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2008年2月24日 (日)

boblog「マーキュリー通信」no.882【中小・ベンチャー企業経営者の為の経営のヒント-2「社員に苦手なことはやらせない」】

 人間は、自分の苦手なものはできるだけ先送りしようという本能が働きます。経営者はそこを理解しないと、取引先との信頼関係にも影響してきます。

 私の所には、中小・ベンチャー企業経営者から頻繁に販路開拓の依頼が来ます。当然、覚書が必要となってきます。しかし、この覚書の作成を社員に任せた場合、これまでさっと出てきた企業は1社もありません。

 中小・ベンチャー企業の社員は覚書の作成には慣れていません。だからどうしても後回しにしがちです。

 現在も4社との覚書が必要となっていますが、何れもこちらから何度プッシュしても出てきません。時間が経つと、「あの時ああ言ったとか、言わなかった」とかのトラブルの元になるので、覚書は記憶が鮮明な内に早めに作成しておいた方が良いのです。現在覚書の必要な4社の内1社は、取引開始後3ヶ月経っても覚書の原稿が出てこないので、業を煮やした私は、自分から作成すると申し出ました。私が作成したら、僅か1時間もかかりませんでした。そして、覚書の正式締結となりました。

 社員の負担を取り除く為には、当然覚書の雛形を作っておけばよいのですが、中小・ベンチャー企業の場合、その雛形さえない企業が多いのです。
 従って、今後は基本的には私の方から覚書を作成するように提案することにしました。

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