「マーキュリー通信」no.784【私のコミュニケーション論-50「縁は異なモノ味なモノ」 】
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最近1ヶ月間に7回のOB会があり、そのうち三井物産鉄鋼部門社友パーティ、三井物産機械部門社友パーティ、三井物産旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会、一橋大学卒業35周年記念同期会の4つに参加しました。
縁には1つの大きな法則があります。「その人との出会う確率が低ければ低いほど親近感を増す」という法則です。
人っ子一人いない砂漠で誰かにあった時、人種、宗教、言語等関係なく、その瞬間お互いに親近感を感じ、親しくなります。その人と会う確率は60億分の1程度の極めてゼロに近い確率だからです。
この法則に従うと、一昨日行われた三井物産旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会は、三井物産機械部門社友パーティよりもより親密な会となり、より盛り上がったわけです。機械部門社友パーティでは、旧知の社友を探しながら談話していきますが、旧情報産業開発部&情報通信事業部合同懇親会では、ほぼ全員を知っており、同部立ち上げの頃に籍を同じにした仲間達だけに、より話が盛り上がりました。話の内容が濃いので、より充実した親睦会となりました。
今回、調布中学の同窓会には参加しませんでした。これにも縁の法則が働いています。同期会なら過半数の旧友は知っており、その旧友を捜して話が弾むけれど、同窓会では知っている旧友は殆どいないので、会話が弾まないからです。
但し、他の会合等で調布中学のOBと会った場合には、お互いに親近感を覚え、話が弾んできます。調布中学の同窓会で会う人は100%調布中学の卒業生であり、縁の法則から見て希少性が無いのに対し、他の会で調布中学のOBと出会う確率は極めて低いからです。
一方、別の縁の法則があります。その会合に参加したいと思うのは、そこで縁を持った人たちと会いたいと思うからです。これがなければその会合に参加しません。
もう1つ参加しなかったOB会は、三井物産時代に出向した会社です。私自身それほど楽しい思い出はなく、一度だけそのOB会に参加しましたが、私と何か波長が合わず、それ以来不参加です。
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