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2007年12月30日 (日)

「マーキュリー通信」no.821【私の異見・ひと言申す-66「自転車事故急増は警察のお役所主義も原因」】

 本日の新聞で、今年の都内の自転車による事故死が、昨年比2割増の50件に急増したと報道されていました。被害者の多くが高齢者だそうです。

 警視庁交通部は、「自転車は車道通行が原則」と未だ自動車が少ない時代の交通ルールを主張しているのには、びっくりすると同時に余りにもの時代錯誤感覚に呆れまP1010005す。
 もし、自転車は車道を走るように強制的に指導を開始したら、交通の渋滞を引き起こし、自動車との接触事故が多発することは容易に想像できます。
 警視庁は、交通ルールは自転車にも適用されると思っているようです。しかし、自転車に乗っている人は殆ど交通ルールを知らないことを前提に交通政策を考えるべきです。
 一番の解決策は、自転車専用道路を作ることです。しかし、土地の狭い日本、特に東京ではなかなか難しいことです。

 その為、2つのキャンペーン活動をTV CMやポスター等でPRしたらどうでしょうか。
 1つは、事故を起こした人間に対しては、加害者として厳しく罰せられること。重大事故の場合には、刑務所入りになることを徹底させること。
 もう1つは、近い場所ならなるべく自転車に乗らずに歩くことを推奨することです。私の住むマンションは、池袋駅まで徒歩12分、大塚駅まで10分の場所です。僅かこれだけの距離を行くのに自転車に乗っているマンション住民は多数います。人間の心理として、一旦自転車に乗り、その手軽さを覚えてしまうと、その利便性を優先し、楽をする方向にいきます。私の場合、健康の為、池袋、大塚界隈をなるべく歩くようにしています。1時間前後は歩きますが、健康の為と思うと苦になりません。
 自転車は、長距離を走るなら健康によいけれど、短距離ならウォーキングの方が健康に勝ります。警視庁はこれをもっとPRすべきです。

 警視庁は、自転車の交通事故を減らす為には、もっと運転者の実態をふまえた上での諸施策を講じるべきと考えます。

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