「マーキュリー通信」no.858【老いるショック】
30日のワールドビジネスサテライトで、今から50年ほど前に大量に橋が造られ、現在老朽化が進み、ある日突然橋が壊れるという事故が起き始めたことを報道していました。
橋の寿命は60年だそうですが、一旦架けられた橋は補修することもなく、現在に至る物も多く、地元の住民は不安に駆られているようです。丁度橋の団塊の世代問題となり、今後兆単位の掛け替えの工事費が発生するそうです。まさに橋が老いるショックを今後地元住民を襲うことになりそうです。
さて、一方で我々団塊の世代は、親がある日突然認知症、寝たきりとなり、老いるショックに遭遇する同世代の仲間をあちこちで聞きます。
我々の親の世代は、人生80歳代まで生きることなど全く考えずに生きてきた世代です。人生80年代を想定して人生設計をしてこなかったツケが顕著に現れ始めました。まさに、前述の橋の老いるショックと同じです。
翻って、我々団塊の世代は、好むと好まざるとに関わらず人生100年時代に遭遇します。従って、今から人生100年時代を想定した人生設計をしておかないと、親の世代と同様いざ自分が老いてきた時に老いるショックを味わうことになりそうです。従って、今からいかにして人生100年時代を生きるかの設計を立てることが必須になってきます。
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