「マーキュリー通信」no.815【私の読書法】
私は毎年年間100冊読破を目標に本を読んでいます。ジャンルは、友人知人の出版物、お勧め本も含め多岐に亘ります。今年も目標を達成しましたが、今年から新たに精読する必要のある書物は読書ノートをつけることにしました。本の読み方は多読と精読の両方を採用しています。
書物は、著者の経験、経歴、人生観等によって書かれており、私とは全く別の世界の事を書物を読めば知ることができるので、大変参考になります。自己啓発、自分の物の見方考え方のステップアップ等に役立ちます。又、良い書物は何度も繰り返して読みます。
今年再読した書物の中では、大前研一著「ザ・プロフェッショナル」(ダイヤモンド社刊)とピーター・ドラッカー著「プロフェッショナルの条件」(ダイヤモンド社刊)から大きな学びを得ました。
大前研一氏はビジネスプロフェッショナルとは、「己の技量を一生涯かけて磨き続ける覚悟ができている人であり、それを愉しめる人」と定義しています。
ピーター・ドラッカーは、「自らを成果を上げる存在にできるのは自らだけであり、それに気づくことである。自らが果たすべき責任は、自らの最高のモノを引き出す事である。」そして、「成功の鍵は責任であり、責任ある存在になるということは、自らの総力を発揮する決心をすることである」。これがプロフェッショナルの条件であると力説しています。
今年も良書から栄養分をたくさん吸収することができ、私の成長の糧となりました。良書との出会いは、本当に人生を豊かにすることを今年も感じた次第です。
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