれながらにして悪党はいません。赤ちゃんとしておぎゃーと生まれた時に、やくざの道に行こうと思った赤ちゃんは誰もいません。それが人生を生きていく内に、本当の自分を偽り、知らない内にその道を踏み外し、本当の自分から遠ざかっていることが多いわけです。

 それでは「本当の自分」とは何でしょうか?
 子供の時に楽しかったこと、嬉しかったこと、得意げに自慢できたこと等を思い出して下さい。そしてそれをつなぎあわせていった時に、本当の自分を知るようになります。魂の生地は各人異なります。そして、一生懸命努力しながら、ダイヤモンドの原石を光り輝かしていくわけです。私も「本当の自分」を見つけることができました。私の場合は、「魂の純粋性」です。魂が純粋だから、そこから「正義感が強い、真面目、責任感が強い、明るく屈託がない、好奇心が旺盛、誠実、義理人情に厚い」といった性格となってくるわけです。これらの性格は人から教えてもらったものではありません。
 一方、リーダーシップ、先見力、社交家、交渉力、商売人、調整能力、決断力、判断力等といった能力は後天的に自らが経験した結果得られた能力といえます。

 それでは、「本当の自分」を知り、魂を磨くこととは何でしょうか?
 コヴィー博士はクリスチャンなので神と言っていますが、我々日本人ならさしずめ仏でしょう。その神仏の意思に反しないこと、神仏の望むことを実践して、魂を磨いていくことです。
 神仏の望むこととは、「勇気、愛、弱者への労りの気持ち、相手を思いやる気持ち、努力精進、奉仕、勤勉、誠実、責任感、調和等々」です。そして、望まないことは、「嘘、偽り、人を騙す、愚痴不平不満、怒り、恐喝、怠惰、争い事、悪口、貪りの心、足ることを知らない心、傲慢、うぬぼれ、虚栄心、増上慢、強情、神仏を信じない心等々」です。
 本当の自分を知った上で、内なる声、内在する叡智を引き出しながら7つの習慣を実践していけば人生の成功は間違いなしと言っています。

 「第8の習慣」も500ページ以上に及ぶ大作です。本書からの学びも大きいです。本書を精読して、今後私が学んだことを皆さんにお伝えできたらと思っています。

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2007年12月19日 (水)

「マーキュリー通信」no.806【私の異見・ひと言申す-62「行革には国民の意見を反映せよ」】

本日、独立行政法人改革の目玉本丸3法人(日本貿易保険、都市再生機構、住宅金融支援機構)の廃止が骨抜きにより結局存続させることになったと報道されました。

 Spbob4 私は、本件に関しては専門家でないのでこれに関する意見は控えますが、日常業務に接していて、お役所の存在が業務に支障を来すことが多々あります。まずはそのような不要なお役所仕事を国民から出させて、原則廃止の方向で議論すべき事が重要と思います。その際、官僚の意見は参考程度に聞き、存廃は民意を反映し、政治家が決めることが肝要です。
 
 新会社を設立する際、公証人役場の定款認証が必要ですが、これなど新会社設立に際し、全く不要で単にじゃまにしかならず、まずは廃止の筆頭です。

 一方、日本では頻繁に会社の登記簿謄本を要求されます。それも3ヶ月以内のものでないと有効でありません。そのたび毎に1000円の印紙税を取られます。
 これだけIT時代が発達したわけですから、企業の存在の有無をインターネットから閲覧できるようにすべきです。企業は公器であり、公開の原則が求められます。毎年、事業所税を納めているわけですから、その費用を充当すべきです。もし、事業所税を納めていない企業は、その旨記載すれば企業の信用状況を把握できます。ここで企業が休眠かどうかもチェックできます。又、決算情報はオプションとし、公開企業は当然信用力がアップします。もし、公開情報と、税務申告情報が異なっていた場合、これも情報として公開します。これにより企業が虚偽情報を流さない歯止めとなります。

 又、印鑑証明、印紙税も同様です。これは日本の税務署だけの諸外国に例のない税金の収奪システムです。IT時代以前ならこのような傲慢は許されていたでしょうが、これだけIT時代が発達した現在、企業間取引の障害です。印税に関しても、細かく税額が規定されていて、それを調べるだけでも企業の負担です。
 印鑑証明書発行も不要な役人を食べさせる縄張り料、みかじめ料にしか過ぎません。これだけ国際化となった現在、印鑑至上主義を改め、早く世界の常識であるサインによる契約に切り替えるべきです。

 又、前々回お話しした社会保険番号導入により、住民票、本籍証明等も廃止すべきです。これにより大幅なコスト削減となり節税となります。コンピュータ化により、役人が楽をするという発想から、国民の為、節税の観点に立った行政に切り替えていくべきです。それができるのは強力な政治家のリーダーシップです。
 
 以上のことを実施しただけでも、かなりの節税となります。消費税の値上げはそれからです。

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「マーキュリー通信」no.805【ワンポイントアップの仕事術-27「左脳と右脳の両方をバランス良く使いこなす」】

通常仕事をこなす時には論理的思考の左脳を使います。右脳は芸術的分野に使うと考えられています。しかし、天才児童の場合、言語的問題には左脳を使い、図形的問題には右脳を使い、左右の脳をバランス良く使っていることが分かりました。

  同様に、ビジネスマンの仕事遂行能力においても全て左脳ではないようです。多くのビジネスマンが直感力にも頼って仕事をこなしています。特に意思決定の際には必ずしも論理思考ではなく、直感に頼って行うことが多いそうです。そして、優秀なビジネスマンであれば、この直感力を自然と磨いているようです。そのことは、大前研一著「ザ・プロフェッショナル(ダイヤモンド社刊1575円)」のp231に詳しく書かれていますので参考にして下さい。

 061008_choushoku 私の右脳の鍛え方の1つに料理があります。料理は小学校5年生の家庭科で習いました。家庭科には裁縫と料理の2つがあり、私は裁縫が大の苦手でしたが、料理は好きでした。子供の頃の好き嫌いが現在でも引きずっています。

 妻の具合の悪い時など代わりに料理をします。私の料理にはレシピはありません。冷蔵庫にある食品、野菜を使って、その場で何をするかを考えます。冬なら鍋物が良いです。そして、思いつくままに大鍋にどんどん具060930__2 を入れていきます。だしは適当に入れて、最後にちょこっと味見をしてそれで結構グーなできに仕上がります。毎回味は我ながらごうかくなのですが、レシピがないので、2度と同じものはできません。私の料理はまさに右脳だけを使っている感じです。
 061018_choshoku そして、料理自体は好きなので、料理を作っている時には多分アルファ波がふんだんに出ていると思います。右脳の活用とストレスの解消という一石二鳥となっています。私はこんなふうにして右脳も鍛え、左脳とのバランスをとっています。

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「マーキュリー通信」no.805【ワンポイントアップの仕事術-27「左脳と右脳の両方をバランス良く使いこなす」】

通常仕事をこなす時には論理的思考の左脳を使います。右脳は芸術的分野に使うと考えられています。しかし、天才児童の場合、言語的問題には左脳を使い、図形的問題には右脳を使い、左右の脳をバランス良く使っていることが分かりました。

  同様に、ビジネスマンの仕事遂行能力においても全て左脳ではないようです。多くのビジネスマンが直感力にも頼って仕事をこなしています。特に意思決定の際には必ずしも論理思考ではなく、直感に頼って行うことが多いそうです。そして、優秀なビジネスマンであれば、この直感力を自然と磨いているようです。そのことは、大前研一著「ザ・プロフェッショナル(ダイヤモンド社刊1575円)」のp231に詳しく書かれていますので参考にして下さい。

 061008_choushoku 私の右脳の鍛え方の1つに料理があります。料理は小学校5年生の家庭科で習いました。家庭科には裁縫と料理の2つがあり、私は裁縫が大の苦手でしたが、料理は好きでした。子供の頃の好き嫌いが現在でも引きずっています。

 妻の具合の悪い時など代わりに料理をします。私の料理にはレシピはありません。冷蔵庫にある食品、野菜を使って、その場で何をするかを考えます。冬なら鍋物が良いです。そして、思いつくままに大鍋にどんどん具060930__2 を入れていきます。だしは適当に入れて、最後にちょこっと味見をしてそれで結構グーなできに仕上がります。毎回味は我ながらごうかくなのですが、レシピがないので、2度と同じものはできません。私の料理はまさに右脳だけを使っている感じです。
 061018_choshoku そして、料理自体は好きなので、料理を作っている時には多分アルファ波がふんだんに出ていると思います。右脳の活用とストレスの解消という一石二鳥となっています。私はこんなふうにして右脳も鍛え、左脳とのバランスをとっています。

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2007年12月18日 (火)

「マーキュリー通信」no.804【「人生に勝利する方程式」-24「相乗効果を発揮する」】

Photo  今回が最後、7つの習慣の第6番目の習慣「相乗効果を発揮する」です。尚、7番目の「刃を研ぐ」の話は先週私が住む大規模修繕委員会のリーダー業務の話を基にしました。
 
 結局、7つの習慣の1番目から7番目までの全てを身につけることで第6番目の相乗効果が発揮できるわけです。
 「7つの習慣」を再度掲載します。
第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣  目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 理解してから理解される
第6の習慣 相乗効果を発揮する
第7の習慣 刃を研ぐ

 1つの仕事をする時には、その仕事に必要とする様々な能力が要求されます。もし、あなたが職場で優秀な人間と認められたいなら、又、人生で活躍したいなら、第1の習慣 「主体性を発揮する」と第2の習慣「 目的を持って始める」は当たり前のことです。
もし、現在の仕事をいやいややっているからとか、上司からの指示でこなしているという気持ちでやっているなら、人生における成功はおぼつきません。長年そのような習慣がついた人は、定年退職する時が可哀想です。お役所仕事の役人がその典型的な例だと皆さん直ぐにおわかりと思います。

 第3の習慣「重要事項を優先する」は先見性です。つまり自分の仕事、人生の先を見ながら次の一手を絶えず打っているかどうかです。これを絶えずやっている習慣が身についているかで仕事能力が格段と違ってきます。
 
 第4の習慣「Win-Winを考える」はミクロとマクロの観点からとらえられます。ミクロの観点とは、日々の業務遂行上の視点です。絶えず周りの利益の事を考えながら仕事をやっていくことで、自然と人間関係が良くなっていきます。
 マクロの観点とは、最近の石油価格の高騰も「Win-Win」とはいえません。石油価格の高騰は代替エネルギーを促進していきます。アイスランドでは、地球温暖化防止の政策から水素エネルギーの国を挙げて推進しています。もし、自動車の燃料が全面的に水素に切り替わったら、産油国の経済は疲弊していきます。「Win-lose」の関係は長期間続かないわけです。

 第5の習慣「理解してから理解される」はコミュニケーション上一番重要な課題です。私なども常日頃自分自身まだまだ相手を良く理解できていないと反省の連続です。そして、「理解してから理解される」はマネジメントにも重要な課題といえます。

 最後の第7の習慣「刃を研ぐ」は判断力、リーダーシップ能力等見えないことも含め、この部分を絶えずブラッシュアップしていくことで、仕事がどんどんできるようになっていきます。そして各種能力を磨くことがワンポイントアップの仕事術ともなるわけです。
 私自身社会に出て35年以上経ちますが、英語力、ワープロ能力、文章能力等自分で把握できるモノから、調整能力、交渉能力、先見力等目に見えないものまで絶えず磨いてきました。そして今も磨き続けています。
 こういうものの総合力が相乗効果となって現れてきます。その相乗効果を体感できる時に、喜びに転嫁します。

 日比谷公園を設計した明治の偉大な東大の学者本多静六博士が「職業の道楽化」を常々話されていました。
 自分の仕事能力が向上し、そして世の中の役に立つと分かった時、喜びに変わります。私自身まだまだ「職業の道楽化」の域まで達していませんが、先に掲げた大規模修繕委員会のリーダーの仕事などをしている時など、私の経験、能力が当マンションの役に立っている事で喜びを感じています。自分の為にもなるので、まさに仏教で言う「利自即利他」の考え方です。

  11月12日に「人生に勝利する方程式」として「7つの習慣」を取り上げました。それ以降7つの習慣に関する私の経験を基に説明してきました。「7つの習慣」は奥が深いです。これを自分のモノとして身につけることで、人生に勝利する階段を上ることができます。

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2007年12月17日 (月)

「マーキュリー通信」no.803【私の異見・ひと言申す-61「福田内閣の支持率急降下」】

 共同通信の世論調査によると福田内閣の支持率が前回47%(11月上旬)と比べ、35%に急落していると報道されました。
 その大きな理由に、「年金記録問題で政府が全面解決を事実上断念した」ことが挙げられています。
 
 内閣支持率がこの程度のことで大きく左右されることに驚きました。私自身は、安倍内閣は1年の短命で終わったけれど、その間日中関係改善を始め結構良くやっていたので支持していました。しかし、小泉構造改革反動内閣である福田内閣は腰が引けた問題先送り内閣なので最初から不支持でした。

 さて、ちょっとした事件等で国民の政党支持率、内閣支持率が変動することに私は日本の国民性に危険を感じています。

 今後国内的にも国際的にも様々な非常事態起こることが考えられます。尖閣列島を巡る日中軍事衝突、北朝鮮核ミサイル問題、日本国のデフォルト宣言、国内テロ事件等が考えられます。そのような異常事態が発生した時に、国民はパニックになり、思考停止状態となります。第1次石油ショックの時のトイレットペーパー買い占め問題が好例です。
 そして、このような非常事態の際に、為政者はマスコミを操作し、為政者の考え方が恰も国民の意見であるかのような世論を形成していきます。そして、第2次世界大戦のような間違った方向に行ってしまう恐れありと思うのは考えすぎでしょうか?

 政府は最近消費税値上げの環境を徐々に整えつつあります。これに対しマスコミは表だって消費税値上げの論陣を張っていません。こういうところを見ていて、マスコミと政府はなあなあなのではないかと勘ぐりたくなります。

 Bob3 一方、政党支持率に関しては、「支持する政党」以外に「好意を持つ政党」の項目を入れるべきです。
 一般的な国民は、無党派層が中心であり、「支持する政党」と聞かれると答えに戸惑うけれど、「好意を持つ政党」ならすらすらと答えることができるのではないでしょうか。その際、複数回答にすべきです。このような調査方法により、世論動向をより正確に把握できると思います。

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2007年12月16日 (日)

「マーキュリー通信」no.802【私の異見・ひと言申す-60「年金問題は古くて新しい政治責任」】

  桝添厚労省大臣が5000万件の不明の年金受給者の全件解明は不可能な旨ギブアップ宣言をしました。
 最近社会保険庁の不祥事や不正問題が次々と明るみに出ていますが、これは調査を厳しくした為といえます。又、内部告発制度を活発化した為ともいえます。逆に言うなら、社会保険庁の腐敗体質をこれまで放置してきたのはまさに歴代内閣の政治責任です。

 一方、年金制度の為に国民背番号制度導入が議論されましたが利害関係者の猛反対によりお蔵入りとなりました。
 
 25年前私はカナダに駐在していました。その時全ての住民は社会保険番号(SIC)を持っていました。銀行口座開設、役所での窓口の手続き、病院の事務手続き等全て社会保険番号を使用していました。確定申告の時にも社会保険番号を使用します。社会保険番号で所得を捕捉されているのでごまかしが効きません。

 日本で国民背番号制度を導入する際に、所得を捕捉されることを嫌った利害関係者から猛反対に合いました。当然、自分たちの所得を捕捉されることを反対とは言いません。プライバシー侵害を理由に反対したわけです。「国民背番号制度」という名前もよくありません。その時、年金のコンピュータ化の為に社会保険番号制度導入を提案すれば、もっと受け入れやすかったと思います。もし、コンピュータ化しなければ、膨大な数の年金受給者が不明となり、国民に大迷惑をかけると主張すれば導入されていたはずです。
 当時、桝添大臣のような人がいて、社会保険庁の実態を調査していたなら、あまりにものずさんさに呆れ、社会保険番号制度の導入のきっかけになったことと思います。
 このようなことは強力な政治的リーダーシップがなければできません。安倍首相が公約に掲げた「年金受給者5000万件の解明」も、福田内閣になったら公約ではないと言い逃れをしています。凡庸な政治家はいつも言い逃れをするモノであり、公約(膏薬)とは貼るものであり、選挙が終われば自然とはがれるモノだと言うことを気づかされました。
<コーヒーブレイク>
一橋大学の同期東塚君からすてきなクリスマスカードが届きました。下記URLをクリックしてみてください。メルヘンの素晴らしい世界へと導いてくれます。
http://www.jacquielawson.com/viewcard.asp?cont=1&hdn=0&pv=3111930

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2007年12月15日 (土)

「マーキュリー通信」no.801【私の異見・ひと言申す-58「地方活性化の切り札に団塊の世代の元商社マンを活用」】

地方が元気がない。その為に税収の潤っている東京都等から地方への税源移譲、そしてふるさと納税制度等が議論されている。しかし、これらのお金さえ上げれば元気になるP1010020 という発想はお役人、政治家の発想の域を出ない非常にプアな考えに映ります。現在のような中央集権制度の下で税源を移譲しても、頭の硬い役人では無駄に使われるのがオチです。
 
 IT時代がこれだけ進展しているのだから、現在の行政単位では小さすぎます。一日も早く道州制の実現が望まれます。
 
 P1010026 日本という国はもともと地方分権国家だったわけで、中央集権国家体制になったのは明治以降の僅か100年余りに過ぎません。

 道州制のメリットは、州毎に独自の経済政策が打ち出せることです。例えば、北海道ならロシアとの経済交流、北陸地域なら中国、九州なら韓国、太平洋岸はもちろん米国と各道州で独自の経済政策を打ち出せるのが最大のメリットです。
 P1010028 そして、各道州のトップに海外経験豊富な元商社マンを据えると面白いかもしれません。広島県知事藤田雄山氏は三井物産㈱で私と同期。岐阜市細江市長は三井物産㈱元建材セメント部長です。道州のトップに商社マンを据えるメリットは経済活性化の面です。

 私が駐在してたカナダも州政府の権限が強く、州知事は経済ミッションのトップといった感じで、日本にカナダ産品、資源の売り込みに一生懸命でした。その意味で商社マンを道州知事のトップに据えるのは面白いといえます。

 一方、消費税は全て道州に移譲し、税率を道州知事の権限に任せるべきです。カナダでは州毎に州税が異なり、最高の州は2桁でしたが、私が住んでいたアルバータ州は資源が豊富な豊かな州だった為、州税は0でした。

 P1010061 日本でも、各州に税率を競わせれば効率の良い行政ができるようになります。余りにもお粗末な役人の意識、役人根性を変えるにはもってこいです。
 P1010035 そして、所得税は国税は10%程度にして、国防と外交、法律程度にとどめ、後は州政府に任せるのです。税率も各道州に任せる。各道州は経済を振興し、複式簿記を採用し、含み資産がどの程度あるかを公表する。無税を目指す道州が現れても良いと思います。道州に各種権限が移管されれば、企業は東京集中の本社体制を改め、地方に本社を移します。移転先は当然税率が低い道州が候補となってきます。日本国内にタックスヘブンの道州が現れても面白いです。
 各道州に税率を競わせ、効率的な行政とサービスの良い行政を求めて、企業と住民の大移動が始まるかもしれません。

 

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2007年12月14日 (金)

「マーキュリー通信」no.800【今年の漢字は「偽」に決定】

 毎年恒例の今年の漢字は「偽」に決定しました。耐震偽装、食品偽装等、まさに「偽」がぴったりの年でした。「偽」という漢字は人の為と書きます。漢和辞典で調べると、この為とは作為の為という意味で、人が作為的に行う、わざとやる、だから偽るという意味になります。本来「人の為」という意味ではないけれど、今年問題を起こした船場吉兆、赤福等老舗企業の経営理念は、もともとは「人の為」だったはずであり、それがいつのまにか企業の奢りから「偽」になったいえましょう。
 
 私も今年は友人から欠陥ビジネスを紹介され被害を受けました。その友人は「人の為」と思って紹介したようですが、紹介を受けた方が被害を受けているのだから、こういうの偽善といいます。偽善家は得てして自分のやったことを悪いと思わないことも多いので、私自身良い教訓となりました。

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「マーキュリー通信」no.799【人生に勝利する方程式-23「刃を研ぐ」 】

 7つの習慣の最後の習慣は「刃を研ぐ」は、成功する為の単なる手段ではなく、人生に勝利する為の重要な習慣といえます。長年の経験の蓄積で各人それぞれの刃を研ぎ、現在があるわけです。

 私の住むマンションは築12年半経過の為、大規模修繕が必P1010022 要となり、来年1月15日から実施することとなりました。私は、当マンションの理事長経験者ということで、大規模修繕委員会のリーダーを理事会から頼まれました。

 大規模修繕委員会のリーダーの仕事は、業者の選定がまずは最重要事項です。信頼の置ける業者にできるだけ安い工事費でやってもらうかが最重要事項だからです。
 業者を選び、ふるいにかける課程からどのようにして住民が納得し、業者を決定するかを施工実績、会社規模、見積金額、業者の対応能力等を基準に決めていくわけです。そして、修繕委員会メンバー全員のコンセンサスを得て、11月4日に管理組合員総会を開き、満場一致で業者(三井住友建設)が決まりました。

 先日、住民と通勤途上の立ち話で、「大規模修繕工事の業者選定という普通の人では不可能な難しい仕事をいとも簡単にやってしまう菅谷さんの場合、それは生まれつき持っている能力なのですか?それともこれまでの経験から来るモノなのですか?」という質問を受けました。私は、「多分、両方だと思います」と応えました。
 
 大規模修繕委員会のリーダーに求められる資質として、皆をまとめる調整能力、リーダーシップ能力、業者との交渉力、プレゼンテーション力、業者からの見積書を理解する力、問題点を把握し、見抜く能力等々必要とされる能力は多岐に亘ります。

 一方、私の場合、中学生の頃から学級委員長としてクラスメートを取りまとめ、一橋大学の同期会では代表幹事、当マンションでは理事長をしたり、異業種交流会の世話役等人生の中で人をまとめ、引っ張ってきたことが自然と身についてきました。その中で、自然と各種能力が身についてきたと言えます。長年刃を研ぎながら、自分の得意分野を自然に身につけてきたといえます。

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2007年12月13日 (木)

「マーキュリー通信」no.798【「新しい時代を創る経営者の会」望年会で本年も大きな学びを得ました】

 Kif_2059 「新しい時代を創る経営者の会」は、私が主催するベンチャー企業経営者のクローズドの異業種交流会です。

 昨日、「新しい時代を創る経営者の会」の望年会が、私が顧問をする㈱フロンティアスピリットの茅場町バーアリーナで開催されました。
 「新しい時代を創る経営者の会」では、今年も多士済々の経営者のプレ ゼンテーションが行われ、私自身大きな学びとなりました。各経営者の方には感謝する次第です。
 当会の他の異業種交流会にないすばらしさは、各経営者がオフレコで語るプレゼンテーションです。だからこそ毎回いろいろと学びがあります。各経営者は、異なる経験、視点からプレゼンテーションを聴くので、多様 なコラボレーションの形態ができるのも当会の魅力の1つです。

1月  オフィスリングシステム弓山社長の協力の下、「女劇TOKYO23KU」の劇で新年会を開催。女優の卵の劇で、彼女たちの真摯な演技に感動と元気を頂きました。
2Kif_2054月 リプライオリティ中山社長:IPOのメリットデメリットを実体験を基に熱く語っていただきました。当会らしく殆ど本音のオフレコのプレゼンテーションでした。
3月 大橋社長「コアラプラン」:大橋氏の夢である豪州ロングステイ「コアラプラン」を熱く語っていただきました。
4月 ㈱ベアーズ 高橋ゆき専務 主婦の不満から家事代行業を企業化しました。
Kif_20525月 W5  橋本圭子社長  外国人労働派遣事業は「言うは易く行うは難し」であることをプレゼンテーションで実感しました。
6月 60回を記念して、会員制旅行代理店エアーリンクの創業者瀧本泰行前会長にベンチャー企業人生を熱く語っていただきました。
7月11日  榊原節子社長 「カモにならない投資術」出版記念講演
Kif_20559月12日  白木大五郎氏 リスクマネジメント「あなたの会社は大丈夫?」出版記        念講演、
Kif_205010月  平畑クリニック平畑理事長「アンチエイジング」当会では初めて医師のプレゼン    テーション。ガン遺伝子を発見して、早期ガンの前の段階でガン遺伝子を発見し、   除去する先端医療
11月 On-air Live 加藤秀樹社長 僅か36千円という低コストで動画配信で急成長

Kif_205812月 ㈱フロンティアスピリット 茅場町バーアリーナで望年会
 

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2007年12月12日 (水)

「マーキュリー通信」no.797【来年のプロ野球】

 今年のセリーグ最多勝投手ヤクルトのグライシンガーを巨人が獲得した。横浜の押さえのエース、クルーン投手に続き、先発、押さえのエースを獲得して、来年の巨人のリーグ優勝はよほどのアクシデントがない限り約束されたようなモノです。
 一方、阪神も広島の4番打者新井を獲得した。これに引き替え中日は福留外野手のMLB入りが濃厚となり、これで来季セリーグの順位はAクラスは今季同様この3チームでほぼ決まり。

 一方、今季Bクラスの広島はエース黒田がMLBへ、最下位のヤクルトはエース・グライシンガーと4番打者ラミレスを失い、来季のBクラスが内定したも同然です。

 私は巨人ファンなので、巨人が優勝するのはもちろん嬉しいです。しかし、金にものを言わせ、他球団のエース、4番打者をどんどん獲得した上での優勝は何か感激を得られません。プロの一流選手で固めた星野ジャパンが素人のフィリピンチームを10対0のコールドゲームで勝ったけれど、何かアンフェアな感じがして嬉しくありませんでした。逆に、フィリピンチームを気の毒に思いました。
 巨人ファンとしては、生え抜きの若手選手と他球団からトレードの力が渾然一体となって、若手選手の成長も楽しみ、わくわくしながら優勝の感激を味わいたいものです。

 MLBとFAの2つの制度により、お金のない球団からMLBと金持ち球団に一流選手がどんどん流出する傾向が今後どんどん加速します。これに何とか歯止めをかけないと、エキサイティングなペナントレースを期待できなくなり、益々ファンのプロ野球離れが加速していくと危惧するのは私だけでしょうか。

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「マーキュリー通信」no.796【ワンポイントアップの仕事術-25「刃を研ぐ」】

  7つの習慣の第6の習慣「相乗効果を発揮する」の前に、7つの習慣の最後の習慣「刃をIzura1 研ぐ」について私の実践例を説明したいと思います。

 人間は、生まれてこの方、生きている間に様々な経験を積み、能力を蓄積していきます。しかし、その能力も使わないと衰えていきます。従って、自分が維持しておきたい能力を意識的に磨く、つまり、「刃を研ぐ」ことが重要となってきます。

 私自身もこの能力が衰えないよう常日頃ブラッシュアップしています。
 例えば、英語力ですが、25年前カナダ駐在の時に、かなり自由自在に使えるようになりました。しかし、帰国して既に23年半が経過しました。帰国してから英語を使うチャンスがあまりないので、使わないままにしたらさび付いてしまいます。

 そこで、自ら英語に極力接するようにしています。毎朝運動を30分する際に録画済みのNHKの英会話を見ています。NHKの英会話は初級から中級まで楽しみながらできるので、英語力を維持するのにはもってこいです。
 最近気に入っているのが衛星第1放送のNEWS SHOWER(8:55-9:00)です。5分間の時事英語です。流行語を中心に取り上げていて、普段馴染みのない使い方が多いので時事英語を知る意味では為になります。
 米国MLBで通算最多本塁打762本を打ったバリー・ボンズ外野手が連邦大陪審から重罪で訴えられています。これを英語で言うと、"They threw the book at him"と言います。通常の英語の知識では何のことか分かりません。この場合のbookの意味は法律がかかれている本、判例集を意味し、それをボンズに投げた→「重罪に問う」という意味になります。これは上級レベルですが、米国を中心とした外国のカレントトピックスを知るには良い番組です。又、来年から日本酒の輸出事業に携わる予定なので、衛星第1放送の英語のニューズ番組にできるだけ接するようにしています。できるだけ意識的に英語に接し、英語のブランクが生じないようにしています。

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2007年12月11日 (火)

「マーキュリー通信」no.795【私の異見・ひと言申す-58「行政改革にはリエンジニアリングと意識改革が必要」】

 最近リエンジニアリングという言葉を余り聞かなくなりました。しかし、行革にはこのリエンジニアリング的考え方が重要です。

 役所と接点を個人的にも仕事的にももった方は、役所の仕事の非効率性を実感したはずです。彼らはいくらお役所仕事と揶揄されても一向にそれを変えようとする気持ちがありません。

 Kif_0336 私が住む豊島区でも、今年10月から「家庭用生ごみ処理機」に15千円の助成金が出るようになりました。しかし、PR不足で予算100台に対し僅か12台しか区民から応募がありませんでした。この為、昨日から追加88台の募集が始まりました。

 豊島区の助成金制度が始まったことを知った私は早速、担当課(エコライフ課)に電話しました。
 まず、当社が販売する「ペットのフンも同時に処理できる生ごみ処理機・環境生活館」Kif_1165 は、豊島区の斡旋対象商品ともなり、毎年環境フェアにも豊島区からの要請に応え、出展していました。だから助成金制度情報を事前に当社にも連絡してもらえれば、「家庭用生ごみ処理機」の普及に協力できた旨クレームをつけました。

 さて、今回の内容を見ると、12月10日~1月31日まで助成金の希望者を募集し、予算台数を超過した場合には抽選ということになっています。尚、事前購入は不可とのことです。 Kif_1166
 私の方から、区の助成金交付制度の問題点を下記の通り指摘しました。
 
1.「家庭用生ごみ処理機」は、年末年始の生ゴミが大量に出る時に需要が出る。この時期はボーナスシーズンなので、購入希望者が増える。
2.役所が助成金を出す2月は1番「家庭用生ごみ処理機」の売れない時期。従って、区民の為に、建前上は抽選方式をとっても、実際には区民の為に、年末に「家庭用生ごみ処理機」を購入できるように便宜を図ったらどうか。10月の募集の時でさえ、僅か12台の応募しかなかったのだから、今回は更に応募台数は少ないことが予想される。
3.助成金希望者を募集するやり方は、横浜市、杉並区等ごく1部の自治体が実施しているが、公報を見ない住民が非常に多いので、「家庭用生ごみ処理機」の購入後、又は購入前の申請方法に切り替えてほしい。又、このやり方は、役所の手間暇がかかり、行政コストアップとなるので、節税の観点からもこの方式は止めて欲しい。
4.助成金募集要件が、区民に分かりづらいので、もっとシンプルにして欲しい
5.助成金の活用は、家庭ゴミ有料化とセットでやらないとあまり効果がない。

 以上のようなことを私の「家庭用生ごみ処理機」3年半の販売経験を基に担当者と話しました。しかし、のれんに腕押しの感じで、役人特有の対応で、一度決まったことを変えるのはなかなか難しいようで、担当者と会話をした後、むなしさからどっと疲れが出ました。

 昨年は、耐震補強工事費用の助成金の件で担当課に問い合わせたところ、いろいろと厳しい条件がついていて、予算は僅か4件160万円しか組んでいないことが分かりました。耐震防災行政に対する批判が高まる中、豊島区としても一応耐震防災をやっているというポーズを示したかったようです。
 
 リエンジニアリングとは、これまでの業務のやり方をまずご破産にして、これまでのしがらみ、慣習を廃して、新しい業務方法を作ることです。一番重要な視点は、新しい施策が本当に住民の為に役に立っているかどうかです。
 その為には、お役所の中だけでは業務改革は絶対にできません。民間業者、有識者等の意見も取り入れながら、行政コストを大幅に削減できれば、国民は消費税の値上げにも理解を示すことでしょう。

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2007年12月10日 (月)

「マーキュリー通信」no.794【私の異見・ひと言申す-57「高速道路料金値下げは道路公団民営化に逆行するモノ」】

最近のガソリン価格の高騰の為、政府は高速道路料金の値下げの検討に入ったと報じPhoto られています。しかし、これはなんだか変です。道路公団は民営化したので、高速道路料金は民営化のコスト削減の努力の課程で値下げとして国民に還元されるべきです。政府のやるべき事は、ガソリン税の値下げです。

 小泉内閣の行政改革の失政の一つに道路公団の民営化が挙げられます。道路公団は民営化でなく、廃止するのが本筋です。先進国で未だ高速道路を有料化している国は珍しいのです。従って、高速道路料金は無料にするのが先進国の政府としてとるべき政策です。高速道路の維持費はナンバープレート課税でまかなえば済みます。建設費はガソリン税等道路関連諸税で賄えばよいのです。

 何故、道路公団を廃止しなかったかを、今回の防衛相守屋前事務次官の汚職事件で分かりました。守屋前事務次官の汚職問題は、氷山の一角です。もっと大きな犯罪は、天下りの構造を作っている政官財癒着のシステムです。ここにメスを入れない限り、いつもトカゲのしっぽきりで終わります。汚職は古くて新しい問題で一向に無くならないのは、天下りを廃止しないことも大きな要因です。

 道路公団を民営化して温存したのも、天下り先を確保する官僚の悪知恵です。民間も、大企業を定年退職すると関係会社に天下りします。民間が許されるのは、営利企業だからです。OBの受け入れ先である関連会社が赤字で倒産しそうなら整理統合の対象となります。
 一方、天下りが何故いけないかは民間人なら誰でも知っています。役人が天下れば、そこには持参金がつきます。そして、その見返りに商売がもらえ、機密情報も入手できるからです。こんなの常識です。もし、これが期待できないなら誰も働かない役人を受け入れません。そして、このような癒着構造がコスト増となって税金の無駄遣いとなります。
 この辺のけじめをきちんとつけない限り、国民は消費税の値上げには納得しません。

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2007年12月 9日 (日)

「マーキュリー通信」no.793【音響メディアの流行の移り変わりに驚く】

 本日、池袋のビックカメラに行った時のことです。iPod売り場はものすごい人だかりで一番混んでいました。一方、音響機器売り場は閑散としていました。ふと音響機器に目をやると、MDプレーヤーがありません。店員に聞くと、iPodに人気を奪われ、最近はMDプレーヤーはそっぽを向かれているそうです。却って、カセットテープの方がまだ人気があるそうです。
 私Hakusho0233は、20年以上前にパイオニアのステレオを40万円で購入してまだ使っています。LPとレーザーディスクが聞けます。2つとも時代の役割を終え、売り場の片隅に目立たないように置いてあります。レーザーディスクは、私の恩師一橋大学田内教授が名付け親だそうですが、CDに駆逐され非常に短命でした。
 音響メディアの流行り廃りのスピードの速さに驚かされます。逆に企業の立場から見れば、1つ戦略を誤れば、企業の存亡に関わる重大事となります。MDプレーヤーの売れ行き不振で、企業でも泣き笑いがあることと思います。

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2007年12月 8日 (土)

「マーキュリー通信」no.792【ワンポイントアップの仕事術-25「フォローアップ状況を報告する」】

Bob2  私の所には頻繁に営業紹介等の依頼が来ます。そして、私の知り合いの企業、取引先等に営業同行します。その後のフォローアップは、原則一緒に行った営業マンの仕事です。
 フォローアップ状況を報告してくれば、当然私なりのコメントなり適切なアドバイスができます。しかし、これを実践しない営業マンが実に多いのです。その多くは再訪問したり、フォローアップの電話すら入れていないケースも多々見受けられます。これでは何の為に紹介したのか分かりません。当然、その後の営業はうまくいかないケースが多いです。
 これを経営の立場でとらえるなら、時間とお金の無駄です。世の中、この種の営業マンが実に多いのです。しかし、逆に言えば、フォローアップをしっかりやることで、営業成果が1ポイント程度上がることは請け合います。そして、私とのコミュニケーションをしっかりとれば、次の営業紹介にも結びつき、更に成績が上がり、好循環となります。
<コーヒーブレイク>
 カナダに住んでいた頃、妻とスキーによく行きました。但し、妻と私の滑るスピードが全然違うので、よくはぐれます。休憩所で暫く休んだ後、そろそろ滑走再開と休憩所のドアを開けました。ドアの向こう側に倒れている女性がいました。よく見ると妻でした。妻は、休憩所の中に入ろうとしたところ、突然扉が開いて、扉に跳ね飛ばされ、転んでしまったそうです。余りにものタイミングの良さ(?)に私は思わず笑ってしまいました(*^^*)

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2007年12月 7日 (金)

「マーキュリー通信」no.791【ワンポイントアップの仕事術-24「相手のニーズに耳を傾ける」】

 営業マンの中には、顧客や相手のニーズを聴かずに、自分の説明したいことを一方的にしゃべりまくる人がよくいます。若い営業マンや、技術出身の経営者等にこの傾向が見受けられます。営業とは自分の話したいことを説明したり、自慢話をするのではなく、顧客ニーズをきちんと把握し、それに対し的確に応えることが最重要ポイントです。基本的には、そのことを理解している人は多いと思います。しかし、この基本的なことを営業現場で実践していない人Cjbob2を多く見かけます。徒に時間を費やし、成果の上がらない営業マンにはこの類の人が多いです。
 
 私の所には頻繁に営業紹介等の依頼が来ます。本日も、法人向け高密度磁束活性水装置(商品名BigPole)の紹介営業を依頼されたので説明を聴きました。
 
 しかし、説明する代理店のK氏(年齢は60歳前後)は、私のニーズを聴こうとしません。私は、本製品のユーザーであり、本製品の良さは十分知っているので、私の人脈に合えば営業先を紹介するつもりでいました。私の知りたいポイントは、ターゲット、費用対効果、サポート体制、紹介マージン等でした。

 K氏は、私の知りたいことに応えず、商品のすばらしさ、そして、自分がこれまで築いてきたノウハウのファイル等を自慢げに私に見せます。
 私が何度もしつこく聴いた結果、ターゲットはビルオーナー、マンションオーナー、レストラン他であることがやっと分かりました。このターゲットにアプローチするには、一工夫必要であり、私にとっての費用対効果が余り期待できないので辞退しました。又、何よりもK氏と組んでも、ツボをよく外しそうなおそれを抱いたので、これ以上深く関わるのは止めることにしました。
<コーヒーブレイク>
 カナダに住んでいた頃、妻とスキーによく行きました。但し、妻と私の滑るスピードが全然違うので、リフト乗り場で私は妻を待っています。
 当時(25年前)リフトはダブルチェアが主流でした。ダブルチェアに1人しか乗らない人は、相棒を捜します。その時、一人で滑っている人を見つけたら、"single!"と声をかけます。私にも、若い女性から"single!"と声をかけられました。しかし、私は残念そうに、"I'm sorry. I'm married"と応えると、周りは爆笑の渦に包まれました。英語のジョークでしたo(^▽^)/"

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2007年12月 6日 (木)

「マーキュリー通信」no.790【私のお薦めのTV番組「3年B組金八先生」】

 武田鉄矢主演の「3年B組金八先生」(TBS毎週木曜日9時)は毎回シリーズモノで30年近く続いている長寿番組ですが、今回初めて見たのですが、現代の学校が抱えている諸問題を実に的確に描写している名作といえます。
 いじめ、不登校、学校の隠蔽体質、事なかれ主義、世間体を気にする教師達等々人間模様と心理描写が素晴らしいです。毎回様々な切り口で問題や事件が起きるのですが、熱血教師金八先生が自分の信念とする教育理念に基づき、問題を解決していきます。
 今週は、父親が米国兵士との間に生まれた男子生徒モンドの父親との葛藤です。モンドは父親似の黒人です。しかし、モンドが生まれて直ぐに父親は帰国した為に、父親の顔を知りません。そして、英語が苦手です。そんなモンドの所に、父親から手紙が来ます。父親は、今度イラクに派兵され、死の危険にさらされるので、イラクに行く前にモンドに会いたいと言ってきました。モンドは父親と会うべきかどうか、貧しいながらも女手1つでモンドを育ててきた母親との間で苦悶します。さんざん悩んだ末に、母親の了解を得て父親と会う決意をします。しかし、モンドは英語が話せない。そこで、金八先生から英語教師に頼んでもらい、英会話の特訓をする。
 さて、父親はモンドと再会の瞬間、モンドを抱きしめます。強く、長い抱擁が続きます。息子モンドへの愛情と、お詫びと、様々な感情が交錯します。そこには会話など不要でした。実に素晴らしい心理描写でした。

 モンドが父親と再会できた裏には、金八先生の実に暖かい配慮や思いやりがありました。その辺の心理描写を実にうまく描いています。武田鉄矢のしゃべり方にも感心させられます。又、子役の演技も実に素晴らしいです。
 番組開始当初はクラスは荒れていてまとまりのないひどいクラスでした。しかし、金八先生の愛情、思いやりでクラスがだんだん1つにまとまっていきます。金八先生のような教師が多数いれば、いじめ、不登校も無くなるのでしょうね。

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「マーキュリー通信」no.789【私のコミュニケーション論-50「信頼残高を築く」】

Hakusho249  「信頼残高を築く」を本日はコミュニケーションの面で考えてみました。「信頼残高を築く」基本中の基本がコミュニケーションだと思います。コミュニケーションに関しては、非常に奥が深く、初心者レベルから相手への気遣い等も含めた上級者レベルまであります。今回は、ワンポイントアップの仕事術というタイトルなので、基本的なコミュニケーションについて話しますが、この基本的なコミュニケーションができていない人が意外と多いのには驚かされます。

 電話をかけて不在なら折り返しコールバックをお願いします。このコールバックができない人が結構います。e-メールも然りです。そのたびにこちらは手間暇がかかります。その内忘れたりしてしまうこともあります。内容は些細なモノから重要なことまで様々です。そして、こんな小さなコミュニケーションを怠ることで大きなミスに発展することがあります。又、これが余り頻繁にあるとお客様や取引先なら不信感や怒りに変わってきます。

 一方、コールバックの際に用件を伝えない人も多く、ただ単純に「電話を欲しい」だけ書いてあり、コールバックの繰り返しとなり、徒に時間を浪費することもあります。簡単な用件の場合、携帯なら留守録にその旨メッセージを入れておけばよいし、固定電話なら簡単な用件を一言伝えておくのも相手への配慮です。但し、携帯の留守録に不必要に長いメッセージを録音する人がたまにいます。時には長いメッセージを必要とすることもありますが、通常は迷惑のことの方が多いです。

 当社の社員にも、コミュニケーションが全然だめな者が結構いました。彼の携帯メールに指示をしても一向に連絡がありません。取引先からも連絡がない事への苦情が頻繁にありました。彼に、「何故きちんと連絡を取らないのか?」と聞くと、ただ「面倒くさい」の一言。そんな彼も歯は磨いているようです。電話のコールバックは、歯を磨くより簡単なのですが、やはりこれも習慣になっていないのです。コミュニケーションも習慣化するとどんどんよくなっていきます。そして、「信頼残高」は増加していきます。

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2007年12月 5日 (水)

「マーキュリー通信」no.788【ワンポイントアップの仕事術-23「信頼残高を築く」】

昨日は、「人生に勝利する方程式」として、私が人生で一番大事にしているモノの1つとして「信頼残高を築く」を説明しました。

 「信頼残高を築く」は、もちろん個々の仕事の面でも大変重要です。皆さん、普段仕事をしている時でも、信頼残高の多寡により仕事のはかどり方が異なることを身をもって体験されていることと思います。
 Bonenkai しかし、長年ビジネスをしていると信頼残高を壊している人を多数見かけます。信頼残高の見方に関しては、経営者・管理職から見る側面と、担当者からの側面、取引先等様々な側面があります。

 最近、私自身経営者・管理職から見た信頼残高を考える時に、担当者の性格、能力等も加味する必要があることを痛感しています。特にマーキュリー物産のような中小企業の場合、そのことを痛感しています。

 私自身三井物産という大企業出身者なので、新入社員の時と営業転出1年目を除き、基本的には全て仕事を任されてきました。
 私自身10カ所の異なる職場を経験しましたが、前任者からの引き継ぎは精々1週間です。前任者が去った後は、周りの者に聞くか、取引先に聞くかして商品知識、業界知識を走りながら体得していく感じです。そのうちだんだんと新たに水槽に入れられた金魚の如く、新しい水にも慣れてきて、取引先、上司等との信頼残高が増していきます。上司からの質問も、当然知っていることが前提で聞いてくるので、「知りません」とは言えないわけです。

 そのような企業風土で育ってきた私にとり、マーキュリー物産のような中小企業の場合、かなり違うことを痛感しています。三井物産の時のように、全面的に信頼して任せることができないことが分かりました。
 各担当者の能力は個々人によりまちまちです。私が質問してできない場合には、概ね「言い訳、自己弁護、自己主張等」をして、できない事の正当性を訴えようとします。この「言い訳、自己弁護、自己主張等」が出てきた時に、担当者の能力、性格等も加味しながら、どこまで任せて良いのかを判断する必要があります。この部分はマニュアルがないので、経営者、管理職としては高度の判断力が要求されます。

 一方、担当者の立場からするなら、いかにして業務知識を深化させ、生産性を向上して業績に結びつけるかを常日頃努力精進しながら自らを切磋琢磨していくかが「信頼残高を築く」ポイントです。「言い訳、自己弁護、自己主張等」は、決して上司との信頼残高アップにはなりません。
 この部分に気づくだけでも、1ポイントどころか2ポイント、3ポイントと仕事能力は向上していきます。「信頼残高」が高ければ高いほど、仕事をこなすスピードが速くなります。「信頼残高」が高ければ、上司に説明した時に、一言説明しただけで、上司より、「分かった、任せる」となり、業務処理時間が短縮されます。逆に、上司から信頼されていない人は、上司に対する説明時間も長くなり、各種資料の作成を求められたりし、社内処理の時間がかかります。
 このことは取引先にも当てはまります。業務処理ミスの多い人は、きちんと業務処理が成されたかの確認が必要で手間がかかります。しかし、信頼残高の高い人は、一言「よろしく」とお願いしただけで全て終わりです。この差は大きいです。

 このように仕事、ビジネスを、「信頼残高を築く」という切り口で見ると新たな見方ができ、判断力の養成にも役立ちます。

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2007年12月 4日 (火)

「マーキュリー通信」no.787【人生に勝利する方程式-22「信頼残高を築く」】

 7つの習慣の第4の習慣として"Win-Winを考える"の体験談をお話しました。実は、第3の習慣までは私的成功の分野です。
第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣 目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
そして、第4の習慣"Win-Winを考える"からは公的成功に入ります。その架け橋として、「信頼残高を築く」があります。これは7つの習慣には入りませんが、人生で勝利する為の重要な要素です。
 「信頼残高を築く」前提として、自立した人格が求められます。他人に影響を及ぼしていく時に、自らの内面を鍛える必要があります。これなくして他人への発信、影響力は出てきません。他人に影響を与えるということは、真に自立した人格を形成していくその過程といえます。「信頼残高を築く」には次の6つがあります。
1.相手を理解する
2.小さな事を大切にする
3.約束を守る
4.期待を明確にする
5.誠実さを示す
6.引き出してしまったら素直に謝る

 最近友人M氏とこんな出来事がありました。彼は、私にあるビジネスを紹介したのですが、それが欠陥ビジネスと分かり、私は大いに迷惑を受け、経済的損失も受けました。自分の過ちに気づかないM氏に対し、私は、e-メールでそっとM氏に「一言謝ったら?」と伝えたのですが、彼から「自分は良いビジネスを紹介したと今でも思っているので、迷惑をかけたつもりはない」という返事が来ました。
 もちろん私自身も、過去に友人知人にビジネスを紹介して迷惑をかけたことはあります。その場合、自ら反省し、迷惑をかけた人に自分の過ちを謝るようにしています。

 M氏は今回の私とのやりとりで、私に対する信頼残高の口座から全額引き出しをしてしまいました。そこで、素直に一言謝ればこれまでの関係から信頼残高は直ぐに回復したのに、M氏は一向に謝る気配はありません。

 私は、人生において「信頼関係」を最重要事項の1つと考える人間なので、私との信頼関係を壊したM氏とは暫く距離を置くことにしました。ただ、そのことをいつまでも根に持つ人間ではないので、M氏が自分のしたことを反省し、私に対し謝罪すれば信頼残高の口座を復活するつもりです。

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2007年12月 3日 (月)

「マーキュリー通信」no.786【私の好きなクリスマスソング】

クリスマスシーズンの楽しみに様々な歌手、楽団等のクリスマスソングを聞くことがありまXmas_kennyす。私の場合、仕事中は曲を中心に、プライベートの時間帯は歌手のクリスマスソングを楽しんでいます。

 私の一番好きなクリスマスソングは、Kenny Rogers の "When a child is born"です。キリストのご生誕を祝した歌で、Kennyのしわがれた声が抜群に素晴らしいです。
 次に、Anne Murray(アン・マレー)の"O Holy Night"です。Kennyの"O Holy Night"も素晴らしいのですが、私はアン・マレーの方が好きです。アXmas_anneンの透き通った落ち着きのある声を聞くと心が豊かになってきます。アン・マレーは、カナダの国民的人気歌手で、日本で言えば美空ひばりのような国民的スターです。

 その次に、Englebert Humperdinckの"God Rest Ye Merry Gentleman"です。25年前にラスベスガスのディナーショーで聞いた彼の声が未だに忘れられません。この曲は他では聞いたことがないのでXmas_engleburt Englebert Humperdinckのオリジナル曲なのでしょうか。

 その他John Lennonの"Happy Xmas",Paul McCartoneyの"Wonderful Christmas",Whamの"Last Christmas"等好きな曲は多数あります。
 変わり種では、Kenny Gの"miracles" は哀愁を帯びたトランペットが素晴らしいです。この曲は夜に聞くと素晴らしいです。
 ところで、あなたはどんなクリスマスソングが好きですか。他に推薦のクリスマスソングがあったら教えてください。

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「マーキュリー通信」no.785【ドラッカー365日の金言】

Meishishasin毎日座右の書として、「ドラッカー365日の金言」(ダイヤモンド社2800円)を読んでいます。本日の金言は、「日常のマネジメントが行われている既存の組織にいおいて起業家精神を発揮せよ」です。
私にとっては、10年毎に大きな節目が来るようです。今年から来年にかけ、これまで自分自身が培ってきた起業家精神を大いに発揮できそうな時機が到来しています。その意味で多少心がわくわくしている部分があり ます。

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2007年12月 2日 (日)

「マーキュリー通信」no.784【私のコミュニケーション論-50「縁は異なモノ味なモノ」 】

「hozhizaki.htm」をダウンロード  
最近1ヶ月間に7回のOB会があり、そのうち三井物産鉄鋼部門社友パーティ、三井物産機械部門社友パーティ、三井物産旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会、一橋大学卒業35周年記念同期会の4つに参加しました。
 
 縁には1つの大きな法則があります。「その人との出会う確率が低ければ低いほど親近感を増す」という法則です。
 人っ子一人いない砂漠で誰かにあった時、人種、宗教、言語等関係なく、その瞬間お互いに親近感を感じ、親しくなります。その人と会う確率は60億分の1程度の極めてゼロに近い確率だからです。
 この法則に従うと、一昨日行われた三井物産旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会は、三井物産機械部門社友パーティよりもより親密な会となり、より盛り上がったわけです。機械部門社友パーティでは、旧知の社友を探しながら談話していきますが、旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会では、ほぼ全員を知っており、同部立ち上げの頃に籍を同じにした仲間達だけに、より話が盛り上がりました。話の内容が濃いので、より充実した親睦会となりました。

 今回、調布中学の同窓会には参加しませんでした。これにも縁の法則が働いています。同期会なら過半数の旧友は知っており、その旧友を捜して話が弾むけれど、同窓会では知っている旧友は殆どいないので、会話が弾まないからです。
 但し、他の会合等で調布中学のOBと会った場合には、お互いに親近感を覚え、話が弾んできます。調布中学の同窓会で会う人は100%調布中学の卒業生であり、縁の法則から見て希少性が無いのに対し、他の会で調布中学のOBと出会う確率は極めて低いからです。 
 一方、別の縁の法則があります。その会合に参加したいと思うのは、そこで縁を持った人たちと会いたいと思うからです。これがなければその会合に参加しません。
 もう1つ参加しなかったOB会は、三井物産時代に出向した会社です。私自身それほど楽しい思い出はなく、一度だけそのOB会に参加しましたが、私と何か波長が合わず、それ以来不参加です。

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2007年12月 1日 (土)

「マーキュリー通信」no.783【結婚記念日に思う】

 本日は、我が家の28回目の結婚記念日です。我が家では、子供がいないので、2人のメモリアルな日を大事にしています。2人の誕生日、結婚記念日それにクリスマスと正月に0401013 は他の行事等はいれず、2人だけでお祝いをします。

 妻と私は性格も考え方も正反対です。私は雑草の如く逞しく生き、明るく自由奔放に生きてきた人間です。妻は箱入り娘でお嬢様育ちです。端から見ると、性格的に真逆の2人がよく一緒に長年暮らせたかと不思議がる人もいます。2人とも極めて純な性格で、その部分では一致しており、根っこの部分では繋がっているので、水面で咲かせる花がひまわりとスミレ草位の違いに端からは見えるのでしょう。

 一方で、この28年間私自身性格面で妻の影響をだいぶ受けてきました。雑草の如く強く逞しい性格の自分は、良きにつけ悪しきにつけ鈍感です。従って、弱い人の性格、心のひだの部分を見逃すことが多かったのですが、妻の繊細でナイーブな性格に長年接している内に、弱い人の気持ちも理解できるようになりました。これはリーダーの資質としては必要なことです。
 他にも妻から影響を受けた部分は多々ありますが、ここでは省略します。
 
 さて、最近は晩婚化、非婚化の時代となり、少子高齢社会に拍車をかけています。結婚のメリットデメリットが盛んに論じられています。それらの議論の中で一番重要な部分が抜け落ちています。
 つまり、「人生とは何か?」「何の為に人生を生きているのか?」という部分です。
 「人生とは、各個々人が持っているダイヤモンドの原石を光り輝かすその連続。自分自身の魂を磨き、最期棺桶にはいる時に、今回の人生を振り返り、ああ良い人生だったと心の底から思えること」と考えると結婚論も全然違ったとらえ方ができます。

 豊かな時代となり、苦労せずともそれなりに職にありつけ、それなりの生活を送ることができる時代となりました。結婚しなくても衣食住、そして性生活もアル程度満たせる時代となりました。
 「善意で舗装された道は地獄に通じ、茨の道の先には天国が待っている」という格言があります。
 特に苦労もせず、そのまま歳をとっていった時に、自分が高齢者になった時は、周りから相手にされず、寂しい老後となり、その時に自分の人生を後悔します。最後は悲惨な人生となります。

 一方、結婚生活で学ぶことはたくさんあります。家族を守ろうとする責任感、自立心、家族を労ろうとする優しさ、家族から学ぶことは他にも多々あります。自然と責任感が備わってくるので世間からの信用も増してきます。
 私自身人生60年近く生きてきて、女性とは男性と違う人種であることを実感しています。結婚しなくても理解できますが、結婚することでそれをより実感します。それだけでもものすごい学びです。

 人生とはうまくできています。夫婦はお互いに歳をとっていきます。だから釣り合いがとれているわけです。年取った男性が若い子に関心を持っても相手にされません。だから夫婦関係もうまくいっているわけです。もし、年齢差に関係なく、男女が恋をしていたら、世の中不倫が氾濫し、社会が混乱します。人間にも動物同様男女で関心を持ち、結ばれる時期が決まっているという法則が働いているから、社会の秩序が保たれているわけです。
 独身男女は、若い頃は商品価値があります。しかし、だんだん賞味期限切れしていきます。若さや外面だけで自らを売っていたらいずれ誰も関心を持たなくなります。しかし、内面的な部分を磨いていけばそれが外面的にも現れてきます。私の30代と比べ、まだ大人になれていない30代男女が多いように見受けられます。
 結婚とは、自分自身を心の面で磨いてくれる神からの素晴らしいプレゼントだと思うと結婚に対する見方も変わってきますよ。

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