「マーキュリー通信」no.880【私のコミュニケーション論-63「足し算の法則とかけ算の法則」】
最近、コミュニケーションには「足し算の法則とかけ算の法則」があることに気づきました。そして、この法則をうまく使い分けるとコミュニケーションがスムーズに行くようです。
まず「足し算の法則」とは何か?
これは日本式調和の原理です。つまり、いろいろな意見が出された時に、意見調整しながら、お互いの妥協点を見つけていくやり方です。プラス思考の人とマイナス思考の人の考え方をうまく調整する場合や、賛否両論が出ている場合に、この「足し算の法則」が使えます。
一方、「かけ算の法則」とは何でしょうか?
プラス思考同志の場合には相乗効果を生みます。(+3)x(+3)=+9となり、足し算の場合の+6より大きな効果となります。これが相乗効果で、自分だけのアイデアだけでなく、良いアイデアがどんどんでてきます。
しかし、プラス思考の人とマイナス思考の人がお互いに意見を戦わせたらどうなるか?(+3)x(-3)=-9となり、意見が噛み合わないまま、お互いに嫌な気分となり、その場を離れます。反対意見の場合も同様です。
もし、会話の中で意見が噛み合わないと思ったら、意見を戦わせるのではなく、どのような部分で妥協点が見いだせるのかを探りながら会話を続けるとうまくいきます。この「足し算の法則とかけ算の法則」をうまく使い分けながら、コミュニケーションをとると、コミュニケーションがスムーズにいくようになります。あなたもこの法則を意識しながらやってみたらいかがですか?
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.879【私の異見・ひと言申す-75「行きすぎた規制強化は国民生活にマイナス」】 | トップページ | boblog「マーキュリー通信」no.881【インターネット・ビジネス研修に学ぶ】 »
コメント